JPS61147848A - ガラス封着用合金 - Google Patents
ガラス封着用合金Info
- Publication number
- JPS61147848A JPS61147848A JP26824284A JP26824284A JPS61147848A JP S61147848 A JPS61147848 A JP S61147848A JP 26824284 A JP26824284 A JP 26824284A JP 26824284 A JP26824284 A JP 26824284A JP S61147848 A JPS61147848 A JP S61147848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- alloy
- inclusions
- oxide film
- average diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
本発明は予備処理として酸化処理を行い表面に酸化膜を
形成した後ガラスと封着する合金の封着性を改良したガ
ラス封着用合金に関するものである。
形成した後ガラスと封着する合金の封着性を改良したガ
ラス封着用合金に関するものである。
従来よシガラスとの封着に使用される合金として４２Ｎ
ｉ−６０ｒ−Ｆｅ系合金、 ２９Ｎｉ−１７０ｏ−Ｐ
ａ系合金。
ｉ−６０ｒ−Ｆｅ系合金、 ２９Ｎｉ−１７０ｏ−Ｐ
ａ系合金。
１８０ｒ−Ｆｅ系合金などが知られている。これらの合
金は、いずれも軟質あるいは硬質ガラスと熱膨張特性が
よく近似しているので、熱膨張特性の適合性という点で
はほとんど問題がない。しかし、予備処理で形成された
酸化膜と封着用合金地金との密着性については、今まで
封着性を高める元素の添加や封着性を損なう元素の低減
などＫよシ改良が重ねられてきたが、それらＫよりても
十分ではなかった。
金は、いずれも軟質あるいは硬質ガラスと熱膨張特性が
よく近似しているので、熱膨張特性の適合性という点で
はほとんど問題がない。しかし、予備処理で形成された
酸化膜と封着用合金地金との密着性については、今まで
封着性を高める元素の添加や封着性を損なう元素の低減
などＫよシ改良が重ねられてきたが、それらＫよりても
十分ではなかった。
本発明は、このような点を検討した結果１表面の介在物
の大きさと数をコントロールするととくよシ、酸化膜と
封着用合金地金との密着性が改善されることを見出した
もので高い封着性が要求される部品に最適な合金を提供
するものである。すなわち、ガラスとの封着に先立ち表
面に酸化膜を形成する封着用合金の表面における非金属
介在物の平均直径が２０ｐｍ以下であ〕、かつ平均直径
が５〜２０ｐｖｎの非金属介在物数が１ｃｍ２当たり５
０個以下であることを性徴とするガラス封着用合金に関
する。なお、前記非金属介在物の平均直径とは、材料表
面に対して垂直に介在物を見たときの１介在物の占める
面積と等しい面積の真円の直径を意味する。
の大きさと数をコントロールするととくよシ、酸化膜と
封着用合金地金との密着性が改善されることを見出した
もので高い封着性が要求される部品に最適な合金を提供
するものである。すなわち、ガラスとの封着に先立ち表
面に酸化膜を形成する封着用合金の表面における非金属
介在物の平均直径が２０ｐｍ以下であ〕、かつ平均直径
が５〜２０ｐｖｎの非金属介在物数が１ｃｍ２当たり５
０個以下であることを性徴とするガラス封着用合金に関
する。なお、前記非金属介在物の平均直径とは、材料表
面に対して垂直に介在物を見たときの１介在物の占める
面積と等しい面積の真円の直径を意味する。
４２Ｎｉ−６０ｒ−Ｆｅ系合金、 １８０ｒ−１ｒｅ
系合金などは。
系合金などは。
湿潤水素中で加熱し、また２９Ｎｉ−１７０ｏ−Ｆｅ系
合金などは大気中で加熱して表面に酸化膜を形成させる
。ガラスとの封着はこの酸化膜を介して行うわけである
が、封着強度に影響するのは主としてこの酸化膜と封着
用合金地金の密着性に表面非金属介在物が影響している
ことがわかった。この非金属介在物は９通常１合金系に
加えられる添加元素の酸化物及び硫化物並びに脱酸剤等
の元素に由来する酸化物及ｄ硫化物または炉材に由来す
る金属の酸化物及び硫化物である。
合金などは大気中で加熱して表面に酸化膜を形成させる
。ガラスとの封着はこの酸化膜を介して行うわけである
が、封着強度に影響するのは主としてこの酸化膜と封着
用合金地金の密着性に表面非金属介在物が影響している
ことがわかった。この非金属介在物は９通常１合金系に
加えられる添加元素の酸化物及び硫化物並びに脱酸剤等
の元素に由来する酸化物及ｄ硫化物または炉材に由来す
る金属の酸化物及び硫化物である。
酸化膜を形成する前のガラス封着用合金の表面にこれら
の介在物のうち特に大きいものがあると、その後く形成
した酸化膜とガラス封着用合金との間に密着不良を起こ
す。この原因としては、酸化膜形成処理の際、前記に示
すような非金属介在物及びその周辺において酸化膜が十
分に密着せず、またこのような箇所に微小な空隙が多数
形成されて、その後の封着時の加熱によシ、前記空隙内
のガスが膨張したシ、あるいは前記非金属介在物からガ
スが発生したシして。
の介在物のうち特に大きいものがあると、その後く形成
した酸化膜とガラス封着用合金との間に密着不良を起こ
す。この原因としては、酸化膜形成処理の際、前記に示
すような非金属介在物及びその周辺において酸化膜が十
分に密着せず、またこのような箇所に微小な空隙が多数
形成されて、その後の封着時の加熱によシ、前記空隙内
のガスが膨張したシ、あるいは前記非金属介在物からガ
スが発生したシして。
さらに密着強度が劣化すると考えられる。そこで、介在
物の大きさ及び介在物数と封着強度の関係を実験によシ
調ぺた結果、封着強度を低下させる介在物は平均直径が
２０μｍを越えるかまたはこの平均直径が５μｍ以上の
介在物が１−・当た夛５０個を越えると封着強度が低下
することがわかった。平均直径５０μｍ未満の非金属介
在物については特に密着強度に影響せず。
物の大きさ及び介在物数と封着強度の関係を実験によシ
調ぺた結果、封着強度を低下させる介在物は平均直径が
２０μｍを越えるかまたはこの平均直径が５μｍ以上の
介在物が１−・当た夛５０個を越えると封着強度が低下
することがわかった。平均直径５０μｍ未満の非金属介
在物については特に密着強度に影響せず。
その個数には無関係に良好である。以下に実施例を示し
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第１表に示す組成の合金を真空高周波誘導炉で溶解鋳造
し、熱処理と圧延をくシ返し、板厚ｃＬｓ■に仕上げた
。表面を脱脂し、介在物の大きさと数を測定した後、
Ｎｉ−０ｒ−ｌＦｅ系合金について°は露点＋２０℃
の水素中で１０５０℃ｘ ２０ ｍ１ｎ−＋０ｒ−Ｆｅ
系合金については露点＋２０℃の水素中で９５０℃Ｘ
２ ｈｏｕｒ 、 Ｎｉ−Ｃｏ−ｌＦｅ系合金について
は大気中で８００℃Ｘ １７ ｍｉｎ、 酸化膜形成
処理を行い、その後それぞれの合金と熱膨張特性の適合
したガラスと封着し、引張試験により密着強度を測定し
た。本発明のガラス封着用合金との比較例を第１表に示
す。
し、熱処理と圧延をくシ返し、板厚ｃＬｓ■に仕上げた
。表面を脱脂し、介在物の大きさと数を測定した後、
Ｎｉ−０ｒ−ｌＦｅ系合金について°は露点＋２０℃
の水素中で１０５０℃ｘ ２０ ｍ１ｎ−＋０ｒ−Ｆｅ
系合金については露点＋２０℃の水素中で９５０℃Ｘ
２ ｈｏｕｒ 、 Ｎｉ−Ｃｏ−ｌＦｅ系合金について
は大気中で８００℃Ｘ １７ ｍｉｎ、 酸化膜形成
処理を行い、その後それぞれの合金と熱膨張特性の適合
したガラスと封着し、引張試験により密着強度を測定し
た。本発明のガラス封着用合金との比較例を第１表に示
す。
第 １ 表
試料Ａ１〜８は非金属介在物の平均直径が２０μｍ以下
であり、かつ平均直径が５〜２０μｍの非金属介在物数
が１−当たｙｓｏ個以下である本発明合金で、密着強度
４．５〜５．０ ｂ／ｊと高い封着性を示している。こ
れに対し平均直径が５〜２０μｍの介在物数が１ｃＩｉ
当た９ｓａ個を越える比較合金４９〜１１及び平均直径
が２０μｍを越える介在物が存在する比較合金４１２〜
１３ は密着強度２．５〜五〇と低下しておシガラス封
着用合金としては好ましくない。
であり、かつ平均直径が５〜２０μｍの非金属介在物数
が１−当たｙｓｏ個以下である本発明合金で、密着強度
４．５〜５．０ ｂ／ｊと高い封着性を示している。こ
れに対し平均直径が５〜２０μｍの介在物数が１ｃＩｉ
当た９ｓａ個を越える比較合金４９〜１１及び平均直径
が２０μｍを越える介在物が存在する比較合金４１２〜
１３ は密着強度２．５〜五〇と低下しておシガラス封
着用合金としては好ましくない。
以上説明したように本発明は介在物の大きさと数を制限
することによシ、酸化膜と地金の密着強度を高め、封着
性を向上させた工業的に極めて有用な合金である。
することによシ、酸化膜と地金の密着強度を高め、封着
性を向上させた工業的に極めて有用な合金である。
Claims (1)
- ガラスとの封着に先立ち表面に酸化膜を形成する封着用
合金の表面における非金属介在物の平均直径が２０μｍ
以下であり、かつ平均直径が５〜２０μｍの非金属介在
物数が１ｃｍ＾２当たり５０個以下であることを特徴と
するガラス封着用合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26824284A JPS61147848A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ガラス封着用合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26824284A JPS61147848A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ガラス封着用合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61147848A true JPS61147848A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17455870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26824284A Pending JPS61147848A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ガラス封着用合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61147848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04354854A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | ガラス封着合金線 |
| US20170283318A1 (en) * | 2014-12-02 | 2017-10-05 | Hitachi Metals, Ltd. | Glass bonding material and multilayer glass |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP26824284A patent/JPS61147848A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04354854A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | ガラス封着合金線 |
| US20170283318A1 (en) * | 2014-12-02 | 2017-10-05 | Hitachi Metals, Ltd. | Glass bonding material and multilayer glass |
| US10696589B2 (en) * | 2014-12-02 | 2020-06-30 | Hitachi Metals, Ltd. | Glass bonding material and multilayer glass |
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