JPS6113726Y2 - - Google Patents

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JPS6113726Y2
JPS6113726Y2 JP13493877U JP13493877U JPS6113726Y2 JP S6113726 Y2 JPS6113726 Y2 JP S6113726Y2 JP 13493877 U JP13493877 U JP 13493877U JP 13493877 U JP13493877 U JP 13493877U JP S6113726 Y2 JPS6113726 Y2 JP S6113726Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
oil pan
cylindrical member
bolt
crankcase
elastic material
Prior art date
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Expired
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JP13493877U
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English (en)
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JPS5461147U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関に装着されるオイルパンの取
付構造に関するものである。
第1図に示す如く一般に内燃機関のオイルパン
10は機関本体12のクランクケース14下部に
ボルト16により装着されている。しかしながら
従来、上記オイルパン10は、第2図に示す如く
上記クランクケース14に上記オイルパン10周
縁部全周に沿うゴム等の弾性材からなるシール材
18を介してワツシヤ20とともに上記ボルトに
より固着されているだけであつた。このため、上
記クランクケース14の振動がボルト16を介し
てオイルパン10に伝達され、同オイルパン10
自体が共振して騒音を発生するという欠点があ
る。しかるに、上記オイルパン10はオイルの冷
却を必要とするため、防音材等で覆うことができ
ず、従つて機関本体12を防音材等で覆つて防音
を計つても、上記オイルパン10部から騒音が漏
れてしまい効果的な防音ができないという不具合
があつた。
本考案は上記に鑑み提唱されたもので、クラン
クケースの下部に弾性材を介してボルトにより装
着されるオイルパンを有する内燃機関において、
上記オイルパンの周縁部に穿設された孔に嵌装さ
れ弾性材からなる第1円筒状部材と、同第1円筒
状部材の内側に嵌装されると共に上記ボルトの軸
に外嵌され且つその長さが少なくとも上記ボルト
の軸長より短かい金属製の第2円筒状部材と、上
記クランクケース下面と上記オイルパンの周縁部
上面との間に介装され弾性材よりなる第1のシー
ル材と、上記オイルパンの周縁部下面と上記ボル
トのワツシヤとの間に介装され弾性材よりなる第
2のシール材とを具え、上記ボルトを上記筒状部
材に挿通して上記オイルパンを上記クランクケー
スに固着せしめるように構成したことを特徴とす
る内燃機関のオイルパン取付構造を要旨とし、ク
ランクケースに螺着されるボルトとオイルパンと
が直接接触することなく、弾性材を介装する構成
としたので、上記クランクケースの振動がオイル
パンに伝達されず、同オイルパンが共振して騒音
を発するようなことがない。従つて、上記機関本
体のみを防音材で覆うだけで、効果的な防音が達
成される等の効果を奏する。
以下、本考案の一実施例を第3図に従つて詳細
に説明する。なお、上記第1図〜第2図に示した
従来例と同一あるいは略同一の機能を有する部材
には同一符号を付し説明を省略する。オイルパン
10周縁のフランジ部22には孔24が穿設され
ており、同孔24にゴム等の弾性材からなる第1
の円筒状部材26が嵌装され、さらに同円筒状部
材26の内側には金属製の第2の円筒状部材28
が嵌着されている。上記フランジ部22とクラン
クケース14下面との間にはその全周に亘つて第
1のシール材18が介装されており、上記フラン
ジ部22の下面側からは上記第1円筒状部材28
に、ゴム等の弾性材からなる円盤状の第2のシー
ル材30が外嵌されて、ボルト16を上記クラン
クケース14に設けられたねじ穴32に螺着する
際ワツシヤ20とフランジ部22との間に挾持さ
れるよう構成されている。
上記構成によれば、クランクケース14あるい
はボルト16とオイルパン10とが直接接触せ
ず、ゴム等の弾性材から成るシール材18,30
および第1円筒状部材26を介して上記オイルパ
ン10がクランクケース14に装着されているの
でクランクケース14の振動が上記シール材1
8,30および第1円筒状部材26において吸収
されてオイルパン10に伝達されることがなく、
オイルパン10の共振を防止できる。従つて騒音
を低減することができる上に、オイルパン10以
外の機関本体12を防音材等で覆うだけで効果的
な防音が達成できる等の効果を奏する。
なお、上記実施例においては、第1円筒状部材
26とシール材30とを別体としたが、これは一
体で成形するようにしてもよく、また上記シール
材30は円盤状でなく、シール材18と同様に、
フランジ部22全周に亘るような板状に形成して
もよいものである。
また、上記実施例では一般的なボルト16を使
用した場合を示したが、これはクランクケース1
4側に植設された植込みボルトを使用し、ナツト
でオイルパン10を固着するようにしてもよいこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の内燃機関の概様を示す側面図、
第2図は従来例の構造を示す第1図の−線に
沿う矢視断面図、第3図は本考案一実施例の構造
を示す第2図同様の要部拡大断面図である。 10……オイルパン、14……クランクケー
ス、16……ボルト、18,30……シール材、
22……フランジ部、24……孔、26……第一
円筒状部材、28……第2円筒状部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクケースの下部に弾性材を介してボルト
    により装着されるオイルパンを有する内燃機関に
    おいて、上記オイルパンの周縁部に穿設された孔
    に嵌装され弾性材からなる第1円筒状部材と、同
    第1円筒状部材の内側に嵌装されると共に上記ボ
    ルトの軸に外嵌され且つその長さが少なくとも上
    記ボルトの軸長より短かい金属製の第2円筒状部
    材と、上記クランクケース下面と上記オイルパン
    の周縁部上面との間に介装され弾性材よりなる第
    1のシール材と、上記オイルパンの周縁部下面と
    上記ボルトのワツシヤとの間に介装され弾性材よ
    りなる第2のシール材とを具え、上記ボルトを上
    記筒状部材に挿通して上記オイルパンを上記クラ
    ンクケースに固着せしめるように構成したことを
    特徴とする内燃機関のオイルパン取付構造。
JP13493877U 1977-10-06 1977-10-06 Expired JPS6113726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13493877U JPS6113726Y2 (ja) 1977-10-06 1977-10-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13493877U JPS6113726Y2 (ja) 1977-10-06 1977-10-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5461147U JPS5461147U (ja) 1979-04-27
JPS6113726Y2 true JPS6113726Y2 (ja) 1986-04-28

Family

ID=29104782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13493877U Expired JPS6113726Y2 (ja) 1977-10-06 1977-10-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332361Y2 (ja) * 1980-11-30 1988-08-29

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Publication number Publication date
JPS5461147U (ja) 1979-04-27

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