JPS5833116B2 - 自己発色型感圧記録紙 - Google Patents
自己発色型感圧記録紙Info
- Publication number
- JPS5833116B2 JPS5833116B2 JP54036688A JP3668879A JPS5833116B2 JP S5833116 B2 JPS5833116 B2 JP S5833116B2 JP 54036688 A JP54036688 A JP 54036688A JP 3668879 A JP3668879 A JP 3668879A JP S5833116 B2 JPS5833116 B2 JP S5833116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- color
- sensitive recording
- recording paper
- color developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/1243—Inert particulate additives, e.g. protective stilt materials
Landscapes
- Color Printing (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自己発色型感圧記録紙の新規な構成に関するも
のである。
のである。
感圧記録紙は、通常発色剤である無色染料を内包するマ
イクロカプセルを塗布した上用紙と、顕色剤である酸性
物質(例えば、活性白土、フェノール樹脂、サリチル酸
誘導体又はその金属塩)を塗布した下用紙との組み合わ
せよりなり、両速布面を対向させて、筆記あるいは、タ
イプライタ−印字などにより加圧すれば、顕色剤塗抹面
上に所望の複写記録を得るものであり、既に公知公用で
ある。
イクロカプセルを塗布した上用紙と、顕色剤である酸性
物質(例えば、活性白土、フェノール樹脂、サリチル酸
誘導体又はその金属塩)を塗布した下用紙との組み合わ
せよりなり、両速布面を対向させて、筆記あるいは、タ
イプライタ−印字などにより加圧すれば、顕色剤塗抹面
上に所望の複写記録を得るものであり、既に公知公用で
ある。
また、シート状支持体の同一面上に発色剤含有マイクロ
カプセルの層と顕色剤の層とを都合2回塗抹してなる自
己発色型感圧記録紙も公知公用であり、タイプリボンな
しで印字したり、普通紙を載せて筆記あるいは印字する
ことにより、複写記録が得られるなど、特異な有用性が
あり、近年その需要も増している。
カプセルの層と顕色剤の層とを都合2回塗抹してなる自
己発色型感圧記録紙も公知公用であり、タイプリボンな
しで印字したり、普通紙を載せて筆記あるいは印字する
ことにより、複写記録が得られるなど、特異な有用性が
あり、近年その需要も増している。
自己発色型感圧記録紙については、二度塗りの為、特開
昭47−6207に記載のごとく、塗抹機より改良する
方法が提案されている。
昭47−6207に記載のごとく、塗抹機より改良する
方法が提案されている。
さらに特公昭47−16096に、−液塗抹による単層
タイプの自己発色型感圧記録紙について記載されている
。
タイプの自己発色型感圧記録紙について記載されている
。
この方法は、自己かぶり(汚れ)に対しては、優れた方
法とは言えるが、カプセル膜材にフェノール−アルデヒ
ド樹脂含浸親水性フィルム形成性重合体物質を用いてい
る為、それによる黄変性が激しく、また、発色も濃く作
りにくいという欠点を有していることを本発明者等は確
認した。
法とは言えるが、カプセル膜材にフェノール−アルデヒ
ド樹脂含浸親水性フィルム形成性重合体物質を用いてい
る為、それによる黄変性が激しく、また、発色も濃く作
りにくいという欠点を有していることを本発明者等は確
認した。
また特開昭50−6413には、自己かぶり(汚れ)に
対して、アミン類を添加する方法が記載されているが、
この方法は多少の効果はみとめられるも、かぶりを完全
にふせぐ様な量のアミンを加えると発色が阻害され、又
、紙面が黄色くなり易いという欠点をもっている。
対して、アミン類を添加する方法が記載されているが、
この方法は多少の効果はみとめられるも、かぶりを完全
にふせぐ様な量のアミンを加えると発色が阻害され、又
、紙面が黄色くなり易いという欠点をもっている。
特公昭47−10780には、抄込みについて書かれて
いるが、表面に塗抹した紙とちがい発色が紙中で起こる
ので濃度が充分に出ない等の欠点がある。
いるが、表面に塗抹した紙とちがい発色が紙中で起こる
ので濃度が充分に出ない等の欠点がある。
さらに発色かぶりを改良する為に、特開昭49−377
10にみられるごとく、カプセル化を検討し、−液で自
己発色型感圧記録紙を作る試みがなされている。
10にみられるごとく、カプセル化を検討し、−液で自
己発色型感圧記録紙を作る試みがなされている。
このようなカプセルの膜材及び作り方により、発色かぶ
りは改良されるが、完全に発色かぶりをなくす為には、
特にカプセル膜を厚く作らねばならず、いきおい本来の
発色性を悪化させるという欠点をもっている。
りは改良されるが、完全に発色かぶりをなくす為には、
特にカプセル膜を厚く作らねばならず、いきおい本来の
発色性を悪化させるという欠点をもっている。
また油溶性の顕色剤であるフェノール樹脂又はサリチル
酸誘導体あるいはその金属塩が活性の水素をもつために
、膜の原料であるイソシアナート化合物等と反応するの
で、この方法でカプセル化することは困難である。
酸誘導体あるいはその金属塩が活性の水素をもつために
、膜の原料であるイソシアナート化合物等と反応するの
で、この方法でカプセル化することは困難である。
本発明は、新しい自己発色型感圧記録紙の構成を示すも
のであり、発色かぶりのない、又発色性に優れた単層タ
イプの自己発色型感圧記録紙を提供するものである。
のであり、発色かぶりのない、又発色性に優れた単層タ
イプの自己発色型感圧記録紙を提供するものである。
本発明の塗層は少くとも次の5種の成分を混合塗布して
つくられている。
つくられている。
すなわち、■発色剤である無色染料 ■顕色剤であるフ
ェノール樹脂又はサリチル酸誘導体あるいはその金属塩
■でんぷん粒子 ■顔料 ■接着剤である。
ェノール樹脂又はサリチル酸誘導体あるいはその金属塩
■でんぷん粒子 ■顔料 ■接着剤である。
発色かぶりをふせぐ為及び発色性を良くする為に■発色
剤■顕色剤の少くともどちらか一方は、液状でカプセル
化される必要がある。
剤■顕色剤の少くともどちらか一方は、液状でカプセル
化される必要がある。
常温で液状であるフェノール樹脂(顕色剤)を使う場合
をのぞいては通常■発色剤又は■顕色剤は高沸点の油状
物質に溶解(又は分散)して、使用される。
をのぞいては通常■発色剤又は■顕色剤は高沸点の油状
物質に溶解(又は分散)して、使用される。
この場合使用される発色剤としては公知の電子供与性の
ロイコ染料が使用される。
ロイコ染料が使用される。
クリスタルバイオレットラクトンやクルオラン誘導体が
代表的なものである。
代表的なものである。
顕色剤としては、特公昭42−20144記載の置換フ
ェノール−ホルマリン樹脂特公昭51−25174記載
のサリチル酸誘導体多価金属塩が代表的なものであり、
好ましい具体例としては、p−フェニルフェノールホル
マリン樹脂、3,5−ジーter t−ブチルサリチル
酸あるいはその亜鉛塩、3 、5−ジー(ジメチルベン
ジル)サリチル酸あるいはその亜鉛塩を上げることがで
きる。
ェノール−ホルマリン樹脂特公昭51−25174記載
のサリチル酸誘導体多価金属塩が代表的なものであり、
好ましい具体例としては、p−フェニルフェノールホル
マリン樹脂、3,5−ジーter t−ブチルサリチル
酸あるいはその亜鉛塩、3 、5−ジー(ジメチルベン
ジル)サリチル酸あるいはその亜鉛塩を上げることがで
きる。
これらを共に使用する高沸点油状物質としては、通常の
ノーカーボン紙用油として知られている5AS(日本石
油化学■製、ジアリールエタン系)、KMC(呉羽化学
■製、ジアルキルナフタレン系)が使用でき、場合によ
り公知のエステル系あるいは脂肪族系の油を混合しても
よい。
ノーカーボン紙用油として知られている5AS(日本石
油化学■製、ジアリールエタン系)、KMC(呉羽化学
■製、ジアルキルナフタレン系)が使用でき、場合によ
り公知のエステル系あるいは脂肪族系の油を混合しても
よい。
カプセル膜の性質は、−液で自己発色型感圧記録紙を作
る場合は特に重要であり、少くとも一方のカプセルは実
質的に、メラミン−ホルマリン樹脂による膜材でカプセ
ル化されていることが望ましい。
る場合は特に重要であり、少くとも一方のカプセルは実
質的に、メラミン−ホルマリン樹脂による膜材でカプセ
ル化されていることが望ましい。
従来より実用化あるいは検討されているゼラチンのコア
セルベーション法によるカプセル、ポリアミドによる界
面重合法のカプセル等は、カプセル膜の性質が不充分の
為か、良い自己発色型感圧記録紙は得られない。
セルベーション法によるカプセル、ポリアミドによる界
面重合法のカプセル等は、カプセル膜の性質が不充分の
為か、良い自己発色型感圧記録紙は得られない。
メラミン・ホルマリン樹脂のみがなぜ良いのかはわから
ないが、膜がち密で、しかも耐水性が強いので、カプセ
ル内容物を塗抹の過程中ずつとしつかり内包している為
と思われる。
ないが、膜がち密で、しかも耐水性が強いので、カプセ
ル内容物を塗抹の過程中ずつとしつかり内包している為
と思われる。
これらのカプセル化は特開昭53−84881号あるい
は本願と同一出願人なる特願昭52−116249号、
特願昭53−89159号、特願昭53−120906
号により詳述されているIn 5itu法により得ら
れる。
は本願と同一出願人なる特願昭52−116249号、
特願昭53−89159号、特願昭53−120906
号により詳述されているIn 5itu法により得ら
れる。
とりわけ、乳化剤として、スチレン−無水マレイン酸共
重合体を使用した場合、粒度の安定性カプセル膜の耐熱
性等に優れている。
重合体を使用した場合、粒度の安定性カプセル膜の耐熱
性等に優れている。
本発明はその使用するでんぷん粒子の量にも特徴がある
。
。
すなわち、使用するカプセル(固型分)に対して、1.
5倍以上のでん粉粒子(重量比)を必要としている。
5倍以上のでん粉粒子(重量比)を必要としている。
従来より、でんぷん粒子をノーカーボン紙に使用するこ
とは知られていたが(特公昭47−1178、特公昭4
8−33204)、これらは。
とは知られていたが(特公昭47−1178、特公昭4
8−33204)、これらは。
上用紙、中用紙のカプセル面に対カプセルでせいぜい5
0φ程度加えることが記載されていたが、このような自
己発色シートの場合には、50φ程度では、良好な発色
シートが得られず、発色汚れ易かったり、他の紙を汚れ
させたりする。
0φ程度加えることが記載されていたが、このような自
己発色シートの場合には、50φ程度では、良好な発色
シートが得られず、発色汚れ易かったり、他の紙を汚れ
させたりする。
でんぷん粒子は、10〜30μ程度のものが適当である
。
。
顔料については、従来より公知のクレー類、カオリン、
焼成クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、
プラスチックピグメント等通常の技術に基づいて使用す
る。
焼成クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、
プラスチックピグメント等通常の技術に基づいて使用す
る。
紙の白さ、印刷適性及び発色性の向上の為に使用するの
で、使用量は顔料の種類により異なるが、カプセル10
0部に対して10〜ioo部程度が好ましい。
で、使用量は顔料の種類により異なるが、カプセル10
0部に対して10〜ioo部程度が好ましい。
接着剤としては、通常使用される、ヒドロキシエチルセ
ルロース、(変性)でんぷん、カルボキシメチルセルロ
ース、アクリル系ラテックス、SBR系ラテックス、ポ
リビニルアルコール等力使用できる。
ルロース、(変性)でんぷん、カルボキシメチルセルロ
ース、アクリル系ラテックス、SBR系ラテックス、ポ
リビニルアルコール等力使用できる。
前述の通り、自己発色型感圧記録紙はシート状支持体(
紙、フィルムなど)の同一面上に発色剤含有マイクロカ
プセルの層と顕色剤の層を都合2回塗布した重層タイプ
のものが従来は普通であったが、最近に至り、マイクロ
カプセル技術の進歩に伴なってカプセル芯物質の漏出が
少ないマイクロカプセルが得られるようになり、発色剤
および/又は顕色剤をマイクロカプセル中に封じ込んだ
上で混合し単−液となし、単層塗布により自己発色型感
圧記録紙を得ようとする試みが行なわれるようになった
。
紙、フィルムなど)の同一面上に発色剤含有マイクロカ
プセルの層と顕色剤の層を都合2回塗布した重層タイプ
のものが従来は普通であったが、最近に至り、マイクロ
カプセル技術の進歩に伴なってカプセル芯物質の漏出が
少ないマイクロカプセルが得られるようになり、発色剤
および/又は顕色剤をマイクロカプセル中に封じ込んだ
上で混合し単−液となし、単層塗布により自己発色型感
圧記録紙を得ようとする試みが行なわれるようになった
。
しかし本発明者等の研究によれば、発色剤と顕色剤とを
共にマイクロカプセル化した時、しかも、そのうちの顕
色剤のマイクロカプセル化法をある特定の方法に限定し
たとき、初めて実用上充分に白い地肌の自己発色型感圧
記録紙が得られたに過ぎない。
共にマイクロカプセル化した時、しかも、そのうちの顕
色剤のマイクロカプセル化法をある特定の方法に限定し
たとき、初めて実用上充分に白い地肌の自己発色型感圧
記録紙が得られたに過ぎない。
本発明に使用するメラミン−ホルマリン樹脂ヲ膜材とす
るマイクロカプセルはこういったツー・カプセルタイプ
の単層塗布自己発色型感圧記録紙における顕色剤のマイ
クロカプセルにまことに適していることが分ったが、更
に発色剤と顕色剤の一方のみをマイクロカプセル化した
だけの、ワン・カプセルタイプの単層塗布自己発色型感
圧記録紙、とりわけ顕色剤のみをカプセル化するときの
マイクロカプセルとして最適かつ無二であることが判明
し、本発明に到達したのである。
るマイクロカプセルはこういったツー・カプセルタイプ
の単層塗布自己発色型感圧記録紙における顕色剤のマイ
クロカプセルにまことに適していることが分ったが、更
に発色剤と顕色剤の一方のみをマイクロカプセル化した
だけの、ワン・カプセルタイプの単層塗布自己発色型感
圧記録紙、とりわけ顕色剤のみをカプセル化するときの
マイクロカプセルとして最適かつ無二であることが判明
し、本発明に到達したのである。
すなわち、自己発色型感圧記録紙を製造せんとするとき
は、単層塗布タイプでしかもワン・カプセルタイプが製
造上の経済性のみならず、品質上、とりわけ発色の立上
りスピードの速い点で理想的であることは万人の認める
ところであるが、今まで十分なマイクロカプセル化法が
開発されていなかったために、実現に至っていなかった
。
は、単層塗布タイプでしかもワン・カプセルタイプが製
造上の経済性のみならず、品質上、とりわけ発色の立上
りスピードの速い点で理想的であることは万人の認める
ところであるが、今まで十分なマイクロカプセル化法が
開発されていなかったために、実現に至っていなかった
。
例えば、コンプレックス・コアセルベーション法による
ゼラチン主体のカプセルを用いると塗布面が全面着色し
てしまう。
ゼラチン主体のカプセルを用いると塗布面が全面着色し
てしまう。
特開昭51−9079号記載の如き尿素−ホルマリン樹
脂を膜材とするマイクロカプセルを用いると、白い地肌
は得られるが、着色斑点が見られ商品価値を無くしてし
まう。
脂を膜材とするマイクロカプセルを用いると、白い地肌
は得られるが、着色斑点が見られ商品価値を無くしてし
まう。
多価インシアネート化合物をプレポリマーとするマイク
ロカプセル化法は−OH\NH,−COOHなどの活性
水′/ 素を有する化合物と反応するのでこれらを芯物質とはし
難い。
ロカプセル化法は−OH\NH,−COOHなどの活性
水′/ 素を有する化合物と反応するのでこれらを芯物質とはし
難い。
ところがメラミン−ホルマリン樹脂を膜材とするマイク
ロカプセルを用いると、初めてワン・カプセルで単層塗
布のものが製造可能であるという新規にして重要な事実
を本発明者等は見出したのである。
ロカプセルを用いると、初めてワン・カプセルで単層塗
布のものが製造可能であるという新規にして重要な事実
を本発明者等は見出したのである。
これらの事実は実施例において具体的に記する。
尚本発明構成にあっては、他の添加剤例えば、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、分散剤、耐水化剤、潤滑剤及び消泡
剤等は、通常の技術に基づいて使用でき、コーティング
の方法についてモ、エアーナイフコーテング、ロールコ
ーティング、ブレードコーティング等公知の方法による
ことができる。
収剤、酸化防止剤、分散剤、耐水化剤、潤滑剤及び消泡
剤等は、通常の技術に基づいて使用でき、コーティング
の方法についてモ、エアーナイフコーテング、ロールコ
ーティング、ブレードコーティング等公知の方法による
ことができる。
以下実施例により説明する。
実施例 1
〔顕色剤のカプセル〕
バラフェニルフェノール(m、p86℃、住友ジュレツ
ズ製PR26142)40部をハイゾール5ASN−2
96(日本石油化学製オイル)60部に加熱溶解し、内
相油100部を得た。
ズ製PR26142)40部をハイゾール5ASN−2
96(日本石油化学製オイル)60部に加熱溶解し、内
相油100部を得た。
5俤のpH5,3としたスチレン無水マレイン酸共重合
物水溶液200部に上記内相油を乳化した。
物水溶液200部に上記内相油を乳化した。
メラミン20部、37%のホルマリン45部を、カセイ
ソーダでpH8,5とし80’Cに加熱し作成したメラ
ミン−ホルマリン初期縮合物を上記乳化液に加え、系の
温度を70℃とし、1時間反応させ、顕色剤のカプセル
を得た。
ソーダでpH8,5とし80’Cに加熱し作成したメラ
ミン−ホルマリン初期縮合物を上記乳化液に加え、系の
温度を70℃とし、1時間反応させ、顕色剤のカプセル
を得た。
粒子径は平均5.2μであった。
実施例 2
〔顕色剤のカプセル〕
3.5−ジーter t−ブチルサリチル酸亜鉛塩、2
0部、KMC−113(呉羽化学製オイル)40部、高
沸点脂肪族炭化水素油(インキソルベント3号)40部
を内相油として実施例1と同様な方法でカプセル化を行
なった。
0部、KMC−113(呉羽化学製オイル)40部、高
沸点脂肪族炭化水素油(インキソルベント3号)40部
を内相油として実施例1と同様な方法でカプセル化を行
なった。
実施例 3
〔発色剤のカプセル〕
クリスタルバイオレットラクトン 5部、KMC−11
395部を内相油とし、実施例1と同様にカプセル化を
行ない、発色剤のカプセルを得た。
395部を内相油とし、実施例1と同様にカプセル化を
行ない、発色剤のカプセルを得た。
平均粒子径は4μであった。
実施例 4
固型分 (水込み)
実施例1のカプセル 100部
(顕色剤)
CVL20係分散液 4部 (20部)(発色剤
) 小麦でんぷん粒 200部 炭酸カルシウム 30部 10優PVA水溶液 20部 (200部)をよく
混合し、単−液となし、紙にメタリングバーで塗設し、
ワンカプセル単層型自己発色シートを作成した。
) 小麦でんぷん粒 200部 炭酸カルシウム 30部 10優PVA水溶液 20部 (200部)をよく
混合し、単−液となし、紙にメタリングバーで塗設し、
ワンカプセル単層型自己発色シートを作成した。
塗抹量は69 / vlであった。上記のCVL20%
分散液はCVL結晶を微粉砕して水中に分散したもので
あり、CVLは固体(粉体)のままであり、マイクロカ
プセル化されてはいない。
分散液はCVL結晶を微粉砕して水中に分散したもので
あり、CVLは固体(粉体)のままであり、マイクロカ
プセル化されてはいない。
ここに発色汚れのない白色度の良好な自己発色シートが
作成できた。
作成できた。
タイプ印字した所、鮮明な青色発色が得られた。
実施例 5
固型分 (水込み)
実施例1のカプセル 50部
(顕色剤)
実施例3のカプセル 50部
(発色剤)
小麦でんぷん粒 250部
カオリンクレー 30部
酸化でんぷん25饅水溶液 50部 (200部)の配
合にて、上質紙に7.5 fl / m” (固型分)
となる様にエアーナイフコーターにて塗抹し、ツーカプ
セル単層型自己発色シートを作成した。
合にて、上質紙に7.5 fl / m” (固型分)
となる様にエアーナイフコーターにて塗抹し、ツーカプ
セル単層型自己発色シートを作成した。
ここに発色汚れのない白い自己発色型感圧記録シートが
得られた。
得られた。
タイプ印字した所、瞬時に鮮かな濃い青色発色を示した
。
。
このように、メラミンホルマリン樹脂による膜材でカプ
セル化を行なうと、ツーカプセル単層型のみならずワン
カプセル単層型の自己発色型感圧記録紙が製造可能であ
るという新規事実が裏付けられた。
セル化を行なうと、ツーカプセル単層型のみならずワン
カプセル単層型の自己発色型感圧記録紙が製造可能であ
るという新規事実が裏付けられた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ■発色剤である無色染料■顕色剤であるフェノール
樹脂又はサリチル酸誘導体あるいはその金属塩■でんぷ
ん粒子■顔料及び■接着剤とを混合し、−液で塗布して
なる単層タイプ自己発色型感圧記録紙において、■発色
剤■顕色剤の少くともどちらか一力が液状で、かつスチ
レン無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液中に、疎水性
溶媒に溶解した無色染料或は顕色剤の溶液を不連続な微
小粒子となるように分散又は乳化させた後、メラミン・
ホルマリン初期縮合物を加え酸性加熱下で反応させて得
られたメラミン・ホルマリン樹脂による膜材でカプセル
化されており、かつカプセル(固形分)に対して150
(重量比)係以上のでんぷん粒子を使用することを特徴
とする自己発色型感圧記録紙。 2 ■発色剤が固体又は粉体状で■顕色剤が液状でメラ
ミン・ホルマリン樹脂によりカプセル化されている特許
請求の範囲第1項記載の自己発色型感圧記録紙。 3 ■発色剤及び■顕色剤がいずれもメラミン・ホルマ
リン樹脂によりカプセル化されている特許請求の範囲第
1項記載の自己発色型感圧記録紙。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54036688A JPS5833116B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 自己発色型感圧記録紙 |
DE8080300838T DE3069782D1 (en) | 1979-03-28 | 1980-03-19 | Self-contained pressure sensitive recording paper |
EP19800300838 EP0017386B1 (en) | 1979-03-28 | 1980-03-19 | Self-contained pressure sensitive recording paper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54036688A JPS5833116B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 自己発色型感圧記録紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128492A JPS55128492A (en) | 1980-10-04 |
JPS5833116B2 true JPS5833116B2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=12476759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54036688A Expired JPS5833116B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 自己発色型感圧記録紙 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0017386B1 (ja) |
JP (1) | JPS5833116B2 (ja) |
DE (1) | DE3069782D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02197327A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-08-03 | Nippon Steel Corp | Uo鋼管の0プレス方法および装置 |
CN109880684A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-14 | 洛阳烨方新材料科技有限公司 | 一种水性月桂酸分散液及其制备方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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