JPS61102570A - 回線試験機較正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動交換機等に収容する回線の抵抗値を測定す
る回線試験機における測定値の精度を向上させる回線試
験機較正方式に関する。

自動交換機に収容される回線が正常状態に維持される為
に、該回線の抵抗値その他の特性を測定する試験機が設
けられている。かかる試験機により測定される抵抗値は
、適正な暗度が要求される。

〔従来の技術〕

第２図はディジタル交換機における従来ある加入者線抵
抗の測定方式の一例を示す図である。第２図において、
加入者線１は給電機能、過電圧保護機能、呼出信号送出
機能、加入者状態監視ｎ、能、符号復号機能、二線四線
変換機能等を具備するＢＯＲ３ＣＨ機能部２と共に、加
入者線ｌを加入者線試験装置３その他に接続する試験用
接点ｒを具備した加入者回路４に収容されている。加入
者線ｌの特性を測定試験する加入者線試験装置３は、接
続経路５および試験スイッチ７を経由して各加入者回路
４に接続される。試験対象とする加入者線ｌを収容する
加入者回路４の接点ｒ１およびｒ２と、試験スイッチＴ
Ｓ内の接点ｒ３およびｒ４とを作動させることにより、
加入者線１が加入者回路４内の接点ｒ１、試験スイッチ
７内の接点ｒ３および接続経路５を経由して加入者線試
験装置３に接続される。かかる状態で加入者線試験装置
３から加入者線１の抵抗を測定すると、接続経路５の抵
抗値が加算された加入者線１の抵抗値が得られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明から明らかな如く、従来ある加入者線抵抗の
測定方式においては、接続経路５の抵抗値が加算された
状態で加入者線１の抵抗値の測定が行われており、適正
な加入者線抵抗値が得られぬ恐れがあった。

〔問題点を解決するための手段〕

前記問題点は、試験スイッチを経由して接続する回線の
抵抗値を測定する試験機において、前記・試験スイッチ
に標準抵抗と、該標準抵抗を前記回線と同一接続経路で
前記試験装置に接続する手段とを設け、前記試験装置か
ら前記標準抵抗の抵抗値を測定することにより、前記回
線抵抗の測定値を較正することを特徴とする本発明によ
り解決される。

〔作用〕

即ち本発明によれば、試験スイッチに設けられた標準抵
抗の抵抗値を試験機から測定することにより、試験機と
試験スイッチとを接続する接続経路の抵抗値が算定され
る。従って試験機から測定した回線の抵抗値から前記接
続経路の抵抗値を差引くことにより、回線抵抗の測定値
が較正される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は本発明の一実施例による回線試験機較正方式を
示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。

第１図においては、試験スイッチ７“に抵抗値が予め確
認されている標準抵抗８と、該標準抵抗８を接続経路５
を介して加入者線試験装置３に接続する接点ｒ７とが設
けられている。

第１図において、試験スイッチ７°内の接点ｒ３および
ｒ７をＡ乍動させることにより、標準抵抗８が接点ｒ７
およびｒ３、並びに接続経路５を経由して加入者線試験
装置３に接続される。かかる状態で加入者線試験装置３
が標準抵抗８の抵抗値を測定するど、接続経路５の抵抗
値が加算された　　　　　１１ト 標準抵抗８の抵抗値が測定される。従って該測定値から
予め確認されている標準抵抗日の抵抗値を差引くことに
より、接続経路５の抵抗値が得られる。

一方加入者回路４に収容される加入者線１の抵抗値は、
試験スイッチ７°内の接点ｒ７を復旧状態とし、試験対
象加入者線１を収容する加入者回路４内の接点ｒｌおよ
び試験スイッチ７“内の接点ｒ３を作動させることによ
り、第２図におけると同様に、接続経路５の抵抗値が加
算された加入者線１の抵抗値が加入者線試験装置３によ
り測定される。該測定値から標準抵抗日の測定により得
られている接続経路５の抵抗値を差引くことにより、接
続経路５の抵抗値を含まぬ加入者綿ｌの抵抗値が得られ
る。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、試験
スイッチ７“内の標準抵抗８を接続経路５を経由して測
定することにより接続経路５の抵　゛抗値を求め、加入
者、ｖ！■の抵抗測定値を較正することが可能となる。

なお、第１図はあく迄本発明の一実施例に過ぎず、例え
ば加入者回路４および試験スイッチ７“の構成は図示さ
れるものに限定されることは無く、他に幾多の変形が考
慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない
。また本発明の対象は加入者＆’ｉ　１に限定されるこ
とは無く、試験スイッチ７゛を経由して試験機に接続さ
れる任意の回線に適用可能なことは言う迄も無い。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、前記試験機において、回線抵抗
の測定値から試験機と試験スイッチとを接続する接続経
路の抵抗値に起因する測定誤差を除去することが可能と
なり、当該試験機の測定値の精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による回線試験機較正方式を
示す図、第２図はディジタル交換機における従来ある加
入者線抵抗の測定方式の一例を示す図である。 図において、１は加入者線、２はＢＯＲ３ＣＨ機能部、
３は加入者線試験装置、４は加入者回路、５および６は
接続経路、７および７′は試験スイ７チ、８は標準抵抗
、ｒｌ乃至ｒｌは接点、を示ず。 茶　１　凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 試験スイッチを経由して接続する回線の抵抗値を測定す
   る試験機において、前記試験スイッチに標準抵抗と、該
   標準抵抗を前記回線と同一接続経路で前記試験装置に接
   続する手段とを設け、前記試験装置から前記標準抵抗の
   抵抗値を測定することにより、前記回線抵抗の測定値を
   較正することを特徴とする回線試験機較正方式。