JPS6096579A - ダイラタント流動性キヤスタブル - Google Patents

ダイラタント流動性キヤスタブル

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Publication number
JPS6096579A
JPS6096579A JP20016883A JP20016883A JPS6096579A JP S6096579 A JPS6096579 A JP S6096579A JP 20016883 A JP20016883 A JP 20016883A JP 20016883 A JP20016883 A JP 20016883A JP S6096579 A JPS6096579 A JP S6096579A
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JP
Japan
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particle size
dilatant
castable
less
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP20016883A
Other languages
English (en)
Inventor
泰造 谷口
上野 尚弘
村岡 久義
西川 千春
志賀 寛司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiko Refractories Co Ltd
Original Assignee
Taiko Refractories Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発朋は各種窯炉に使用されるキャスタブル耐火物に閃
し、さらに詳しくは特定粒度の酸化物微粉末をマトリッ
クス部となるべき微粉部分に添加することにより、耐ス
ポーリング性、容積安定性及び耐爆裂性に優れたダイラ
タント流動性キャスタブルを提供するものである。
従来からのキャスタブルとしては一般にアルミナセメン
ト全結合態とし′C10〜20重量%添加した水硬性キ
ャスタブルが主体であったか、この種の水硬性キャスタ
ブルにはアルミナセメントか10重μ%以上添加され1
いるため1200°C以上の高温域で低融点物質を生成
し熱間特性全劣化させ、更に8 (1(1〜1200°
Cの中間温度域ではセメント水和物の脱水による強度劣
化か特に著しいなどの欠点かある。
これらの欠点を是正するために、最近1μ以下の超微粉
を結合材とし、分散剤及び凝集剤tl−添加してチキソ
トロピックな流動性と岐化性tfj与したセメントレス
のキャスタブルかUH発され、その優れた特性から各種
窯炉壁、天井、炉床だけでなく高炉樋、取鍋、タンディ
ツシュなどの溶融金親容器の内張り材としても使用され
ている。このようなキャスタブルは低水量で鋳込み可能
であり、しかも緻密で高強度な施工体が得られるという
長所を有しているが、緻密であるために膨張収縮による
亀裂や膨張による張り出しか生じたり、あるいは加熱乾
燥時水蒸気の脱出が困難で爆裂を引き起こすというよう
な問題点も有している。
このような問題点を改良するために種々検討した結果、
従来耐火物業界では作業性を阻害する要因として排除さ
れていたダイラタント流動性に着目し、その優れた特性
を有効に利用することにより本発明をなしえたもので、
その要旨とするところはあらかじめ粒度調整を施こした
耐火性組成物に、分散剤、凝集剤を添加するキャスタブ
ル耐火物において、粒度0,2闘以下のマトリックス部
となるべき微粉部分に師化物微粉末を上記耐火性組成物
に対して粒度44〜10μのものが23〜30重量%、
粒度lOμ以下のものか7重量%以下含有させたこと全
特徴とするダイラタント流動性キャスタブルである。
ダイラタント流動とは見掛上応力が加わると流動性をほ
とんど失い、あたかも固化したごとき現象を呈する流動
特性のことで、このような例として砂浜で波か引くにつ
れて、砂浜の表面から水が浸みこんでいくか、また語れ
たところを足で踏むとその周辺かさ一つと乾いていくと
いう現象で一般によく知られている。この流動特性は分
散相の粒度分布に依ることはよく知られているOしかし
ながら、この流動特性は混練作業性、流し込み作業性を
著しく阻害する要因となるとともに、鋳込表面に多量の
水浮き現象が出るため、このような流動特性を排除する
操作が一般に行われており、ダイラタントな流動特性を
キャスタブルに利用しようという試みはいままでなされ
ていなかった。
本発明者らは特定粒度の酸化物微粉末をマ) IJツク
ス部に添加し、しかも第1図に示すように高速ミキサー
で長時間混練すれば、作業上問題ない程度の混線作業性
、流し込み作業性が得られるということから、一本発明
に到達したものである。
ダイラタント流動体は材料を鋳込んだ後、静止した状態
が最も流動し易いために、大気圧下で最密充填となり、
凝集硬化するもので、チキソトロピックな流動特性を利
用する緻密質キャスタブルに較べて、マトリックス部と
なる上記微粉部分の粒度分布を44〜10μの特定粒度
域に集中させ、しかも10μ以下の粒子を少なくしてい
るので、通気率が大きいために乾燥時の耐爆裂性に優れ
、しかも耐スポーリング性及び容積安定性の点で優れて
いる。
グイラタント流動性の支配的要因としては、マトリック
ス部を形成する粒子の粒度分布であり、その粒度分布か
連続的に均一に分布している場合にはこのような流動特
性は起こりに<<、粒度分布かある特定粒度域に集中し
ている場合にダイラタント流動か起こるのである。この
ようなダイラタントか生じる特定粒度域について種々検
刷し、作業性、施工体の物性などを考慮して44〜10
μの粒度域のものであれば本発明に使用し得ることを確
認した。またこのような微粉末としてはシリカ、アルミ
ナ、ムライトなどの酸化物、特には容積安定性に優れる
ムライトが好ましい。44〜10pの酸化物微粉末の添
加量としてはあらかじめ粒度調整を施こした耐火性組成
物配合中に23〜30iJi%添加した場合にダイラタ
ント流動性が発現、するか特には25〜27重量%が好
ましい。
23重量%以下ではダイラタント流動とならず、30重
景%以上では混線水量がふえ、物性などに悪影響を及ぼ
す。
また10μ以下の粒度についても検討し、10μ以下の
粒子量が耐火性組成物配合中に7車量%以上含まれると
グイラタントとならず、通気率が小さくなって耐爆裂性
などに悪影響を及ぼす。
残りの耐火性組成物はアルミナ、シリカ、マグネシア、
炭化珪素、ジルコンなど従来耐火物業界で一般に知られ
ているものを粒度調整して使用する。また分散剤として
は一般によく知られている珪酸ソーダ、ヘキサメタリン
酸ソーダ、ビロリン師ソーダなどが使用できる。添加量
としては0.01〜0.2重量%が好ましく 、0.0
1重量%以下では適正な分散効果がな(,0,2重量%
以上ではグイラタント流動性に悪影響を及ぼす。凝集剤
としてはアルミナセメントが一般的で、添加量としては
1〜4重量%が好ましく、1重量%以下では添加効果が
なく、4重量%以上では熱間特性に悪影響を及ぼす。
上述したように本発明のダイラタント流動性キャスタブ
ルはチキソトロピックな流動性を利用した緻密質キャス
タブルに比較シテ (1)膨眼収勧による亀裂、容積安定性にすぐれる。
(2)耐スポール性にすぐれる。
(3)加熱乾燥時の耐爆裂性にすぐれる。
(4) 低温から高温まで安定した強度を発現する〇な
どの特徴を有している。
本発明品は窯炉の炉壁、炉床はかりでなく、高炉樋、取
鍋、タンディツシュなどの溶融金属容器の内張りなどに
も使用することがi」能である。
以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説明する0尚、
配合量はすべて重量%である。
〈実施例〉 表1に示す配合物を高速ミキサーで5分間混練し、40
X40X]601+lfiの金型に鋳込み、成形したも
のを試片とした。比較例も同様な方法で作成した。こI
tらの試片について、物性値などを測定した結果を表2
に示す。
耐スポールテストは並形煉瓦大の試片の114×230
朋面を1300°Cにて加熱10分、水冷5分、空冷5
分の片面加熱のスポールテストkOサイクル実施後、断
面の亀裂発生状況を賭、察した。また、通気性が良好で
あることを11#にするため細孔径分布を調べた。その
結果を第2図に示すO 以上の実施例から本発明は従来のチキントロヒ。
ツクな流動性を利用した緻密質キャスタブルに鴫々べて
上記した様な優れた特徴を有−ツるキャスタブルである
ことが明らかである。
以下余白 表 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) あらかじめ粒度調整を施こした耐火性組成物に
    、分駆動、凝集剤全添加するキャスタブル耐火物におい
    て、酸化物微粉末を上記耐火性組成物に苅して粒I!L
    44〜10μのものが23〜30本坦%、粒度10μ以
    下のものか7恵知%以下含鳴させたことを特徴とするダ
    イラタント流動性キャスタブル。
JP20016883A 1983-10-26 1983-10-26 ダイラタント流動性キヤスタブル Pending JPS6096579A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63265870A (ja) * 1987-04-22 1988-11-02 Nippon Steel Corp 吹付耐火材料
US5346660A (en) * 1990-09-07 1994-09-13 Toto Ltd. Method of manufacturing powder molding
US9803913B2 (en) 2015-04-02 2017-10-31 Whirlpool Corporation Tiered storage system for refrigerator door

Cited By (4)

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JPH0513910B2 (ja) * 1987-04-22 1993-02-23 Kurosaki Refractories Co
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