JPS6112334B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112334B2 JPS6112334B2 JP11562277A JP11562277A JPS6112334B2 JP S6112334 B2 JPS6112334 B2 JP S6112334B2 JP 11562277 A JP11562277 A JP 11562277A JP 11562277 A JP11562277 A JP 11562277A JP S6112334 B2 JPS6112334 B2 JP S6112334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- glass tube
- discharge
- inner glass
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 32
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の利用分野
本発明は、内外2重ガラスバルブからなる放電
容器の放電灯において、電極の配置と内側ガラス
管構造とを最適化することにより、ほぼ均一な輝
度を有する小形化した低圧放電灯に関するもので
ある。片口金の電球形けい光放電灯が本発明の代
表的利用例である。
容器の放電灯において、電極の配置と内側ガラス
管構造とを最適化することにより、ほぼ均一な輝
度を有する小形化した低圧放電灯に関するもので
ある。片口金の電球形けい光放電灯が本発明の代
表的利用例である。
(2) 従来技術
従来の照明用けい光放電灯は細長いガラス管の
両端に電極を設置する構造が一般的であるが、こ
のような長い放電灯は情況によつては取扱いが不
便であり、長さが短い小形の明るい放電灯の開発
が望まれていた。
両端に電極を設置する構造が一般的であるが、こ
のような長い放電灯は情況によつては取扱いが不
便であり、長さが短い小形の明るい放電灯の開発
が望まれていた。
本発明者等はさきに永久磁石の磁界により放電
灯のプラズマを駆動する片口金の電球形けい光放
電灯を発明したが、本発明はこれの代替案を提供
するものである。
灯のプラズマを駆動する片口金の電球形けい光放
電灯を発明したが、本発明はこれの代替案を提供
するものである。
(3) 発明の目的
内外2重管構造の放電灯では外側管と内側管で
囲む放電空間を一様なプラズマで満たすことは困
難である。プラズマの均一化は永久磁石を設置す
る放電灯において実現されたが、本発明は永久磁
石を用いることなく、同一性能を持つ放電灯の開
発を目的としたものである。さらに詳しく言え
ば、本発明では均一なプラズマを得ることはでき
ないが、外観上均一輝度を有する放電灯の実現を
目的としたものである。
囲む放電空間を一様なプラズマで満たすことは困
難である。プラズマの均一化は永久磁石を設置す
る放電灯において実現されたが、本発明は永久磁
石を用いることなく、同一性能を持つ放電灯の開
発を目的としたものである。さらに詳しく言え
ば、本発明では均一なプラズマを得ることはでき
ないが、外観上均一輝度を有する放電灯の実現を
目的としたものである。
(4) 発明の総括説明
内外2重管構造の放電灯において内側ガラス管
内に陰極、内側ガラス管の外で外側ガラスバルブ
の中に複数個の陽極を設け、この複数個の陽極に
放電電流を分流せしめ、かつ放電灯の全長にわた
り、分流した放電電流が安定して導通するような
構造を持つ放電灯に関するものである。放電電流
が安定して導通するような放電路の形成は内側ガ
ラス管を扁平にし、外側ガラスバルブと内側ガラ
ス管で取りかこむ空間において比較的広い部分空
間を形成することにより実現を図つた。
内に陰極、内側ガラス管の外で外側ガラスバルブ
の中に複数個の陽極を設け、この複数個の陽極に
放電電流を分流せしめ、かつ放電灯の全長にわた
り、分流した放電電流が安定して導通するような
構造を持つ放電灯に関するものである。放電電流
が安定して導通するような放電路の形成は内側ガ
ラス管を扁平にし、外側ガラスバルブと内側ガラ
ス管で取りかこむ空間において比較的広い部分空
間を形成することにより実現を図つた。
(5) 実施例
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す図で、外側
ガラスバルブ1の管長20cm、管径は最大部で8
cm、また内側ガラス管2は外径3.2cm、内径3cm
のガラス管を加熱して扁平したもので、長径は4
cm、短径は1.5cm、管長17cmである。外側ガラス
バルブ1と内側ガラス管2はほぼ同軸に設置さ
れ、内側ガラス管2の内外面、外側ガラスバルブ
1の内面にはけい光体3が塗布されている。内側
ガラス管2はステム4のところで、無機接着材で
接着固定されている。ステム4は電子放射物質を
塗布したフイラメント陰極5を支持し、またステ
ム4のフレアは2本の棒状陰極6および6′を支
持している。さらにこの2本の陽極は扁平化され
た内管の両側に設置されている。上記放電灯は排
気管7により排気され、内部に数Torrの稀ガス
と水銀が封入されている。
る。第1図は本発明の一実施例を示す図で、外側
ガラスバルブ1の管長20cm、管径は最大部で8
cm、また内側ガラス管2は外径3.2cm、内径3cm
のガラス管を加熱して扁平したもので、長径は4
cm、短径は1.5cm、管長17cmである。外側ガラス
バルブ1と内側ガラス管2はほぼ同軸に設置さ
れ、内側ガラス管2の内外面、外側ガラスバルブ
1の内面にはけい光体3が塗布されている。内側
ガラス管2はステム4のところで、無機接着材で
接着固定されている。ステム4は電子放射物質を
塗布したフイラメント陰極5を支持し、またステ
ム4のフレアは2本の棒状陰極6および6′を支
持している。さらにこの2本の陽極は扁平化され
た内管の両側に設置されている。上記放電灯は排
気管7により排気され、内部に数Torrの稀ガス
と水銀が封入されている。
この放電灯は第2図に示すように安定器8、ダ
イオードのブリツジ整流器9、グローランプ1
0、2本の陽極を接続する電流バランサ11から
なる回路で点灯する。放電灯には整流された放電
電流が流れ、この電流は陽極6および6′に均等
に分流する。すなわち陽極6および6′はトラン
スの電流バランサ11で接続されているため、一
方の陽極のみに電流が流入すると他方の陽極には
誘起電圧が加わり、電流が流入するようになり、
均等に電流が分流されて安定状態を保持するよう
になる。
イオードのブリツジ整流器9、グローランプ1
0、2本の陽極を接続する電流バランサ11から
なる回路で点灯する。放電灯には整流された放電
電流が流れ、この電流は陽極6および6′に均等
に分流する。すなわち陽極6および6′はトラン
スの電流バランサ11で接続されているため、一
方の陽極のみに電流が流入すると他方の陽極には
誘起電圧が加わり、電流が流入するようになり、
均等に電流が分流されて安定状態を保持するよう
になる。
また内側ガラス管2は扁平断面を有し、図に示
すように陽極6および6′に対応して広い放電空
間を持ち、この空間に放電電流が流れハツチング
で示すような放電プラズマが形成される。図で示
すように放電灯の全空間は均一なプラズマで満た
されていないが、一方放電電流の流れる路は固定
され、きわめて安定であり、またプラズマから放
射される紫外線は管壁のけい光体3で可視光に変
換され、かなりの可視光は反射されるので、放電
灯は全表面にわたりほとんど輝度が均一な特性を
持つことが確認された。
すように陽極6および6′に対応して広い放電空
間を持ち、この空間に放電電流が流れハツチング
で示すような放電プラズマが形成される。図で示
すように放電灯の全空間は均一なプラズマで満た
されていないが、一方放電電流の流れる路は固定
され、きわめて安定であり、またプラズマから放
射される紫外線は管壁のけい光体3で可視光に変
換され、かなりの可視光は反射されるので、放電
灯は全表面にわたりほとんど輝度が均一な特性を
持つことが確認された。
なお直管形の高出力けい光放電灯においては非
円形断面を持つ放電灯が高効率であることが知ら
れている。本発明の放電灯も内外2重構造の小形
放電灯であり、したがつて放電灯の温度が高く、
水銀蒸気圧も高くなり、実質的には高出力けい光
放電灯である。このような放電灯において内側ガ
ラス管を扁平としたことを紫外線の可視光への変
換効率を高め、放電灯の効率向上に寄与し、また
放電灯の外観デザインに何ら変更を生じていない
ので照明用光源としての効果は大きい。
円形断面を持つ放電灯が高効率であることが知ら
れている。本発明の放電灯も内外2重構造の小形
放電灯であり、したがつて放電灯の温度が高く、
水銀蒸気圧も高くなり、実質的には高出力けい光
放電灯である。このような放電灯において内側ガ
ラス管を扁平としたことを紫外線の可視光への変
換効率を高め、放電灯の効率向上に寄与し、また
放電灯の外観デザインに何ら変更を生じていない
ので照明用光源としての効果は大きい。
なお第1図、第2図の実施例では内側ガラス管
2をほぼ平らに扁平とした構造を示したが、第3
図に示すごとく楕円断面としてもよく、また第4
図のごとく長方形の断面としても同様な効果が得
られることは言うまでもない。
2をほぼ平らに扁平とした構造を示したが、第3
図に示すごとく楕円断面としてもよく、また第4
図のごとく長方形の断面としても同様な効果が得
られることは言うまでもない。
(6) まとめ
以上説明したごとく本発明によれば内外2重管
構造の低圧放電灯において、複数個の陽極に放電
電流を分流し、かつ内側ガラス管を扁平化するこ
とにより放電の安定化を図り、かつ、けい光体の
反射により輝度均一化を実現した小形片口金の放
電灯は白熱電球と同じ用途に利用される特性を持
つ。かつ、けい光灯の高効率、非円断面の高効率
を加味し、省エネルギー光源としてその実用効果
は大きい。
構造の低圧放電灯において、複数個の陽極に放電
電流を分流し、かつ内側ガラス管を扁平化するこ
とにより放電の安定化を図り、かつ、けい光体の
反射により輝度均一化を実現した小形片口金の放
電灯は白熱電球と同じ用途に利用される特性を持
つ。かつ、けい光灯の高効率、非円断面の高効率
を加味し、省エネルギー光源としてその実用効果
は大きい。
第1図は内外2重管構造の複数陽極、扁平断面
の内側ガラス管を有する本発明の一実施例の断面
図、第2図は第1図の放電灯を点灯する回路と発
生するプラズマの状態を示す図、第3図〜第4図
は本発明の他の実施例の断面図を示す。 1…外側ガラスバルブ、2…内側ガラス管、3
…螢光体、4…ステム、5…フイラメント陰極、
6,6′…陽極。
の内側ガラス管を有する本発明の一実施例の断面
図、第2図は第1図の放電灯を点灯する回路と発
生するプラズマの状態を示す図、第3図〜第4図
は本発明の他の実施例の断面図を示す。 1…外側ガラスバルブ、2…内側ガラス管、3
…螢光体、4…ステム、5…フイラメント陰極、
6,6′…陽極。
Claims (1)
- 1 密閉された外側ガラスバルブと、上記外側ガ
ラスバルブ内に封入された少なくとも稀ガスと、
上記外側ガラスバルブ内にこれとほぼ同軸状に配
置されていて、その一端が開放され他端が閉じら
れている内側ガラス管と、上記内側ガラス管内の
上記閉止端近傍に設けられている単一の陰極と、
上記内側ガラス管外でかつ上記外側ガラスバルブ
内の上記内側ガラス管の閉止端側に設けられてい
る複数個の陽極とを備え、かつ上記複数個の陽極
のそれぞれと上記単一陽極との間に分流された直
流放電路を形成させるため上記内側ガラス管を扁
平断面形状としてなることを特徴とする低圧放電
灯。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11562277A JPS5450164A (en) | 1977-09-28 | 1977-09-28 | Low-pressure vapor discharge lamp |
DE7878300262T DE2862125D1 (en) | 1977-08-10 | 1978-08-07 | Low pressure metal vapour discharge lamp |
EP78300262A EP0000842B1 (en) | 1977-08-10 | 1978-08-07 | Low pressure metal vapour discharge lamp |
EP81102980A EP0037589B1 (en) | 1977-08-10 | 1978-08-07 | Low pressure metal vapour discharge lamp |
DE8181102980T DE2862474D1 (en) | 1977-08-10 | 1978-08-07 | Low pressure metal vapour discharge lamp |
US06/158,264 US4335331A (en) | 1977-08-10 | 1980-06-10 | Low pressure metal vapor discharge lamp |
US06/383,944 US4438373A (en) | 1977-08-10 | 1982-06-01 | Low pressure metal vapor discharge lamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11562277A JPS5450164A (en) | 1977-09-28 | 1977-09-28 | Low-pressure vapor discharge lamp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5450164A JPS5450164A (en) | 1979-04-19 |
JPS6112334B2 true JPS6112334B2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=14667203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11562277A Granted JPS5450164A (en) | 1977-08-10 | 1977-09-28 | Low-pressure vapor discharge lamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5450164A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02138911A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 農作物用収穫機 |
JP2012038839A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Panasonic Corp | プラズマ処理装置及び方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825070A (ja) * | 1982-07-23 | 1983-02-15 | Hitachi Ltd | 低圧放電灯 |
-
1977
- 1977-09-28 JP JP11562277A patent/JPS5450164A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02138911A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 農作物用収穫機 |
JP2012038839A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Panasonic Corp | プラズマ処理装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5450164A (en) | 1979-04-19 |
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