JPS61139189A - ハンドセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話機に主に用いられているハンドセットに
関するものである。

従来の挟術 従来のハンドセットについて第３図及び第４図を用いて
説明する。第３図は従来の電話用ハンドセットの受話部
分の断面口で、１はハンドセットのハウジング、２は受
話０部、３は受話用ユニット、４は受話用ユニット３の
＠動板である。このハンドセットを受聴するときは、ハ
ウジング１の受話口部２を耳に当てるが、このとき受話
用ユニット３の振動板４の前部に小ざな密閉容積部分が
構成される。そしてこの状態で所定の音響特性が得られ
るように設計されている。

発明が解決しようとする問題点 上記従来構成によれば、受話口８１＄２と耳との間にＦ
ｊｉ間ができると、空気が外に洩れ、特に低音部のレベ
ルが低下してキンキンした傾向の音になる。

第４図にこのときの特性変化を示すが、わずか０、５ｍ
−の隙間でも、大きな特性変化を示すことがわかる。

本発明は上記問題点を解消したハンドセットを提供する
ことを目的とする。

問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明のハンドセットは、ハ
ウジングの受話口部外側周辺部に、受話用ユニットの振
動板の前面と後面とを音響的に結合させる音孔を形成し
たものである。

作用 上記構成において、ハンドセットを耳へ凹着させた場合
でも、音孔から音波の一部がハウジング内部へ漏洩し、
ハンドセントと耳との間に隙間がある場合と近似の動作
になる。

Ｘ流側 以下、本発明の一実施例を第１図〜第２図に基づいて説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるハンドセットの受話
部分の一部切欠側面図で、第３図に示す構成要素と同一
の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する
。第１図において、５は音孔であり、この音孔５は、ハ
ウジング１の受話口部２の外側周辺部に複数個設けられ
ており、ハウジング１の内部と外部とを連通させ、受話
用ユニット３の振動板４の前面と後面とを音響的に結合
する。

以下、上記構成における作用について説明する。

上記ハンドセットは、耳へ密着した場合も音孔５から音
波の一部がハウジング１の内部へ漏洩するため、受話口
部２の部分の音圧上昇は少なくなる。

すなわちハンドセットと耳との間に隙間がある場合と近
似の動作になるため、耳との密着状況が変化しても音Ｗ
時性の変化が少ないわけである。

なお、耳へ音を伝える受話口部２と、内部へ音を逃す音
孔５との関係は、音孔５の方の音響インピーダンスを大
きくして、耳へ伝わる音のエネルギが減少しすぎないよ
うにする。

また、従来の構成では、音孔５が存在しないため、耳と
ハンドセットとの間の容積は密閉状態になって１ｌｌｆ
’ｌ”ｌ、ているが、本実施例では開放状態である。従
って所望の音響特性を実理するための受話用ユニット３
の設計条件は、従来と異なり、そのｔｏ（Ｒ低共振周波
数）を必要な再生帯域の下限（３００〜５ＯＯＨ）付近
に設定しておく必要がある。

本実施例のハンドセットにおいて、耳との！！ＦＷ状況
が変化したときの特性変化例を第２図に示す。

第４図の従来例に比べて特性変化が少なくなっているこ
とがわかる。

発明のｖＪ果 以上述べたごとく本発明によれば、ハンドセットと耳と
の合着状況の変化による音質変化を小ざくできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−＊厖例におけるハンドセットの受話
部分の一部切欠側面図、第２図は同ハンドセットにおい
て耳との密着状況が変化したときの特性変化の説明図、
第３図は従来のハンドセットの受話部分の断面図、第４
図は同ハンドセットに５いて耳との密着状態が変化した
ときの特性変化の説明図である。 １・・・ハウジング、２・・・受話口部、３・・・受話
用ユニット、４・・・振動板、５・・・音孔代理人　　
　森　　本　　義　　弘 第　　ノ　　図 第２図 １０１）　　１００　３００　　／ｋ　　２Ｋ　　　５
Ｋ　　（Ｈｚ）間麦曵

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ハウジングの受話口部外側周辺部に、受話用ユニッ
   トの振動板の前面と後面とを音響的に結合させる音孔を
   形成したハンドセット。