JPS6095469A

JPS6095469A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS6095469A
Application number: JP20222283A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Arai; 荒井　温
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-10-28
Filing date: 1983-10-28
Publication date: 1985-05-28
Also published as: JPH0513317B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、電子写真複写機の転写紙の機械的分離機構、
詳しくは感光体ドラムに設けた転写紙の分離爪支持軸の
軸受技術に関する。

従来技術複写機における感光体回りのトナーによる現像装置とか
クリーニング装置の近辺ではトナーが飛散する機会が多
い。そのため、かねてから防塵シールや装置が研究され
、実施化されているが、必ずしも充分な効果を奏するこ
とができず、殊に、機械が高速化してくると、完全にト
ナーの飛散を防ぐことは不可能に近い。その反面、高速
化装置は、高信頼性も要求されており、トナーの飛散に
よる悪影響が生じることを極力避けねばならない。

ところで、従来、転写紙の分離爪は、感光体ドラム表面
に傷を付けることのないよう、前記ドラムに接離自在に
支持されていて、転写紙の端縁が分離爪先端付近を移動
するときのみドラム表面に接触するようにし、それを過
ぎると離れるようにしである上に、常に定位置で接触す
るのを避けて、ドラムの回転軸線方向、すなわちドラム
表面の母線方向にも往復動できるように設けである。そ
して、感光体から転写紙を分離する作用を保障するだめ
の前記分離爪機構は、その支持軸の軸受部を含めて、ト
ナーの飛散区域外に設置することができないから、メイ
ンテナンス毎に前記軸および軸受部の清掃が必要であっ
た。

第１図は、従来使用されている複写機の感光体ドラ・ム
部分の要部側面図を示し、図中、■は、感光体ドラムで
、矢印方向に回転し、帯電、露光等の工程を経て、ドラ
ム表面に静電潜像を形成させる。潜像が存ｒＥするドラ
ム表面が現像器の対面に移動するとマグローラ３の回転
に伴なって静電潜像にトナーが何着１〜、ドラム表面に
現像像が形成される。次いで転写前除電チャージャ４に
対向して前記現像像柑、チャージを掛けられ、一方、レ
ジストローラ対５から送られてくる転写紙がドラム表面
人位置において、ドラム１に密着したまま、ドラム表面
と共に移動するとき、その背面から転写チャージャ６に
より、チャージが掛けられ現像像は転写紙側に転写され
る。次に、分離チャージャ７でチャージされ転写紙はド
ラム１から分離して、搬送ベルト８により移送されて定
着部に送られる。

ところが、環境や転写紙の種類によっては、ドラム１か
ら分ｌ１１１１−難い転写紙がある。そのような転写紙
２は分離爪１０によって機械的にドラム１表面から分離
させるので、いわば、分離作用保障機構的な機能を分離
爪１０は持たされている。

ドラム１表面に残留したトナーは、次段のクリーニング
部１１によって掻き落され、次に除電工程を経て、複写
工程の一サイクルが完了する。

さて、分離爪１０は、先端がエツジを形成する金属材よ
りできていて、支持軸１４に並設されている。

そのため、常時ドラム１表面に当接していると、その表
面に傷が付き、感光層が剥れて白筋や黒筋が複写画像上
に表われることがある。それを防ぐだめに、第２図を参
照１〜で、同（ｂ）図に示すように、転写紙端が爪１０
“先端を通り過ぎるとソレノイド１２がＯＦＦになって
、そのプランジャが矢印方向に突出１−１中間レバーを
矢印方向に揺動させて軸１４に片持支持されたレバー２
０の押込みを解除し、それに、コイルばねを介して連結
された分離爪１０の先端をドラム１表面から離脱するよ
うに働かせる。

分離爪１０先端をドラム１表面に接触させるときには、
第２（ａ）図に示すように、ソレノイド１２をＯＮ３− にしてプランジャを矢印の方向に引込み、中間レバーを
矢印方向に揺動させてレバー加を矢印方向に押込むと、
コイルばねを介して連動する分離爪１０の端部をドラム
表面に軽く接触するように揺動させることができる６゜さらに、第３図に示すように、分離爪１０は、その感光
体ドラム１の回転軸に対し平行して往復動し、爪１０の
当接面がドラム表面の特定の一個所に定まらないように
配慮されているので、その機構につき説明する。第３（
ａ）図は、分離爪支持軸およびその軸受部の要部平面図
、第３（ｂ）図はその（ｂ）−ｆｂｌ線に直角に視た要
部側面図を示す。図中、１８は偏心ムで複写操作に連動
して回転する。１９は、同カムにその一端を当接させだ
揺動アームで、その他端は一方向クラッチを備えたレバ
ーに当接して、カム１８の一回転毎に、同レバーを第３
（ｂ）図矢印で示すように往復揺動させている。

その作動は一方向クラッチを介して、同クラッチに係合
するカム１３の軸を間欠的に回転させ、前記カム１３の
間欠的回転は、その面に一端を当接し＝４− ている分離爪１０支持軸１４を、軸方向に往復摺動させ
る作用を生じる。

１４は、複数の分離爪１０を支持する軸で、その一端は
、他端側からのコイルばねによって軽くカム１３面に当
接している。また、分離爪１０を固定した中央部分は取
換え可能なように接手を介して軸１４の他の部分を連結
している。コイルばねを介した支持軸１４の他端には揺
動レバー２０が片持式に固着していて、このレバー加は
、さきの第２図について説明したとおシの作動をするこ
とによシ、分離爪１０を揺動させ、その先端をドラム１
表面に接離させるように設けられている。

１５は、支持軸１４の両端付近で同軸を軸支する軸受部
で、同部分を断面で示すと、第４図に模型的に示したと
おりのプレーンベアリングで、同図中、１０は分離爪、
１４は、その支持軸であって、支持軸１４は、さきに述
べたように軸受１５に対して揺動および図に直角方向に
往復摺動する。

再び第１図に戻って、クリーニング部１１で掻き落され
たトナーが、シールから漏れ、前記支持軸１４に付着ｊ
〜たり、転写紙上のトナーや現像器からのトナー、捷た
ドラム１−にの残留トナーが空中に飛散１〜で分離爪支
持軸１・１に伺着するものがでる。

前記支持軸１４は一１＝述のように揺動し、また軸方向
に往復摺動しているので、軸１４表面に付着したトナー
のうち軸受部１５に近い部分のそれが軸受面に入り込む
。従来の軸受部１５は、さきに示したとおりのプレーン
ベアリングで支持軸１４と軸受部とのギャップが０ない
し０１岨、多くとも０．２祁以下であるだめに、このギ
ャップにトナーが入り込むと、軸１４の揺動および摺動
に対する抵抗が大きくなり、さらにひどくなると抵抗力
の方が勝って、支持軸１４が揺動および摺動できなくな
り、転写画像に白筋、黒筋が発生１〜たり、ドラム１表
面から分離爪用が離れた状態でロックするとジャムの原
因にもつながる１、目　的そこで本発明装置は、塵埃の飛散する雰囲気中で揺動ま
たは摺動するよう動作する軸の軸受面に、同面に入り込
んだ異物の逃げ部を削設して、軸に付着した、または浮
遊する微小異物が軸受面に侵入することに原因する軸の
揺動不良、摺動不調の発生を防止することを特徴とする
特に、複写機の感光体のクリーニング部の下側に位置す
る分離爪の支持軸などのようなトナー飛散が多い環境で
動作する軸受に用いて有効である装置を提供しようとす
るものである。

構　成本発明装置は、（］）　感光体ドラムから転写紙を機械的に分離させる
装置において、ドラム表面に対し揺動または往復動ある
いはその両方を行う分離爪の支持軸の軸受の軸受面に異
物の逃げ部を施しだことを特徴とする分離爪の軸受装置
。

（２）軸受面に設けた異物の逃げ部は、軸受面の内周面
の母線方向に伸びる複数の切欠き溝であることによりな
る上記第（１）項記載の分離爪の軸受装置。

にかかり、今、その一実施例を図面に涜って説明すると
下Ｍｅのとおシである。

第５図は本発明装置の要部断面図であって、図＝７− 中、１０は分離爪で、その前端がドラム表面に接離する
ように分離爪支持１１１４を中心に揺動し、また紙面に
対し直角方向に軸受部１６に対して往復摺動することは
従来装置と同様である。１６は、軸１４に対する軸受部
で、プレーンベアリングが施されている。１７は前記ベ
アリングの面に軸方向に複数個設けた切欠き部で、トナ
ーが支持軸１４の軸受部付近表面に付着し、軸１４の揺
動および摺動の際に軸受面に侵入しても、軸１４の動き
によってトナーが切欠き部１７に逃げて了って軸の動き
に抵抗しない。

また、切欠き部１７の端部Ｂで軸付着のトナーが掻き落
され、軸受面にトナーが入り込む機会の発生を少なくす
る結果、長期に亘り使用しても軸受作用が低下するおそ
れがなく、分離爪支持軸１４の揺動不良、摺動不調が生
じることがなくなる。

効　果以上のとおりであるから、本発明装置は、極めて簡単な
軸受構成を採用したにかかわらず、トナー等の微小異物
の付着、侵入に基く軸受部の作動不良、摺動不調を無く
すること、また、予防する＝８− ことができるので、微小塵埃の飛散する環境の許で使用
する軸受部に対し、特別なシール構造の手当を必要とせ
ず、その分だけ部品点数の節減が可能であって、しかも
スペース増加のおそれがないから、コストダウンの要因
ともなり得る。

さらに、メンテナンスサービスの内容を簡単にすること
ができる。

なお、上述、軸受装置は、電子写真複写機の転写紙分離
爪の支持軸軸受に実施して効果的である外、異物の混入
のおそれがある環境において使用される回動、揺動軸の
軸受手段、特に弱い外部伝達力によって作動する機構の
軸受として用いるのに好適であり、それによって装置の
連続耐用時間の延長、保守、管理の作業の簡易化が可能
になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来使用されている電子写真複写機における
感光体ドラム部分の要部側面図、第２図は、その転写紙
分離爪の操作機構の一部を示し、（ａ）は分離爪作動時
、その（１））は分離爪解放時の状態、第３図も、同じ
く分離爪操作機構の別の一部で、分離爪の位置をドラム
回転軸に対して平行に往復移動させるものの説明図、（
ａ）は平面図、その（ｂｌは要部側面図である１、、第
４図は、従来装置における分離爪支持軸の軸受部分の断
面図、第５図は、本発明装置要部を第４図同様にして示
しだ図である。１・・・感光体ドラム、１０・・・分離爪、１４・・・
支持軸、１６・・・軸受部、１７・切欠き、Ｂ・・・切
欠き端部代理人　弁理士　今　誠１１− 第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感光体ドラムから転写紙を機械的に分離させる装
置において、ドラム表面に対し揺動または往復動あるい
はその両方を行う分離爪の支持軸の軸受の軸受面に異物
の逃げ部を施したことを特徴とする分離爪の軸受装置。
（２）軸受面に設けた異物の逃げ部は、軸受面の内周面
の母線方向に伸びる複数の切欠き溝であることよりなる
特許請求の範囲第１項記載の分離爪の軸受装置。