JPS61136980A - 動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法 - Google Patents
動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法Info
- Publication number
- JPS61136980A JPS61136980A JP25979984A JP25979984A JPS61136980A JP S61136980 A JPS61136980 A JP S61136980A JP 25979984 A JP25979984 A JP 25979984A JP 25979984 A JP25979984 A JP 25979984A JP S61136980 A JPS61136980 A JP S61136980A
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- JP
- Japan
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- sulfuric acid
- mixed
- manufacture
- paste
- rags
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、動物性m雑のボロ布等から肥料を製造する方
法に関する。
法に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、ボロ布等は、何ら有効利用する方法がなく、焼却
するか、又は土中に埋込む他に処理方法がなかった。一
方肥料は、化学肥料等を除き、その多くが堆積、発酵等
長時間の操作を必要とするものであった。
するか、又は土中に埋込む他に処理方法がなかった。一
方肥料は、化学肥料等を除き、その多くが堆積、発酵等
長時間の操作を必要とするものであった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点したがって、ボ
ロ布等を焼却し又は土中に埋込む操作は、費用がかかる
のみで、何ら有効利用とはなり得す、また一方従来の肥
料では長時間の処理工程の後でカルシウム塩等の肥料補
助剤の添加を必要と、コストが大となっていた。
ロ布等を焼却し又は土中に埋込む操作は、費用がかかる
のみで、何ら有効利用とはなり得す、また一方従来の肥
料では長時間の処理工程の後でカルシウム塩等の肥料補
助剤の添加を必要と、コストが大となっていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明では、動物性繊維のボロ布等を硫酸でアミノ分解
し、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合ペーストと
した後、同混合ペーストに、同ペースト中の硫酸を中和
して過リン酸石灰を生成せしめるべくリン鉱石を混入し
、次いで同混合ペーストに、過リン酸石灰中の遊離リン
酸を中和してリン酸カリウムを生成しせめるべくカリ分
を混入せしめてなる動物性繊維のボロ布等から肥料を製
造する方法を提供せんとするものである。
し、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合ペーストと
した後、同混合ペーストに、同ペースト中の硫酸を中和
して過リン酸石灰を生成せしめるべくリン鉱石を混入し
、次いで同混合ペーストに、過リン酸石灰中の遊離リン
酸を中和してリン酸カリウムを生成しせめるべくカリ分
を混入せしめてなる動物性繊維のボロ布等から肥料を製
造する方法を提供せんとするものである。
(ホ) 作 用
本発明で、は、動物性繊維のボロ布などを硫酸で7ミノ
分解すれば、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合ペ
ーストが生成されるが、これにリン鉱石を混入すれば、
リン鉱石と硫酸とが反応して第1リン酸カルシウム、セ
ラコラ、遊離リン酸からなる過リン酸石灰が混合ペース
ト中に生成されるものである。ついでかかる混合ペース
ト中にカリ分を混入せしめると、カリ分と過リン酸石灰
中の遊離リン酸が反応して、混合ペースト中にリン酸カ
リウムが生成されるものであり、最終製品として、アミ
ノ酸と未分解蛋白質から成る有機態窒素並びに第1リン
酸アルシウム、セラコラ、リン酸カリウムからなる肥効
性の高い肥料が生成されるものである。
分解すれば、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合ペ
ーストが生成されるが、これにリン鉱石を混入すれば、
リン鉱石と硫酸とが反応して第1リン酸カルシウム、セ
ラコラ、遊離リン酸からなる過リン酸石灰が混合ペース
ト中に生成されるものである。ついでかかる混合ペース
ト中にカリ分を混入せしめると、カリ分と過リン酸石灰
中の遊離リン酸が反応して、混合ペースト中にリン酸カ
リウムが生成されるものであり、最終製品として、アミ
ノ酸と未分解蛋白質から成る有機態窒素並びに第1リン
酸アルシウム、セラコラ、リン酸カリウムからなる肥効
性の高い肥料が生成されるものである。
(へ) 効 果
本発明によれば、簡単な操作で、有機態窒素、第1リン
酸カルシウム、セラコラ、リン酸つリウムからなる肥効
性の高い肥料が生成できるという効果を奏する。
酸カルシウム、セラコラ、リン酸つリウムからなる肥効
性の高い肥料が生成できるという効果を奏する。
(ト) 実施例
本考案の実施例を詳説すれば次の通りである。
すなわち、クツカー内に硫酸の50%水溶液30〜80
Kgを投入し、同硫酸水溶液中に動物性繊維たる羊毛又
は絹織物のボロ布100K(+を投入して浸漬し、10
0℃で約5〜10時間加熱して、ボロ布を一部アミノ分
解すれば、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合物よ
り成る混合ペーストが生成される。 次にこの混合ペー
ストに第2リン酸カルシウムを主成分とするリン鉱石を
混入せしめることにより、混合のペーストの硫酸をリン
鉱石で中和して第1リン酸カルシウム、セラコラ、遊離
リン酸を主成分とする過す−ン酸石灰を混合ペースト中
で生成せしめる。
Kgを投入し、同硫酸水溶液中に動物性繊維たる羊毛又
は絹織物のボロ布100K(+を投入して浸漬し、10
0℃で約5〜10時間加熱して、ボロ布を一部アミノ分
解すれば、アミノ酸と未分解蛋白質と硫酸との混合物よ
り成る混合ペーストが生成される。 次にこの混合ペー
ストに第2リン酸カルシウムを主成分とするリン鉱石を
混入せしめることにより、混合のペーストの硫酸をリン
鉱石で中和して第1リン酸カルシウム、セラコラ、遊離
リン酸を主成分とする過す−ン酸石灰を混合ペースト中
で生成せしめる。
次にこの混合ペースト中にアルコール発酵のはい糖蜜を
混入して混合ペースト中の遊離リン酸と、はい糖蜜中に
含まれるカリ分を反応せしめて、混合ペースト中でリン
酸カリを生成せしめる。
混入して混合ペースト中の遊離リン酸と、はい糖蜜中に
含まれるカリ分を反応せしめて、混合ペースト中でリン
酸カリを生成せしめる。
以上のように形成されたものを、天火又は乾燥機等で乾
燥した後、必要に応じて粉砕して肥料とする。
燥した後、必要に応じて粉砕して肥料とする。
かかる方法によって製造された肥料は、アミノ酸と未分
解蛋白質から成る有機態窒素並びに第1リン酸アルシウ
ム、セラコラ、リン酸カリウムから成る肥効性の高い肥
料とすることができる。
解蛋白質から成る有機態窒素並びに第1リン酸アルシウ
ム、セラコラ、リン酸カリウムから成る肥効性の高い肥
料とすることができる。
Claims (1)
- 1)動物性繊維のボロ布等を硫酸でアミノ分解し、アミ
ノ酸と未分解蛋白質との混合ペーストとした後、同混合
ペーストに、同ペースト中の硫酸を中和して過リン酸石
灰を生成せしめるべくリン鉱石を混入し、次いで同混合
ペーストに、過リン酸石灰中の遊離リン酸を中和してリ
ン酸カリウムを生成せしめるべくカリウムを混入せしめ
てなる動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25979984A JPS61136980A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25979984A JPS61136980A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136980A true JPS61136980A (ja) | 1986-06-24 |
JPH0460958B2 JPH0460958B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=17339156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25979984A Granted JPS61136980A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 動物性繊維のボロ布等から肥料を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61136980A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640786A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Tatsumi Chikura | アミノ酸含有肥料およびその製造方法 |
KR20020082309A (ko) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | 이석원 | 동물성 아미노산 비료 |
CN103951516A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-30 | 华南农业大学 | 一种增效过磷酸钙及其制备方法与应用 |
-
1984
- 1984-12-08 JP JP25979984A patent/JPS61136980A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640786A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Tatsumi Chikura | アミノ酸含有肥料およびその製造方法 |
KR20020082309A (ko) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | 이석원 | 동물성 아미노산 비료 |
CN103951516A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-30 | 华南农业大学 | 一种增效过磷酸钙及其制备方法与应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460958B2 (ja) | 1992-09-29 |
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