JPS61163514A - 導電性線状体 - Google Patents

導電性線状体

Info

Publication number
JPS61163514A
JPS61163514A JP469885A JP469885A JPS61163514A JP S61163514 A JPS61163514 A JP S61163514A JP 469885 A JP469885 A JP 469885A JP 469885 A JP469885 A JP 469885A JP S61163514 A JPS61163514 A JP S61163514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
wire
conductive layer
cloth
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP469885A
Other languages
English (en)
Inventor
勝英 真部
鈴木 定夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP469885A priority Critical patent/JPS61163514A/ja
Publication of JPS61163514A publication Critical patent/JPS61163514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は電磁シールド電線、電圧信号又は微小電流を
伝達する導電線等の導電性線状体に関するものである。
(従来の技術) テレビ、ビデオ、無線通信機、FMチューナ、ステレオ
アンプ、コンピュータ、ワードプロセッサ等の各種電気
製品においては、電磁的結合やノイズの混入を防止する
ために、芯線の周囲に電磁シールド体が覆われてなるW
i電磁シールド電線多(使用されている。この電磁シー
ルド体は導電性を備える必要があるため、従来は銅箔が
巻かれてなるシールド体や、銅線が網状に編み組まれて
なるシールド体が使用されていた。
例えば、第6図に示す単一芯線タイプの同軸シールド電
線は銅製の芯線51と、その芯線51を覆うポリ塩化ビ
ニル樹脂(PVC)製の絶縁被覆52と、その絶縁被覆
52を覆う上記銅箔又は銅網製のシールド体53と、そ
のシールド体53を覆うPVC製の保護被覆54とによ
り構成されていた。
また、第7図に示すマルチ芯線タイプのシールド電線で
は、全芯1151を覆う支持紙55の外周に上記シール
ド体53が設(プられていた。
また、電磁シールド機能を持たない電線の例を挙げれば
、クリスタルイヤホンのコードのようにさほど高い導電
性を要求されない電線にあっても、銅線又は銅箔をより
合わせてなる芯線が使用されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の電磁シールド電線では、銅箔を巻くにしても
網状の電線を外嵌するにしても作業性が悪く、銅を多量
に使用するので重量が増加する反面柔軟性が低下し、コ
ストも畠くなるという問題があった。また、電磁シール
ド機能を持たない電線においても、銅の多量使用に基因
する同様の問題が存していた。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、本発明の導電性線状体は単繊維、糸、布等の繊
維物と、その表面にスパッタリング法にて形成された導
電層とからなる繊維製3Q電体を設けることによって上
記問題点を解決した。
(作用) 繊維製導電体はその単純な構成とスパッタリング法の採
用により、容易かつ効率よく製造することができる。さ
らに、導電層の繊維物に耐する付着力も強く、導電材料
の使用量も節減される。
また、繊維製導電体はその表面の導電層において導電性
を有する。従って、該繊維製導電体はその使用の態様に
よって電磁シールド作用を秦したり、電圧信号または微
小電流の伝達作用を奏したりする。
(実施例) 以下、本発明を単一芯線タイプの同軸シールド電線に具
体化した第一実施例を第1〜3図に従って説明する。
図中、1は銅製の芯線であって、単線又は複数本の素線
からなるより線が用いられCいる。2は芯線を覆う絶縁
?Pl!覆であって、PVC、ポリエチレン樹脂(PE
)等が使用されている。3は絶縁液m2を覆う芯線1の
電磁シールド体としての繊維製導電体であって、元々絶
縁被覆2の外周分の幅を有しており同外周に巻かれるこ
とにより断面環状となった布4と、布4の外周側の表面
にスパッタリング法により付着された導電層5とから構
成されている。6はlJA維製導電体3を覆う保護被覆
であって、PVCにて形成されている。
上記m維製導電体3の布4の構成繊維として、・ポリエ
ステル、ポリアクリル、ポリアミド、レーヨン等の合成
繊維、綿、麻等の天然繊維、ガラス繊維、カーボン繊維
等の特殊繊維を例示することができるが、これらに限定
される訳ではなく複合IIIIIその他の各種繊維をも
採用しつる。また、布4は平織布、綾織布、不織布、そ
の他の織り方を問わないし、織目の粗さ、厚さ等も限定
されない。
ただし、織目の細かい表面の平滑なものが望ましい。こ
れらの布4の種類は、電線に要求される強度、屈曲性、
耐熱性等の性能に応じて任意に選択することができる。
また、導電層5は第2図に示すように布4の表面にミク
ロ的に沿って付着されており、繊維製導電体3が長手方
向に電気抵抗0.01〜100Ω/C1程度の電気伝導
度を示ずよう、導電層5の構成導電材料及び層厚さが決
定されている。従って、aim製導電導電体3の全外周
面において電線の全長にわたり導電性を有する。
該導電層5の構成導電材料としては、■金、銀、銅、亜
鉛、アルミニウム、スズ、ニッケル、コバルト、クロム
その他の単体金属、■ハステ0イ×(耐蝕性に優れたニ
ッケル基合金)、パーマロイ、ステンレス鋼、コバルト
系合金その他の導電性の  ゛よい合金、■窒化チタン
その他の導電性のよい金属化合物を例示することができ
るが、その他にもスパッタリング可能な各種導電材料を
使用することができる。
また、導電層5の厚みは上記の各例示材料の場合、50
0〜10000A (5X10−g〜1×10−6m)
であれば前記電気伝導度を実現することができる。50
0A未満の場合、布4の織り糸の交差部分で導電層5が
とぎれる可能性があり、導電性が顕著に低下したり折り
曲げ等によって不安定に変化したりして、電磁シールド
性が劣化するため好ましくない。
以上のように構成される第一実施例につぎ、次に、繊維
製導電体3の製造及び配設方法を説明する。
まず、第3図に示すスパッタリング装置11の容器12
の内部に設けられた左右の布送り装置13に、幅広のロ
ールになった布4を掛けWlすようにセットづる。次い
で、真空ポンプ14を作動させるとともに、アルゴンが
スボンベ15を開くことによって、容器12内を4 X
 10−4To r z7)アルゴンガス雰囲気とする
次に、容器12の内底部に設けられた陽極16と、天部
に設けられた陰極17との間に500Vの直流゛重圧を
印加するとともに、布4を送り装置13によって徐々に
移動させる。すると、陰極の下部に取着された導電層5
の構成導電材料からなるターゲット18の材料が高速で
叩き出されて、布4の上面に強固に付着し、導電層5が
形成される。上記スパッタリング作業の終了した布4を
、前記絶縁被覆2の外周分の幅ごとに長手方向に切断寸
れば、多数本のllI艮いm維製導電体3が展開された
状態で完成する。
よって、本実施例の繊維製導電体3は製造が容易で効率
もよい。また、布4と極く僅かの導電材料(導電層5)
しか使用しないため、銅を多量に使用する前記従来のシ
ールド体53に比べて安価に製造づることができ、軽量
かつ柔軟で取扱も楽になる。また、導電層5はスパッタ
リングによる強力なエネルギによって布4の表面に強固
に付着しているので、耐久性及び耐剥離性に優れる。
上記繊維製導電体3を電線に配設するには、これを絶縁
被覆2付の芯線1の外周に巻きつければよいが、繊維製
導電体3は上記の通り柔軟でその巻きつけ方法も単純な
ため、機械化が容易であり、その巻きつけ作業を極めて
容易に行うことができる。
以−りのように構成・製造された第一実施例では、前記
作用効果を具有する繊維製導電体3がその全外周面にお
いて電線の全長にわたって導電性を有するため、芯線1
に対する電磁シールドの作用を奏する。従って、芯線1
への他信号の電磁結合やノイズの混入が防止される。
次に、本発明をマルチ芯線タイプのシールド電線に具体
化した第二実施例を第4図に従って説明する。
本実施例は、■絶縁液v!i2付の芯線1が4本ある点
、■全芯線1を覆うように繊維製導電体3が設けられて
いる点、■Il[1尋電休3の導電層5の表面に接触す
るよう補助繊維製導電体19が長手方向に設けられてい
る点、の3点においてのみ第一実施例と相違する。この
補助繊維製導電体19はボリニ1ステル繊維製の糸20
の外周に、前記スパッタリング法によって導電率の高い
金属製の導電層(図示しない)が形成されてなるもので
あり、全長にわたって^い導電性を有する。
従って、本実施例は第一実施例と同様の作用効果を秦し
、繊維製導電体3によつで全芯線1の電磁シールドを図
ることができる。他、補助繊維製導電体19によって電
磁シールドの信頼性をさらに高めることができる。
すなわち、繊N製導電体3においては、表面がミクロ的
に凹凸である布4に導電層5を形成したことに基因し、
1liii居5が厚さ不均一になったり部分的に不連続
となったりして、その導電性にミクロ的なとぎれの生ず
るおそれがある。これは実用上問題にならないことが多
いが、導電層5の厚さが500A未満の場合、布4の網
目が粗く表面の凹凸が大きい場合、電線を頻繁に折り曲
げる場合等に、電気抵抗の低下または断線につながって
問題となる。
しかし、補助m維製導電体19は上記導電層5のとぎれ
を補償して、導電層5の全長にわたる導電性を確保する
ため、電磁シールド性に対する信頼性を向上させる。
次に、本発明をクリスタルイヤホンの28平行」−ドに
具体化した第二実施例を第5図に従って説明する。本実
施例はlin製導電導電体磁シールド体としてではなく
芯線として使用した点において、基本的に前記第−及び
第二実施例と異なる。
21は2本の芯線であって、夫々7本の繊維製導電体2
2からなる。各繊維製導電体22は直径3μmのポリエ
ステル製単繊維23と、単al維23の表面に前記スパ
ッタリング法によって付着された厚さ約1000Aの銅
製の導電層24とから構成されている。25は両芯線2
1を覆う保護被覆であって、PVCにて形成されている
1本の繊維製導電体22の電気抵抗を測定したところ2
55Ω//CHIであり、芯線21の電気抵抗は36.
5Ω/C1であった。クリスタルイヤホンのインピーダ
ンスは極めて高いため、芯1ff121はこの程度の電
気抵抗でも充分な電圧信号及び微小電流の伝達性を有す
る。
本実施例の繊維製導電体22も製造が容易でその効率が
よい。また、単mM23と極く僅かの導電材料しか使用
しないため、銅を多量に使用する従来のクリスタルイヤ
ホンコードに比べてより軽量かつ柔軟となり、安価に製
造することができる。
また、芯線21は平滑かつ柔軟なので電線への配設が容
易である。
なお、本発明は前記各実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない
範囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)II維製導電体の基材としては、前記単繊維23
、糸20及び布4以外にも各種繊維物を使用することが
でき、そのm維の種類・構成等は回答限定されない。
(2)繊維製39重体においては、前記各繊維物の表面
に直接導電層を設けるばかりでなく、同表面にまずアミ
ノ酸系塗料等を塗布Jることによって厚さ2〜10um
のベースコート層を設け、同層の表面に導電層を設けて
もよい。後者の構成によれば、繊維物の表面がより平滑
になり繊維の交差部分が滑らかに連続するため、導電層
の均一性や連続性が増し、導電性及びその信頼性の向上
に寄与する。
(3)本発明は前記実施例以外にも、表皮効果の大きい
高周波コイル用の線材等の各種導電性線状体に具体化す
ることができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明は製造が容易でその効率も
よく、導電材料の使用にを節減Jることができ、よって
銅等を多量に使用する従来例に比べて軽量かつ柔軟とな
り、コストの低減も図りうるばかりでなく、導電層の耐
久性及び耐剥離性にも優れるという優れた効果を秦する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を単一芯線タイプの同軸シールド電線に
具体化した第一実施例の断面図、第2図は同じく要部拡
大断面図、第3図は第一実施例の繊維製導電体の一製造
工程を示す断面図、第4図−は本発明をフルチ芯線タイ
プのシールド電線に具体化した第二実施例の断面図、第
5図は本発明をクリスタルイヤホンの2芯平行コードに
具体化した第三実施例の断面図、第6図は従来の単一芯
線シールド電線の断面図、第7図は従来のマルチ芯線シ
ールド電線の断面図である。 3.19,22・・・I!紺特製導電体4・・・布、2
0・・・糸、23・・・単繊維、5,24・・・導電層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、単繊維(23)、糸(20)、布(4)等の繊維物
    と、その表面にスパッタリング法にて形成された導電層
    (5、24)とからなる繊維製導電体(3、19、22
    )が設けられていることを特徴とする導電性線状体。 2、繊維製導電体(3)は電磁シールド体として設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の導電性線状体。 3、繊維製導電体(22)は芯線として設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の導電性
    線状体。
JP469885A 1985-01-14 1985-01-14 導電性線状体 Pending JPS61163514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP469885A JPS61163514A (ja) 1985-01-14 1985-01-14 導電性線状体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP469885A JPS61163514A (ja) 1985-01-14 1985-01-14 導電性線状体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61163514A true JPS61163514A (ja) 1986-07-24

Family

ID=11591106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP469885A Pending JPS61163514A (ja) 1985-01-14 1985-01-14 導電性線状体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61163514A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120712A (ja) * 1987-11-04 1989-05-12 Toyobo Co Ltd シールド付電線
JP2007194084A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Asahi Electronics:Kk シールド付き電線
CN103814471A (zh) * 2011-09-19 2014-05-21 株式会社Lg化学 线缆型二次电池

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340886A (en) * 1976-09-25 1978-04-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Communication cable with braided conductor
JPS54129499A (en) * 1978-03-31 1979-10-06 Nagase Sukuriin Insatsu Kenkiy Conductor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340886A (en) * 1976-09-25 1978-04-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Communication cable with braided conductor
JPS54129499A (en) * 1978-03-31 1979-10-06 Nagase Sukuriin Insatsu Kenkiy Conductor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120712A (ja) * 1987-11-04 1989-05-12 Toyobo Co Ltd シールド付電線
JP2007194084A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Asahi Electronics:Kk シールド付き電線
CN103814471A (zh) * 2011-09-19 2014-05-21 株式会社Lg化学 线缆型二次电池
JP2014530458A (ja) * 2011-09-19 2014-11-17 エルジー・ケム・リミテッド ケーブル型二次電池

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4847448A (en) Coaxial cable
US4970352A (en) Multiple core coaxial cable
US3927247A (en) Shielded coaxial cable
JP3671919B2 (ja) 同軸ケーブル及び同軸多心ケーブル
US5180884A (en) Shielded wire and cable
US8178785B2 (en) Flexible electric cable
JP7434193B2 (ja) めっきされたカーボンナノチューブ要素を使用した同軸ケーブルおよびその製造方法
TW201907420A (zh) 電磁波吸收纜線
JP2002515630A (ja) 電気信号ケーブル
JPS61163514A (ja) 導電性線状体
JP4445084B2 (ja) フラットシールドケーブル
JP2007194084A (ja) シールド付き電線
JP2019075375A (ja) ケーブル
JP4686931B2 (ja) 超極細同軸ケーブル
KR20070074057A (ko) 실드 케이블
JPH05120929A (ja) 電線・ケーブル製品
JPH0741053Y2 (ja) 多心シールドケーブル
JPH0236165Y2 (ja)
JP4849353B2 (ja) 同軸ケーブル
JP2003031046A (ja) 蒸着テープ縦添え2心平行極細同軸ケーブル
JPH0831236A (ja) シールド電線
JP2006216381A (ja) 同軸複合通信ケーブル
JPS6222966Y2 (ja)
JPS6239102Y2 (ja)
JPH04264312A (ja) 電子機器用ケーブル