JPS609990Y2 - レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ - Google Patents
レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タInfo
- Publication number
- JPS609990Y2 JPS609990Y2 JP11154480U JP11154480U JPS609990Y2 JP S609990 Y2 JPS609990 Y2 JP S609990Y2 JP 11154480 U JP11154480 U JP 11154480U JP 11154480 U JP11154480 U JP 11154480U JP S609990 Y2 JPS609990 Y2 JP S609990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- back plate
- thin
- record player
- thick part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレコードプレーヤのインシュレータに係り、特
に振幅の大きい振動を速やかに減衰させることができる
インシュレータに関する。
に振幅の大きい振動を速やかに減衰させることができる
インシュレータに関する。
従来のインシュレータを第1図、第2図に示す。
インシュレータ1はゴムなどの弾性体からなり、環状の
肉厚部2と、その肉厚部2の内側にそれと一体に形成さ
れた肉薄部3とを備え、肉薄部3の内側部分がビス4に
よりキャビネットの裏板5に連結されている。
肉厚部2と、その肉厚部2の内側にそれと一体に形成さ
れた肉薄部3とを備え、肉薄部3の内側部分がビス4に
よりキャビネットの裏板5に連結されている。
肉厚部2の下端面には、リング6が接着されている。
前記肉厚部2は、主に床振動の伝播を弱める働きをして
いる。
いる。
前記肉薄部3はその撓みの大きさを利用して、振幅の大
きい振動の伝播を弱めるために設けられている。
きい振動の伝播を弱めるために設けられている。
ところが、インシュレータ1がゴムなどの弾性体で作ら
れているとはいえ、振幅の大きい振動を肉薄部3で速や
かに減衰させることは難しい。
れているとはいえ、振幅の大きい振動を肉薄部3で速や
かに減衰させることは難しい。
そのためレコードプレーヤの近くを人が歩いたり、プレ
ーヤやそれを載置している台に触れたりして大きな振動
を受けると、針飛びや混変調歪を発生する。
ーヤやそれを載置している台に触れたりして大きな振動
を受けると、針飛びや混変調歪を発生する。
またレコードの偏心や反りなどにより、7Hz程度まで
振動成分が含まれ、一方、プレーヤの共振周波数が10
Hz近くにあるから、演奏時にコーン紙が大きく振れ、
そのため再生音が歪ぼく聞こえる。
振動成分が含まれ、一方、プレーヤの共振周波数が10
Hz近くにあるから、演奏時にコーン紙が大きく振れ、
そのため再生音が歪ぼく聞こえる。
インシュレータの硬度を上げれば共振周波数が高くなり
、コーン紙を大きく振動させることはなくなるが、可聴
帯域内でのハウリング現象が大きくなる。
、コーン紙を大きく振動させることはなくなるが、可聴
帯域内でのハウリング現象が大きくなる。
本考案は、このような従来技術の欠点を解消し、振動を
速やかに減衰させることのできるインシュレータを提供
するにある。
速やかに減衰させることのできるインシュレータを提供
するにある。
次に本考案の実施例を第3図、第4図を用いて説明する
。
。
第3図に示すように、キャビネット7の裏板5の各隅に
はインシュレータ8が取り付けられている。
はインシュレータ8が取り付けられている。
インシュレータ8はゴムなどの弾性体で作られ第4図に
示すように、下端面にリング6を固着した環状の肉厚部
9と、その肉厚部9の内周側に一体に設けられ環状溝1
0を有する肉薄部11と、その肉薄部11のほぼ中央に
立設され裏板5に穿設されたインシュレータ取付孔12
と係合して先端に先細状の貫通端13を有する支え部1
4とが一体に設けられている。
示すように、下端面にリング6を固着した環状の肉厚部
9と、その肉厚部9の内周側に一体に設けられ環状溝1
0を有する肉薄部11と、その肉薄部11のほぼ中央に
立設され裏板5に穿設されたインシュレータ取付孔12
と係合して先端に先細状の貫通端13を有する支え部1
4とが一体に設けられている。
前記貫通端13の裏板5の上面と接する部分には、抜は
止め用のっぽ部15が一体に形成されている。
止め用のっぽ部15が一体に形成されている。
前記支え部、14は比較的肉厚に設計され、環状のフェ
ルト製制動部材16が外嵌され、肉厚部9の上面内周側
には制動部材16を支承するための突提17が設けられ
ている。
ルト製制動部材16が外嵌され、肉厚部9の上面内周側
には制動部材16を支承するための突提17が設けられ
ている。
リング6を肉厚部9に固着し、制動部材16を支え部1
4に外嵌したインシュレータ8を、その貫通端13を先
にして裏板5のインシュレータ取付孔12に挿入し、貫
通端13を裏板5の上面側へ引くと、貫通端13のつば
部15の所までが押圧変形されながら取付孔12を貫通
する。
4に外嵌したインシュレータ8を、その貫通端13を先
にして裏板5のインシュレータ取付孔12に挿入し、貫
通端13を裏板5の上面側へ引くと、貫通端13のつば
部15の所までが押圧変形されながら取付孔12を貫通
する。
するとつば部15と支え部14との間のくびれ部分が取
付孔12に嵌合した形でインシュレータ8が裏板5に取
り付けられ、制動部材16は裏板5と肉薄部11との間
に介在され、その上面が裏板5に下面が肉薄部11にそ
れぞれ当接される。
付孔12に嵌合した形でインシュレータ8が裏板5に取
り付けられ、制動部材16は裏板5と肉薄部11との間
に介在され、その上面が裏板5に下面が肉薄部11にそ
れぞれ当接される。
この実施例のように、インシュレータ8の上端につば部
15を有し裏板5の取付孔12に貫通する貫通端13を
設けておけば、裏板5へのインシュレータ8の取付けが
簡便である。
15を有し裏板5の取付孔12に貫通する貫通端13を
設けておけば、裏板5へのインシュレータ8の取付けが
簡便である。
特にフェルト製の制動部材16を用いれば、洋毛などの
繊維が機械的にからみ合っているから、繊維どうしの摩
擦抵抗、クッション作用により、振動の吸収効果が非常
に良好である。
繊維が機械的にからみ合っているから、繊維どうしの摩
擦抵抗、クッション作用により、振動の吸収効果が非常
に良好である。
さらに実施例で述べたように、肉薄部11の中央に、上
部が裏板5と当接する支え部14を設けて、それにより
制動部材16が荷重で押しつぶされて硬くなるのを防止
すれば、制動部材16に適正な接触圧が与えられ、常に
安定した制動効果が発揮できる。
部が裏板5と当接する支え部14を設けて、それにより
制動部材16が荷重で押しつぶされて硬くなるのを防止
すれば、制動部材16に適正な接触圧が与えられ、常に
安定した制動効果が発揮できる。
本考案は前述のように、インシュレータの肉薄部とキャ
ビネットの裏板との間に制動部材を介在させることによ
り、振幅の大きい振動を速やかに減衰させることができ
、針飛びや混変調歪の発生が解消され、防振性の優れた
インシュレータが提供できる。
ビネットの裏板との間に制動部材を介在させることによ
り、振幅の大きい振動を速やかに減衰させることができ
、針飛びや混変調歪の発生が解消され、防振性の優れた
インシュレータが提供できる。
第1図および第2図は従来のインシュレータの断面図、
第3図は本考案の実施例に係るインシュレータを用いた
レコードプレーヤの正面図、第4図はそのインシュレー
タの断面図である。 7・・・・・・キャビネット、8−−−−−−インシュ
レータ、9・・・・・・肉厚部、11・・・・・・肉薄
部、14・・・・・・支え部、16・・・・・・制動部
材。
第3図は本考案の実施例に係るインシュレータを用いた
レコードプレーヤの正面図、第4図はそのインシュレー
タの断面図である。 7・・・・・・キャビネット、8−−−−−−インシュ
レータ、9・・・・・・肉厚部、11・・・・・・肉薄
部、14・・・・・・支え部、16・・・・・・制動部
材。
Claims (1)
- 環状の肉厚部と、その肉厚部の内周側に肉厚部と一体に
形成された肉薄部とを有する弾性体からなるレコードプ
レーヤのインシュレータにおいて、前記肉薄部に対向し
て配置されるキャビネットの裏板に係合するつば部を有
し、該肉薄部のほぼ中央に一体に形成され、かつ前記裏
板に形成される穴に挿入可能な支え部材を設けるととも
に、前記肉薄部と裏板との間に、かつ前記支え部材の周
囲に配置され、フェルトからなる制動部材を介在させた
ことを特徴とするレコードプレーヤのインシュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154480U JPS609990Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154480U JPS609990Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5733405U JPS5733405U (ja) | 1982-02-22 |
JPS609990Y2 true JPS609990Y2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=29472645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154480U Expired JPS609990Y2 (ja) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | レコ−ドプレ−ヤのインシユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609990Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194323A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-02 | Nagano Keiki Seisakusho:Kk | 圧力検出器 |
-
1980
- 1980-08-06 JP JP11154480U patent/JPS609990Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5733405U (ja) | 1982-02-22 |
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