JPS61169690A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JPS61169690A JPS61169690A JP1158485A JP1158485A JPS61169690A JP S61169690 A JPS61169690 A JP S61169690A JP 1158485 A JP1158485 A JP 1158485A JP 1158485 A JP1158485 A JP 1158485A JP S61169690 A JPS61169690 A JP S61169690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- compressor
- vanes
- vane
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車用字ｉｌｌ装置の冷媒圧縮機に関するも
のである。
のである。
従来の技術
従来、圧ｍ機の構成材料として、シリンダには鋳鉄を用
い、これに摺接するベーンには高硅素アルミニウム合金
が用いられていた。これらの材料の選択基準について述
べると、シリンダは強度を必要とし且つ複雑な形状をし
ているため成形の自由度の大なる鋳鉄材で加工され、ベ
ーンは円筒状シリンダの内壁を摺動するに必要な耐摩耗
性と軽量化の点より高硅素アルミニウム合金が使用され
ている。
い、これに摺接するベーンには高硅素アルミニウム合金
が用いられていた。これらの材料の選択基準について述
べると、シリンダは強度を必要とし且つ複雑な形状をし
ているため成形の自由度の大なる鋳鉄材で加工され、ベ
ーンは円筒状シリンダの内壁を摺動するに必要な耐摩耗
性と軽量化の点より高硅素アルミニウム合金が使用され
ている。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような材料構成のもとでは、圧縮機が高速
運転により圧縮機の内部潟廓が１５０℃を越える状態に
なると、鋳鉄材で加工されたシリン ′ダとアルミ
ニウム合金で加工されたベーンの熱膨張差に起因してベ
ーンの自転摺動が不可能になる。
運転により圧縮機の内部潟廓が１５０℃を越える状態に
なると、鋳鉄材で加工されたシリン ′ダとアルミ
ニウム合金で加工されたベーンの熱膨張差に起因してベ
ーンの自転摺動が不可能になる。
つまりアルミニウム合金の熱膨張率が鋳鉄より大なるた
め焼付を生じるのである。このため現実的な解決手段と
してアルミニウム合金のベーンの寸法を予め小さく加工
しておき、圧縮機が高温になっても焼付が生じないよう
にしている。しかし、このように、シリンダとベーンの
間に、当初から初期設定すきまを大きくとることは圧縮
機効率の点から問題があった。
め焼付を生じるのである。このため現実的な解決手段と
してアルミニウム合金のベーンの寸法を予め小さく加工
しておき、圧縮機が高温になっても焼付が生じないよう
にしている。しかし、このように、シリンダとベーンの
間に、当初から初期設定すきまを大きくとることは圧縮
機効率の点から問題があった。
そこで、本発明は圧縮機が高温になってもベーンの焼付
が生じることがなく、圧縮効率の高い圧縮機を提供する
ことを目的とする。
が生じることがなく、圧縮効率の高い圧縮機を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題を解決するため、本発明の圧縮機は、円筒状シ
リンダと、前記シリン、ダ内に回転可能に支持されるロ
ータと、前記ロータに形成した複数のベーン溝に係合す
るベーンから構成される圧縮機であって、前記シリンダ
の円筒内壁部と前記ベーンとをセラミック材で形成した
ものである。
リンダと、前記シリン、ダ内に回転可能に支持されるロ
ータと、前記ロータに形成した複数のベーン溝に係合す
るベーンから構成される圧縮機であって、前記シリンダ
の円筒内壁部と前記ベーンとをセラミック材で形成した
ものである。
作用
上記構成において、円筒状シリンダの円筒内壁部とベー
ンは耐摩耗性の高いセラミック材料で形成されているの
で、圧縮機が高温になっても両者が均等に膨張し、焼付
きを生じないことはもちろんのこと、シリンダとベーン
の初期設定すきまを僅少にできるので、効率の高い圧縮
機が実現できる。
ンは耐摩耗性の高いセラミック材料で形成されているの
で、圧縮機が高温になっても両者が均等に膨張し、焼付
きを生じないことはもちろんのこと、シリンダとベーン
の初期設定すきまを僅少にできるので、効率の高い圧縮
機が実現できる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第１図と第２図に基づいて説
明する。
明する。
第１図は圧縮機の横断面図、第２図は縦断面図である。
図面において、１は円筒状シリンダ、２゜２は円筒状シ
リンダ１の両端面に固定した側板で、シリンダ１の内周
面３にはセラミックリング４が挿入固定されており、該
セラミ・ンクリング４の円筒状内面４ａと側板２．２と
によって密閉状の円筒空間が形成されている。５はシリ
ンダ１に内装されたロータで、該ロータ５の回転軸６は
、シリンダ１の円筒空間の中心Ａから偏心した位置で側
板２．２に支持されており、ロータの外周囲５ａとセラ
ミックリングの内面４ａとによって羽根室Ｚが形成され
る。７，８はロータ５の外周囲５ａに形成したベーン溝
で、該溝７．８にセラミック材からなるベーン７ａ、８
ａが係合支持されており、各ベーン７ａ、３ａは、ロー
タ５の回転に伴ない遠心力によって飛び出し、イの先端
がシリンダ１のセラミックリング４の内面４ａに接触し
つつ圧縮機のガスの吸入、圧縮…出を繰り返す。９は吸
入孔、１０は吐出孔である。
リンダ１の両端面に固定した側板で、シリンダ１の内周
面３にはセラミックリング４が挿入固定されており、該
セラミ・ンクリング４の円筒状内面４ａと側板２．２と
によって密閉状の円筒空間が形成されている。５はシリ
ンダ１に内装されたロータで、該ロータ５の回転軸６は
、シリンダ１の円筒空間の中心Ａから偏心した位置で側
板２．２に支持されており、ロータの外周囲５ａとセラ
ミックリングの内面４ａとによって羽根室Ｚが形成され
る。７，８はロータ５の外周囲５ａに形成したベーン溝
で、該溝７．８にセラミック材からなるベーン７ａ、８
ａが係合支持されており、各ベーン７ａ、３ａは、ロー
タ５の回転に伴ない遠心力によって飛び出し、イの先端
がシリンダ１のセラミックリング４の内面４ａに接触し
つつ圧縮機のガスの吸入、圧縮…出を繰り返す。９は吸
入孔、１０は吐出孔である。
すなわち、セラミックリング４とベーン７ａ。
８ａは同じセラミック材料であるため、圧縮機が高温に
なっても同じ吊だけ熱膨張することになり、従来のアル
ミニウム合金製ベーンのように熱膨張が大きいことに起
因する焼付けは生じることはない。又１両者は同じ膨張
量であるからシリンダ１とベーン７ａ、８ａの初期設定
すきまを小さくでき、効率が向上する。さらに、近年、
自動車エンジンの高性能化に伴ない圧縮機の高速耐久性
が求められているが、ロータ５の回転に伴ない、常に接
触するベーン７ａ、３ａとシリンダ１の内周面３との間
にセラミックリング４を配し、両者をセラミックで構成
することにより高速化に耐え得るものである。セラミッ
クリング４とベーン７ａ。
なっても同じ吊だけ熱膨張することになり、従来のアル
ミニウム合金製ベーンのように熱膨張が大きいことに起
因する焼付けは生じることはない。又１両者は同じ膨張
量であるからシリンダ１とベーン７ａ、８ａの初期設定
すきまを小さくでき、効率が向上する。さらに、近年、
自動車エンジンの高性能化に伴ない圧縮機の高速耐久性
が求められているが、ロータ５の回転に伴ない、常に接
触するベーン７ａ、３ａとシリンダ１の内周面３との間
にセラミックリング４を配し、両者をセラミックで構成
することにより高速化に耐え得るものである。セラミッ
クリング４とベーン７ａ。
８ａは必ずしも同一材質のセラミックでなくてもよいが
、熱膨張係数の近似なることが望ましい。
、熱膨張係数の近似なることが望ましい。
本実施例においては、シリンダ１へのセラミックリング
４の挿入は、予めシリンダ１とセラミックリング４とを
別々に加工しておぎ、セラミックリング４を圧入するも
のとした。尚、この方法によらず、予め加工したセラミ
ックリング４に鋳鉄又はアルミニウム合金を、鋳ぐるみ
によってシリンダ１と一体化してもよい。又、予め加工
したシリンダ１の内周面３に溶射等によセラミックコー
ティング層として形成してもよい。
４の挿入は、予めシリンダ１とセラミックリング４とを
別々に加工しておぎ、セラミックリング４を圧入するも
のとした。尚、この方法によらず、予め加工したセラミ
ックリング４に鋳鉄又はアルミニウム合金を、鋳ぐるみ
によってシリンダ１と一体化してもよい。又、予め加工
したシリンダ１の内周面３に溶射等によセラミックコー
ティング層として形成してもよい。
上記′の方法によって得た圧縮機は、従来構成のものに
比して体積効率が８０％から８５％に向上し、８０００
〜８５００回転の高速化にも耐えることを確認した。
比して体積効率が８０％から８５％に向上し、８０００
〜８５００回転の高速化にも耐えることを確認した。
発明の効果
以上のように、本発明はシリンダの円筒内壁部とベーン
とをセラミック材料で形成することにより、シリンダと
ベーンの初期設定すきまを小さくでき、このことにより
圧縮機の効率の向上と高速耐久性が図れるものである。
とをセラミック材料で形成することにより、シリンダと
ベーンの初期設定すきまを小さくでき、このことにより
圧縮機の効率の向上と高速耐久性が図れるものである。
第１図および第２図は本発明の一実施例を示し、第１図
は横断面図、第２図は縦断面図である。
は横断面図、第２図は縦断面図である。
Claims (1)
- １．円筒状シリンダと、前記シリンダ内に回転可能に支
持されるロータと、前記ロータに形成した複数のベーン
溝に係合するベーンから構成される圧縮機であって、前
記シリンダの円筒内壁部と前記ベーンとをセラミック材
で形成した圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158485A JPS61169690A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158485A JPS61169690A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61169690A true JPS61169690A (ja) | 1986-07-31 |
Family
ID=11781951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1158485A Pending JPS61169690A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61169690A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63183301U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-25 | ||
| KR101056663B1 (ko) * | 2008-12-31 | 2011-08-16 | 윤명관 | 베인식 유체기계 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP1158485A patent/JPS61169690A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63183301U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-25 | ||
| KR101056663B1 (ko) * | 2008-12-31 | 2011-08-16 | 윤명관 | 베인식 유체기계 |
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