JPS61149626A - キヤリパピストン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＆ｊＬｌ、夙且皿史１ 本発明は、自動二輪車、自動車君の車両のディスクブレ
ーキ装置に設けられるディスクブレーキキャリパのキャ
リパピストンに圓するものである。

ｉ末亘庸 ディスクブレーキ装置は、重輪とともに回転するブレー
キディスクの両側に＃＋１！擦パッドを押付けて制動力
を発生させるが、上記パッドは十ヤリバに支持されてお
り、該キャリパに設けられたキャリパシリンダとキャリ
パピストンのｎｍによりブレーキディスクに押付けられ
る。

このようなディスクブレーキキャリパにおいては、制動
時にブレーキディスクとパッドとのｔ？ｔａｌによって
発生する熱が、キャリパピストンを介してキャリパシリ
ンダ内の作動油に伝達され、該作動油の温度を上昇させ
るので、これを防ぐためにパッドまたはパッドを支持す
るパッド裏金とキャリパピストンとの間に断熱材を配置
しである。

この断熱材は、例えば第１図に示すように、パッド裏金
の４ｔＦリバピストン側の面に固定して配置される。第
１図において０１はパッド裏金で、例えば焼結合金から
成るパッド０２を相持している。

パッド喪金０１のパッド０２と反対側の面にはアスベス
ト材等から成る断熱材０３が添設されており、該断熱材
０３は図示のようにステンレス鋼板０４およびワッシャ
０６を介して、か（）め鋲０５によりパッド裏金０１に
固定されている。

このほか、例えば、実開昭５５−４３１３８Ｐ３公報に
も、パッドとピストンとの間に断熱材を配置するディス
クブレーキの断熱材組付機構が示されている。

が　　ンｌしよ　　と　　７０　　− 上記のような従来装置においては、断熱材をバッド腹合
に取付けるためのｍｓを必要とし、このため構成部品点
数が増加し、］ストが高くなる。

またパッドとキャリパピストンとの間に断熱材を介在さ
せるので、それだけ４Ｉ７リパの形状が大きくなる。

従って本発明は、キャリパピストン自体に断熱性を持た
Ｕることにより、該ピストンとパッドとの間に断熱材を
介在さゼる必要を無＜シＪ：うとするものである。

。　、を　°するための一段Ｕ表ｍ このため本発明においては、４ヤリバピストンを、セラ
ミックスから成る円筒状のピストン本体の外周面を比較
的薄肉の金属製円筒で被覆したものとする。

セラミックス材料はその一般的特ｒとして熱伝導率が小
さいので、かかるセラミックス材料によって主要部を構
成した本発明の４ヤリバピストンは大きな断熱効果を有
し、パッドに発生する摩擦熱がこのキャリパピストンを
経てキャリパシリンダ内の作動油に伝わるのを妨げる。

従って本発明によるキャリパピストンを備えたディスク
ブレーキキャリパにおいては、パッドとキャリパピスト
ンとの間に断熱材を介在する必要がない。

しかしピストンを構成するセラミックスを、アルミニウ
ム合金等の金属製のキャリパシリンダの内面に直接摺接
さぜるど、該シリンダの内面が摩耗し易い。

このため本発明による一ルリバピス１−ンは、前記のよ
うに、セラミックスから成る本体の外周面を比較的薄肉
の金属製円筒で被覆してあり、これにより、セラミック
スを使用することにより発生する上記問題は解消し、断
熱性がよく、シリンダ内面に対する摺動性も良好なキャ
リパピストンが得られる。

支流１ 以下本発明を、第シ図および第３図に示す実施例につい
て説明する。

第２図は本発明によるキャリパピストン６を備えたディ
スクブレーキキャリパの！ＩＩ面図で、キャリパボディ
１は本体部分２と対向部分３とに分割されており、両部
会２，３をボルト４で締付けで互いに固定し〔ある。ち
らろん、本体部分２ど対向部分３どが一体のｔａｔ！リ
パボディとしてもよい。

キャリパボディ１は中休に図に１１３いて左右に平行移
動できるように取付けられでおり、前記本体部分２ど対
内部分３との間に形成された渦状の空間内にブレーキデ
ィスク７が延在している。ブレーキディスク７は図示し
くない中輪に取付けられており、該車輪と一体となって
回転する。、Ｖ：ｔ？リパボディ１の本体部分２には４
ヤリパシリンダ５が設けられており、このキャリパシリ
ンダ５内に本発明によるキャリパピストン６が指動自在
に嵌装されている。キャリパシリンダ５には図示してな
い制動制御装置から油圧が供給され、該油圧によってキ
ャリパピストン６はキャリパシリンダ５内を左方へ押出
され、この反作用によりキャリパボディ１は右方へ移動
する。

前記ボルト４はパッドハンガーピンを兼ね、ブレーキデ
ィスク７の各面に対向してそれぞれ配設された２個のパ
ッド裏金８．９が該ボルト４に指動自在に懸吊されてい
る。これらのパッド裏金８゜９のブレーキディスク７に
向い合った面にはぞれぞれパッド１０．パッド１１が設
けられでおり、前述のようにキャリパシリンダ５内の油
圧にＪ、す４ヤリパビストン６が左方へ、１ヤリバボデ
イ１が右方へ移動する時、パッド大金８はキャリパピス
トン６により、パッド裏金９は対向部分３によりそれぞ
れブレーキディスク７に向って押され、パッド１０．パ
ッド１１がブレーキディスク７を両側から挾み付けてＳ
擦によりブレーキディスク７を制動する。この時対向部
分３が多少変形してもパッド１１が常にブレーキディス
ク７に平行を保ち、該ブレーキディスク７の面に均等に
圧接して片当りを生じないようにするために、対向部分
３のパッド裏金９と対向する当接面はパッド裏金９側に
凸の曲面に形成され、パッド裏金９と実質的に森接触も
しくは線接触するようにしである。

キャリパピストン６はアルミナ等のセラミックス材料か
ら成る円筒状のビス１−ン本体１２を主要部として構成
され、このピストン本体１２を比較的薄肉の金属製円筒
１３で１１！覆しである。金属製円筒１３は例えば鋼板
を成形しで釣られ、周檗部１３ａど底壁部１３ｂとを右
りる１１７ツプ状をなし、表面にメツ４−を施しＣある
。そし°にの金属製円筒１３に前記ピストン本体１２を
圧入して：１−ヤリパピス１ヘン６を描成しである。

このキ１１リパどス１〜ン６は図示のようにピストン本
体１２の金属製円筒１３から突出した端面を前記パッド
裏金８に当接させて、１ヤリバシリンダ５内に嵌装され
、キャリパシリンダ５に導入される作動油の圧力を前記
金属製置￥Ｒ１３の底壁部１３ｂに受けてキャリパシリ
ンダ５内を滑動し、パッド裏金８を介してパッド１０を
ブレーキディスク７に押付ける。この時パッド裏金８と
ブレーキディスク７の摩擦により摩擦熱が発生するが、
ピストン本体１２を構成しているしラミックス材はその
固有の性質どして断熱性が良いので、前記１２ｍ熱はピ
ストン本体１２によって遮断され、キャリパシリンダ５
内の作動油にはほとんど伝達されない。

なお、ピストン本体１２は円筒状をなしキャリパピスト
ン６は周囲の限られた部分だけでパッド裏金８ど１８触
しているのて仏熱面槓が小さく、また、金属製円筒１３
は肉厚が薄いのＣ１この部分を介して伝達される熱量も
極めて僅少である。従−）て従来のようにキャリパピス
トン６とパッド裏金８の間に断熱材を介在させる必要が
なく、部品点数の削減とキャリパの小形化かり能である
。

さらに、ビス１−ン木体１２の外周面は金属製置１ｎ１
３により′ｌｉｉされており、キャリパピストン６はこ
の金属製円筒１３のメッキを施した表面を介してキャリ
パシリンダ５の内面に摺接するので、良好な摺動性が得
られる。

第３図は本発明の他の実施例を示す。本実施例はピスト
ン本体１２を底部１２ａを有する庇付円筒状とした点に
おいて前記第２図のキャリパビス１ヘン６ど相違するが
、作用、効果等については同じである。

及１四と１里 以上の通り、本発明のキャリパピストンは、セラミック
スから成る円筒状のピストン本体の外周面を比較的薄肉
の金属製円筒により被覆したので、断熱性が良い。従っ
てこの４ｔｙリパピストンを装着したディスクブレーキ
キャリパは、キャリパピストンとパッドとの間に断熱材
を介在させる必要がないので、部品点数が削減され、か
つ小形になる。

また、本発明のキャリパシリンダは、セラミックスを主
要材料とするにもかかわらず、シリンダ内面に対するＦ
！　ｌＪＪ哲が良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は断熱材を備えた従来のパッド裏金を示す断面図
、第２図は本発明の一実施例を示すディスクブレーキキ
ャリパの断面図、第３図は本発明の他の実施例を示すキ
ャリパピストンの断面図である。 １・・・キャリパボディ、２・・・本体部分、３・・・
対向部分、４・・・ポル１−９５・・・キャリパシリン
ダ、６・・・キャリパビス１ヘン、７・・・プレー４．
ディスク、８・・・パッド裏金、９・・・パッド裏金、
１０・・・パッド、１１・・・パ・ラド、１２・・・ビ
ス１〜ン本体、１３・・・金ＦＪＪ円筒。 代理人　弁理モ　江　原　　望　　外２名尾１図 、第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. セラミックスから成る円筒状のピストン本体の外周面を
   比較的薄肉の金属製円筒により被覆して成るキャリパピ
   ストン。