JPS6239102Y2 - - Google Patents

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JPS6239102Y2
JPS6239102Y2 JP1984093046U JP9304684U JPS6239102Y2 JP S6239102 Y2 JPS6239102 Y2 JP S6239102Y2 JP 1984093046 U JP1984093046 U JP 1984093046U JP 9304684 U JP9304684 U JP 9304684U JP S6239102 Y2 JPS6239102 Y2 JP S6239102Y2
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JP
Japan
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thread
metal foil
foil
conductive
metal
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JP1984093046U
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JPS617583U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は導電性金銀糸に関し、この考案を使
用した織編物例えばテープ、網(ネツト)、織物
等が静電気を帯びたりすることがなく、また電磁
波遮蔽性にも極めてすぐれているものである。
(技術的手段) この考案は、紙又はセロハンからなる基材の片
面に、3μ〜100μの厚さのAl箔、Cu箔その他各
種の金属箔を貼合せ、さらに必要により金属箔上
に表面が通電する如く保護層を設けた扁平糸を、
導電性繊維からなる芯糸に金属箔を外側として蛇
腹撚りしてなることを特徴とする導電性金銀糸で
ある。以下図面を参照しつつ説明する。
基材1にプラスチツクフイルムを使用すること
なく紙又はセロハンを使用するのは、プラスチツ
クフイルムはそれ自体が帯電するが紙又はセロハ
ンはもともと帯電性が極めて低くあるいは吸湿性
がプラスチツクフイルムより極端に高いのでそれ
自体帯電するものではないことによる。
金属箔2の採用の理由は、真空蒸着等の従来公
知の薄膜生成法による金属膜では、後に織編物に
した場合に折り曲げ時に金属膜に亀裂が入りその
場合金属膜があまりにも薄いのでその亀裂した部
分で切断されるが、金属箔では最低でも3μあれ
ばこのようなことがないことによる。
3μ〜100μの金属箔2の厚さは、3μより薄
いと上記した理由による金属箔の切断が生じるお
それがあり100μより厚いと織編時の適性に欠け
るからである。
保護層3は金属箔2上に必要により設けるが表
面が通電するように設ける。すなわち導電性の樹
脂により保護層を形成したりあるいは保護層を例
えば1μ以下と極薄にして形成するとよい。
紙又はセロハンからなる基材1と3μ〜100μ
の厚さの金属箔2と必要により表面が通電する如
く設けられた保護層3とが順次積層された扁片糸
4を、導電性繊維からなる芯糸5に金属箔2を外
側とし基材1を内側として蛇腹撚りするすなわち
適宜の間隔をあけて巻きつける。
金属箔2を外側とすること並びに蛇腹撚りとす
るのは、後にこの考案を用いて織編物を形成した
ときに、この考案の金銀糸がクロスする部分で芯
糸である導電性繊維と金属箔とが接触し芯糸と扁
平糸の金属箔とが全体として1つの導電性の糸と
なるようにするためである。また、このために金
属箔上に必要により保護層を設けるときは、該保
護層は表面が導電性を有するようにしたものであ
る。
導電性繊維としては例えばカーボン繊維が挙げ
られるが、もちろんこれに限られるものではな
く、また、芯糸に使用する場合単数でも複数でも
よい。
(考案の効果) この考案は上記の如く構成したからこれにより
織編物を形成した場合芯糸と扁平糸の表面とが接
触ししかも両方が通電性を有するから全体として
1つの導電性の糸となり静電気の帯電が生じるこ
とがないと共に電磁波遮蔽効果も極めて著しいも
のである。金属蒸着層を使用した扁平糸をいくら
使用しても導電部分が極少であるから特に電磁波
遮蔽に関しては全く無力なのであるが、この考案
ではÅ単位ではなく3μ〜100μと金属蒸着層に
比して極端に厚い金属箔を使用すると共にそれの
みでなく特定の芯糸に特定の巻きつけを行つたか
ら金属箔と芯糸とが導電体として一体となりこれ
により電磁波遮蔽効果が特別顕著となつたもので
ある。
また、この考案は折り曲げても金属蒸着層の如
く極薄でなく3μ〜100μと比較的厚い金属箔を
使用したから折り曲げ部が亀裂しそこで金属箔の
切断が生じることもない。
さらにまた、この考案は基材にプラスチツクフ
イルムを使用せず紙又はセロハンを用いたから基
材が帯電するということが全然なくこの点からも
帯電防止効果は著しい。
なお、織編物は通常の織物状、網状、テープ状
等任意に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に使用する扁平糸の一例を示
す一部拡大断面図であり、第2図はこの考案の一
実施例を示す一部正面図である。 1……基材、2……金属箔、3……保護層、4
……扁平糸、5……芯糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙又はセロハンからなる基材の片面に、3μ〜
    100μの厚さのAl箔、Cu箔その他各種の金属箔を
    貼合せ、さらに必要により金属箔上に表面が通電
    する如く保護層を設けた扁平糸を、導電性繊維か
    らなる芯糸に金属箔を外側として蛇腹撚りしてな
    ることを特徴とする導電性金銀糸。
JP9304684U 1984-06-20 1984-06-20 導電性金銀糸 Granted JPS617583U (ja)

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JP9304684U JPS617583U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 導電性金銀糸

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JP9304684U JPS617583U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 導電性金銀糸

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Publication Number Publication Date
JPS617583U JPS617583U (ja) 1986-01-17
JPS6239102Y2 true JPS6239102Y2 (ja) 1987-10-05

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ID=30650372

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JP9304684U Granted JPS617583U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 導電性金銀糸

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4385762B2 (ja) * 2003-12-25 2009-12-16 凸版印刷株式会社 電磁波シールド紙を用いた紙容器用積層材
JP7174887B2 (ja) * 2018-01-13 2022-11-18 泉工業株式会社 後染め用の可染積層糸及び後染め用の可染積層糸の染色方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612470B2 (ja) * 1982-10-25 1986-01-24 Tamura Seisakusho Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612470U (ja) * 1984-06-06 1986-01-09 株式会社 麗光 金銀糸

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612470B2 (ja) * 1982-10-25 1986-01-24 Tamura Seisakusho Kk

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JPS617583U (ja) 1986-01-17

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