JPS6111975Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6111975Y2
JPS6111975Y2 JP6485580U JP6485580U JPS6111975Y2 JP S6111975 Y2 JPS6111975 Y2 JP S6111975Y2 JP 6485580 U JP6485580 U JP 6485580U JP 6485580 U JP6485580 U JP 6485580U JP S6111975 Y2 JPS6111975 Y2 JP S6111975Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
rotating electric
snow
inlet
drip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6485580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56166755U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6485580U priority Critical patent/JPS6111975Y2/ja
Publication of JPS56166755U publication Critical patent/JPS56166755U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6111975Y2 publication Critical patent/JPS6111975Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は屋外設置用回転電機に係り、特に開
放形回転電機の通風冷却構造に関する。
一般に、この種の開放形回転電機は屋外に設置
され、第1図に示すように本体ケーシング1の上
部に吸入口2および吐出口3が形成されている。
吸入口2から本体ケーシング1内に流入された冷
却風は図示しない吸気通風路を通つて回転電機本
体を冷却した後、排気通風路(図示せず)を経て
吐出口3から外部に放出されるようになつてい
る。
また、この種の回転電機を多雪地域に設置する
場合には、第2図に示すように吸入口を防雪カバ
ー5で覆い、雪による吸入口、特に防滴カバーの
凍結を防止し、冷却風の通風開口面積が減少しな
いようにしている。
しかしながら、吹雪時のように雪が舞い散る場
合には、冷却風と一緒になつて雪が防雪カバー5
内に流入して、風道内部や回転電機本体内に浸入
したり、吸入口に設けられた防滴用ルーバや金網
に付着して凍結し、通風用開口面積が減少したり
する恐れがあつた。通風開口面積が減少した場合
には、通風抵抗が著しく増大し、回転電機本体を
有効に通風冷却することができず、焼損や焼付き
の原因となる等の恐れがあつた。
この考案は上述した点を考慮し、多雪地帯に設
置した場合にも、風道内部や回転電機本体への雪
の浸入や、雪による凍結を未然に防止し、回転電
機本体を有効的に通風冷却することができる通風
構造を備えた回転電機を提供することを目的とす
る。
以下、この考案に係る回転電機の実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
この発明に係る屋外設置タイプの回転電機の外
観形状は第1図および第2図に示されたものと実
質的に同一であるので、同じ符号を付し、その説
明を省略する。
回転電機の本体ケーシング1は分割構造をな
し、その上部ケーシング1a内に風道10,11
が形成され、各側壁の所定位置に吸入口2と吐出
口3とが開口している。吸入口2および吐出口3
には防滴ルーバー12がそれぞれ設置され、雨水
等の侵入を防止するようになつている。しかし
て、吸入口2から流入された冷却風は吸気通風路
としての風道10を通つて回転電機本体14に供
給され、この回転電機本体14を通風冷却した
後、排気用通道11を通り、吐出口3から外部に
吐出され、回転電機本体14の焼損や焼付きを未
然に防止している。
一方、上部ケーシング1aの吸入口2は防雪カ
バー15により着脱可能に覆われている。この防
雪カバー15はボツクス状をなし、底部に冷却風
の流入口16が形成され、流入口16から流入さ
れた冷却風を吸入口2に案内している。また、上
記吸入口2の下方には排風の一部を外部に放出す
る小吐出口17が形成されている。小吐出口17
から吐出された排風(排気)はガイド板18によ
り案内され、流入口16から流入される冷却風と
混合されるようになつている。ガイド板18は水
平方向ガイド部18aとこれに続く立ち上がり部
18bとを有し、この立ち上がり部18bにより
流入口16から吸入口2に至る通路19の長さを
大きくとることができるようになつている。
また、小吐出口17は開閉または着脱可能な窓
20が設けられており、この窓20により降雪期
間(冬季)以外は小吐出口17は閉じ、小吐出口
17からの排風を停止してもよい。
次にこの考案の作用について述べる。
雪が降る冬季には窓20を開き、小吐出口17
を開口させる。この状態で回転電機を運転させる
と、雪が伴つた冷却風が防雪カバー15の下部流
入口16から流入されるが、この流入された冷却
風は小吐出口17から吐出される温度の高い排風
と合流し、ガイド板18の立ち上がり部18bに
沿つて案内される。そして、冷却風が温度の高い
排風と合流することにより、雪は溶かされる。溶
かされた雪は冷却風が本体ケーシング1の流入口
2に到達するまでに水滴となつて防滴ルーバ12
により除去される。これにより、雪が風道10内
に流入したり、回転電機本体14に供給されるの
が未然に防止されるとともに、吸入口2の防滴ル
ーバ12に雪が付着して凍結するのを確実に防ぐ
ことができる。
次にこの考案の変形例について第4図を参照し
て説明する。
この変形例に示されたものは、防雪カバー15
の下部流入口16を覆い、横断するように金網2
1を斜めに張設したものである。金網21は波状
であつても、階段状に設けてもよい。しかして、
この金網21に雪を付着させ、付着した雪を小吐
出口17から吹き出される排風で溶かすようにし
たものである。
第5図はこの考案の第2変形例を示すものであ
る。
この変形例に示された回転電機は吸入口2に取
付けられる防滴ルーバ12を改良したものであ
り、ルーバ12の各フインエレメント12aを傾
斜をもたせて設置し、この防滴ルーバ12に付着
する水滴を一方向に集め、そこから防雪カバー1
5外に排出するようになつている。
なお、この考案の実施例の説明においては、吸
入口の下部に小吐出口を設けた例について説明し
たが、小吐出口の形成位置は吸入口下部に必ずし
も限定されず、吸入口近傍であればよい。また、
防雪カバー内に形成される通路はガイド板等を設
けることにより種々変形し得る。
以上に述べたように、この考案に係る回転電機
においては、本体ケーシングの吸入口近傍に小吐
出口を形成するとともに上記吸入口を覆うように
防雪カバーを取付け、この防雪カバー内に流入さ
れる冷却風を小吐出口から吹き出される温度の高
い排風と混合可能としたから、冷却風内に含まれ
る雪は溶融され、水滴となつて吸入口に設けられ
た防滴ルーバにより除去される。したがつて、雪
が防滴ルーバに付着して凍結するのを未然にかつ
確実に防止できる。このため、雪が風道内部や回
転電機本体に浸入するのを防止できるとともに、
吸入口の開口面積が雪の凍結等により縮小するこ
ともないから、通風抵抗が増大するのを確実に防
ぐことができ、回転電機本体の冷却を有効的に行
ない得、その焼損や焼き付きを防止できる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な回転電機の外観を示す斜視
図、第2図は回転電機の本体ケーシングに防雪カ
バーを取付けた取付状態を示す斜視図、第3図は
この考案に係る回転電機の一実施例を示す部分的
断面図、第4図はこの考案の回転電機の変形例を
示す断面図、第5図はこの考案の第2変形例を示
す図である。 1……本体ケーシング、2……吸入口、3……
吐出口、10,11……風道(通風路)、12…
…防滴ルーバ、14……回転電機本体、15……
防雪カバー、16……流入口、17……小吐出
口、18……ガイド板、20……小窓、21……
金網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機本体を収納したケーシングの側面に、
    防滴ルーバを設けた外気の吸入口および吐出口を
    開口し、さらに上記ケーシング内に、吸入口より
    回転電機本体に外気を薄く吸気通風路および回転
    電機本体より吐出口に排気を薄く排気通風路を形
    成して通風冷却する回転電機において、前記ケー
    シングに、前記吸入口および防滴ルーバを覆い下
    方に開口したボツクス状の防雪カバーを取付ける
    とともに、前記吸入口の近傍に上記防雪カバーの
    内部と前記排気通風路とを連通する小吐出口を設
    けたことを特徴とする回転電機。
JP6485580U 1980-05-12 1980-05-12 Expired JPS6111975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6485580U JPS6111975Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6485580U JPS6111975Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56166755U JPS56166755U (ja) 1981-12-10
JPS6111975Y2 true JPS6111975Y2 (ja) 1986-04-15

Family

ID=29659033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6485580U Expired JPS6111975Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6111975Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56166755U (ja) 1981-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2595842Y2 (ja) 内燃機関の空気吸入装置
KR100912453B1 (ko) 창호 부착형 자동 자연환기 및 열교환 겸용 환기 시스템
CN208238009U (zh) 空调室内机
JPS6111975Y2 (ja)
KR100647792B1 (ko) 환기 도어
JPH062888A (ja) 一体型空気調和機
JP2739272B2 (ja) 空気調和機
JPH0718577B2 (ja) 建物の空気調和装置
JPH0334569Y2 (ja)
JP4853801B2 (ja) 給排気が同時に作動する自然換気装置
JPS6337621Y2 (ja)
JPH06207733A (ja) ダクト用換気扇
JPS6221870Y2 (ja)
JPS642113Y2 (ja)
JP2714325B2 (ja) パネル式建築物における外壁工法
JP2534013Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPS621850B2 (ja)
JPS6244271Y2 (ja)
JPS6136106Y2 (ja)
JPH047474Y2 (ja)
JPS6229863Y2 (ja)
JPH0213864Y2 (ja)
JPH02580Y2 (ja)
JPH0424329Y2 (ja)
JPH01167549A (ja) 同時給排形レンジフードファン