JPS61120745A - 多層包装袋 - Google Patents
多層包装袋Info
- Publication number
- JPS61120745A JPS61120745A JP24084984A JP24084984A JPS61120745A JP S61120745 A JPS61120745 A JP S61120745A JP 24084984 A JP24084984 A JP 24084984A JP 24084984 A JP24084984 A JP 24084984A JP S61120745 A JPS61120745 A JP S61120745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- bag
- packaging bag
- density
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多層包装袋に関し、詳しくは特定の素材からな
り、剛性、低温耐衝撃強度等に優れ、表面特性が良好な
多層包装袋に関する。
り、剛性、低温耐衝撃強度等に優れ、表面特性が良好な
多層包装袋に関する。
従来、肥料、米、麦などの重量物包装用袋としては、高
密度ポリエチレン（ＨＤ Ｐ Ｅ）や低密度ポリエチレ
ン（Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）などのフィルムが用いられている
。しかし、高圧法ＬＤＰＥフィルムは機械的強度が小さ
いため、厚肉としなければならない。また、ＨＤＰＥフ
ィルムは引裂強度が十分でなく、しかもシール性や突起
物に対する強さに問題があると共に外観やすべり性の点
で好ましいものでなかった。これらの問題点を解消する
ため、これらフィルムにゴム類を添加する方法が提案さ
れている。ゴム類を添加することによりフィルムのシー
ル性は向上するが、機械的強度や外観上の問題は未だ十
分に解消されず、包装袋としての用途には不十分である
。
密度ポリエチレン（ＨＤ Ｐ Ｅ）や低密度ポリエチレ
ン（Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）などのフィルムが用いられている
。しかし、高圧法ＬＤＰＥフィルムは機械的強度が小さ
いため、厚肉としなければならない。また、ＨＤＰＥフ
ィルムは引裂強度が十分でなく、しかもシール性や突起
物に対する強さに問題があると共に外観やすべり性の点
で好ましいものでなかった。これらの問題点を解消する
ため、これらフィルムにゴム類を添加する方法が提案さ
れている。ゴム類を添加することによりフィルムのシー
ル性は向上するが、機械的強度や外観上の問題は未だ十
分に解消されず、包装袋としての用途には不十分である
。
このため、ポリエチレン製袋の問題点の解消や特に省資
源の立場からの薄肉化の要請に対して近時種々の多層フ
ィルム製袋が提案されている。例えば、ｆｌ）外層がＬ
ＤＰＥ、内層がＨＤＰＥからなる袋、（２）外層がＨＤ
ＰＥおよび直鎖状低密度ボリエチレン（ＬＬＤＰＥ）の
混合物、内層がＬＤＰＲからなる袋、（３）一方の外層
がＬ Ｄ Ｐ Ｅ、中間層がＨＤＰＥ、他方の外層がＬ
ＤＰＥからなる袋、（４）一方の外層がＬＬＤＰＥ、中
間層がＨＤＰＥおよびＬＬＤＰＥの混合物、他方の外層
がＬＬＤＰＥからなる袋などが提案されている。しかし
ながら、（１）の袋では機械的強度や外観上は特に支障
はないが、シール性、パンクチャー強度、実用落下強度
が十分でなく 、（２１のフィルムからなる袋では剛性
が十分でなく自動包装に適さず、しかも内層をＬＤＰＥ
とすると、シール性が不足すると共に外観が劣ったもの
となる。また、（３）の袋は光学的性質に優れているが
、パンクチャー強度や重量物包装においてシール性が不
足する。（４）の袋は数々の優れた特徴を有しているが
、低温時の貯蔵や取扱いにおいての落下強度が十分でな
く、その使用分、 野が大巾に制限されていた
。このように、未だ十分に満足し得る包装袋は提案され
ていない。
源の立場からの薄肉化の要請に対して近時種々の多層フ
ィルム製袋が提案されている。例えば、ｆｌ）外層がＬ
ＤＰＥ、内層がＨＤＰＥからなる袋、（２）外層がＨＤ
ＰＥおよび直鎖状低密度ボリエチレン（ＬＬＤＰＥ）の
混合物、内層がＬＤＰＲからなる袋、（３）一方の外層
がＬ Ｄ Ｐ Ｅ、中間層がＨＤＰＥ、他方の外層がＬ
ＤＰＥからなる袋、（４）一方の外層がＬＬＤＰＥ、中
間層がＨＤＰＥおよびＬＬＤＰＥの混合物、他方の外層
がＬＬＤＰＥからなる袋などが提案されている。しかし
ながら、（１）の袋では機械的強度や外観上は特に支障
はないが、シール性、パンクチャー強度、実用落下強度
が十分でなく 、（２１のフィルムからなる袋では剛性
が十分でなく自動包装に適さず、しかも内層をＬＤＰＥ
とすると、シール性が不足すると共に外観が劣ったもの
となる。また、（３）の袋は光学的性質に優れているが
、パンクチャー強度や重量物包装においてシール性が不
足する。（４）の袋は数々の優れた特徴を有しているが
、低温時の貯蔵や取扱いにおいての落下強度が十分でな
く、その使用分、 野が大巾に制限されていた
。このように、未だ十分に満足し得る包装袋は提案され
ていない。
そこで、本発明者は十分な強度、表面特性等を有する包
装袋を開発すべく鋭意研究した結果、特定の素材よりな
る多層包装袋が上記目的を達成しうろことを見い出し、
この知見に基づいて本発明を完成した。
装袋を開発すべく鋭意研究した結果、特定の素材よりな
る多層包装袋が上記目的を達成しうろことを見い出し、
この知見に基づいて本発明を完成した。
すなわち本発明は、少なくとも二層のフィルムからなる
多層包装袋において、最外層（以下、（Ａ）層という。
多層包装袋において、最外層（以下、（Ａ）層という。
）が密度０．９００ｇ／ｃｄ以上０．９４０ｇ／ｃｍ３
以下のエチレン系重合体よりなる層であり、内層（以下
、（Ｂ）層という。）が密度０．９００ｇ／ｃｄ以上０
．９３０ｇ／ａｄ未満の直鎖状エチル７−４−オレフィ
ン−共重合体（以下、（ｂｌ）成分という。）および密
度０．９３０ｇ／−以上０．９４５ｇ／ｃ＋ｊ以下の直
鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体（以下、（ｂ２
）成分という。）からなる樹脂組成物よりなる層である
ことを特徴とする多層包装袋である。
以下のエチレン系重合体よりなる層であり、内層（以下
、（Ｂ）層という。）が密度０．９００ｇ／ｃｄ以上０
．９３０ｇ／ａｄ未満の直鎖状エチル７−４−オレフィ
ン−共重合体（以下、（ｂｌ）成分という。）および密
度０．９３０ｇ／−以上０．９４５ｇ／ｃ＋ｊ以下の直
鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体（以下、（ｂ２
）成分という。）からなる樹脂組成物よりなる層である
ことを特徴とする多層包装袋である。
本発明の（Ａ）層は袋の最外層を形成するものであって
、密度が０．９００ｇ／ｃｄ以上０．９４０ｇ／ｃｍ３
以下のエチレン系重合体であれば、特に制限なく種々の
ものが用いられる。ここでエチレン系重合体としては、
高圧法低密度ポリエチレン（ＬＤＰＲ）。
、密度が０．９００ｇ／ｃｄ以上０．９４０ｇ／ｃｍ３
以下のエチレン系重合体であれば、特に制限なく種々の
ものが用いられる。ここでエチレン系重合体としては、
高圧法低密度ポリエチレン（ＬＤＰＲ）。
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エチル共重合体、後述するごとき直鎖状エチレン−α−
オレフィン共重合体（Ｌ Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）あるいはこ
れらの混合物が挙げられる。ここで、混合物には同一種
類であって、コモノマー、密度やメルトインデックス（
Ｍｌ）の異なる樹脂の混合物も含まれる。エチレン系重
合体として好適なものはＬＤＰＥ、ＬＬＤＰＥおよびこ
れらの混合物である。
エチル共重合体、後述するごとき直鎖状エチレン−α−
オレフィン共重合体（Ｌ Ｌ Ｄ Ｐ Ｅ）あるいはこ
れらの混合物が挙げられる。ここで、混合物には同一種
類であって、コモノマー、密度やメルトインデックス（
Ｍｌ）の異なる樹脂の混合物も含まれる。エチレン系重
合体として好適なものはＬＤＰＥ、ＬＬＤＰＥおよびこ
れらの混合物である。
ここで（Ａ）層のエチレン系重合体のＭｌはｏ、ｉ 〜
２０ｇ／１０分、好ましくは０．２〜１０ｇ／１０分の
ものが用いられる。
２０ｇ／１０分、好ましくは０．２〜１０ｇ／１０分の
ものが用いられる。
（Ａ）層のエチレン系重合体の密度が０．９００ｇ／ｄ
未満であると、ブロッキングが生じ、また０、９４０
ｇ／ｃｎ（を超えると、すべりやすくなり、内容物包装
後の輸送貯蔵性、特に段積み性が悪くなり、さらに表面
光沢も低くなるので好ましくない。
未満であると、ブロッキングが生じ、また０、９４０
ｇ／ｃｎ（を超えると、すべりやすくなり、内容物包装
後の輸送貯蔵性、特に段積み性が悪くなり、さらに表面
光沢も低くなるので好ましくない。
次に、上記最外層に積層される（Ｂ）層は密度０．９０
０ ｇ／ｃｒＡ以上０．９３０ｇ／ｃｒ１未満の直鎖状
゛エチレンーα−オレフィン共重合体（ｂ＋酸成分およ
び密度０．９３０ｇ／ｃｎ（以上０．９４５ｇ／ａｄ以
下の直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体（ｂｚ酸
成分からなる樹脂組成物である。
０ ｇ／ｃｒＡ以上０．９３０ｇ／ｃｒ１未満の直鎖状
゛エチレンーα−オレフィン共重合体（ｂ＋酸成分およ
び密度０．９３０ｇ／ｃｎ（以上０．９４５ｇ／ａｄ以
下の直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体（ｂｚ酸
成分からなる樹脂組成物である。
ここで直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体は通常
、直鎖状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）と呼ばれる
密度０．９００〜０．９４５ ｇｌａｌ程度のものであ
させ、側鎖を導入して短鎖分岐構造を作り出すことによ
り製造される。
、直鎖状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）と呼ばれる
密度０．９００〜０．９４５ ｇｌａｌ程度のものであ
させ、側鎖を導入して短鎖分岐構造を作り出すことによ
り製造される。
本発明において上記（ｂ、）成分および（ｂ２）成分の
二種の低密度のＬＬＤＰＥ中のα−オレフィン含量は通
常１〜２０重量％とすべきであり、この範囲内において
二種のＬＬＤＰＥのα−オレフィン含量を変えてもよい
し、あるいは全く同一のものとしてもよい。
二種の低密度のＬＬＤＰＥ中のα−オレフィン含量は通
常１〜２０重量％とすべきであり、この範囲内において
二種のＬＬＤＰＥのα−オレフィン含量を変えてもよい
し、あるいは全く同一のものとしてもよい。
また、上記二種のＬＬＤＰＥにおいて、エチレンと共重
合させるα−オレフィンは同一のものを用いてもよく、
あるいは異なったものを用いてもよい。α−オレフィン
として炭素数３〜２０個、好ましくは４〜１５個のもの
が用いられ、具体的にはプロピレン、ブテン−１，ペン
テン−１，４−メチルペンテン−１，ヘキセン−１，オ
クテン−１，デセン−１，ドデセン−１等が挙げられる
。
合させるα−オレフィンは同一のものを用いてもよく、
あるいは異なったものを用いてもよい。α−オレフィン
として炭素数３〜２０個、好ましくは４〜１５個のもの
が用いられ、具体的にはプロピレン、ブテン−１，ペン
テン−１，４−メチルペンテン−１，ヘキセン−１，オ
クテン−１，デセン−１，ドデセン−１等が挙げられる
。
さらに、上記二種のＬＬＤＰＥのＭ＋は同一であっても
よいし、あるいは異なっていてもよいが、通常０．１〜
２０ ｇ／ｌ ０分、好ましくは０．２〜１０ｇ／１０
分である。この二種のＬＬＤＰＥは同質であるため、極
めて混練性が良く、均一に混合できる。
よいし、あるいは異なっていてもよいが、通常０．１〜
２０ ｇ／ｌ ０分、好ましくは０．２〜１０ｇ／１０
分である。この二種のＬＬＤＰＥは同質であるため、極
めて混練性が良く、均一に混合できる。
本発明において上記二成分のＬＬＤＰＥの混合割合は特
に制限なく、目的とする袋の用途（使用温度など）、サ
イズ、自動包装適性などを考慮して決定すればよく、通
常は（ｂυ成分９０〜１０重量％、好ましくは８５〜４
０重量％、（ｂ２）成分１０〜９０重量％、好ましくは
１５〜６０重量％である。
に制限なく、目的とする袋の用途（使用温度など）、サ
イズ、自動包装適性などを考慮して決定すればよく、通
常は（ｂυ成分９０〜１０重量％、好ましくは８５〜４
０重量％、（ｂ２）成分１０〜９０重量％、好ましくは
１５〜６０重量％である。
本発明の内層は基本的には上記（ｂ、）およびへ
（ｂ２）成分の二成分からなるが、必要により高圧法Ｌ
Ｄ Ｐ Ｅ、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を添加
することができる。
Ｄ Ｐ Ｅ、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を添加
することができる。
本発明の多層包装袋は少な（とも上記（Ａ）および（Ｂ
）層の二層のフィルムよりなるが、（Ｂ）層の配合組成
により成形時または袋とした時にブロッキングしやすい
場合などには必要により（Ｂ）層の内側に他の層（以下
、（Ｃ）層という。）を積層しても良い。（Ｃ）層とし
ては、シール性。
）層の二層のフィルムよりなるが、（Ｂ）層の配合組成
により成形時または袋とした時にブロッキングしやすい
場合などには必要により（Ｂ）層の内側に他の層（以下
、（Ｃ）層という。）を積層しても良い。（Ｃ）層とし
ては、シール性。
耐ブロッキング性が優れたものであれば良く、特に制限
はない。通常は前述の如きＬＤＰＥ 、 ＬＬＩ）ＰＥ
あるいは物性の異なるＬＬＤＰＥの混合物などが用いら
れる。
はない。通常は前述の如きＬＤＰＥ 、 ＬＬＩ）ＰＥ
あるいは物性の異なるＬＬＤＰＥの混合物などが用いら
れる。
本発明の多層フィルムの積層方法は、Ｔ−ダイ共押出法
、インフレーション共押出法などが挙げられ、特にイン
フレーション共押出法が好適である。この場合に、ブロ
ー比は１．０〜５．０、好ましくは１．６〜３．０であ
る。
、インフレーション共押出法などが挙げられ、特にイン
フレーション共押出法が好適である。この場合に、ブロ
ー比は１．０〜５．０、好ましくは１．６〜３．０であ
る。
積層に際して各層の層比は袋の用途９袋のサイズ、自動
包装適性等により、適宜決定される。
包装適性等により、適宜決定される。
（Ａ）層および（Ｂ）層の二層よりなる場合は（Ａ）層
：（Ｂ）層＝２〜８０：９８〜２０．好ましくは２〜６
０：９８〜４０である。（Ａ）層の比が２未満になると
、落袋強度、特に低温時の落袋強度が低下するとともに
、表面特性も悪化するので好ましくない。また、（Ａ）
層の比が６０を超えると、フィルムの腰の低下が目立ち
自動充填適性が低下し、実用的でない。
：（Ｂ）層＝２〜８０：９８〜２０．好ましくは２〜６
０：９８〜４０である。（Ａ）層の比が２未満になると
、落袋強度、特に低温時の落袋強度が低下するとともに
、表面特性も悪化するので好ましくない。また、（Ａ）
層の比が６０を超えると、フィルムの腰の低下が目立ち
自動充填適性が低下し、実用的でない。
また、（Ａ）層、（Ｂ）層および（Ｃ）層の三層よりな
る場合は（Ａ）層： （Ｂ）層： （Ｃ）層＝２〜６０
：１０〜７０：２〜６０、好ましくは２〜５０ ： ２
０〜５０：２〜５０である。ここで、（Ｂ）層の比が１
０未満になると、フィルムの腰の低下が目立ち、自動充
填適性が低下し、また（Ｂ）層の比が７０を超えると、
落袋特性、特に低温時の薄盛強度が低下し、好ましくな
い。
る場合は（Ａ）層： （Ｂ）層： （Ｃ）層＝２〜６０
：１０〜７０：２〜６０、好ましくは２〜５０ ： ２
０〜５０：２〜５０である。ここで、（Ｂ）層の比が１
０未満になると、フィルムの腰の低下が目立ち、自動充
填適性が低下し、また（Ｂ）層の比が７０を超えると、
落袋特性、特に低温時の薄盛強度が低下し、好ましくな
い。
本発明において多層フィルムの厚さは用途等を考慮して
決めればよいが、通常は１０〜３００μ、好ましくは２
０〜２００μ程度が好適である。
決めればよいが、通常は１０〜３００μ、好ましくは２
０〜２００μ程度が好適である。
このようにして得られるフィルムより （Ａ）層を最外
層とする多層包装袋が得られる。製袋方法は常法でよく
、例えば筒状フィルムを製造した後、底部をヒートシー
ルする方法が好ましい。
層とする多層包装袋が得られる。製袋方法は常法でよく
、例えば筒状フィルムを製造した後、底部をヒートシー
ルする方法が好ましい。
本発明の多層包装袋は強度が高く、そのため薄肉化する
ことができ、省資源の立場から有利である。また、低温
耐衝撃強度が高く、実用低温落下特性も良好である。さ
らに、表面特性にも優れており、内面においてシール性
、耐ブロッキング性が良好であり、外面においては光沢
、耐すべり性が優れている。しかも、剛性が良好である
ため、包装適性が良好で、特に自動包装に好適である。
ことができ、省資源の立場から有利である。また、低温
耐衝撃強度が高く、実用低温落下特性も良好である。さ
らに、表面特性にも優れており、内面においてシール性
、耐ブロッキング性が良好であり、外面においては光沢
、耐すべり性が優れている。しかも、剛性が良好である
ため、包装適性が良好で、特に自動包装に好適である。
このように本発明の多層包装袋は包装袋、特に肥料、米
、麦などの重量物包装用袋として極めて有用である。
、麦などの重量物包装用袋として極めて有用である。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例１〜７および比較例１，２
多層フィルムの各々の層を構成する第１表に示す所定の
原料樹脂を４０１ｍφの押出機を２台あるいは３台用い
てそれぞれ溶融混練し、ダイ内接着型サーキュラーダイ
（ダイ径２００ ｍｍφ、リップ間隙２１■、ダイ温
度１８０℃）に導入して押出し、ブロー比１．７にてイ
ンフレーション成形シて１４０μの多層フィルムを得た
。このようにして得られた多層フィルムの各種物性試験
などの評価結果を第１表に示す。この多層筒状フィルム
をボトムシール（シール温度１８０℃）して包装用袋を
得た。
原料樹脂を４０１ｍφの押出機を２台あるいは３台用い
てそれぞれ溶融混練し、ダイ内接着型サーキュラーダイ
（ダイ径２００ ｍｍφ、リップ間隙２１■、ダイ温
度１８０℃）に導入して押出し、ブロー比１．７にてイ
ンフレーション成形シて１４０μの多層フィルムを得た
。このようにして得られた多層フィルムの各種物性試験
などの評価結果を第１表に示す。この多層筒状フィルム
をボトムシール（シール温度１８０℃）して包装用袋を
得た。
なお、試験法は次の方法に準拠した。
（１）引張特性 ＪＩＳ Ｚ １７０２（２）引裂強度
ＪＩＳ Ｚ １７０２（３）バンクチャー強度 Ｊ
ＩＳ Ｐ ８１３４（４） ヒートシール強さ
ＪＩＳ Ｚ １７０７（５）低温落下試験 ４００龍×６６０ＩｌｌＩの袋に化成肥料２０ｋｇを充
填し、２００℃でヒートシールした後、所定の試験温度
で１０時間養生した後、１．２ｍの高さより横方向に左
右５回ずつ落下させ、破袋の状況を観察した。その試験
結果を無破袋率として第１表に示した。
ＪＩＳ Ｚ １７０２（３）バンクチャー強度 Ｊ
ＩＳ Ｐ ８１３４（４） ヒートシール強さ
ＪＩＳ Ｚ １７０７（５）低温落下試験 ４００龍×６６０ＩｌｌＩの袋に化成肥料２０ｋｇを充
填し、２００℃でヒートシールした後、所定の試験温度
で１０時間養生した後、１．２ｍの高さより横方向に左
右５回ずつ落下させ、破袋の状況を観察した。その試験
結果を無破袋率として第１表に示した。
比較例３
実施例１において、原料として高圧法ＬＤＰＥ１
のみを用いたこと以外は実施例１と同様にして厚さ
２００μの単層のフィルムを得た。評価結果を第１表に
示す。
のみを用いたこと以外は実施例１と同様にして厚さ
２００μの単層のフィルムを得た。評価結果を第１表に
示す。
＊・・・ＬＬＤＰＨ（Ａ） ：エチレンーオクテンーｌ
共重合体、密度０．９２０ｇ／ｃｄ、 Ｍ ｒ １．
１ｇ／１０分（ＤＳＭ社製、商品名「スタミレ ックス１０１６ Ｊ ） ＬＬＤＰＥ （Ｂ） ：エチレンーオクテンー１共重合
体、密度０．９４０ｇ／ｃｄ、 Ｍ Ｉ １．０ｇ／
１０分（ＤＳＭ社製、商品名「スタミレ ックス４０１６ Ｊ ） ＬＤＰＥ ：高圧法低密度ポリエチレン、密度０．
９２０ ｇＩｃｉ、 Ｍ Ｉ ０．３ｇ ／ １０分（
東洋曹達■製、商品名［ペトロ セン１７２Ｊ ） ＨＤＰＥ ：高密度ポリエチレン、密度０．９５０
ｇ／ｃｎｌ、 Ｍ Ｉ ０．０５ｇ／１０分（出光石
油化学■製、商品名［出光ポリエチ レン ６４０ ＵＦＪ ）
共重合体、密度０．９２０ｇ／ｃｄ、 Ｍ ｒ １．
１ｇ／１０分（ＤＳＭ社製、商品名「スタミレ ックス１０１６ Ｊ ） ＬＬＤＰＥ （Ｂ） ：エチレンーオクテンー１共重合
体、密度０．９４０ｇ／ｃｄ、 Ｍ Ｉ １．０ｇ／
１０分（ＤＳＭ社製、商品名「スタミレ ックス４０１６ Ｊ ） ＬＤＰＥ ：高圧法低密度ポリエチレン、密度０．
９２０ ｇＩｃｉ、 Ｍ Ｉ ０．３ｇ ／ １０分（
東洋曹達■製、商品名［ペトロ セン１７２Ｊ ） ＨＤＰＥ ：高密度ポリエチレン、密度０．９５０
ｇ／ｃｎｌ、 Ｍ Ｉ ０．０５ｇ／１０分（出光石
油化学■製、商品名［出光ポリエチ レン ６４０ ＵＦＪ ）
Claims (2)
- （１）少なくとも二層のフィルムからなる多層包装袋に
おいて、最外層（Ａ）が密度０．９００ｇ／ｃｍ＾３以
上０．９４０ｇ／ｃｍ＾３以下のエチレン系重合体より
なる層であり、内層（Ｂ）が密度０．９００ｇ／ｃｍ＾
３以上０．９３０ｇ／ｃｍ＾３未満の直鎖状エチレン−
α−オレフィン共重合体および密度０．９３０ｇ／ｃｍ
＾３以上０．９４５ｇ／ｃｍ＾３以下の直鎖状エチレン
−α−オレフィン共重合体からなる樹脂組成物よりなる
層であることを特徴とする多層包装袋。 - （２）最外層（Ａ）および内層（Ｂ）の層比が最外層（
Ａ）：内層（Ｂ）＝２〜８０：９８〜２０である特許請
求の範囲第１項記載の多層包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24084984A JPS61120745A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 多層包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24084984A JPS61120745A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 多層包装袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61120745A true JPS61120745A (ja) | 1986-06-07 |
| JPH0321345B2 JPH0321345B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=17065621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24084984A Granted JPS61120745A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 多層包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61120745A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0924586A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | 多層フィルム |
| JP2020063421A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-04-23 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン樹脂組成物、積層体および医療容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926259A (ja) * | 1982-05-20 | 1984-02-10 | スティックサック・エスティ−エス・ソシエテ・アノニム | プラスチツクフイルムおよび袋および大形袋 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP24084984A patent/JPS61120745A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926259A (ja) * | 1982-05-20 | 1984-02-10 | スティックサック・エスティ−エス・ソシエテ・アノニム | プラスチツクフイルムおよび袋および大形袋 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0924586A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | 多層フィルム |
| JP2020063421A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-04-23 | 東ソー株式会社 | ポリエチレン樹脂組成物、積層体および医療容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321345B2 (ja) | 1991-03-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1126637A (en) | Multi-layered plastic sheeting having high clarity, strength and resistance to water vapor | |
| US4671987A (en) | Printable composite stretch wrap film | |
| JPH0321343B2 (ja) | ||
| US4892911A (en) | Films using blends of polypropylene and polyisobutylene | |
| JPH01157847A (ja) | 易開封性包装体 | |
| JP3795264B2 (ja) | 低温雰囲気下でのヒートシール強度が優れた包装用フィルム及び包装体 | |
| US5277988A (en) | Easily openable heat seal material | |
| JPH10168244A (ja) | バッグインボックス用シーラントフィルム | |
| JPS6178644A (ja) | 多層フイルム | |
| JP3243585B2 (ja) | 包装用多層フィルム | |
| JPS61120745A (ja) | 多層包装袋 | |
| US5859138A (en) | Polymer blends | |
| JPS61246061A (ja) | 易開封性の未延伸密封包装体 | |
| JPH01124558A (ja) | 多層包装袋 | |
| JPS6131251A (ja) | 多層フイルム | |
| JPH02185547A (ja) | 易開封性ヒートシール用樹脂組成物 | |
| JPS6348710B2 (ja) | ||
| JP3207500B2 (ja) | レトルト食品包装用ラミネートフィルム | |
| JPH035307B2 (ja) | ||
| JP2838120B2 (ja) | ポリエチレン樹脂組成物およびその積層フィルム | |
| JP2000109570A (ja) | レトルト容器、レトルト包装用フィルムおよびレトルト用包材 | |
| JPH10152596A (ja) | レトルト用シーラントフィルム | |
| JPS5962148A (ja) | 包装用多層袋 | |
| JP4190950B2 (ja) | シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途 | |
| JP2003246901A (ja) | フィルム用樹脂組成物およびそれから得られる食品包装用フィルム |