JPS6097886A - 感圧記録シ−ト - Google Patents

感圧記録シ−ト

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Publication number
JPS6097886A
JPS6097886A JP58204897A JP20489783A JPS6097886A JP S6097886 A JPS6097886 A JP S6097886A JP 58204897 A JP58204897 A JP 58204897A JP 20489783 A JP20489783 A JP 20489783A JP S6097886 A JPS6097886 A JP S6097886A
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JP
Japan
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pressure
monomer
weight
resin
microcapsules
Prior art date
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Pending
Application number
JP58204897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Umeda
梅田 浩彬
Toshio Kaneko
利雄 金子
Kenzo Miyamoto
宮本 健三
Junji Kasai
潤二 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Jujo Paper Co Ltd
Nippon Zeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jujo Paper Co Ltd, Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Jujo Paper Co Ltd
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Publication of JPS6097886A publication Critical patent/JPS6097886A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧記録シートに関するものである。
更に詳しくは顕色剤と接触反応して発色像ケ形成する無
色の発色剤を含有するアミノアルデヒド樹脂、ポリウレ
タン樹脂、又はボリュリャ樹脂を壁膜とするマイクロカ
プセルの塗布層に、新規な共重合体ラテックスをバイン
ダーとして使用することを特徴とする改良された感圧記
録シートに関するものである。
一般に、感圧記録シートは不揮発性の有機溶媒(カプセ
ルオイ〜に溶解した電子供与性の無色又は淡色のロイコ
染料乞含有する微細なカプセル(以下マイクロカプセル
という)ン支持体の裏面に塗布した上用紙と、電子受容
性の顕色剤を含む顕色層Z支持体の表面に設けた下用紙
とからなり、これら2種の塗布面が向い合うよう重ね合
わせ、ボールペン又はタイプライタ−等で加圧すること
によりマイクロカプセルが破壊され、ロイコ染料を含む
カプセルオイルが顕色層に転移して発色反応することに
より印字記録が得られる様にしだものである。また、表
面に顕色層乞裏面にマイクロカプセル層乞設けた中用紙
を、上用紙と下用紙の間に挿入すれば、多数枚の複写が
得られる。
即ち、感圧記録シートは無色のロイコ染料と顕色剤の発
色反応を利用したものであるが、発色反応が瞬時に進行
するように、ロイコ染料について4生 は、これン不揮発生の有機溶剤に溶解し、更にこ、lの
溶液成分ン支持体上に安定した形で保持し顕色□剤から
隔離してお(ために微少油滴とし、その周囲乞高分子材
料で被覆する所謂マイクロカプセル化が行われている。
従ってこのカブ七ル壁膜が不完全であったり、強度が不
足している場合には製造工程及び仕上げ、印刷などの加
工工程、或いは通常の取扱い時においてカプセルが破壊
され、汚染(スマツジ)の原因となったり、保存中に溶
液成分が滲出、揮発して発色能力の低下を来たすなど、
商品価値上問題となるため、感圧記録シ・−トの性能品
質はマイクロカプセルの良否により大きく影響されると
いって良い。
感圧記録シートは現在広汎に使用されており、各種の帳
票類、配送伝票、コンピューター用紙など用途も多岐に
亘り、品質に対する要求も次第に厳しくなってきている
。帳票類の印刷は、通常活版印刷、オフセット印刷など
で行われているが、最近では地紋印刷など印刷面積の増
大及び印刷機の高級化に伴う高速化、多色化の傾向にあ
り、加えて裏面印刷を行う機会も多(なっており、特に
感圧記録シートの場合、上、中用紙の裏面はカプセル塗
工層であるため、印刷時のカプセル強度、印刷仕上りな
ど印刷適性の改善が重要な課題となっている。
感圧記録シートにめられる特性としてはボールペンやタ
イプライタ−などで加圧された時には高い発色濃ff’
aj示す反面と12て、製造工程及び印刷等の加工工程
における意図しない圧力による発色汚染(スマツジ)が
生じないこと、そのほか、水、溶剤などに接触した場合
も汚れが生じたり、発色能力が低下しないことなどが挙
げられる。
現在、感圧記録シートに実用化されているマイクロカプ
セルの製法としては、米国特許第2800457号に開
示される如(、コアセルベーション法が主流である。こ
の製法はゼラチンを主要膜材料としたもので、両性コロ
イドであるゼラチンとアラビアコムやカルボキシメチル
セルロース(CM、)などのポリアニオンコロイドによ
るコンブレツクスコアセルベーションン利用して壁膜ヲ
生成させる方式であり、得られる壁膜は適度な柔軟性を
有しており、この種のカプセルは発色性と汚染性のバラ
ンスが比較的とり易いため、ノーカーボン紙の開発初期
から広く実用されてきた。
しかしゼラチン系カプセルは製造工程がやや複雑である
こと、及びカプセルスラリーの出来上り濃度が通常20
チ程度と低いために高濃度塗料ン調製することが難しく
、ヱアーナイフコーターなどの低濃度塗料による塗工方
式に限られることから乾燥工程でのエネルギー費が高(
なるなど不利がある。またこのカプセルは前述した如く
、柔軟性があるため機械的強度については実用上問題な
いが、壁膜が緻密性に欠けるため、カプセル内の溶剤か
引き出され汚染の原因となったり、カプセ(5) ル自体の耐水性が劣るため、高湿度における保存性、汚
染性が悪(なる。その他、膜材が天然物のゼラチンであ
るため、スラリー保存中に腐敗し易い等の欠点がありそ
の改良が望まれている。
一方、合成高分子材料を壁膜とする各種のマイクロカプ
セル化法の研究が進められており、例えば、ポリアミド
、ポリウレタン、ボリュリャ、飽和ポリエステルなどを
膜材とする界面重合法(英国特許1046409など)
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂や尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂を膜材とする1n−situ法(特公昭46−
30282など)などのマイクロカプセル製造法がある
。これら合成高分子を壁膜とするマイクロカプセルは、
ゼラチン系カプセルに比べて製造工程がかなり簡素化で
き、高濃度のスラリーZ得ることが出来る。
そのほか、壁膜の特徴として、耐水性、耐薬品性が優れ
ており、カプセルケスラリ−の状態で長時間保存しても
腐敗することもな(、ゼラチンカプセルには見られない
多(の利点ヶ有する。
しかしながら、合成高分子Y壁膜としたカプセ(6) ルを感圧記録シートに使用した場合、ゼラチンカプセル
に比べて、取扱い時や加工時に汚れ易く、充分満足でき
る品質とは言い難い。これは壁膜が剛直で脆(、比較的
弱い圧力で簡単に破壊してしまうためであり、この欠点
乞改善する目的で種々の検討がなされている。例えば、
特開昭56−144739にはカプセル膜ン形成させた
後、膜の外側に残した官能基にさらにモノマーン反応さ
せて二次膜を作り、膜自体を厚くする方法が提案されて
いるが、この場合、カプセル化工程が長(なり、生産性
が悪(、コスト高となるため、工業的にはかなり不利と
なるほか、品質面でも膜の強度が増す反面として発色性
能が低下するなどの問題がある。また特開昭57−72
891.同57−77589には、カプセルスラリー中
にアクリル酸エステル重合体や酢酸ビニル共重合体を添
加することによりカプセル膜を補強する方法も提案され
ているが、これらの添加材料は接着力が不十分で、カプ
セルを原紙面へ接着固定することができないため、得ら
れる塗工紙は、摩擦によりカプセルが破壊し易く、安定
した品質のものとはならない。従って、実用性のある接
着力を与えるためにさらに、他のバインダー類を併用す
ることになるが、その結果カプセルに対し添加材料馨増
配′″fることになり、発色性能の低下奢来たす一方、
バインダーの種類によっては、カプセル自体に悪影響?
与え耐熱性いことになる。
本発明者らは、高濃度のスラリーが得られ、生産性に優
れたアミノアルデヒド樹脂、ウレタン樹脂又はボリュリ
ャ樹脂Y壁膜とするマイクロカプセルのバインダーにつ
いて装量研究ン重ねた結果、脂肪族共役ジオレフィン系
単量体20〜80重量係、芳香族ビニル系単量体10〜
75重量係、エチレン系不飽和酸単量体5〜30重量係
、エチレン系不飽和ニトリル系単量体0〜30重t%及
びこれらと共重合可能な他のオレフィン系単量体0〜6
5重t%から構成される共重合体ラテックスン上記マイ
クロカプセル塗液中に添加することによって得られる塗
工紙は、発色性能が損われず、意図しない外部からの摩
擦や加圧力に対して堅牢で、また高湿度や高温度の環境
で長時間保存された場合でも、発色性能の低下や自然発
色による地肌の汚れを来たすことな(、しかも塗工層の
表面強度が強いためにカプセル面の印刷において、粉落
ちによるブランケット汚れの問題はな(、特にオフセッ
ト印刷で従来問題とされていた耐水強度が極めて優れる
など、印刷適性が格段に向上することを見出した。
即ち、本発明の共重合体ラテックスはアミノアルデヒド
樹脂、ウレタン樹脂又はボリュリャ樹脂を壁膜とする感
圧記録シート用のマイクロカプセルに対して、これを外
側から保護してカプセル自体の脆さを改善すると同時に
、カプセル及びデンプン粒子やセルローズ・パウダーな
どのステー材を原紙面に強固に接着させることができる
。更へ従来のラテックス類と異なり、カプセル壁膜に作
用して悪影響をおよぼすことがないため耐水性、耐熱性
及び耐溶剤性など本来合成高分子壁膜カブ(9) セルが持っている優れた特性をそのま〜維持することが
できる。この点はアミノアルデヒド樹脂、とりわけ尿素
ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂
壁膜カプセルに於て顕著である。加えて、本発明のラテ
ックスは、高濃度で低粘度のエマルジョンが得られ、且
つカプセルスラリー及びその他の添加材料と配合しても
、凝集したり増粘するなどのトラブルがな(、高濃度で
流動性の良好なカプセル塗液を調製することができ、高
濃度塗料による高速塗工が可能となるなど、生産性も格
段に向上する利点もある。
本発明に使用する上記共重合体ラテックスについて、以
下に詳述する。
脂肪族共役ジオレフィンとしては例えば1,3−ブタジ
ェン、2−メチル−1,3−ブタジェン、2.3−ジメ
チル−1,3−ブタジェン、ハロゲン置換ブタジェンな
どが挙げられる。通常、これらの単量体は共重合体に適
当な可とう性を与えろため、全単量体中20〜80重量
%の範囲で使用される。20重量%未満では共重合体の
ガラス転(10) 移温度が高くなり、フィルム形成性に乏しいため接着力
が低下し、一方80重量%を超えると、ラテックス自体
の耐水性が低下すると共にマイクロカプセルの耐熱性も
低下する。好ましくは30〜70iit%であり、最も
好ましくは40〜60重量%である。
芳香族ビニル系単置体としてはスチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、モノクロルスチレンなどが例
示される。これらの単量体は通常全単量体中10〜75
重量%で用いられ、共重合体に適度な硬度Y与えると共
に、オフセット印刷時に要求される耐水性を与える上で
極めて有効である。10重量%未満では耐水性及びマイ
クロカプセル耐熱性が低下し、75重量%を超えると共
重合体のフィルム形成性が低下し接着力が低下する。好
ましくは20〜60重量%である。
エチレン系不飽和酸単量体としてはアクリル酸。
メタアクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、
フマル酸、マレイン酸、無水マレイy酸tブテントリカ
ルボン酸などの不飽和カルボン酸;イタコン酸モノエチ
ルエステル、フマル酸モツプチルエステル、マレイン酸
モノブチルエステルなどの不飽和ジカルボン酸のモノア
ルキルエステル;アクリル酸スルフオニチルNa塩、メ
タクリル酸スルフオグロビルNa塩、アクリルアミドプ
ロパンスルフォン酸などの不飽和スルフォン酸又はその
アルカリ塩などが例示される。エチレン系不飽和酸単量
体は接着力音高め、マイクロカプセル塗料の安定性乞向
上させると同時に、カプセル壁膜に対してラテックスの
親和性を高め、壁膜の表面に均一なラテックスフィルム
を形成させるのに必須の成分である。共重合体中のエチ
レン系不飽和酸単量体の含有量は5〜30重量%であり
、5重量%未満ではマイクロカプセルの耐熱性を達成す
る事が出来ず、一方30重量%を超えると共重合体ラテ
ックスの粘度及びマイクロカプセル塗料の粘度が高(な
り、塗工適性が悪(なる。好ましくは5〜20重量%で
あり、最も好ましくは7.5〜15重量%である。
本発明における共重合体ラテックスの必須成分は、脂肪
族共役ジオレフィン系単量体、芳香族ビニル系単量体、
エチレン系不飽和酸単量体であるが、さらに単量体組成
としてエチレン系不飽和ニトリル系単量体を含むことが
マイクロカプセルの耐熱性に有効である。
エチレン系不飽和ニトリル系単量体としてはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、α−クロロアクリ九ニト
リルなどが例示される。共重合体中のエチレン系不飽和
ニトリル系単量体の含有量は30重量%v限度とし、3
0重量qbヲ超えてもマイクロカプセルの耐熱性は向上
せず、接着力が低下する。好ましくは2〜25重量%、
更に好ましくは5〜15重量%である。
更に、上記脂肪族共役ジオレフィン系単量体。
芳香族ビニル系単量体、エチレン系不飽和酸単量体、エ
チレン系不飽和二) IJル系単量体と共重合可能な残
部の他のオレフィン系単量体としては、例えばアクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル。
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸
及びメタクリル酸のアルキルエステル類;(13) アクリルアマイド、メタクリルアマイド、N−メチロー
ルアクリルアマイド、ジアセトンアクリルアマイドなど
のエチレン系不飽和カルボン酸アマイド及びN−置換化
合物;アクリル酸−β−ヒドロキシエチルメタクリル酸
グリシジル、アクリル酸グリシジルなどの官能性アルキ
ルエステル化合物などが挙げられる。
本発明におげろ共重合体ラテックスは、上記の単量体組
成Y有すること、特にエチレン系不飽和酸単量体含有量
が多いことが、本発明の目的?達成するのに必須の条件
となっている。
前述の如き共重合体ラテックスの製造方法自体は特に制
限されず、例えば回分式乳化重合、連続乳化重合、など
の公知の乳化重合法が採用でき、またその際、公知の各
種乳化剤9重合開始剤、キレート剤、電解質9分子量調
整剤など一般の乳化重合で用いられている各種の添加剤
Y使用でき、また重合温度も高温低温、いずれでもよい
。更に重合終了後の共重合体ラテックスに公知のpH調
整剤9分散剤、防腐剤などを添加することが出来(14
) る。
本発明に使用されるアミノアルデヒド樹脂とは、アミン
化合物またはアミド化合物とアルデヒド類との反応で生
成する樹脂であり、例えば尿素、チオ尿素、ペンゾダア
ナミン、アニリン、ナラミン等とホルムアルデヒド、ヘ
キサメチレンテトラミン、グリオキザール、ゲルタール
アルデヒド、フルフラール等との重縮合あるいは共重合
で得られるものである。アミノアルデヒド樹脂ン壁膜と
するカプセルは、特開昭50−34275.同51−9
079.同53−84881.同53−84882、同
53−84883などに示される如(、アニオン性高分
子水溶液中に発色剤ケ含有する高沸点有機溶剤の溶液Z
乳化し、尿素とホルムアルデヒド或いはその初期網金物
、又はメラミンとホルムアルデヒド或いはその初期網金
物を加えて、油滴界面で反応させることにより壁膜を生
成させる方法で得られる。
又、ボリュリャ樹脂を壁膜とするカプセルは、特開昭4
9−121787.同52−130708゜同54−4
4919.同55−124534などに示される如(、
発色剤を含有する有機溶剤にポリイソシアネートの初期
網金物を溶解又は分散した後、水溶性のポリアミン類と
界面重合させることにより、ボリュリャ壁膜を生成させ
る方法で得られる。
上記の方法により得られたカプセルの粒径と発色性及び
汚染性の関係について調べた結果、粒径としては2〜8
μの範囲が好ましく、分布幅も出来る限り狭まいことが
望ましいことが分った。粒径が小さ過ぎると静圧、マサ
ツ等に対する汚染性は良好であるが、発色濃度の低下を
きたすなどの問題がある一方、粒径が大き過ぎると発色
能力は向上するが、非常に弱い圧力でもカプセルが簡単
に破壊され、汚染し易(なる。
本発明は上記カプセルに対しバインダーとして共重合体
ラテックスを使用するものであるが、カプセル塗液を調
製する場合には、一般にセルロース 太繊維、澱粉粒子、無機粉末などのカプセル保護材(ス
テー材)χ添加する。このステー材はマイクロカプセル
粒径に対して1.5〜5倍程度の太きさのものが望まし
く、カプセル100重量%に対して20〜100重量%
、より好ましくは25〜70重量−程度添加する。
テ 本発明の共重合体ラデックスは、単独で充分カプセル及
びステー材Yシートに接着固定できるバインダーであり
、カプセル100重量部に対し5〜60重量%、より好
ましくは10〜50重量%の割合で配合される。該ラテ
ックスバインダーと共に必要に応じてカルボキシメチル
セルロース。
メチルセルロース、ポリビニルアルコール、アクリルア
ミド変性ポリビニルアルコールなどの保水剤、増粘剤な
どケ添加して、マイクロカプセル含有塗液χ調製する。
通常この塗液乞原紙上に固型分3.5〜5.5gβとな
る様塗布して感圧記録シートを得る。塗布方法は、エア
ーナイフ、フレキソグラビア、バーブレード等任意であ
る。
更に本発明の合成樹脂壁膜カプセルと共重合体ラテック
スの組合せは、無色の発色剤と顕色剤を(17) 同一面に塗布する単体感圧記録シートに適用することが
できる。
一般に、単体感圧記録シートは、発色剤含有カプセルと
顕色剤、ステー材、バインダーなどを同一層に設けた所
謂一層方式と、カプセル、ステー材、バインダータ含む
カプセル層を原紙表面に設け、さらにその表面上に、顕
色剤、填料、バインダーを含む顕色層を重ねた所謂二層
方式があるが、いずれも発色剤と顕色剤が同一面にある
ため、保存中の温度や湿度の影響圧よる自然発色、或い
は通常の取扱いにおける汚染性が特に問題となるが、本
発明のカプセルと共重合体ラテックスを使用した場合に
は、一層方式、二層方式ともは保存性が良好で、発色性
に優れ且つ汚染の少ない単体感圧記録シートが得られる
本発明の技術思想は、無色の発色剤に限らず顕色剤ン内
包物とするマイクロカプセル塗工層についても適用する
ことができ、この場合にも所望の効果を得ることができ
る。
以下本発明を実施例により説明する。
(18) 〔マイクロカプセル分散液(5)の調製〕アクリル酸7
0部、スチレンスルホン酸15部。
メタクリルヒドロキシルエチル15部からなる槃に%%
共重合体アニオン性水溶性高分子30部に、脱イオン水
115部を加え、攪拌しながら希釈した。更に尿素10
部とレゾルシン1.4部馨分散溶解し、10%苛性ソー
ダ水溶液を注意深(滴下してpH3,4に調整した。別
にフェニルキシリルエタンを主成分とする高沸点溶剤(
目方化学製〕1イゾール8AS )とジイソプロピルナ
フタレンZ主成分とする高沸点溶剤(クレハ化学製KM
C−113)Yl:1で混合し、この混合溶媒170部
にクリスタルバイオレントラクトン5.4g、ベニ/ソ
イルロイコメチレンブルー1.3部を混合溶解した。こ
の溶液を先に調製した共重合体アニオン性水溶性混合物
を含む水溶液中に混合し、ホモミキサー(特殊機化製)
で9000回転/分の条件で2分間室温で強攪拌し、平
均粒径3.9μの乳化分散液を得た。次いで、37チホ
ルムアルデヒド水溶液26部?加え、系の温度755℃
に昇温し、2時間放冷して発色剤含有マイクロカプセル
分散液(濃度47%)’a’%た。このマイクロカプセ
ルの粒径は4.0μであった。
〔マイクロカプセル分散液(均の調製32%ポリビニル
アルコール(日本合成化学製ゴーセノール)水溶液20
0部にクリスタルバイオレットラクトン3部?フェニル
キシリルエタン系高沸点溶剤(目方化学製)及びジイソ
プロピルナフタレン系高沸点溶剤(クレハ化学製)との
等景況合物溶液に加熱溶解して、3チロイコ染料溶液ケ
得た。このロイコ染料溶液100部とヘキサメチレン−
ジイソシアナート(日本ポリウレタン社製コロネー)L
)15部との混合溶液ンホモミキサーを用いて乳化分散
した。次に10%ジエチレントリアミン水溶液15部Z
加え、充分に攪拌した後60°C2時間重合反応を行い
、放冷して発色剤含有マイクロカプセル分散液(固形分
40チ)ヲ得た。このマイクロカプセルの粒径は6.5
μであった。
〔実施例1〕 内容積約11の耐圧ガラスボトルに、水、乳化液、無機
塩、キレート剤分子量調整剤と共に第1表に示す単量体
音仕込み、回転混合しながら60℃で15時間反応を行
った。転化率はいずれも99チ以上に達した。得られた
共重合体ラテックス乞水冷し、未反応単量体を除去した
後苛性ソーダーでラテックスのpHを調整し、本発明共
重合体う(21) 先に調製したマイクロカプセル分散液(5)、上記の共
重合体ラテックス(la〜lj)及びカプセル保護材を
下記の配合によりラボミキサーで充分攪拌混合し、水を
加えて固形分20チの塗料乞調製した。この塗料Y 4
0 g/ m”の上用紙にメイヤパーで塗布量4. O
、!i’ / mとなる様に塗布して乾燥し、感圧記録
州北用紙IA〜IJyIl−得た。
配合(固形分換算) 得られた上用紙の発色度、圧汚染性、摩擦汚染性、耐熱
性ビ調べるため以下の試験Y実施した。
(1)発色度;上用紙と下用紙(十條製紙製NW40B
)を重ね合わせ、タイプライタ−(網点状ドツト)で発
色させ、ハンター白色度計(東洋精機製)を使用して、
発色前後の白色度を測定して、以下の式で発色度?算出
した。
タイプ発色前の白色度(% ) = I。
タイプ発色1時間後の白色度(%)=Ilタイプ発色度
(%)=Dt Io −II Dt = X 100・・・〔式■〕 0 (2)圧汚染性;上用紙と下用紙と7重ね合わせ、ゴム
シートの上に静置し、上から20kg/cr&の圧力で
押し付けた時の下用紙の発色状態により圧汚染性乞評価
するために、式Iに準じて圧汚染値を算出した。
(3)摩擦汚染性;上用紙ン一定の大きさに切り直径1
50朋の平滑なステンレス製ロールに取付け、これと対
接する様に下用紙をセットし、重さ1.5kg/c!l
の圧力下にロールY 50 rpmの速度で回転させた
時のこすれによる発色状態により摩擦汚染性を評価する
ため圧、式■に準じて摩擦汚染値を算出した。
(4)耐熱性;1セツトの上用紙と下用紙tガラス板に
はさみ、ギヤー老化試験機(特殊機器製)にセットし、
105℃の温度で3時間加熱処理した。
カプセルから滲み出した溶液による下用紙の汚染発色度
によって耐熱性ン評価するために、式Iに準じて加熱汚
染値ケ算出した。
本発明の共重合体ラテックスをバインダーとして使用し
た上用紙I A%I Jについて以上の試験娶行った結
果ケ第3表に示す。
〔実施例2〕 先に調製したマイクロカプセル分散液(B)、実施例1
の共重合体ラテックス(la〜lj)及びスチルト材を
下記の配合で使用して、実施例1と同様に塗料を調製し
、上用紙2A〜2Jg得た。
配合(固形分換算) 得られた土用紙について実施例1と同様に試験(25) 実施例1と同様に第2表に示す単量体音組成とする共重
合体ラテックスk −S Y調製した。これらのラテッ
クスtバインダーとして実施例1と同じマイクロカプセ
ルCA)w含有する土用紙IK〜IRg調製した。但し
、ラテックスSχ使用したものは、塗料粘度が高すぎて
明らかに実用性がないことから、土用紙は作成しなかっ
た。
第 2 表 上用紙IK〜IRについての試験結果乞第3表に示した
(26) 〔比較例2〕 マイクロカプセル(5)、ステー材及び市販のバインダ
ーu−xを下記の配合で使用して塗料乞調製し、実施例
1と同様に上用紙2T〜2X−+1作成した。試験結果
を第3表に示した。
配合(固形分換算) この比較例2に於て、tは酸化デンプン(玉子コーンス
ターチKK製王子エースB)、uはスチレン−ブタジェ
ンラテックス(日本ゼオン製N1polLX112 )
 、 Vはエチレン−酢ビ共重合ラテックス(値化製0
M−4000)、Wはポリオレフィンラテックス(製鉄
化学展ザイクセンL)、xはアクリル酸エステル系ラテ
ックス(日本ゼオン製N1pol LX854 )であ
る。
〔比較例3〕 マイクロカプセル(B)、ステー材及び比較例2と同じ
市販バインダー乞下記の配合で使用して塗料Y調製し、
実施例1と同様に上用紙3T〜3X7<作成し、上記試
験を行い、その結果を第4表に示した。
配合(固形分換算) 第3表及び第4表に示す通り、本発明例は比較例1及び
比較例2.3に比べて発色性が良好であり、静圧及び摩
擦等物理的な弱い圧力に対してマイクロカプセルを保護
しており汚染値が低(更に、耐熱性も良好であり、その
優秀性は明らかである。
第3表 マイクロカプセル分散液(5)を使用した場合 (29) 第4表 マイクロカプセル分散液中)ヲ使用した場合 (30) 〔実施例3〕 先に調製したマイクロカプセル分散液(5)及び実施例
1で得られた共重合体ラテックス(lj)Y使用し、下
記の塗料ン調製した。
塗料配合 (1)マイクロカプセル層塗料(濃度18%)(2)顕
色剤層塗料(濃度20チ) 上記マイクロカプセル層塗料tメイヤバーで塗布量4 
、iil / mになるよう409/mの原紙に塗布し
乾燥した後、更にその上に顕色剤層塗料をメイヤバーで
塗布量5 g / mになるよう塗布し乾燥して単体感
圧記録シートY得た。
得られた二層塗工方式の単体感圧記録シートは発色濃度
が高(、静圧、摩擦による汚染も少な(、高温高湿下に
おける保存でも、自然発色したり、発色能力の低下はみ
られなかった。
〔実施例4〕 先に調製したマイクロカプセル分散液(5)及び実施例
1で得られた。共重合体ラテックス(1j)!使用して
、下記の塗料ン調製した。
塗料配合(濃度30チ) 上記塗料乞メイヤバーで塗布量9 g / m’になる
よう409/dの原紙に塗布し乾燥して一層塗工方式の
単体感圧記録シートラ得た。
この感圧記録シートは発色濃度が高く、静圧、摩擦によ
る汚染も少な(、高温高湿下における保存に対しても安
定であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アミノアルデヒド樹脂、ポリウレタン樹脂又は
    ボリュリャ樹脂に壁膜とするマイクロカプセルの塗層を
    有する感圧記録シートにおいて、該塗層中に脂肪族共役
    ジオレフィン系単量体20〜80重量%、芳香族ビニル
    系単量体10〜75重tチ、エチレン系不飽和酸単量体
    5〜30重量%、エチレン系不飽和ニトリル系単量体0
    〜30重量%及びこれらと共重合可能な他のオレフィン
    系単量体0〜65重量%から構成される共重合体ラテッ
    クスンバインダーとして含むことを特徴とする感圧記録
    シート。
  2. (2) マイクロカプセル壁膜が尿素ホルムアルデヒド
    樹脂及び/あるいはメラミンホルムアル
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