JPH0618255Y2 - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH0618255Y2
JPH0618255Y2 JP1985079675U JP7967585U JPH0618255Y2 JP H0618255 Y2 JPH0618255 Y2 JP H0618255Y2 JP 1985079675 U JP1985079675 U JP 1985079675U JP 7967585 U JP7967585 U JP 7967585U JP H0618255 Y2 JPH0618255 Y2 JP H0618255Y2
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JP
Japan
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load cell
electronic circuit
weighing
value
cell
Prior art date
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JP1985079675U
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JPS61195423U (ja
Inventor
正博 樽井
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の属する分野〉 本考案はロードセルを使用した計量装置に関し、特に、
計量動作異常の原因を容易に判断できるようにした計量
装置に関する。
〈従来技術〉 ロードセルを使用した計量装置は、第2図に示すよう
に、秤機構に組込まれたロードセル1から、被計量物の
重量に応じた電気信号が出力され、この電気信号が電子
回路2によって増幅、A/D変換、校正などをされて、
表示器3によって重量として表示されるように構成され
ている。
しかして、このような構成の計量装置で動作異常が生じ
た場合、その原因はロードセル1を含む秤機構と電子回
路2とのいずれかにあるが、秤機構部と電子回路2とで
は、その処理方法が全く異なるため、処理対策上いずれ
側に原因があるかを、直ちに判別できるようにすること
が必要である。
このため、従来では、第2図に示すように、ロードセル
1と、前記ロードセル1と電気的に等価な抵抗素子で構
成したダミーセル5とを、切換スイッチ6で切換えでき
るようにして、動作異常の際には、切換えスイッチ6で
ロードセル1からダミーセル5へ切換えて、このとき動
作が正常に戻れば、異常原因はロードセル1を含む秤機
構にあると判定し、やはり異常のままであれば、異常原
因は電子回路2側にあると判定する方法を採っていた。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記計量装置では、切換スイッチ6を設ける必
要があるため、回路が複雑となり、スイッチ6の信頼性
や接触抵抗の影響などが問題となり、また、コストも高
くなるという問題点があった。
また、上記計量装置では、ロードセル1に秤量台などの
重さだけ荷重がかかった状態であり、これに相当する量
を電子回路2側でキャンセルしている。このため、異常
原因を確認するためにロードセル1を切離してダミーセ
ル5を接続すると、このキャンセル分だけマイナスの値
を表示器3は示すことになるので、正常か否かの判定が
繁雑となり、誤った判定をするおそれがあった。
本考案は、上記の問題点を解決し、切換スイッチをなく
して回路の複雑さをなくし、コスト高を招くこともな
く、判定を誤ることなく極めて簡単に計量動作の異常原
因の確認をできるようにした計量装置を提供することを
目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 前記問題点を解決するために本考案の計量装置では、 秤機構と、 該秤機構に組み込まれたロードセルと、 該ロードセルの出力信号を受けて、ロードセルに加えら
れた秤量台の重さをキャンセルして計量値信号を出力す
る電子回路と、 前記ロードセルと前記電子回路との間に介在して前記ロ
ードセルを該電子回路の入力側から切離し可能にするコ
ネクタと、 抵抗器から成り、前記ロードセルと並列に前記電子回路
の入力側へ直接接続されるとともに、前記ロードセルと
の並列接続状態での前記電子回路の出力計量値が前記ロ
ードセルの正常状態における計量値信号と同一の値を示
すように、且つ前記コネクタを切離して前記ロードセル
を前記電子回路の入力側から電気的に遮断した状態での
前記電子回路の出力計量値が予め決められた値となるよ
うに、抵抗値が選定されたダミーセルと を備えている。
〈作用〉 このようにしたためダミーセルが接続されていても、ダ
ミーセルが計量動作に与える影響は無視でき、通常の計
量動作がなされる。
しかして、計量動作に異常が認められ、その異常原因が
ロードセルを含む秤機構にあるか、電子回路にあるかを
確認するには、コネクタを抜いてロードセルを電子回路
から切離すだけでよい。ロードセルを切離したときに動
作が正常に戻れば、電子回路に異常原因はなくロードセ
ルを含む秤機構に異常原因があると判定でき、やはり異
常のままであれば、電子回路に異常があると判定され
る。
〈本考案の一実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例による計量装置のブロック図
を示している。
図において、11は歪抵抗素子11a〜11dでブリッ
ジ状に構成された第1、3図と同様のロードセル、12
はロードセル11の出力信号の増幅、A/D変換、校正
などを行ない、ロードセル11に加えられる秤量台など
の重量をキャンセルする電子回路、13は電子回路12
の出力信号によって被計量物の重量を表示する表示器、
14はロードセル11を切離し可能に電子回路12の入
力回路に接続するコネクタである。
電子回路12の入力回路には、ロードセル11と並列
に、4個の抵抗素子15a〜15dのブリッジ回路から
成るロードセル11と等価な回路のダミーセル15が接
続されている。
そして、このようにロードセル11とダミーセル15と
を接続した状態で、零点、感度とも電子回路12におい
て校正されていると共に、このダミーセル15の抵抗値
は、ダミーセル15を接続したことによるロードセル1
1への影響を無視できるように、ロードセル11の抵抗
値に比べて充分に高い値(約10倍以上)に設定されて
いて、このため、このようにロードセル11とダミーセ
ル15の両者が並列に接続された状態においても、被計
量物を秤にのせない場合の表示器13の表示が零とな
り、正しい計量値となるように、且つコネクタ14を抜
いてロードセル11を切離した状態においても、表示器
13が予め決められた値(例えばゼロ)を表示するよう
な抵抗値に設定されている。また前記電子回路12の入
力回路は高入力抵抗の増幅器(例えば平衡形差動増幅
器)で構成されている。
上記のように計量装置は構成されているので、ダミーセ
ル15が接続されていても、ダミーセル15が計量動作
に与える影響は無視でき、通常の計量動作がなされる。
しかして、計量動作に異常が認められ、その異常原因が
ロードセル11を含む秤機構にあるか、電子回路12に
あるかを確認するには、一対のコネクタ14を抜いてロ
ードセル11を電子回路12から切離すだけでよい。
しかして、被計量物を秤量台にのせない状態において、
表示器13の表示がゼロを示すように予め設定されてい
るから、ロードセル11を切離したときに動作が正常に
戻れば、電子回路12に異常原因はなくロードセル11
を含む秤機構に異常原因があると判定でき、やはり異常
のままであれば、電子回路12に異常があると判定でき
る。
なお、上記実施例では、ロードセル11に、歪抵抗素子
でブリッジ状に構成されたものを使用した例を述べた
が、ロードセルは他の感歪、感圧素子でもよく、またブ
リッジ状でない構成でも同様に適用し得る。
〈本考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、本考案の計量装置で
は、ロードセル11のコネクタを切り離すだけで簡単に
異常部を判定でき、切換スイッチが不要となり、回路構
成が簡単になる。また切換スイッチを勿論板場合の従来
のスイッチの信頼性や接触抵抗の影響などの不都合がな
くなる。また、ロードセル11を切離しても、表示は予
め決められた値を示すようにダミーセル15の抵抗値が
設定されているため、誤った判断をすることなく異常原
因を判定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来装置を示すブロック図である。 11……ロードセル、12……電子回路、13……表示
器、14……コネクタ、15……ダミーセル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】秤機構と、 該秤機構に組み込まれたロードセルと、 該ロードセルの出力信号を受けて、ロードセルに加えら
    れた秤量台の重さをキャンセルして計量値信号を出力す
    る電子回路と、 前記ロードセルと前記電子回路との間に介在して前記ロ
    ードセルを該電子回路の入力側から切離し可能にするコ
    ネクタと、 抵抗器から成り、前記ロードセルと並列に前記電子回路
    の入力側へ直接接続されるとともに、前記ロードセルと
    の並列接続状態での前記電子回路の出力計量値が前記ロ
    ードセルの正常状態における計量値信号と同一の値を示
    すように、且つ前記コネクタを切離して前記ロードセル
    を前記電子回路の入力側から電気的に遮断した状態での
    前記電子回路の出力計量値が予め決められた値となるよ
    うに、抵抗値が選定されたダミーセルとを備えた計量装
    置。
JP1985079675U 1985-05-28 1985-05-28 計量装置 Expired - Lifetime JPH0618255Y2 (ja)

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JPS61195423U JPS61195423U (ja) 1986-12-05
JPH0618255Y2 true JPH0618255Y2 (ja) 1994-05-11

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JPS6046429A (ja) * 1983-08-25 1985-03-13 Kubota Ltd 電子はかりにおける異常検出装置

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JPS61195423U (ja) 1986-12-05

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