JPS61147978A - 知能型溶接装置 - Google Patents

知能型溶接装置

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JPS61147978A
JPS61147978A JP27032484A JP27032484A JPS61147978A JP S61147978 A JPS61147978 A JP S61147978A JP 27032484 A JP27032484 A JP 27032484A JP 27032484 A JP27032484 A JP 27032484A JP S61147978 A JPS61147978 A JP S61147978A
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JP
Japan
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welding
oscillation
key
oscillator
groove
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Pending
Application number
JP27032484A
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English (en)
Inventor
Maretoshi Hashimoto
橋本 希俊
Hiroshi Fujimura
藤村 浩史
Eizo Ide
栄三 井手
Kobo Inoue
弘法 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は消耗電極を使用し、オシレート幅自動制御法に
適用するポータプル型自動溶接装置に関するものである
(従来の技術) 消耗電極(以下ワイヤと云う)を使用するアーク溶接に
おいて、溶接時のアーク長さとワイヤ突出し長さとの和
(以下、チップ・被溶接物間距離と云う)のオシレート
の変化力ら開先間隔の変化を検出し、それに応じてオシ
レート幅を自動的に制御し、かつその情報を本とに溶接
速度を適正値に制御する機能。
さらには開先間隔の変化情報から判断される開先中心位
置の検出をもとに溶接線を倣う機能を備えた軽量可搬型
の溶接装置は未だ出現しておらず、現状はティーチング
プレイバック方式によってあらかじめ溶接線の情報(溶
接線のズレ、開先間隔の変化及びその間隔に合った溶接
速度条件など)を記憶させておき再現する方法又は溶接
の進行にともなって作業者が遂次操作するマニュアル方
式の何れかによっているの□が現状である。
(発明が解決しようとする問題点) ワイヤを使用するアニク溶接法において。
溶接トーチの近傍に有形な検出子を装着することなく溶
接時の溶接条件を演算してオシレート幅を開先間隔の変
化に応じて自動的に制御する装置を開発が必要であった
すなわち、これによって検出が容易で、かつ通常用いる
溶接条件を電気的な演算回路で□ 処理することにより
チップ・被溶接材間距離を求め、1・−チをオシレート
することによってチップ・被溶接材間距離の変化から開
先間隔の変化を検出し、開先間隔の大小に応じて開先幅
方向及び開先幅と直角方向の二次元的制御で、オシレー
ト幅の自動的に制御し、その結果として溶接線のズレを
も倣うようにしこと。
さらに、オシレータのX軸とY軸とはそれぞれ充分なス
トロークを有しており、オシレート幅制御機能とチップ
・被溶接材間距離を設定値に制御する機能とによりオシ
レータの持つ2つの軸(X 、 Y)のみで被溶接材の
開光線に対する溶接!・−チの位置制御を行わせ、しめ
ること。
またさらに、前述の開先間隔の検出に基づき、予め設定
された開先間隔と台車走行速度との関係から溶接進行に
ともなって刻々と変化する開先間隔に対して常に適正な
溶接速度を自動的に制御すること。
(問題点を解決するための手段) 溶接1・−チを保持し2軸(X、Y)駆動機構からなる
オシレータと、上記オシレータを積載して走行する溶接
合車と、溶接途上においてチップ・被溶接材間距離の変
化に起因する溶接条件の変化をもとに電気的演算回路で
演算することによって開先の中心位置と開先間隔とを検
出するアークセンサ回路と、溶接に必要な各種条件の教
示、可動部の寸動制御及びスイッチ機能をキー操作で行
う操作箱と。
上記オシレータ、上記アークセンサ回路及び上記操作箱
から情報を取り込み電気的演算回路で処理する上記オシ
レータ、上記溶接台車及び溶接電源の出力を制御する制
御装置と。
から構成されることを特徴とするものである。
(作用) 溶接合車を走行させ溶接途上において、アークセンサ回
路によってチップΦ被溶接材間距離の変化に起因する溶
接条件の変化をもとに必要な各種条件の教示、可動部の
寸動制御先の中心位置と開先間隔とを検出し、また操作
箱で溶接に必要な各種条件の教示、可動部の寸動制御及
びスイッチ機能でキー操作を行い、このようにして溶接
トーチを保持し2軸(X、Y)駆動機構からなるオシレ
ータ、上記アークセンサ回路及び上記操作箱からの情報
を取り込んで電気的演算回路で処理して、上記オシレー
タ、上記溶接台車及び溶接電源の出力を制御して溶接を
行う。
(実施例) 本発明に係る実施例の演算処理はアナログ演算器によっ
ても勿論可能であるが2本実施例ではディジタル電算器
による処理の場合を示す。
第1図人里第18図は2本発明に係る一実施例に関する
ものであり第1図は本実施例の溶接装置の全体構成図、
第2図はその結果系統図、第3図はその制御装置の構成
と回路系統図、第4図はその溶接装置の溶接回路及びア
ークセンサを示すブロック図、第5図はそのアークセン
サの原理説明図で、オシレートパターンとチップ・被溶
接材間距離[IL)とのグラフ、第6図は被溶接材の開
先間隔が変化している状態を示す説明図、第7図はその
■−■断面図と開先内でオシレート幅シた時のオシレー
ト幅(W)に対するチップ・被溶接材間距離(L)の変
化パターンを示す説明図。
第8図は第6図の■−■断面図と開先内でオシレートし
た時のオシレート幅[:W)’に対するチップ・被溶接
材間距離[”L)の変化パターを示す説明図、第9図及
び第10図は本発明に係る原理の説明図で、2次元に芽
シレートシた時に、板厚方向のオシレーj・高さく/W
y〕を加味したチップ・被溶接材間距離(L)とオシレ
ート幅(W)との関係図、第11図及び第12図は第9
図及び第10図に示すグラフと開先断面図との関係図、
第13図は本実施例のオシレータの構成図、第14図は
本実施例の溶接台車の構成図、第15図は本実施例の遠
隔操作箱の構成図、第16図は単純オシレーj・軌跡の
パターンの説明図、第17図は台形オシレート軌跡のパ
ターンの説明図、第16図は溶接の積層要領を示す溶接
部の横断面図である。
第1図において、1は消耗電極用溶接トーチ、2は1・
−チ1を保持する溶接トーチ保持具で、オシレータ3の
X軸駆動機構の回動体に結合されている。オシレータ3
は保持具2を、被溶接材4の開先を横断する方向に揺動
するX軸駆動機構と1・−チ1の先端から繰り出される
溶接ワイヤ5の進行方向と平行方向に揺動するY軸駆動
機構とによって構成されるものである。なお2本オシレ
ータ3については後述の第13図の図示例にて詳述する
6は制御装置7から引導された制御信号用ケーブル及び
電動駆動用ケーブル8aと、オシレータ3.溶接台車9
及び遠隔操作箱10か −ら引導されたケーブル8b 
t 8Cl 8dとの接続を脱着可能なようにプラグで
接続するように構成された箱状の中断箱。そしてこの中
継箱6は例えば溶接台車・9・の一部に固定することが
できる。溶接台車9は走行駆動機構を有し。
例えばう、ツクギアなどを敷設されたガイドレール(第
14図90)上をラックギア(第14図9f)などを介
して走行するものである。
11は内部に電動モータを有し、コイル状に巻かれたワ
イヤ5を送給するワイヤ送給装置。
ワイヤ送給装置11には常にワイヤ5の表面に加圧され
たローラ等と機械的に結合されワイヤ送給速度〔v〕を
検出するためのエンコーダなどの回転量検出器12が取
付けられている。13はアークセンサで、後述する第4
図及び第5図の図示例で詳述する。制御装置7は、遠隔
操作盤10からの制御指令で、オシレータ3の2つの軸
(x、y)を駆動させるサーボユニット及び溶接台車9
を駆動させるサーボユニットすなわち電動駆動装置を介
して溶接1・−チ1の揺動運動と溶接台車9の走行とを
制御し、又遠隔操作型10からの制御指令で溶接電源1
4に作用して溶接電流〔工〕、溶接電圧〔V〕、ワイヤ
送給速度(V)等の溶接条件を制御し、さらにアークセ
ンサ13からの出力信号によって、オシレート幅を自動
的に変化させる演算機能と、演算したオシレート幅すな
わち開先間隔に応じて溶接速度CD〕(溶接台車9の走
行速度)を自動的に変化させる演算機能によってトーチ
1の位置を制御するものである。なお、1・−チ1の位
置の制御は手動でも又あらかじめプログラムされた手順
すなわち自動のどちらでも可能。
なように遠隔操作箱10のキーにその機能が設けられて
いる。溶接電源14はワイヤ5と被溶接材4との間にア
ークを発生させ、溶接金属を得るために必要な電気エネ
ルギを供給するものである。遠隔操作箱10は前面に溶
接条件の設定、オシレート条件の設定、溶接装置可動部
の寸動制御、溶接開始終了の制御・及び溶接ビートのパ
スナンバの選択、オシレ−1−幅制御の有無の選択、溶
接条件など指令値と実際値との校正、さらには非常停止
等を行うキーを配置し、側面に設定データの増減及び寸
動方向の正逆転を行う11個又は複数個のキー又はスイ
ッチを設けた箱状のものである。なお、この遠隔操作箱
10に、ついては。
後述する第15図の図示例にて詳述する。
次に、第2図においては、 (ON−OFF) 、 (
A) 。
(V)、(W/I)、(W−8EMS)、、(S)、(
H)、CP)、CW)。
(T) 、 COc ) 、 (X) 、 (X:] 
、 (Y) 、 〔Y) 、 CD) 、 [Z)は遠
隔操作盤10のキーによって操作される制御項目で、 
(ON−OFF)は溶接の開始(ON)。
終了(OFF)の制御、〔A〕は溶接電流の設定制御、
〔V〕は溶接電圧の設定制御、 (W/I)はワイヤ5
の駆動制御、〔W・5ENS)はアークセンサ13から
出力されるオシレート幅制御のための信号の要否の有無
指定制御、〔S〕は溶接線に対する倣いの中心を設定す
るモードで開先の中心線に対するオシレート中心位置の
移動量の設定制御、〔H〕はトーチ1のY方向すなわち
高さ方向の位置設定制御、〔P〕は溶接パスナンバの設
定制御、〔W〕はオシレータ3のY軸又はY軸で形成さ
れるオシレートパターンの各部の寸法設定制御、〔T〕
はオシレータ3のY軸又はY軸とY軸とで形成されるオ
シレートパターンにおける両端での停止時間の設定制御
、〔Oc〕はオシレータ3のX軸単独又はY軸とY軸と
でオシシー14パターンを描く場合の1・−チ1の駆動
速度の設定制御、 (X)、(X)はj・−チ1のX方
向の駆動制御で、〔X〕は正方向、〔X〕は逆方向に制
御するものである。、(YL(Y)は1・−チ1の方向
の駆動制御で、〔Y〕は正方向、〔Y〕は逆方向に制御
するものである。CD)は溶接台車9の走行速度の設定
制御を行うものである。(Z)は溶接台車90寸動制御
で、正・逆回れの方向の制御も可能である。(pc)は
溶接台車9に取付けられたエンコーダから出力されるパ
ルス信号、〔θ〕はオシレータ3の駆動制御部から出力
されるオシレートパターン上のトーチ1の位置の信号、
〔△D〕はアークセンサ13から出力されるX方向の制
御信号で溶接線倣いのための補正値、〔△M〕はアーク
センサから出力されるY方向の制御信号でトーチ1の高
さ方向の補正値である。
第3図において、7aは1個又は複数個の(CPUカー
ド〕でディジタル電算器、7bは電算器7aとCROM
/RAMカー1’ ) 7 c 、 CD/Aカード)
7d、(I10カード)7e、(OUTカード)7f、
(I10カード)7g及びサーボユニッI’ 7 h 
+ 7 t−パルスカウンタ7jとを接続する母線(パ
スライン)、7Cは必要な全ての情報を記憶する(RO
M/RAMカード〕で記憶部、gdは溶接電源14に作
用して溶接電流〔工〕、溶接電圧〔V〕、ワイヤ送給速
度D)等の溶接条件についての他のカードからのディジ
タル指令値をアナログ値に変換する( (D/Aカード
〕すなわち〔ディジタル/アナログ変換器1)、7eは
遠隔操作盤10のキー又はスイツチと中継箱6を介して
接続し上記制御項目の設定制御又は駆動制御のための信
号を他のカードと通信する(I(インプラ1−)10(
アウトプット 盤10のキー操作により溶接電源14に作用してワイヤ
インチング及び溶接の開始終了(ON−OFF)を作動
させる信号と,アークセンサ13に作用して1・−チ1
のX方向の位置(81情報及びY方向の位置(H)情報
を送信する。C OUT /アウトプット)カード〕,
7gはオシレータ3のモータを駆動制御させるサーボユ
ニット7hから出力される1・−チ1の位置の信号〔θ
〕と,アークセンサ13から出力される溶接線倣いのた
めの補正値〔ΔD〕信号及びトーチ高さ方向の補正値[
 tM )信号を相互にタイミングをはかつて送受信す
る〔I10カード〕,71は溶接台車9の走行モータを
駆動させるためのサーボユニットでモータ駆動制御装置
,7jは溶接台車9に取付けられたエンコーダから出力
されるパルス信号のパルスカウンタ、第4図において,
laはシールドノズルで,シールドがス15とともにア
ーク16の雰囲気及び溶接金属17を大気からシールド
する。1bはワイヤ5に給電するためのチップ、1cは
溶接電源14の1・−チ1への給電部,18は裏当材,
19aはコイル状に巻かれたワイヤ5を1・−チ1内に
送給するためのローラで,送給ローラ19aはモータ2
0に機械的に給金されており,又モータ20は駆動制御
装置21によって速度を制御されており。
これにより溶接電流CI)又は溶接電圧CV)を溶接条
件設定器とともに調整する。なお。
駆動制御装置21は一般には溶接電源14に内蔵されて
いる。23はシャント等の溶接電滴検出器、24はチッ
プ1bと被溶接材4との間の電圧値を検出する分圧器等
の溶接電圧値検出器、25はローラ19bと機械的に結
合されて−て、エンコーダ等のワイヤ送給速度(V)を
検出するための回転検出器、26aはオシレータ3から
制御装置7を経由してトーチ1のオシレート位置信号(
X方向の(W)とY方向の(Wy))を受は取る増幅器
、26bは回転量検出器25からの信号を適当なレベル
にするための増幅器、26Cは電圧値検出器24からの
信号を適当なレベルにするための増幅器、26dは電流
値検出器23の信号から溶接電流CI)の平均値に比例
する信号を発生するための増幅器、26eは電流値検出
器23の信号から溶接電流CI)の実効値に比例する信
号を発生するための増幅器、27はj・−チ1の被溶接
材4からの距離すなわちチップ・被溶接材間距離CI、
=L、 + LA )を設定するための設定器t 28
a、28b、28c、28d。
28e及び28fは増幅器26a、26b、26G、2
6d。
26e及び設定器27のアナログ信号をディジタル信号
に変換しディジタル電算器29に入力するためのA/D
変換器、30aは電算器29からのディジタル信号をア
ナログ信号に変換し、オシレータ3を制御する制御装置
7へ増幅器26fを通じて出力する。その信号はオシレ
ート幅制御信号及び溶接速度CD)すなわち溶接台車・
9の速度の制御信号である。30bは電算器29からデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換し、溶接線倣いを制
御する制御装置7へ増幅器26gを通じて出力する。そ
の信号は溶接線の倣い信号である。30Cは電算器29
からのディジタル信号をアナログ信号に変換し、オシレ
ータ3を制御装置7へ増幅器26hを通じて出力する。
その信号は1・−チ1の高さの制御信号である。第5図
において、(ΔBはデータ(Ia、Ie、V、v)のサ
ンプリング間隔t (i)、(j)はデータのサンプリ
ング数、第7図人工第12図において(W)はオシレー
ト幅、(Lo)は(L)に関するパラメータ、 〔Ll
)、(r)はパラメータ130a130bはオシレート
軌跡を示すものである。ま?= 、 第13図に図示す
るオシレータ3において、3aはオシレータ3の支持棒
で、その一端は溶接台車9に取付けられており、他の一
端はオシレータ3の内部の基板3bに固定されている。
3Cは基板3bの上下に位置しオシレータ3の骨格を構
成する保持板3d、 、 3d2を支える支柱で、その
両端は保持板3d、、3d。
の4隅に固着されている。4本の支柱3Cはそれぞれ基
板3bを貫通しており、基板3bに対して摺動する構造
である。3eはオシレータ3の外殻をなすカバー、3f
は上部の保持板3d、に固定されたX軸駆動用モータで
、その回転軸はI・−チ1を保持する保持具・”2に固
着された回転体2aの中心に固定されている。
3gは下部の保持板3d!に固定されたY軸駆動用モー
タで、その回転軸にはボールネジなどの駆動軸3hを連
結しており、駆動軸3hは基板2bに設けられた雌ネジ
を貫通し、その一端は上部の保持板3d、に回転円囲・
五へつをこ保持されている。
第14図に図示する溶接台車9において。
9aは溶接台車9の本体を構成する枠体である。9bは
枠体9aに回転可能なように保持された複数個の糸車状
の車輪で、ガイドレール9Cの幅方向の両端をはさみつ
けて転がる。
9dは枠体9aにギャユニツ1−96を介して取付けら
れた走行駆動用モータで、モータ9dの回転軸には減速
ギヤ等を介してピニオンギヤが取付けられており、ガイ
ドレール9Cの面に敷設されたラックギヤ9fを噛み合
って溶接台車9の走行を行う。9gは溶接台車9のガイ
ドレール9C上の位置をカウントするためのエンコーダ
で、その回転軸にはラックギヤ9gと噛み合って転がる
ピニオンギヤが連結されている。
第15図に図示する遠隔操作箱10においてl 10a
は遠隔操作箱10aの外殻を構成する箱体で2例えば合
成樹脂等の材質が用いられる。10bは複数のキー、1
0Cは表示のための複数のLED等、10dは3つの状
態を有するスイッチ、例えばスイッチ10dの下部10
d1を押すとスイッチ10dの電気接点がONになり、
離すとOFFの状態になる。また、スイッチ10dの上
部10d2を押すと、上記の電気接点と別の電気接点が
ONになり離すとOFFになる。このように2種類のO
Nの状態とOFFの状態を有するスイッチ、10eは信
号用ケーブル、なお、遠隔操作箱10の盤面のキー10
bの配置はその一例を示すものであるが各キー10bの
定義は次の通りである。
(W−8EMS)はオシレート幅制御有無キー。
キーONの状態でオシレー!・幅制御有、キーOFFの
状態ではオシレート幅制御無、〔P〕は溶接パス腐(ナ
ンバー)の設定キー、 CP、R:]は溶接条件等の指
令値(表示値)と実際値とを一致させるための校正キー
、 CC0N、)は溶接を途中で中断したあと、中断点
から再開始する場合の溶接台車9の走行位置のカウント
と、そのカウントにもとづく溶接線上の位置のセンシン
グ情報(アークセンサ13から出力される〔ΔD〕と廠
…〕)の記憶を中断前の状態に引続き継続させるための
途中継続命令キー、〔工、R〕はキーONの状態では非
常停止−+ −以外のキーを受付けないためのインタロ
ックキー、 (W、L(W2)、(W、1.CT、’]
、(T2)および(Oc)Rオシレート条件設定のため
のキーで、(W、)は単純オシレート軌跡の場合のオシ
レート幅又は台形オシレート軌跡の場合の下辺のオシレ
ート幅を設定するキー。
〔W2〕は台形オシレート軌跡の場合の下辺と上辺との
間隔すなわちオシレータ3のY軸とY軸との動きによっ
て合成される軌跡の高さ方向のオシレート幅を設定する
キー、 (W、)は台形オシレート軌跡の場合の上辺の
オシレート幅を設定するキー、 (T、)は単純オシレ
ート軌跡の場合の両端部又は台形オシレート軌跡の場合
の下辺の両端部におけるオシレート運動の瞬時点・な停
止時間を設定するキー。
〔T2〕は台形オシレート軌跡の場合の上辺の両端部に
おけるオシレート運動の瞬時的な停止時間の設定キー、
 (Oc)はオシレータ3のX軸単独又はY軸とY軸と
の駆動によるオシレートの速度を設定するキー、〔H〕
及び(S)は溶接線上における1・−チ1の位置設定の
ためのキーで、〔S〕は溶接中アークセンサ13から出
力される〔ΔD〕にもとづいて補正されるX方向の1・
−チ位置に関し、開先の中心位置とオシレートの中心位
置とを合致させる場合を0としく通常はこの状態がノー
マルな状態である)、溶接の目的に応じて開先の中心位
置に対してオシレート3の中心位置をシフトシて溶接を
進行させる場合のシフトキー。
(H)はチップ1bと溶接金属17との距離を設定する
キーで、溶接中アークセンサ13から出力される〔」〕
は設定された(H)を保持するために補正するものであ
る。(A) 、 (V’l及び〔D)、a溶接条件設定
のためのキーで。
(A)は溶接電源14から出力される溶接電流CI)の
設定キー、そして設定された溶接電流値に比例して、ワ
イヤ5の送給速度〔v〕も決まる。(V)は溶接電源1
4から出力される溶接電圧〔V〕の設定キー、〔D〕は
溶接台車9の走行速度の設定キー、ただし、〔W。
SEMS)キーがONの状態で溶接を開始した場合は、
あらかじめ制御装置7にインプットされた開先間隔と溶
接速度(溶接台車9の走行速度)との関係式のプログラ
ムにもとづいた速度で走行する。(O8/S)及び(D
/S)は設定された条件で作動するシミュレーションキ
ーで、 〔O8/S)は〔W+ ) 、 CW−) 、
 〔W−)1 。
CT、’) 、 (T、 )及び〔U〕で設定されたオ
シレート条件で作動するオシレートシミュレーションキ
ー。〔D/S〕は〔D〕で設定された条件で作動する溶
接台車9の走行速度シミュレーションキー、 (Z/I
 ) 、 (W/I ) 、 (X/I )及びCY/
I)は駆動系の駆動操作を行うインチングキーで、〔Z
/I)は溶接台車9の走行を手動操作で行うインチング
キー。この場合の走行速度は[’D)で設定された速度
でもよいが。
インチング時の速度を別途プログラムで指定してもよい
。(W/I)はワイヤ5の送給を手動操作で行うインチ
ングキー。この場合の速度は通常は(A)で設定された
溶接電流値CI)に比例した値である。(X/I)はオ
シレータ3のY軸の駆動を手動で行うインチングキー。
(Y/I)はオシレータ3のY軸の駆動を手動で行うイ
ンチングキー。(STT)は溶接開始キー。[:5TP
)は溶接停止キー。〔非常停止〕は非常の場合に溶接電
源14.モータ駆動系の電力系及び一部制御系の電気的
回路を停止させるキー。第16図及び第17図に示すオ
シレーj・軌跡のパターン例において、(W、)はオシ
レート軌跡におけるオシレート運動である。
第16図における〔W1〕はオシレータ3のY軸のみの
駆動によって形成される単純オシレート軌跡の幅を示し
、第17図における〔W1〕はオシレータ3のY軸とY
軸との駆動によって形成される台形オシレート軌跡の下
辺の幅を示す。〔W2〕はオシレータ3のY軸とY軸と
の駆動によって形成される台形オシレート軌跡のうち、
Y軸の動きとY軸の動きとが合成された軌跡の高さを示
す。〔W、〕は〕オシレート幅のY軸とY軸との駆動に
よって形成される台形オシレート軌跡のうち、 (W2
)の高さを保持したままX軸方向に動くオシレート幅す
なわち台形オシレート軌跡の上辺の幅である。〔T1〕
は単純オシレート軌跡(第16図)の場合の両端部及び
台形オシレート軌跡(第17図)の場合の下辺の両端部
におけるオシレート運動の瞬時的な停止時間である。
〔T2〕は台形オシレート軌跡(第17図)の場合の上
辺の両端部におけるオシレート運動の瞬時的な停止時間
である。第16図及び第17図中の太線ja) 、 I
c) 、 (d) 、 !e)はオシレートの往路の軌
跡、2点鎖線rbl 、 If) 、 Ig)、 rh
lハ復路の軌跡で、太線(al 、 lcl l fd
) l fel及び2点鎖線fb) 、げ) 、 (g
) 、 fh)に付した矢印はオシレートの方向を示す
第18図に図示する溶接要領において。
17a、17b、17Gは開先を埋める溶接ビートの積
層状況を示すも゛ので、17aは初層ビート。
17bは1層又は複数の中間層、17Cは最終層を示す
次に本実施例の作用について詳述する。
まず、第4図人工第12図に図示するアークセンサの機
能について説明する。電流検出器23と増幅器26dと
によって、溶接電流〔I)の平均値(Ia )が、また
電流検出器23と増幅器26eとによって、溶接電流C
I)の実効値〔Ie)が求められる。また、電圧値検出
器24と増幅器、26Cとによってチップ1bと被溶接
物4との間の電圧(V)が求められる。さらに1回転量
検出器25と増幅器26bとによってワイヤ送給速度〔
v〕が検出される。
これらのアナログ量はA/D変換器28d。
28e、28C,28bによってディジタル量に変換さ
れてディジタル電算機29に加えられる。
ここで記号を次のように定義する。
(Ia ) ;溶接電流CI)の平均値。
(Ie ) ;溶接電流〔I)の実効値。
〔V〕 ;ワイヤ送給速度。
〔V〕 ;チップ1bと被溶接材4との間の電圧。
(L、) ;チップ1bの先端からアーク16までのワ
イヤ5の長さいわゆるワ イヤ突出し長さ。
(L、) ;ワイヤ5の先端から溶接金属17までの距
離、いわゆるアーク長。
〔L〕 ;ワイヤ突出し長さ〔Lつ〕とアーク長〔LA
〕との和すなわちチップ1b の先端から溶接金属17までの距 離。
〔Vt);ワイヤ突出部に溶接電流CI”+Ie)によ
って生じる電圧降下。
(V、);溶接電圧(V)から電圧降下〔v6〕を差引
いた電圧すなわちアーク電 圧。
とすると、上記諸量の間には近似的に次の関係がある。
なお、上記諸量については以下付号のみで表示する。
L、 = f、 (Ia 、 Ie 、 v )−−−
−−一第1式(参考文献1)V、 = f、(Ia、I
e、v、Lt)−−−一第2式VA= V −V、−−
−−−−−一−−−−第3式り、= f、 (Ia 、
VA)−−−−−−−−一第4式(錆鶏2 )L = 
L、 + L、−−−−−−−−−−−一第5式第1式
は参考文献1.から、また第一41式は参考文献2から
求められる。第2式の具体的な形は実験によって求め−
ることができる。
第3式及び第5式は第4図から自明である。
■ したがって、第1式の関係をディジタル電算機29
にプログラムしておき、 (Ia。
Ie)と(V)とを与えると〔玩〕が求められる。
■ 一方、第2式の関係をディジタル電算機29にプロ
グラムしておき+ (Ia+Ie) t〔v〕及び上記
0項で得られた(L、’)を与えると〔V、〕が求めら
れる。
■ 第3式の関係をディジタル電算機29にプログラム
しておき、チップ1bと被溶接材4との間の電圧及び上
記0項で得られた(V、 )を与えると〔■〕が求めら
れる。
■ 第4式の関係をディジタル電算機29にプログラム
しておき、(Ia、Ie)と上記0項で得られたCV、
)とを与えると(L、)が求められる。
■ 第5式の関係をディジタル電算式29にプログラム
しておくと、上記0項で得られた〔L8〕と上記0項で
得られた(LA)との和からチップ1bと被溶接材4と
のボ 距離(L)が希められる。
■ 上述のように、説明変数として(IaJ6)〔v〕
、〔v〕を与えると第1式人工第5式から(L)が目的
変数として求められる。
■ 第5図は、オシレータ3の駆動制御部から出力され
るオシレート位置信号〔θ〕(振幅が最大になるタイミ
ング及び振幅が零になるタイミング)をもとに、すなわ
ちオシレート振幅が零を横切るタイミングを基準にして
、それから一定時間 〔Δt〕毎に(Ia、Ie) 、 (v) 、 (V)
をサンプリングして前述の(L)を演算した時のタイミ
ング(これは等価的にオシレート振幅となる。何故なら
ば、オシレート速度は一定であり、かつサンプリング間
隔も一定である。)と(L)との関係゛を、第4図に図
示したような被溶接材4で形成されるV型突合せ開先内
で溶接した場合の1例を示す。本例では、データ(Ia
、Ie) 、 (v) 、 (V)のサンプリングは振
幅のゼロクロス時から最大の往路のみで行い復路では行
わない場合を示す。このように開先内でオシレート溶接
を行うとオシレート位置とそれに対応する(L)とのグ
ラフが得られる。
■ 第6図は被溶接材4で形成される継手の開先間隔が
変化している状態を 示すが、第7図及び第8図は第6図 で示した開先の位置が異なる2つの 断面でオシレートを2次元に行いつつ溶接を行った時に
X方向のオシレート幅 〔W)と(L)との関係及びトーチ先端の軌跡30a、
30bを示す。
第7図は開先間隙が小さく、第8図は 開先間隔が大きい場合を示しているがいずれも2次元の
オシレート軌跡(30a。
30bに相当する)を開先の断面形状に近く選ぶと(W
)と(L)との関係において(L)の軌跡30a 、 
30.b R−平担になる。
■ 第9図及び第10図は、第7図及び第8図における
(W)と(L)との関係とチップ先端の軌跡30a 、
 30bとに注目し、Y方向のオシレート高さを〔鳴〕
とする時に−(W)に対する( L” wY)を求めた
ものである。ここに、 (W、)及び〔W、〕はX方X
内方オシレート幅、〔w、)及び〔W4〕は(wY=0
)である時での〔W〕の幅であり、 ’(WY)は軸(
WT=’O)に対して左右対称とする。
O第11図及び第12図は、被溶接材4で形成されるV
型突合せ継手において2次元オシレートによる溶接で0
項で述べた(w−LJ(すなわち(L’=L−w、 )
とする)に注目すれば、オシレート幅〔w〕が制御でき
ることの説明図である。
ここで(L、’)はX方向のオシレート幅(W)が小さ
い時のすなわち開先中央付近での(L’)の値である。
〔r〕は演算によって求めた〔L’)の値が外乱による
誤差のためバラツキすなわちバラツキ除去パラメータを
生ずるのでこの影響を除くために設けたパラメータであ
る。(u〕はオシレート振幅を制御するために設けたパ
ラメータすなわちオシレート振幅制御パラメータである
■ 第11図は開先形状が不変の時に(Lm)の設定値
の大小によって適正な〔W〕が変化することの説明図で
ある。ここで〔r〕及び(IJ));tあらかじめ実験
によって求めた適正な値をディジタル電算機29にパラ
メータとして設定しておく。
■ 溶接が開始されると、X方向のオシレート振幅の零
タイミングを検出し、検出したらデータ(Ia、Ie、
V、v 〕をサンプリングして(L)を第1式人工第5
式に従って演算する。次に、サンプリングタイムが来た
ら、まだデータを取り込み(L)を計算する。この過程
を数回繰返してその平均値を求めておく。サンプリング
間隔は第5図で示した〔Δt〕である。
@ その後は、〔Δt〕毎にその時のデータ(Ia、I
e、V、v)に基づく〔L〕を演算し。
〔L1〕と(LL、’ −(r”、−u ’) )との
大小関係に注目する。もしく(L’)≧(Lo’= (
r+u)))ならばさらに同じ方向にオシレートを行う
。しかしs ((L’ ) < (Lo“−(r+u)
))の条件が数回連続して成立すれば、オシレート方向
を反転させる。
O次にまた0項で述べたオシレート方向と反対方向での
X方向のオシレート振幅が零のタイミングを検出し、以
後@、◎項で述べたシーケンスを繰り返t。
■ このようにすれば、D)、(u)で設定されたパラ
メート条件に従い適当な大きさでオシレートが繰返し行
われる。
■ ところで、第11図は開先形状が不変の場合に(u
)を(”u、)、(Lit)、((ul)<(u、月と
した場合を示しているが。
((L’)< (Lo’)−(r+u))ノ条件を成立
させるためには、(u、)の方が〔U、〕の場合よりも
大きくX方向にオシレートさせなければならないことは
第11図から自明である。すなわち、〔U〕を調整する
ことによって、〔W〕を制御できる。
((u、)<(u、)ならば(ws ) < ’(ws
 )となる。ここに〔W、〕は(u、)に対応するX方
向のオシレート幅、 [:W、) ハ(u2)に対応す
るX方向のオシレート幅テある。)オシレートパターン
の制御は、第9図及び第10図において、X方向のオシ
レート幅〔W2〕及び〔W4〕を制御するものとし。
(w、)max及び(w、 −w、 ) 、 (w4−
 w、)は一定とする。ここに〔Wア)maxはl:W
Y)の最大値である。
■ 第12図は溶接途中で開先間隔が変化した時に(u
)を一定にしておけば、〔W〕が適正値に制御できるこ
との説明図である。
@ 動作の原理は@人工@項と同一であるが第12図の
場合は(u)を一定の値〔U、〕に設定したことである
。開先間隔が異なっている時に(u)が一定であると、
開先間隔が大きい場合(実線で示す)のオシレート幅〔
W、〕は開先間隔が小さい場合(点線で示す)のオシレ
ート幅〔W8〕よりも大きt<箋なることは第12図か
ら自明なことである。すなわち、〔U〕に適正な値を選
んで置くと、開先間隔の変化によって自動的に〔W〕が
制御される。
@ 以上、第11図から開先間隔が不変の場合、〔W〕
は(u)の設定値によって制御できること。また、第1
2図に示した開先間隔が変化している時適正な(u)を
設定することによって(W)が変化し。
開先間隔の変化に適応する制御ができることを説明した
[相] 次に第9図及び第10図における( CL’ 
)=〔L−wy〕lの第5図に示したX方向オシレート
の1サイクルの平均値(L’m)は次のように演算する
ことができる。
M−1t+2 ■ したがって、設定器27の設定値(Ld)と[相]
項の(L’m〕とを比較して、もし[(L’m〕> (
Ld) lならばトーチ高さを制御する制御装置7 ヘ
((L’m) −CLd月に比例する信号を出力しく(
L’m) = (Ld) ]になるまでオシレータ3の
Y軸を制御する。逆にf(L’m)< [:Ldl l
ならば前述と同様に[(L’m) = (Ld) ]に
なるまでオシレータ3のY軸を制御する。
O[相]及び[相]項によって(L’m〕を(Ld )
の値に常に保持することができる。
[相] また、第9図及び第10図における((L’)
=〔L−WY月の第5図に示したオシレートパターンに
おいて、縦軸〔L°〕の左側の総和(」L“1)と右側
の総和(!!L″、)!=OJ”” との差(油、)は であるが、C〔ΔD1≠0)の時はオシレート中心軸と
被溶接材4.とで形成される開先の中心軸が不一致であ
ることを示している。すなわち(〔ΔD)>0)であれ
ば。
オシレート中心軸は開先の中心軸よりも右側に存在し、
逆に(〔ΔD)<0 )ならばオシレート中心軸は開先
の中心軸よりも左側に存在している。
■ したがって、((ΔD)>0)ならばオシレータ3
の溶接線倣いを制御する制御装置7へ〔ΔD〕に比例す
る信号を出力し。
(〔ΔD )=Q )になるまでオシレータ3のY軸を
制御する。逆に(鉾の〕〈0)ならば前述と同様に((
−f)=O)になるまでオシレータ3のY軸を制御する
[相] ◎人工[相]によって、オシレート中心位置を
常に開先の中心位置に保持することができる。
[相] 以上で2本実施例によれば開先間隔が変動した
場合に、オシレート幅がそれに適応すること、又トーチ
1と被溶接材4との距離が変化しても常に1・−チ高さ
くL)を設定値(Ld )に保持できること。さらに、
溶接線が設定位置からズしてもそれに自動追随できるこ
とを述べたが、開先間隔が変動した場合、ワイヤ送給速
度 〔v〕が一定で(通常はこの状態である)かつ溶接速度
CD)が一定であればビード高さが変化する。
◎ したがって、第11図及び第12図に示すように、
ディジタル電算機29はオシレート幅(W、LCW、)
、(W、)、(:W、)を演算することができるので、
オシレート幅(W)の変化をフィードバックして溶接台
車9の移動速度を制御してビード高さが均一になるよう
にする。
O以上述べた操作はすべてディジタル電算機29のプロ
グラムで制御するものとする。
次に第15図にて溶接に必要な各種条件の教示。
可動部の駆動制御、スイッチ機能をキー操作で行う遠隔
操作箱の機能について説明する。
■ 制御回路の電源がスイッチONの状態になると、制
御装置7.アークセンサ13及び中継箱6に設けられた
パイロットランプが点灯し、同時に遠隔操作箱10の(
LED)IOCの下1桁数字が0を表示し。
て点灯し電源ONの状態を表示する。
@)  (W−8ENS)キーを押すと、キーに仕組ま
れたランプが点灯してキーONの状態となりアークセン
サ13の溶接線倣い機能と開先幅制御機能との回路が稼
動状態となる。したがって、この状態では、V形開先等
の溝を設けた突合せ溶接の開先内溶液が可能となる。次
に、再度同キーを押すとキーに仕組まれたランプが消灯
してキーOF’Fの状態となり、アークセンサ13の溶
接線倣い状態のみが稼動状態として残り、開先幅制御機
能はOFFの状態となる。す迦わち、(W、5BNS)
キーOFFの状態はアークセンサ13から出力される信
号は〔・卸〕と〔、ΔH〕のみで、1・−チ1のオシレ
ート中心位置の修正のみを行う。したがって、この状態
におけるオシレート幅は遠隔操作箱10によりあらかじ
め教示されたオシレート幅(寸法)がキープされる。な
お、このキーのONの状態は他のキーを押すことによっ
てOFFに切り替ることはない。
θ (P)キーを押すと、キーに仕組まれたランプが点
灯してキーONの状態になり溶接パス鷹を表示する(L
ED)IOCが〔1〕を示す。次にスイッチ10dの上
部l Qdzを押すと、押された時間に対応して(LE
D:lOcの表示値が〔1〕から〔2〕。
(3)(4)(5)と変化する。スイッチ10dの押し
操作を止めると、その時の溶接パス腐の数値増加は停止
しその時の値が(LED)10cに表示される。逆にス
イッチ10dの下部10d、を押すと(LED)10C
に表示され光数字が減じる方向に変化し、離すとその時
の値がCLED ) IOCに表示される。このキーの
ONの状態は他のキーを押すことによってOFFに切り
替ることはない。
なお、このCP)キーは溶接パス鷹に 応じたオシレート条件(w、 、w、 、w、 、T、
 。
Tz+(X’) +溶接1・−チ位置条件(H,S)及
び溶接条件(A、V、D)の設定値を記憶することが出
来る。すなわち9例えば多層溶接を行う場合にあらかじ
め各溶接パスAに応じた上記条件を教示しておれば。
実溶接の場合に溶接パス准の数値変更のみで各条件を変
更できる。
■〔P、’R)キーを押すと、キーに仕組まれたランプ
が点灯して、キーONの状態となり、溶接条件等の指令
値(表示値)と実際値とを一致させるための操作体制と
なる。
溶接条件の指令値及び指令動作には溶 接電流〔■〕、溶接電圧〔V〕、溶接速度〔D〕などが
含まれるが、ここでは1例として溶接電流〔I〕につい
ての校正操作について述べる。
あらかじめ、溶接電硫(1,、lの指令値と実際値との
対を複数個測定して指令値と実際値との偏差を求めてお
き、この偏差を指令値に対してあらかじめ求めるプログ
ラムを作成しておき、自動的に指令値と実際値とを一致
させる方法で1次の手順で校正操作を行う。
■ 溶接電流キー(A)を押して、電流ONの状態にす
る。
■ スイッチ10dの下部10d、又は上部10d2を
押して、CLED)10cに表示される電流値(指令値
)を任意の値にセットする。
■ 溶接開始キー(STT)を押してアークを発生させ
、あらかじめ溶接ヘッドの近傍に結線された精度の高い
別の電流計によって実測値を読み取る。この時、溶接電
流キー(A)は自動的にOFFの状態に戻る。
■ 校正キー(P、R)を押して校正ONの状態にする
■ 再び溶接電流キー(4)を押して電流ONの状態に
する。(この状態で溶接電流 (I)の表示値変更ルーチンは校正ルーチンを経由する
。) ■ スイッチ10dの下部10dl又は上部10d2を
押して先に読み取った実測値を(LED)10Cに表示
させる。
■溶接電流キー(A)を押して電流OFF’の状態に戻
す。
■校正キー(P、R)を押して校正OFFの状態に戻す
以上で電流値1点の校正が完了する。次に。
別に電流値(指令値)について上述と同じ要領で校正操
作を行うとV…の操作を終った時点で、先に設定した校
正点と後で設定した校正点とが、制御装置7内部のソフ
トプログラムにより直線で結ばれ上記2点を通る校正カ
ーブが記憶される。しかして、以後の溶接電流値(指令
値)の設定を行うと指令値に合致した実際値が再現され
る。
なお9校正点は上記の2点に限らず2点以上の複数点で
も良いことは当然でその場合は複数の折線グラフが得ら
れ、溶接電源14の出力と表示値(指令値)との校正精
度はより高いものとなる。
■ (CON、)キーは、溶接を途中で中断した後、中
断点から溶接を再開始する場合に使用するキーで、この
キーを押すとキーに仕組まれたランプが点灯し、キーO
Nの状態となり溶接台車9の走行位置のカウントと、そ
のカウントにもとづく溶接線上の位置のセンシング情報
(アークセンサ13から出力される〔・へD〕と〔・へ
H))の記憶を溶接中断前の状態に引続き継続させるこ
とができる。
なお、キーOFFの状態で溶接を再開 すると、溶接中断前の速行位置のカウントにもとづく溶
接線上センシング情報は消滅し、再開始点を0点として
記憶が開始される。
θ (IyR1キーを押すと、キーに仕組まれたランプ
が点灯し、キーONの状態がキープされi〔非常停止〕
キー以外のキーがソフト的にインタロックされる。なお
このキーを再度押すとランプが消灯してインタロックが
解除される。
■ 〔w、〕、〔w*〕、〔w、:+、〔T、〕、+’
r、:+、〔oc〕。
〔H) 、 (S) 、 [A) 、 (V) 、 I
”D)の各々のキーは、指令値の設定キーで例えば(W
、]キー°を押すとキーに仕組まれたランプが点灯して
キーONの状態となり、(LED)10Cに以前に設定
されていた値が表示される。この値を変更する場合は、
スイッチ10dの上部IQdz又は下部10dlを押す
ことにより表示値が変更される。このキーは他のキーと
同じように、再度押すとランプが消灯してキーOFFの
状態となる。また、キーONの状態のまt (W、5E
NS) 。
(P)、(P、R)、(CON)以外のキーが押される
と同じようにランプが消灯してキーOFFの状態となり
、新たに押されたキーのランプが点灯してONの状態に
切替る。
■ (O8/S)及び〔D/S〕キーは設定された条件
で作動するシミュレーションキーであるが、 (O8/
S)キーを押すとキーに仕組まれたランプが点灯してキ
ーONの状態になり、スイッチ10dの上部10d、又
は下部10d、を押すと、あらかじめ設定された(Wl
 )、 (Wt)、(TI)、(’I’s)及び〔Oc
〕の条件でオシレートを行う。〔瑳4〕キーを押すとキ
ーに仕組まれたランプが点灯してキーONの状態になり
、スイッチ10dの上部10d!を押すとあらかじめ設
定された速度でかつあらかじめプログラムにより設定さ
れた方向に走行し、スイッチ10dの下部10d2を押
すと上記と同じ速度でかつ上記とは逆の方向に走行する
なお、これらのキーは何れも・再度押すとランプが消灯
してキーOFFの状態となり、また(W−8ENS)、
 CP)、CP、R〕。
(CON)以外のキーが押されると同じようにランプが
消灯してキーOFFの状態となり、新たに押されたキー
のランプが点灯してONの状態に切り替る。
■ (Z/I ) 、 (W/I ) 、 (X/I 
)及び(Y/I)キーはスイッチ10dの操作と組合せ
で作動させるインチングキーで、キーを押すといずれも
キーに仕組まれたランプが点灯してキーONの状態とな
る。
(Z/I)キーがONの状態でスイッチ10dの上部l
O屯又は下部i0d、を押すと、押されて−る時間だけ
上記のCD/8)キーの作動のときと同じ方向に溶接台
車9が走行する。この時の走行速度はあらかじめプログ
ラムにより設定された速度(例えばインチング操作に必
要な速度・)である。
〔イ/I)がONの状態でスイッチ10dの上部10屯
又は下部10d、のいずれかを押すと、押されている時
間だけスイッチ10dの押し位置と対応してあらかじめ
プログラムにより設定された方向にオシレータ3のY軸
駆動用モータ3gが作動し、1・−チ1が高さ方向へ移
動する。
この時の移動速度も(X、/I)キーの場合と同じよう
にあらかじめプログラムにより設定された速度(例えば
インチング操作に必要な速度)である。
以上、 4 ツOキー(Z/I ) 、 (W/I )
 、 (X/I)及び(Y/I)はいずれもONの状態
から再度押すとキーに仕組まれたランプが消灯してキー
OFFの状態となり、また(W、5ENS )、CP)
CP、R)、(CON)以外のキーが押されると同じよ
うにランプが消灯して、キーOFFの状態となり、新た
に押されたキーのランプが点灯してONの状態に切り替
る。
■ (STT)キーを押すと、はぼ次のようなシーケン
スを踏襲してついで本実施例にもとづくアークセンサ制
御の溶接が開始される。すなわち。
■ (STT)キーを押すと、キーに仕組まれたランプ
が点灯してキーONの状態となる。
■ キーONの状態と同時に9図示省略のシールドガス
ボンベから供給されるシールドがス15の送給系路に仕
組まれた電磁弁が作用してシールドガス15が流れはじ
め、トーチ1の先端のシールドノズル1aから流出する
。(アーク発生前のある一定時間前からシールドガスを
流すことをプリフローという。) ■プリフロー開始後、溶接電源14等に仕組まれたタイ
マーの設定時間を経過すると、溶接電源14の溶接電力
供給開始のためのマグネットスイッチがONの状態とな
りただちにワイヤ送給装置11のモータ20が駆動して
ワイヤ5の送給がは、  しまり、被溶接材4とトーチ
1の先端から繰り出されたワイヤ5の先端との間にアー
ク16が発生し溶接が開始される。
■ アーク16が発生すると、遠隔操作箱10によりあ
らかじめ設定された溶接電流値CI)及び溶接電圧値(
V)に安定した後。
アークセンサ13からオシレート開始点(オシレータ3
が停止の状態にあって。
オシレートの中心点)を定義するための信号が制御装置
に送られ同時にその信号を受けてあらかじめ遠隔操作箱
10により設定されたオシレート条件のもとにオ捗:/
l/−13f)いヵ、−2い、、1、豐N ・i 4 が駆動してトーチ1のオシレートが開始される。ま
た、同時にあらかじめ遠隔操作箱10により設定された
溶接速度のもと溶接台車9の走行モータ9dが駆動して
走行を開始する。
なお、I:5TT1キーONの状態であっても、(1,
R)キーがOFFの状態であれば、溶接条件等の変更又
は修正は。
(W、)、(Wり、(W、)、(T、)、(T2)。
(0,〕、(A)、(V)、([1,(H〕、(81の
キーとスイッチ10dとの操作で可能である。
(、i;)  (STP)キーを押すとほぼ次のような
シーケンスを踏襲後に溶接が停止する。
■ (STP)キーを押すと、(8TT1キーのランプ
が消灯してキーOFFの状態となり。
同時に溶接台車9の走行が停止する。
■ 次にオシレータ3がその時点でのオシレート周期の
中心に来た時に停止する。
■ 次に溶接電源14の内部に仕組まれたクレータフイ
ラが作動して溶接電流(I)が除々に低下してアークが
消去する。
■ 次に溶接電源14の内部に仕組まれたシルトガスア
クアフローが作動して、あらかじめ設定した時間ののち
、電磁弁が作動してシールドがス15の供給が停止する
■ 〔非常停止〕キーを押すと、制御装置7の電源入力
系の回路がOFFなとって。
アーク16の停止はもちろん制御系回路の電力供給が停
止する0 次に9本実施例による溶接装置の制御袋装置7の記憶部
7Cには2本溶接装置により有益な自動機とするため次
のような機能のプログラムが内蔵されている。
〔1〕 溶接線の軌跡情報記憶プログラム溶接進行とと
もに変化する溶接線の蛇 行及び開先間隔の変化にもとづく修正信号“(4団) 
、 (ΔH〕を溶接台車9のエンコーダ9gが発振する
パルスを制御装置7のパルスカウンタ7jで処理して一
定間隔(溶接台車9の走行距離)で信号を(cpu)7
aに送り、その信号を受けた時点での〔Δ[) ) 、
 (」)の値を記憶させるプログラムで溶接線の軌跡情
報5である。このプログラムによって得られた溶接線の
軌跡情報は最終層17Cの溶接で必要とするが、初層1
7aから中間層17bまでの全ての層の軌跡情報を必要
とするわけではないので2例えば遠隔操作箱10のパス
A6の表示が〔1〕を示している時(初層溶接時)にの
み軌跡情報を記憶させておけばよい。もちろん、パスA
 〔P)の表示が〔1〕である必要はなく9例えば〔2
〕以上の数値で最終層17Cの前のパス、% (P)で
記憶させてもよい。
なお2本明細書の実施例ではパス/I61で記憶するよ
うあらかじめプログラム化されていることを前提に説明
する。
したがって、初層17a又は中間層17bの何れかの溶
接によって、溶接線の蛇行に起因する〔△H〕及び〔Δ
D〕が溶接のスタート点からある一定の間隔で記憶され
ておれば、最終層17Cの溶接において。
前述の記憶された層の溶接開始点に最終層17Cの溶接
開始点を合せて溶接を開始すれば、溶接の進行にともな
って前述の記憶情報〔△H〕、〔△D〕がエンコーダ9
gから発するパルスにもとづく位置情報(溶接台車9の
走行距離)によって。
〔ΔH〕及び〔ΔD〕が記憶部7Cから制御部(サーボ
ユニツク7h)に出力され、オシレータ3のX軸とY軸
とを作動させいわゆる溶接線軌跡のリピートが行われる
〔2〕 溶接速度自動制御プログラム このプログラムについては、第4図人 里第12図でのアークセンサの機能について説明の中で
述べているので詳述は避けるが、この機能は溶接姿勢、
開先形状又は溶接条件(溶接電流〔■〕、溶接電圧 。
〔V〕)等によってオシレート幅内と溶接速度〔D〕の
関係が異るので2例えば溶接姿勢又は適用する溶接条件
別に〔舅と(D)との関係をあらかじめ求めておきその
アルゴリズムにもとづくプログラムの入力が必要である
次に本実施例による溶接装置を用いて 溶接を行う場合について述べる。
〔第1例〕 被溶接材4の開先形状がほぼV形開先で。
溶接線方向に開先間隔が変化しており、かつ溶接線が蛇
行している場合の下向き突合せ溶接継手で溶接台車9が
走行する直線状のがイドレール9Cを溶接線には゛望平
行に敷設された状態である。また、溶接の積層要領は第
18図に示すような1パス1層で複数の層を重ねる方法
である。
■ 先づ、第14図に図示する例で説明したように、被
溶接材4の溶接線とほぼ平行にガイドレール9Cを敷設
し、オシレータ3を積載した溶接台車9をガイドレール
9Cにセットする。この時、オシレータ3の保持具2に
固定された1・−チ1の中心が開先のほぼ中心になるよ
うにセットする0この状態で単に台車を走行させると、
溶接線は蛇行しているので、1・−チ1の中心と開先の
中心位置は除々にズレることになる。
■ 次に本溶接装置のすべての電源スィッチを投入して
制御回路に電力を供給する。
■ 遠隔操作箱10のキー10bとスイッチ10dとに
より、先づ先に述べた[P、 R〕キーの操作により溶
接条件等の校正を行ったあと、対象とする被溶接材4の
板厚を溶接するに必要な溶接層数分だけ溶接条件(A、
V、D) 、オシレート条件〔W、。
W2 、w、 、 T、 、 T2 、 Oc)及び1
・−チ1の位置条件(H,S)を設定する。各条件の設
定要領は前述の第2図、第3図及び第15図の機能説明
の通りである。
なお、ここでオシレート条件の設定は 次のことを配慮する。すなわち、下向突合せ溶接の場合
のオシレート軌跡は第16図に図示する例で説明したよ
うに、単振動でよいので、〔W、〕のみを開先幅に応じ
た設定を行い〔W2〕、〔W、〕はOで良い。
また、オシレート停止も一般には必要がないので(T、
) 、 CT、)は0で良い。またここで設定する〔W
1〕は最終層17Cの条件を除き溶接開始点の開先寸法
にほぼ合った条件で良い。すなわち、開先内のビードを
形成する層は、−たん溶接が開始し、アークセンサ13
が作動すると、オシレート幅は開先幅の変化に応じて制
御される。ただ最終層17Cの溶接は、開先内が溶接金
属17でほぼ埋めつくされた状態の上に行うことが想定
され、開先面が残存していなければ、アークセンサの原
理にもとづく〔L〕の変化が小さいので、オシレート幅
の自動制御が不可能である。したがって、最終層17c
のみは遠隔操作箱10で設定された最終層17Cの〔W
1〕の寸法を保持して溶接することになる。
また、溶接条件のうち溶接速度CD)の設定も同じこと
が云える。すなわち2本実施例の装置には開先間隔の変
化にかかわらずビード高さを一定に保つようにするため
、アークセンサの原理にもとづいて制御されたオシレー
ト幅に応じて溶接台車9の走行速度を自動的に制御する
プログラムが組み入れられており、したがってアークセ
ンシングが可能な開先内の溶接では、CD〕の設定はほ
ぼ目安となる速度を設定しておけば良い。しかし、最終
層178の溶接では前述の通りオシレート幅の自動制御
が不可能であるので、遠隔操作箱10で設定されたCD
)の速度を保持して溶接することになる。
溶接1・−チ1の位置条件(H,S)の設定は、溶接開
始点に対する1・−チ1の位置付けを行う操作で、この
時(H)の設定はワイヤ5の突出し長さ〔Lつ〕+アー
ク長〔L、〕で構成されるチップ母材間距離〔L〕の基
準長さの設定を意味する。したがって□、その設定にあ
たっては、1・−チ1が最も下った状態すなわち初層1
7aの溶接の場合と1・−チ1が最も上った状態すなわ
ち最終層17Cの溶接の場合を想定し、その範囲がオシ
レータ3のY軸ストローク内に納まるよう配慮する必要
がある。
なお、〔S〕の設定は第18図に図示した例で説明した
ような1パスで1層ずつ形成する積層法では開先の中心
に対するオシレートの中心点は合致させるのが望ましい
ので、この場合の(S)はOでよい。
■ 以上の遠隔操作箱10の操作によって所要の溶接条
件等の設定は終るが、トーチ1の開先に対する位置決め
調整又はワイヤ5の突出し長さの調整等の操作、さらに
は設定した各種条件のシミュレーションは先に述べたキ
ー操作によ秒行うことは云うまでもない。
■ 次に溶接開始以降の作動について説明する0 (STT)キーを押して溶接を開始すると第15図に図
示した例で説明したように(STT)キー押し後のシー
ケンスにしたがって溶接が開始される。すなわち、シー
ルドガス15のプリフローからはじまりアーク16の発
生、アーク16の安定。
オシレータ3の駆動、溶接台車9の駆動の順に溶接開始
の諸作動が行われ、−たんオシレータ3が動き出すと先
に第4図人里第12図で図示した例で説明したようにア
ークセンサ13が作動して、その原理に基づいてオシレ
ート幅制御と溶接線の追随とが行われる。この場合、遠
隔操作箱10により設定されたオシレートパターンは第
16図に図示する例で説明したように単純形であるが、
ワイヤ5の先端はアー、り16を介してアーク直下に形
成される溶接金属17の表面(溶湯面)とその両側の開
先面に沿って揺動し、このときチップ1bと上記開先面
及び溶湯面17との距離は、アークセンサ13から出力
される〔d〕すなわちオシレータ3のY軸モータ3gの
駆動に作用する補正値によって遠隔操作箱10の(H)
キーにより設定された寸法を保持する。したがって、オ
シレートパターンの基本形は単純形であっても溶接中の
軌跡は両端が若干はね上った一一形を呈する。
−たん溶接が開始されるとこのような軌跡を描きながら
進行するが、開先幅の変動に対してはアークセンサ13
のディジタル電算機29に設定されたパラメータ(U)
がオシレータ3のX軸モータ3fの駆動に作用し、開先
幅に応じた適正なオシレート幅を維持しながら進行する
。さらに、溶接線の蛇行によって生じるX軸方向の変動
に対してもX軸補正値〔ΔD〕とCU)との作用によっ
て、常に開先内でのオシレーションを維持するので、オ
シレータ3のX軸の最大揺動幅が溶接線の蛇行(X軸方
向の最大のズレ量)を充分ニカバーしてしることを前提
として充分に対応する。
また、開先幅の変動に応じたオシレー ト幅の制御信号は、制御装置7にあらかじめ入力されて
いる下向き突合せ溶接に適した溶接速度自動制御プログ
ラムに作用し、溶接台車90走行速度を制御して開先内
に形成される溶接金属17の高さすなわちビード高さを
一定に保つことができる〇 さらに、溶接途上にアークセンサ13 から出力されたトーチ1の位置の補正値〔ΔD〕及び〔
ΔH〕は溶接開始点を0として溶接進行にともなってカ
ウントされた距離すなわち溶接台車9のエンコーダ9g
から発振されたパルスをパルスカウンタ7jで処理され
た一定間隔毎に記憶される。
■ 次に溶接停止の動作について説明する0目標とする
溶接終了点まで溶接が進行 し、あらかじめガイドレール9Cに取付けられたストッ
パーにリミッタ−が当るか又は遠隔操作箱10の(ST
P)キーを押すと第15図で図示した例で説明したよう
にシーケンスにしたがって溶接が停止する。すなわち溶
接台車9の走行停止オシレータ3の駆動停止に続いて、
フレーターフイラが作動してアーク16が消去し、シー
ルドガスアフタフローの後。
溶接のすべての動作が停止する。
■ このようにして、第1層目(初層)17aの溶接は
完了するが開先幅が変動しかつ溶接線が蛇行した継手で
あっても、開先内にあらかじめ想定された高さの溶接ビ
ード17aが形成される。
■ 2層目17b以降の中間層の溶接は溶接台車9を第
1層目の溶接開始点に戻し。
〔STT〕キーを押すと、第1層目の溶接と同様あらか
じめ遠隔操作箱10により設定された各条件のもとアー
クセンサ3の作用で適正な溶接が行われる。
■ 次に最終層の溶接は初層17a又は中間層17bの
溶接で記憶された溶接線上のトーチ位置の情報〔ΔD、
ΔH〕をリピートして行なわれる。しかるに、先づ溶接
装置は1この溶接は最終層である”との認識が必要であ
るが、これは遠解操作箱 10のパスA (P)を最終層17Cに限定したある任
意の数値又は信号を決めておきその数値又は信号がパス
4 (P)に表示された時に、上記の記憶情報をもとに
溶接するルーチンを通るように設定しておくことによっ
て目的が達せられる。
〔第2例〕 被溶接材4の開先形状がほぼV型開光で。
溶接線方向に開先間隔が変化しておりかつ溶接線が蛇行
している場合の立合突合せ溶接継手で溶接台車9が走行
する直線状のガイドレール9Cを溶接線にほぼ平行に被
溶接材40表面に取付けられた状態である。また、溶接
の積層要領は第18図で図示する例で説明したように1
パス1層で複数の層を重ねる方法である。
■ 先づ〔第1例〕の場合と同様に、ガイドレール9C
にオシレータ3を積載した溶接台車9をセツI−L、l
−−チ1を開先のほぼ中心線上に位置させる。
■ 次に本溶接装置のすべての電源スィッチを入れる。
■ 遠隔操作箱10のキー10bとスイッチ10dによ
り、対象とする被溶接材4の板厚を溶接するに必要な溶
接層数分だけ溶接条件(A、V、D)、オシレート条件
(W、 、 W、 、 W3. T、 、 T、 、 
Oc)及び1・−チ1の位置条件(H,S)を設定する
。なお。
これらの条件設定前に(P、R)キーにより溶接条件等
の校正が完了している。
オシレート条件の設定は初層17a及 び中間層17bについて次のことを配慮する。すなわち
、立向突合せ溶接の場合のオシレート軌跡は第17図で
図示する例で説明したように、底辺の無い台形が望まし
い◇したがって、振幅成分として形成しようとするビー
ド表面の幅に対応する(WJ =ビードの高さ方向に対
応する〔W、〕及び開先ギャップ(ルート間隔)に対応
する〔W8〕のそれぞれの寸法を設定し、さらに〔W、
〕の両端に(T、)、また〔W、〕の両端に〔T2〕を
それぞれビード形成に最適なオシレート停止時間を設定
する。
最終層17Cの溶接は第1例の場合と 同様でアークセンサ13によるオシレート幅の自動制御
が不可能であるので、遠隔操作箱10により設定された
最終層17Cのオシレート条件を保持して溶接する。
溶接速度CD)も設定値に従う。
以下、溶接開始までの操作は第1例記 述の0項までを踏襲する。
■ 次に溶接開始以降の作動について説明するO 〔ST’T)キー押し後、アーク16が発生しオシレー
タ3の駆動、溶接台車9の駆動までのシーケンスは第1
例の説明と同じである。
−たんオシレータ3が動き出すと、アークセンサ13の
作動によりオシレート幅制御と溶接線の追随が行われる
が、この場合2遠隔操作箱10により設定されたオシレ
ートパターンは第17図で図示した例で説明したように
底辺のない台形である。しかし、立向溶接の場合は下向
溶接と異ってアーク16によって溶かされた溶接金属1
7はアーク点よりもやや手前側下方に流れ、前下りのク
レータが形成される。したがって、溶接台車9の上昇と
もあ必まって台形オシレート軌跡を描くアーク16の先
端は常にクレータの上縁に沿うことになる。この時、チ
ップ1bと上記クレータの上縁との距離は〔町キーによ
って設定された寸法に対してアークセンサ13から出力
される〔△H〕すなわちY軸モータ3gの駆動に作用す
る補正値で修正された寸法を維持しながら台形オシレー
!・を描く。
また、溶接進行にともなって変化する 開先幅の変動と溶接線の蛇行に対して。
アークセンサ13のディジタル電算機29に設定された
パラメータ(U)とX軸補正値〔△D〕とがオシレータ
3のX軸モータ3fの駆動に作用し、開先幅に応じた適
正なオシレート幅と開先中心位置に対する適応制御が行
われる。さらに、開先幅の変動に応じたオシレート幅の
制御信号は制御装置7にあらかじめ入力されている立向
突合せ溶接に適した溶接速度自動制御プログラムに作用
し、溶接台車90走行速度を制御して開先内に形成され
る溶接金属17の高さすなわちビード高さを一定に保つ
以下、溶接開始点をOとして記憶する 倣い信号〔ΔD〕及び〔ΔH〕の作用、溶接停止の動作
シーケンス、第2層目以降の中間層17bの溶接及び最
終層17Cの溶接に関する諸々のシーケンス、操作、作
用は第1例に記述した■人工■項に準じる。     
・ 〔効果〕 開先精度の悪い溶接継手(開先間隔の変動や溶接線が蛇
行している継手)に対して2本発明に係る溶接装置を適
用することにより開先間隔の変動に対するオシレート幅
の適応制御と溶接線に対する追随制御が自動的に行わ。
れるので、溶接開始前に標準的な溶接条件や駆動系の作
動条件を簡単な遠隔操作箱で入力しておけば、溶接開始
後は無監視、無操作で溶接が進行する。しかも、前述の
自動制御はアークセンシングの原理に基づく電気的信号
によって高精度に行われるので9人間の技個に錆った従
平の浣梓枯早に汁、べ品質のよい侵れた溶接部が得られ
る。
参考文献 (1)丸尾大、平田好則「電流制御アーク溶接に関する
研究」 昭和55年7月 社団法人溶接学会溶接法研究委員会発
行 (2)安藤弘平、長谷用光雄「溶接アーク現象」(増補
版) 昭和42年10月1日 ■産報発行
【図面の簡単な説明】
第1図人里第18図は本発明に係るもので。 第1図は本発明に係る一実施例である溶接装置の全体構
成図、第2図はその結線系統図。 第3図はその制御装置の構成と回路系統図。 第4図はその溶接装置の溶接回路及びアークセンサを示
すブロック図、第5図はそのアークセンサの原理説明図
で、オシレートパターンとチップ被溶接材間距離とのグ
ラフ、第6図は被溶接材の開先間隔が変化している状態
を示す説明図、第7図はその■−■断面図と開先内でオ
シレートした時のオシレート幅に対するチップ被溶接材
間距離の変化パターンを示す説明図、第8図は第6図の
■−■断面図と開先内でオシレート幅シた時のオシレー
ト幅に対するチップ被溶接材間距離の変化パターンを示
す説明図、第9図及び第10図は本発明に係る原理の説
明図、第11図及び第12図は第9図及び第10図に示
すグラフと開先断面図との関係図、第13図は本実施例
のオシレータの構成図、第14図は本実施例の溶接合車
の構成図、第15図は本実施例の遠隔操作箱の構成図、
第16図は単純オシレート軌跡のパターンの説明図、第
17図は台形オシレート軌跡のパターンの説明図、第1
8図は溶接の積層要領を示す溶接部の横断面図である。 1・・・溶接1・−チ、la・・・シールドノズル。 ■b・・・チップ、1c・・・給電部、2・・・溶接1
・−チ保持具、2a・・・回転体、3・・・オシレータ
、3a・・・支持環、3b・・・基板。 3C・・・支柱、3d、、3d2・・・保持板、3e・
・・カバー、3f・・・X軸駆動用モータ+3g・・・
Y軸駆動用モータ、3h・・・駆動軸、4・・・被溶接
材、5・・・溶接ワイヤ、6・・・中継箱。 7・・・制御装置、7a・・・CPUカード。 7b・・・母線、7c・・・ROM/RAMカード。 7d −−−D/Aカード、 7e −−−Ilo カ
ー 1/ 。 7f・・・OUTカード、7g・・・I10カード。 7h、7i・・・サーホユニツ+−,7j・・・パルス
カウンタ+ 8a、8b、8c、8d ・・・’y−−
7”/l/。 9・・・溶接合車、9a・・・枠体、9b・・・車輪。 9C・0ガイドレール、9d・・−走行駆動用モータ、
9e・・・ギャユニツ+−,9f・・・ラックギヤ、9
g・・・エンコーダ、10・・・遠隔操作箱、10a・
・・箱体、10b・・・キー。 10C・・・LED、 10d(’10d、、10d、
)・・・(下部、上部)スイッチ、10e・・・信号用
ケーブル、11・・・ワイヤ送給装置、12・・・回転
量検出器、13・・・アークセンサ、14・・・溶接電
源、15・・・シールドガス、16′・・・アーク。 17・・・溶接金属+ 17a・・・初層ビード。 17b・・・中間層、17c・・・最終層、18・・・
裏当材、19a、19b・・・ローラ、20・・・モー
タ、21・・・駆動制御装置、22・・・溶接条件設定
器、23・・・溶接電流検出器、24・・・溶接電圧値
検出器、25・・・回転量検出器。 26a、26b、26c、26d+26ev26f、2
6g+26h・・・増幅器、27・・・設定器、28a
。 28b、28c、28d、28e、28f −−−A/
D変換器、29・・・ディジタル電算器。 30a、30b・・・オシレート軌跡 第7図 第S図 第9 図 第10圀 第12図 $16図 手続補正書(自発) 昭和60年 8 月−218 事件の表示 昭和59年    特 許 願第  270324  
 号発明の名称 知能型溶接装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所    東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
名 称(620)三菱重工業株式会社 代  理  人 住  所    東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
三菱重工業株式会社内(電212−3111)氏  名
(8124)弁理士 坂  間     暁0.゛住 
 所        同  上      2゛−゛−
ニー氏  名(7934) *理士 北  西    
 務−。 −1“、1 1、明細書を次の通り補正する。 (1)第6頁第8行の「結果系」を「結線系」に訂正す
る。 (2) 第7頁第14行の「第16図」を「第18図」
と訂正する。 (3)第9頁第10行の「遠隔操作型」を「遠隔操作箱
」に訂正する。 (4)第18頁第4行乃至第6行の「変換する(〔D 
/ Aカード〕すなわち〔ディジタル/アナログ変換器
〕)」を「変換す之〔D/Aカード〕すなわち〔ディジ
タル/アナログ変換器〕」に訂正する。 (5)  第13頁第16行の[する。(OUT(アウ
トプット)カード〕」を[する(OUT(アウトプット
)カード〕」に訂正する。 (6)第18頁第12行の「ラックギヤ9fを噛み合っ
て」を「ラックギヤ9fと噛み合って」に訂正する。 (7)  第30頁第18行の「ある時での」を「ある
時の」に訂正する。 (8)  第33頁第5行の「パラメート」ヲ「パラメ
ータ」に訂正する。 (9)  第39頁第10行の「溶接線倣い状態」を・
「溶接線倣い機能」に訂正する。 顛 第43頁第10行のr Viii Jを「■」に訂
正する。 αυ 第45頁第1θ行のrlodzJをl” 10 
d2Jに訂正する。 (6)第46頁第5行のrlodzJを「tod、+J
に訂正する。 (13第43頁第10 行17) r (W2) 、 
(T+)J t’ r(N21) 。 〔W3〕、〔T1〕」に訂正する。 G→ 第46頁第13行の「10d2」を「10d+J
に訂正する。 αυ 第47頁第15行と第16行との間に次の文章を
加入する。 r(W/I)キーがONの状態で、スイッチ10dの上
部10d2又は下部10dlのいずれかを押すと、押さ
れている時間だけスイッチ10dの押し位置と対応して
あらかじめプログラムにより設定された方向にワイヤ送
給装置11のモータ20が駆動し、ローラ19aが回転
してワイヤ5が前進又は後退する。この時の速度は一般
には今表示している溶接パス隘に設定された溶接電流(
I)の指令値に応じたワイヤ送給速度〔v〕で送られる
。 (X/I)キーがONの状態でスイッチ1゜dの上部1
0d2又は下部10d、のいずれかを押すと、押されて
いる時間だけスイッチの押し位置と対応してあらかじめ
プログラムによシ設定された方向にオンレータ3のX軸
駆動用モータ3fが作動し、トーチ1が横移動する。 この時の移動速度はあらかじめプログラムにより設定さ
れた速度(例えばインチング操作に必要な速度)である
。」 αQ 第51頁第13行の「シールドガスアクアフロー
が」を「シールドガスアフタフロー機構カ」に訂正する
っ αの 第52頁第2行の「OFFなとって」を「OFF
となって」に訂正する。 (至)第54頁第5行の「(サーボユニツク)」を「(
サーボユニット」)に訂正する。 α9 第68頁第7行から第8行の「フレークーフィラ
」を「クレーターフイラ」に訂正する。 (4)第64頁第7行の「遠解操作箱」を「遠隔操作箱
」に訂正する。 f2D  第64頁第17行の「立合突合せ」を「立向
突合せ」に訂正する。 2、第17図を添付図面の通り補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶接トーチを保持して2軸〔X、Y〕駆動機構からなる
    オシレータと、上記オシレータを積載して走行する溶接
    台車と、溶接途上においてチップと被溶接材との距離の
    変化に起因する溶接条件の変化をもとに電気的演算回路
    で演算することによつて開先の中心位置と開先間隔とを
    検出するアークセンサ回路と、溶接に必要な各種条件の
    教示、可動部の寸動制御及びスイッチ機能をキー操作で
    行う操作箱と、上記オシレータ、上記アークセンサ回路
    及び上記操作箱から情報を取り込み電気的演算回路で処
    理して上記オシレータ、上記溶接台車及び溶接電源の出
    力を制御する制御装置と、から構成されることを特徴と
    する知能型溶接装置。
JP27032484A 1984-12-21 1984-12-21 知能型溶接装置 Pending JPS61147978A (ja)

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