JPS6098543A - Ｖｔｒの磁気テ−プ頭出し機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明のオリ用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置（　Ｖ　’１”　Ｒ　）の
磁気テープ頭出し機構に関し、爵にＶ　’ｆ’　Ｒの他
伎能に悪影響を及ほさず、かつ構造が比較的簡単で、コ
スト的にも安価なＶＴＲの磁気テープ頭出し機構に関す
る。

〔発明の背景〕

テープ高速移動中に磁気テープのノヅｆ定の位噴を検出
する、いわゆる磁気テープ頭出し機構を備えた磁気記録
再生装置では、まず磁気テープをカセット内より引出し
て磁気ヘッドを有するシリンダに、該テープを所足の角
度巻付けるテープローディングを行なう。その後、この
記録再生できる状態（以下、これをテープロード状態と
いう）において、記録開始時に、叩出し信号（磁気信号
）を磁気テープに記録する。

そして、実際の頭出しは、アンローディング後で、磁気
テープを高速で早送り、巻戻しするアンロード状態の際
に、テープに接触している磁気ヘッドにより、前記信号
を検知して行なうこの頭出し信号が検知されると、ＶＴ
Ｒはその後、その機能に応じて、ストップ状態又はテー
プローディングを経由して再生状態にはいる。

従来からこの頭出しを信号検知する磁気ヘッドとしては
、アンロード状態の高速送り時に、磁気テープに常に当
接する固定部材上に取付けられたもの、あるいはテープ
ロード状態に均一なテープバックテンションを与えるた
め発条体を介して回転自在なテンションアームに植設さ
れたビン内に設けられたもの等が既に知られている。

ところで、テンションアームは、磁気テープのアンロー
ド状態には、カセット内のテープの内側の所定の位置に
必るが、テープローディング時には、テープバックテン
ションを与えることができる予定位置まで回動する。こ
の為に、前記したテンションアームに植設されたビン内
に設けられた磁気ヘッドを用いる場合には、前記磁気ヘ
ッドからの出力を取出す線材を、前記アーム上を引き回
して、前記アームの支軸の近傍から予定方向に引き出す
ようにしていた。

しかしながら、上記のように、テンションアーム上に、
線材を這わず構造では、次のような欠点があった。

（１）低温雰囲気内では、線材か固くなる輿れがあシ、
このような場合には、テンションアームのテープローデ
ィング時の動きが悪くなるために、均一なパックテンシ
ョンが得られにくい０したがって画像の垂直同期外れや
、スキュー歪等が発生し易くなる・ （２）上記（１）の欠点の影響をできるだけ小さくする
為には、他部品と接触しない状態で線材にゆとりをもだ
せてテンションアーム上に配置しなければならないが、
このような点を配慮して量産作画をすることは、作業能
力の低下をきたす。

そこで、上記した（す、（２）の欠点をなくするものと
してて、従来からフレキシブル基数配勝を施こす方法が
知られている。しかし、この方法による場合には、コス
トアップになるという欠点があった・ なお、頭出し信号の記録は、従来からテープロード状態
において、全幅消去ヘッドを用いてなされている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記した従来技術の欠点をなくし、構
造が簡単で、コスト的にも安く、かつＶ　Ｔ　Ｒの他の
機能にも悪影響を及はさないＶＴＲの磁気テープ頭出し
機構を提供することにある・ 〔発明の概景〕 本発明の特徴は、テンションアーム上であって、頭出し
信号を取出す磁気ヘッドの近傍又は一体内に配備された
第１の電極と、シャシ上に固定的に配設され、アノロー
ド状態の高速送り時には前記第１の電極と接触し、一方
テープロード状態には前記第１の電慢と離隔する第２の
電極とにより磁気テープ頭出し機構を俗成するようにし
た点にある・ 〔発明の実施例〕 以下、本発明を図面を用いて説明する。

第１図は、配録栴生状態における本発明の一実施例を有
するＶ　Ｔ　Ｒ，の平面図、第２凶は第１図のテンショ
ンアームの側面図でろる。

これらの凶において、５は磁気テープ、７はテンション
アーム、８は前記磁気テープ５の高速送り時に、頭出し
信号（記録開始１百号）を検知する磁気ヘッド、９は前
記磁気ヘッド８が内蔵され、テンションアーム７に植設
されているビン、１０はカセット、１１は株出側リール
・　１２は固定ガイド、１３はテープガイド、１４は全
幅消去ヘッド、１５はインピーダンスローラ・　１６は
入側ガイドローラ、１７は入側傾斜ビ／、１８はシリン
ダ、１９は出１ｌｌｕ頃斜ビン、２０は出側ガイドロー
ラ、２１はコンビネーションヘッド、２２は固犀テープ
ガイド、２３はキャブスタン、２４はピンチローラ、２
５は巻Ｊ＆側リール、２６は支軸、４０．４１は電極、
４２は線材である・なお、第１．２図において、磁気ヘ
ッド８、電極４０．４１及び線材４２は本実施例を構成
している。

第１図においてカセット１０内の繰出側リール１１から
出た磁気テープ５は、まずシャーシ（図示せず）上に植
立された固定ガイド１２、及び磁気テープ５を上下方向
に微調整するテープガイド１６を通る。

ところで、この時、前記２つのガイド１２．１３の間に
は、テンションアーム７のビン９が入９、磁気テープ５
に接して、テープ張力に応じた繰出側リール１１のバッ
クテンショントルクの補正を１．自動的に行なっている
。

テープガイド１３を通った磁気テープ５は、全幅消去ヘ
ッド１４、インピーダンスローラ１５を経由し、さらに
入側ガイドローラ１６、入側傾斜ピン１７を通って、回
転ヘッド（図示せず）を有するシリンダ１８を所定の角
度巻回して出側傾斜ピン１９、出側ガイドロー２２０を
経由してカセット次に・磁気テープ５は、オーディオイ
レーズオーディオコントロールのコンビネーションヘッ
ド２１を経由して、固定テープガイド２２に接した後、
キャプスタン２６とピンチローラ２４に圧接挾持され、
ここで定速駆動力を与えられてカセット１０の巻取側リ
ール２５に至る。

なお、前記全幅消去へラド１４では、磁気テープ５の記
録時に、消磁を行なうと同時に記録開始時に頭出し信号
を記録する。この愼龍は、同一のヘッドギャップを用い
て行なうが、この詳細は公知であるので説明は省略する
。又、該ヘッド１４は、インピーダンスローラ１５を回
動するアーム（図示せず）上に取付けられ、記録再生中
は、磁気テープ５と当接している。

第３図は、磁気テープ５の早送り、巻戻し状態における
本発明の一実施例を有するＶＴＩ（・の平面図である。

同図において、第１２図と同一符号は同−物又は同等物
を示す。

磁気テープ５が、アンローディング時に。繰出側リール
１１あるいは巻取側リール２５に巻取られて、はぼカレ
ッ）　１０内に納ったアンロード状態においては、テン
ションアーム７は、第１図の状態から、支軸２６を中心
に回動して、第３図の状態となっている。すなわち、テ
ンションアーム７は、それに植設されているビン９が、
磁気テープ５の裏面と当接できるように、係止部材（図
示せず）によシ、所定位置に保持されている。

ところで、本実施例では、ビン９の磁気テープ５裏面と
の当接個所には、第２図から明らかなように、頭出し信
号を検知する磁気ヘッド８が内蔵されている。したがっ
て、該ヘッド８を通じて、記録時において全幅消去ヘッ
ド１４により記録された頭出し信号を、従来例と同様に
検出することができる。

ところで、本実施例では、磁気へラド８の出力を、従来
例のように、テンションアームＺ上で、磁気ヘッド８か
ら支軸２６まで線材を引き回して、これによシ取り出す
のではなく、テンションアーム７上の磁気ヘッド８の近
傍に配設された電極４０を介して取り出すようにしてい
る。

具体的には、磁気ヘッド８と電極４０との間を、短か・
い線材４２で結び、アンロード状態における早送り、巻
戻し時においては、前記軍＆４０と接触するメインシャ
シ（図示せず）上に固定された電極４１を通じて、前記
磁気へ、ド８の出力を、所定の頭出し信号検出回路に供
給するようにしている。

したがって、本実施例では、前記（＋Ｔｉ気ヘッド８は
、第１図の記録再生時で電極４０と４１とが切り放され
る為に、磁気ヘッドとしての働らきをしない一方、第３
図の早送シ、巻戻し状態では、磁気ヘッドとしての働ら
きをすることになる。

なお、このようにして頭出し信号を取出す機構では、磁
気テープ５の尚速移動時のテンションアーム７の位置は
、はぼ一定しているので、電極４０と４１との接触には
、はぼ問題がないとしても、例えば電！４１側に弾性の
切片４１７Ｚ（第１図参照）などを設け、双方の接触状
態を良好に保つようにすれば、よシ一層望ましいことは
勿論である。

前記、実施例においては、磁気ヘッド８とテンションア
ーム７上の電極４０とが分離し、縁材４２によシ両者を
結ぶようにしているが、磁気ヘッド８を内蔵するテンシ
目ンビン９内にＸ極を配置し、磁気ヘッド８と電極とを
一体化すると共に、該電極が、メインシャシ上の電極４
１と接触できるようにすれば、縁材４２は不要となるこ
とは明らかであろう。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テン
ションアーム上に線材を引き回すというようなことがな
くなシ、その結果、特に従来技術のように、テンション
アームの動きを悪くシ、均一なパックテンションを得ら
れにくくするという事態を解消できる効果がある。

又、本発明によ゛れば、少なくとも長い線材を用いるこ
とがないので、例えば、ユーザ一段階でのサービス時に
おいて、融材を誤まってひりかけて、テープ頭出し機構
を破損するということが生じない効果もある。

なお、本発明は、構造が比較的簡単で、したがってコス
ト的にも安価なことは、上記説明から明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は記録再生状態における不発明の一実施例を有す
るＶＴＩ（の平面図、第２図は第１図のテンションアー
ムの側面図、第６図は磁気テープの早送り、巻戻し状態
における本発明の一実施例を壱するＶＴＲの平面図であ
る。 ８・・・・・・磁気ヘッド ４０．４１・・・・・・電極 ４１（Ｚ・・・・・・切片 ４２・・・・・・線材 代理人弁理士　高　倫　明　夫 第　２　喝 ４と 第　１　口 男　３　口

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録開始時に、磁気テープに記録した頭出し信号
   を、アンロード状態の高速送り時において、テンション
   アームに植設されたピンに内戚された磁気ヘッドによっ
   て再生検知するＶ　’ＩＩ’　Ｈの磁気テープ頭出し機
   構において、前記テンションアーム上に配設され、前記
   磁気ヘッドの出力を取り出せる第１の電極と、シャシ上
   に固定され、前記アンロード状態の高速過多時において
   は、前記第１の電極と接触し、一方テープロード状態に
   おいては前記第１の電極と離隔する第２の電極とを具備
   したことを特徴とするＶＴＲの磁気テープ頭出し機構。
2. （２）前記磁気ヘッドと第１の電極とが比較的短い線材
   で結ばれていることを特徴とする特許請求の範囲弟１項
   記載のＶＴＲの磁気テープ頭出し愼栴。
3. （３）前記磁気ヘノドと弟１の電極とが一体的に構成さ
   れていることを特徴とするＭＩＪ記％奸請求の範囲弟１
   項記載のＶＴＲの磁気テープ頭出し機構０