JPS61177964A - 鰻の骨粉製造方法 - Google Patents
鰻の骨粉製造方法Info
- Publication number
- JPS61177964A JPS61177964A JP60018982A JP1898285A JPS61177964A JP S61177964 A JPS61177964 A JP S61177964A JP 60018982 A JP60018982 A JP 60018982A JP 1898285 A JP1898285 A JP 1898285A JP S61177964 A JPS61177964 A JP S61177964A
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- JP
- Japan
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- bones
- meat
- eel
- flesh
- aqueous solution
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- Pending
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、加工食品を製造する際に混入される鰻の骨
粉製造方法に関する。
粉製造方法に関する。
[従来技術]
鰻の用途としては、従来一般にかぼやきが知られている
が、このかばやき用の肉が採取された鰻の骨は廃棄され
ていた。本出願人は従来は廃棄されていた骨を使用して
カルシウム分を多く含有したせんべい等の加工食品を開
発するに至った。
が、このかばやき用の肉が採取された鰻の骨は廃棄され
ていた。本出願人は従来は廃棄されていた骨を使用して
カルシウム分を多く含有したせんべい等の加工食品を開
発するに至った。
そして主要な肉が採取された骨には若干の肉が付着して
いるのが一般であり、純粋な骨粉を得るにはこれらの骨
から肉を予め除去する必要を有していた。従来、骨に付
着した肉を除去するには、肉を自然醗酵させることによ
り骨から該肉を分離除去していた。
いるのが一般であり、純粋な骨粉を得るにはこれらの骨
から肉を予め除去する必要を有していた。従来、骨に付
着した肉を除去するには、肉を自然醗酵させることによ
り骨から該肉を分離除去していた。
[発明が解決しようとする問題点1
然し乍、上記方法にあっては、骨に付着した肉を分解除
去するのに多くのvtmがかかるとともに分解に際して
は温度及び湿度等の要因に大きく影Wされ易く、大量の
骨粉を安定的に得ることが困難であった。このため、生
産性が極めて悪かった。
去するのに多くのvtmがかかるとともに分解に際して
は温度及び湿度等の要因に大きく影Wされ易く、大量の
骨粉を安定的に得ることが困難であった。このため、生
産性が極めて悪かった。
E問題点を解決するための手段]
本発明の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、簡易な手
段により大量の骨粉を安定的に得ることが可能な鰻の骨
粉製造方法を提供することにある。
段により大量の骨粉を安定的に得ることが可能な鰻の骨
粉製造方法を提供することにある。
このため本発明は、主要の肉が採取された鰻の骨を沸騰
処理することにより骸骨に付着した肉から脂肪分を分離
除去するとともに肉たんぱく質を変性硬化させる工程と
、前記工程による水溶液を所要の温度に冷却した後、該
水溶液中に加水分解系酵素を添加して該状態を所要の時
間のあいだ保持して前記骨に付着した肉たんぱく質をW
I酵させて分解する工程と1.F記工程により得られた
骨を乾燥処理する工程と、前記工程により乾燥された骨
を所要に粒度に粉砕する工程とにより鰻の骨粉製造方法
を構成している。
処理することにより骸骨に付着した肉から脂肪分を分離
除去するとともに肉たんぱく質を変性硬化させる工程と
、前記工程による水溶液を所要の温度に冷却した後、該
水溶液中に加水分解系酵素を添加して該状態を所要の時
間のあいだ保持して前記骨に付着した肉たんぱく質をW
I酵させて分解する工程と1.F記工程により得られた
骨を乾燥処理する工程と、前記工程により乾燥された骨
を所要に粒度に粉砕する工程とにより鰻の骨粉製造方法
を構成している。
[発明の作用]
本発明によれば、主要な肉が゛採取された鰻の肉を熱湯
中において沸騰処理することにより骸骨に付着した肉か
ら含有脂肪分を分離除去するとともに肉たんぱく質を変
性硬化させる。次にこの水溶液を所要の温度に冷却した
後に、該水溶液中に加水分解系の酵素を添加して肉たん
ぱく質を醗酵させることにより骨から肉たんぱく質を分
解除去させる。次に、前記水溶液から取出した骨を乾燥
処理して含有水分を除去した後に、骸骨を所要の粒度に
粉砕処理して加工食品に添加される骨粉を形成する。こ
のように、骨に付着した肉たんぱく質を酵素により分解
除去することにより、自然amにより肉たんぱく質を分
解除去する従来の方法に比べ、肉たんぱく質の分解処理
時間を短縮し得るとともに外因に影響されずに骨粉を安
定的かつ効率的に供給することが可能である。
中において沸騰処理することにより骸骨に付着した肉か
ら含有脂肪分を分離除去するとともに肉たんぱく質を変
性硬化させる。次にこの水溶液を所要の温度に冷却した
後に、該水溶液中に加水分解系の酵素を添加して肉たん
ぱく質を醗酵させることにより骨から肉たんぱく質を分
解除去させる。次に、前記水溶液から取出した骨を乾燥
処理して含有水分を除去した後に、骸骨を所要の粒度に
粉砕処理して加工食品に添加される骨粉を形成する。こ
のように、骨に付着した肉たんぱく質を酵素により分解
除去することにより、自然amにより肉たんぱく質を分
解除去する従来の方法に比べ、肉たんぱく質の分解処理
時間を短縮し得るとともに外因に影響されずに骨粉を安
定的かつ効率的に供給することが可能である。
[実施例]
以下、本発明の一実施例に従って実施例方法を説明する
。
。
本発明の方法を実施するための工程図を示す第1図にお
いて、先ず、主要な肉が採取された鰻の骨は、沸騰した
熱湯中において沸騰処理される。
いて、先ず、主要な肉が採取された鰻の骨は、沸騰した
熱湯中において沸騰処理される。
この沸騰処理の具体例としては、骨を約300に付き本
釣800m1を使用し、骸骨を約15分間沸騰処理する
。この沸騰処理により前記骨に付着した肉から含有され
た脂肪分が分離除去され、その肉たんぱく質のみが変性
硬化した状態となる。
釣800m1を使用し、骸骨を約15分間沸騰処理する
。この沸騰処理により前記骨に付着した肉から含有され
た脂肪分が分離除去され、その肉たんぱく質のみが変性
硬化した状態となる。
次に上記肉たんぱく質のみが付着した骨の水溶液を約3
0℃に冷却した後に、該水溶液中に加水分解系の酵素を
添加して前記骨に付着した肉たんぱく質を分解処理させ
る。この分解処理に使用す野製薬株式会社製)を使用し
、その添加量は上記水溶液量の約0.03%としている
。尚、本発明へ にあっては、上記「プロテアーゼ」以外の加水分△ 解系の酵素であれば実施可能であり、その添加量は使用
される酵素に応じて適宜設定される。
0℃に冷却した後に、該水溶液中に加水分解系の酵素を
添加して前記骨に付着した肉たんぱく質を分解処理させ
る。この分解処理に使用す野製薬株式会社製)を使用し
、その添加量は上記水溶液量の約0.03%としている
。尚、本発明へ にあっては、上記「プロテアーゼ」以外の加水分△ 解系の酵素であれば実施可能であり、その添加量は使用
される酵素に応じて適宜設定される。
そして上記のように酵素が添加された水溶液を約30℃
で約10〜18時間保持する。これにより前記骨に付着
した肉たんぱく質は、前記酵素によるa1酵作用により
分解処理され、肉たんぱく質が剥離された骨のみを得る
ことが出来る。
で約10〜18時間保持する。これにより前記骨に付着
した肉たんぱく質は、前記酵素によるa1酵作用により
分解処理され、肉たんぱく質が剥離された骨のみを得る
ことが出来る。
次に上記のように肉たんぱく賀が除去された骨を水洗処
理した後、骸骨を約100℃の熱風で乾燥処理し、その
含有水分を除去させる。
理した後、骸骨を約100℃の熱風で乾燥処理し、その
含有水分を除去させる。
次に上記のように乾燥処理された骨を公知のグラインド
装置により所要の粒度に粉砕処理して骨粉を形成する。
装置により所要の粒度に粉砕処理して骨粉を形成する。
これにより上記した肉付きの骨(約309)から約39
の骨粉を得ることができる。
の骨粉を得ることができる。
次に、上記骨粉を添加した加工食品例を説明する。 所
要の量からなるでんぷん、骨粉、海老すりみ、調味料、
油分等を混練した後、この生地を焼き上げて骨粉入りせ
んべいを得た。そして例えば、でんぷんを1000Q1
骨粉を1000とした場合に、上記せんべい100Q中
の含有カルシウム量は2064 mQであった。
要の量からなるでんぷん、骨粉、海老すりみ、調味料、
油分等を混練した後、この生地を焼き上げて骨粉入りせ
んべいを得た。そして例えば、でんぷんを1000Q1
骨粉を1000とした場合に、上記せんべい100Q中
の含有カルシウム量は2064 mQであった。
このように本実施例は、骨に付着した肉を8II!!!
処理することにより脂肪分を分離除去して肉たんぱく質
のみが付着した骨を得、この肉たんぱく質を添加された
酵素による醗酵作用により分解処理し、骨から肉たんぱ
く質を除去することができる。
処理することにより脂肪分を分離除去して肉たんぱく質
のみが付着した骨を得、この肉たんぱく質を添加された
酵素による醗酵作用により分解処理し、骨から肉たんぱ
く質を除去することができる。
このように肉たんぱく!1の分解に酵素を使用すること
により肉たんぱく質の分解処理時間を短縮し得るととも
に外因に影響されずに肉たんぱく質を分解し、骨粉を安
定的かつ大量に得ることができる。
により肉たんぱく質の分解処理時間を短縮し得るととも
に外因に影響されずに肉たんぱく質を分解し、骨粉を安
定的かつ大量に得ることができる。
尚、上記説明において、酵素を添加する際の水溶液温度
を約30℃としたが該温度は添加される酵素の種類に応
じて適宜設定されるものであるとともに、また酵素の添
加伍は酵素の加水分解能力に応じて適宜設定されるもの
である。従って本実施例に記載された数値は、本発明の
頁旨を何ら限定するものではない。
を約30℃としたが該温度は添加される酵素の種類に応
じて適宜設定されるものであるとともに、また酵素の添
加伍は酵素の加水分解能力に応じて適宜設定されるもの
である。従って本実施例に記載された数値は、本発明の
頁旨を何ら限定するものではない。
[発明の効果]
このように本発明は、簡易な手段により大量の骨粉を安
定的に得ることが可能な鰻の骨粉製造方法を提供するこ
とが可能である。
定的に得ることが可能な鰻の骨粉製造方法を提供するこ
とが可能である。
Claims (1)
- (1)、主要の肉が採取された鰻の骨を沸騰処理するこ
とにより該骨に付着した肉から脂肪分を分離除去すると
ともに肉たんぱく質を変性硬化させる工程と、 前記工程による水溶液を所要の温度に冷却した後、該水
溶液中に加水分解系酵素を添加して該状態を所要の時間
のあいだ保持して前記骨に付着した肉たんぱく質を醗酵
させて分解する工程と、上記工程により得られた骨を乾
燥処理する工程と、 前記工程により乾燥された骨を所要に粒度に粉砕する工
程と、 からなることを特徴とする鰻の骨粉製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018982A JPS61177964A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 鰻の骨粉製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018982A JPS61177964A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 鰻の骨粉製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177964A true JPS61177964A (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=11986805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60018982A Pending JPS61177964A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 鰻の骨粉製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61177964A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0965854A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-11 | Life Service Kk | 鹿素材を含有する健康食品及びその製造方法並びに鹿素材の製造方法 |
CN107751815A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-03-06 | 天津天狮生物发展有限公司 | 一种酶解骨钙粉的生产方法 |
CN108220343A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-29 | 山西农业大学 | 一种提高羊骨粉酶解液中钙转化率和抗氧化性能的发酵方法 |
-
1985
- 1985-02-02 JP JP60018982A patent/JPS61177964A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0965854A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-11 | Life Service Kk | 鹿素材を含有する健康食品及びその製造方法並びに鹿素材の製造方法 |
CN107751815A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-03-06 | 天津天狮生物发展有限公司 | 一种酶解骨钙粉的生产方法 |
CN108220343A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-29 | 山西农业大学 | 一种提高羊骨粉酶解液中钙转化率和抗氧化性能的发酵方法 |
CN108220343B (zh) * | 2017-12-15 | 2021-08-27 | 山西农业大学 | 一种提高羊骨粉酶解液中钙转化率和抗氧化性能的发酵方法 |
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