JPS61157446A - 自動変速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械式の自動変速機の自動変速装置に関する
。特に、アクセルペダルのキックダウン操作によりダウ
ンシフトを可能にする自動変速装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、自動変速機を搭載した車両が、走行中に変速ギヤ
のダウンシフトをしようとする場合には、手動で行うか
あるいはキックダウフ機構によるアクセルペダルの操作
により行われている。ここで、キックダウンとは、自動
変速機のパワーオンダウンシフトの一種で、高速段で走
行中にアクセルペダルを所定の開度以上に踏み込むと、
ダウンシフ　−トの自動弯速線を過ぎ低速段への変速が
行われること゛をいう。このキックダウン機構は、アク
セ”ル・でダ″。操作で容２易にダｗ′７＞７トが行わ
れ社めに、非常に便利な機構であり車両の機箱性を向上
させるものである。

一自動変速機が流体式の場合には、キックダウンは速や
かに変速操作に連動される。しかし、機械式の自動変速
機の場合には、手動操作の変速機およびクラッチを備え
た車両と同様に、クラッチを一旦切り、自動変速機をダ
ウンシフトしてから再びクラッチを繋ぐ操作が行われる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

したがって、このような従来のキックダウン機構を備え
た機械式の自動変速機では、手動の変速操作と同様な操
作が電気信号でアクチュエータを駆動させて行われるた
めに、クラッチが切れている１〜２秒程度の間トルク伝
動の中断が発生する問題点があった。

特に追い越し中にキックダウンをした場合には、ダウン
シフトのためのクラッチの断があるためにトルク伝動が
中断され、車両が惰行状態になり違い越しが困難になる
ことがあった。

本発明は、このような従来の問題点を解決するも、ので
、キックダウン操作がなされても、少なくとも追い越し
中には自動変速機のダウンシフトを禁止する制御装置を
備えた自動変速装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、エンジン出力が与えられるディスク型クラッ
チと、このクラッチに縦続に接続された墓速ギヤと、エ
ンジンの回転速度の情報および上記変速ギヤの位置情報
を入力とし、上記クラッチの接続状態および上記変速ギ
ヤを制御する出力情報を送出するプログラム制御回路と
、この制御回路の出力情報に従って上記クラッチの状態
および上記変速ギヤ位置を機械的に制御する手段とを備
えた自動変速装置において、アクセルペダルのオーバー
ストロークで作動するスイッチを備え、上記制御回路は
、このスイッチが作動してから所定の時間は上記変速ギ
ヤの切り換えを禁止する制御手段を含むことを特徴とす
る。

所定の時間が１秒から６０秒の範囲に設定されることが
好ましい。

〔作　用〕

本発明は、キックダウン操作がなされたと基に、所定の
時間は変速ギヤの切り換え（ダウンシフト）を禁止する
ことにより、その時間は車両が惰行状態になることが防
止される。　” 〔実施例〕　　　　　　　　　□ 以下、本発明の実施例方式を図面に基づいて説明する。

図は、本発明の一実施例構成図である。図において、エ
ンジンｌ、自動クラッチ装置２および自動変速機３には
、それぞれニシジン１の回転数検出センサ４、クラッチ
操作装置５、変速操作装置６および変速ギヤ位置センサ
７が設けられている。

回転数検出センサ４、クラッチ操作装置５、変速操作装
置６および変速ギヤ位置センサ７には、入出力制御装置
８を介してマイクロプロセッサ９が接続される。さらに
、アクセルペダル１０のオーバーストロークによりｒオ
ン」になるスイッチ１１を備え、このスイッチ１１のオ
ン・オフ信号を入出力制御装置８に人力する。また、入
出力制御装置８には手動のダウンシフトスイッチ１２が
接続される。

ダウンシフトスイッチ１２は、通常のギヤチェンジレバ
ーに連動するものでも□よい。

通常の走行状態では、マイクロプロセッサ９がエンジン
ｌの回転数検出センサ４および変速ギヤ位置センサ７の
出力を入力とし、クラッチ操作装置５および変速操作装
置６を駆動制御して所定の変速操作を行う。また、通常
のキックダウン機構は、アクセルペダルｌＯのオーバー
ストロークでスイッチ１１が「オン」になることにより
、マイクロプロセッサ９が自動変速機３をダウンシフト
する方向に自動制御する。

本発明の特徴とするところは、キックダウンによりスイ
ッチ１１が「オン」になっても、マイクロプロセッサ９
は所定のダウンシフト禁止時間（１秒〜５秒）が経過し
てから、自動変速機３をダウンシフトするようにクラッ
チ操作装置５および変速操作装置６を駆動制御するとこ
ろである。したがって、車両が追い越し中であるときな
どは、キック・ダウンを行っても所定の時間はダウンシ
フトが禁止されるので、クラッチの断によるトルク中断
が起こらず追い越し中に惰行走行になることがない。

車両が追い越しをかけようとするするときには、その前
にダウンシフトスイッチ１２を「オン」にし、予め自動
変速機３をダウンシフトさせておく、あるいは、ダウン
シフト禁止時間を見越して早めにキックダウンを行いダ
ウンシフトさせておく。

〔発明の効果〕

本発明は、キックダウン操作がなされたときに、所定の
時間は変速ギヤの切り換え（ダウンシフト）を禁止する
ことにより、その時間は車両が惰行状態になることが防
止される。すなわち、追い越し中にクラッチの断による
トルク中断が起こることがなく、キックダウンにより追
い越しが困難になる事態が発生することがない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 １・・・エンジン、２・・・自動クラッチ装置、３・・
・自動変速機、４・・・回転数検出センサ、５・・・ク
ラッチ操作装置、６・・・変速操作装置、７・・・変速
ギヤ位置センサ、８・・・入出力制御装置、９・・・マ
イクロプロセッサ、１０・・・アクセルペダル、ｌｌ・
・・スイッチ、１２・・・ダウンシフトスイッチ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　エンジン出力が与えられるディスク型クラッチ
   と、 このクラッチに縦続に接続された変速ギヤと、エンジン
   の回転速度の情報および上記変速ギヤの位置情報を入力
   とし、上記クラッチの接続状態および上記変速ギヤを制
   御する出力情報を送出するプログラム制御回路と、 この制御回路の出力情報に従って上記クラッチの状態お
   よび上記変速ギヤ位置を機械的に制御する手段と を備えた自動変速装置において、 アクセルペダルのオーバーストロークで作動するスイッ
   チを備え、 上記制御回路は、このスイッチが作動してから所定の時
   間は上記変速ギヤの切り換えを禁止する制御手段を含む ことを特徴とする自動変速装置。
2. （２）　所定の時間が１秒から６０秒の範囲に設定され
   た 特許請求の範囲第（１）項に記載の自動変速装置。