JPS61147085A - 冷凍庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷却器の除霜にその直下に設けたヒータを使
用した冷凍庫に関する。

〔従来の技術〕

第５図は従来の冷凍庫を示すもので９図において、（ｌ
）は冷凍庫本体で、外箱（２）、内箱（３）およびその
間に充填された発泡断熱材（４）とで構成されている。

（５）は断熱仕切壁で、前面の食品収納室（６）と背面
の冷却器室（７）とく内部を区画している。（８）は冷
凍庫本体（１）の前面開閉扉、（９）は上記冷却器室（
７）内に設けたフィンチューブ式の冷却器で、この冷却
器（９）の直下には滴下水除け用屋根板（Ｉを介してガ
ラス管形除霜用ヒータＩが配置されている。（１３は冷
却器（９）の上部に配設された送風機である。

上記構成において冷却運転時には冷却器（９）によシ冷
却された空気は送風機αりによ汎断熱仕切壁（５）の上
部の吹出グリル０よシ吹き出され１食品収納室（６）を
通シ、断熱仕切壁（５）の下部の吸込グリルａ４を通シ
循環される。この状態において２食品収納室（６）内は
開閉扉（８）の開閉および食品中の水分等によシ湿度が
高くなっており、吸込グリルａ４からは上記の高湿度の
冷気が冷却器室（７）内に流入される。この高湿度の冷
気は冷却器（９）によシ冷却されるため霜となシ、第３
図のように冷却器（９）のフィンαりおよびパイプａｅ
に付着し、目づまシを起し。

冷気の循環が阻害され熱交換効率が低下する。この目づ
まシを解消させるために冷却器（９）の下部に配置した
例えばガラス管形除箱用ヒータ仁υに定期的に通電して
除霜を行なう。この際、除霜用ヒータ（１１）は表面温
度が１００′を以上に加熱されるため冷却器（９）に付
着した霜が除霜水となシ直接除霜用ヒータＩ上に滴下し
、水の蒸発音を発生するのでその防止用に除霜用ヒータ
Ｉの上部を覆うように滴下水線は用屋根板α〔が配置さ
れているものである。

その他１図中のαηは断熱仕切壁（５）の背面に設けた
断熱板でアルミ箔αｌがヒータαυからの副射熱反射用
に貼着されている。（Ｉっけ露受皿で、除霜水を蒸発皿
（２）内に滴下させるためのものである。なお蒸発皿−
に溜った除霜水は圧縮機＠１）の発熱により蒸発される
。また、（２）は棚板である。

〔発明が解決しようとする問題点」 従来の装置は以上のように構成されているので。

除霜用ヒータの上部に設けた滴下水線は用屋根板が冷却
器室内の風路を塞ぐことになシ、冷却運転時の風路抵抗
が増加するため、その対策として冷却器の厚さを増加す
るか、もしくは冷却器室の奥行寸法を大きくする等して
滴下水線は用屋根板の周囲に空間を形成する必要があり
、したがって。

これによる冷却器室の容積の増大によシ、その分だけ食
品収納室の内容積が減少するという欠点があった。

この発明は内装冷却器を薄形とし、冷却器室の奥行寸法
を縮少しても、その直下に設けられる除霜用ヒータに対
する滴下水線は用屋根板それ自体によって冷却器室の風
路抵抗が増加しないようにすることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の場合は除霜用ヒータの付勢・消勢に応動する
形状記憶金属体で滴下水線は用屋根板を保持して、冷却
運転時は冷風の流通を邪魔しないように、これを例えば
断熱仕切壁側へ垂直状態に回動させ、除霜時のみ除霜用
ヒータの上部を覆うように水平位置に回動させるもので
ある。

、〔作用〕 この発明の場合は冷却運転時は滴下水線は用屋根板が垂
直状態に回動されるので、これが冷風の流通の邪魔にな
らず、また除霜時は除霜用と−タの発熱に応動する形状
記憶金属体によシ、当該除霜用ヒータの上部にこれを覆
うように水平状態に回動されてヒータに対する滴下水を
遮断するものである。

〔実施例〕

第１図、第３図および第４図はこの発明の一実施例を示
すものであり、従来例と同一個所は同一符号で示してい
るが１図において、＠は冷却器（９）の直下に所定の間
隔をおいて配置した除霜用ヒータ（ＬＤの支持具であり
、先端の横Ｕ字状の切欠き（財）Ｋ当該ヒータａυのキ
ャップ（ハ）が挟持されている。

（至）は支持具（至）の上縁に設けたＵ字溝、＠は滴下
水線は用屋根板顛の端部に一端が固定されたコイルバネ
状の形状記憶金属体であ）、除霜用ヒータＵのキャップ
（ハ）を囲繞した後、その他端は上記支持具（至）のＵ
字溝（至）に係止されている。

上記構成において、“冷却運転時には形状記憶金属体罰
は第４図の実線で示したように９滴下水成は用屋根板α
０を断熱仕切壁（５）側へはソ垂直状態に回動している
ため、この屋根板（ＩＩによる冷却器箆通路は上下方向
く対して開放され、上記屋根板αＱが流通冷気の邪魔に
なることはない。一方、除霜時にはヒータＩの加熱によ
り形状記憶金属体（２）も加熱され、これによ）滴下水
線は用屋根板ａｌが当該ヒータａυの上部にこれを覆う
ように水平状態に回動されて、除霜時の滴下水の水除け
としての役割をするものである。

なお、上記実施例では冷却器（９）を縦１段の状態で冷
却器室（７）内に設けた場合について説明したが。

第２図のように冷凍庫の横断面形状を同一とし。

縦方向へ高さを延長して、内容積を増加する場合におい
ては、内装される冷却器を縦複数段に配設して上下の冷
却器の中央部にも同様のヒータを配置し、かつ上下双方
のヒータに対しては上記した本発明の形状記憶金属体で
支持された滴下水線は用屋根板を同様に配置することは
もちろんである。

〔発明の効果〕

この発明は以上のように構成しているので、冷却運転時
には冷却器室内の上下方向の冷気通路が。

滴下水線は用屋根板の存在によシ阻害されることがない
ので、熱交換効率が低下することなく、また除霜時には
ヒータに対する滴下水がないので蒸発水による異常音の
発生もなく、さらに滴下水線は用屋根板の存在によシ冷
却器室内を特別に拡げる必要もないので、その分食品収
納室の容積の有効利用が可能になるという効果を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の除霜装置を使用した冷凍庫の縦断面
図、第２図はこの発明の他の実施例を示す冷凍庫の縦断
面図、第３図はこの発明の除霜用ヒータとその上部の滴
下水線は用屋根板の配置関係を示す斜視図、第４図は第
１図の要部拡大断面図、第５図は従来の除霜装置を有す
る冷凍庫の縦断面図である。 なお図中、（６）は食品収納室、（７）は冷却器室、（
９）は冷却器、α・は滴下水線は用屋根板、αυは除霜
用ヒータ、鰭は形状記憶金属体を示す。その他２図中同
一符号は同一または相当部分を示すものとする。 −さ＞９ｉ′：畠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 食品収納室に連通された冷却器室内の冷却器と、その直
   下に設けた除霜用ヒータとの間に設けたこのヒータに対
   する滴下水除け用屋根板を、上記冷却器の除霜時におけ
   る上記ヒータの上部遮蔽位置から冷却運転時の上記ヒー
   タの遮蔽開放位置に変位させるように、当該ヒータの付
   勢・消勢に応動する形状記憶金属体で支持させたことを
   特徴とする冷凍庫。