JPS609204A - テレビジヨン信号の検波回路 - Google Patents
テレビジヨン信号の検波回路Info
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- JPS609204A JPS609204A JP58117552A JP11755283A JPS609204A JP S609204 A JPS609204 A JP S609204A JP 58117552 A JP58117552 A JP 58117552A JP 11755283 A JP11755283 A JP 11755283A JP S609204 A JPS609204 A JP S609204A
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- video
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- detection circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D1/00—Demodulation of amplitude-modulated oscillations
- H03D1/22—Homodyne or synchrodyne circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は振幅変調されたテレビジョン信号を同期検波に
よって再生する検波回路に関するものである。
よって再生する検波回路に関するものである。
従来例の構成とその問題点
テレビジョン信号は既知の如く残留側波帯伝送されるた
めに、これを受信しビデオ信号を再生するためのビデオ
検波回路を、包絡線検波、あるいはビデオ中間周波（以
下ＩＦという）信号の中よりその搬送波成分をＬＣ同調
回路により抽出して乗算検波する如くの疑似的な同期検
波によって構成すると、色副搬送波信号と音声搬送波信
号との間で不所望なビート妨害が発生しやすく、また上
記の残留側波帯伝送にもとすく直交ひずみが検波ビデオ
信号に生じることが知られている。これ。らひすみある
いは妨害信号の発生を原理的に解消できるビデオ検波回
路として純粋な同期検波、換言すれば実効的に単一の周
波数成分をもつ搬送波信号を再生して乗算検波を行なう
ものが種々提案されている。第１図は上述した同期検波
によるビデオ検波回路の従来構成を示したものである。
めに、これを受信しビデオ信号を再生するためのビデオ
検波回路を、包絡線検波、あるいはビデオ中間周波（以
下ＩＦという）信号の中よりその搬送波成分をＬＣ同調
回路により抽出して乗算検波する如くの疑似的な同期検
波によって構成すると、色副搬送波信号と音声搬送波信
号との間で不所望なビート妨害が発生しやすく、また上
記の残留側波帯伝送にもとすく直交ひずみが検波ビデオ
信号に生じることが知られている。これ。らひすみある
いは妨害信号の発生を原理的に解消できるビデオ検波回
路として純粋な同期検波、換言すれば実効的に単一の周
波数成分をもつ搬送波信号を再生して乗算検波を行なう
ものが種々提案されている。第１図は上述した同期検波
によるビデオ検波回路の従来構成を示したものである。
図においては信号入力端子Ｔ１にビデオＩＦ信号が供給
され、この信号の搬送波およびその近傍の周波数成分を
抽出するだめの帯域ろ波器（Ｂ、Ｐ、Ｆ）１と、既知の
位相同期ループ（ＰＬＬ）２による搬送波再生回路とに
より、ビデオＩＦ信号の搬送波成分に同期した同期搬送
波信号を送出し、乗算器３でこれら同期搬送波信号とビ
デオＩＦ信号との乗算出力としてビデオ信号を信号出力
端子Ｔ２に送出する。
され、この信号の搬送波およびその近傍の周波数成分を
抽出するだめの帯域ろ波器（Ｂ、Ｐ、Ｆ）１と、既知の
位相同期ループ（ＰＬＬ）２による搬送波再生回路とに
より、ビデオＩＦ信号の搬送波成分に同期した同期搬送
波信号を送出し、乗算器３でこれら同期搬送波信号とビ
デオＩＦ信号との乗算出力としてビデオ信号を信号出力
端子Ｔ２に送出する。
ＰＬＬ２は乗算器２１．低域ろ波器（ＬＰＦ）２２゜電
圧制御形見振器（ＶＣ○）２３．およびπ／２（ｒａｄ
）移相器２４より構成され、原理的にその信号入力端子
２ａに供給された信号の位相情報にのみ応答するように
構成するのが望ましく、従ってＢＰＦｌは信号入力端子
Ｔ１の信号レベルが微弱な場合にも、ＰＬＬ２を有効に
動作させ得るように同調回路によってビデオＩＦ信号の
中よりその搬送波およびその近傍の周波数成分を抽出す
るとともに、十分な信号レベルに増幅し、さらに振幅変
調成分を除去するためのリミッタ（Ｌ ＩＭ）などの複
合処理を行なうものである。
圧制御形見振器（ＶＣ○）２３．およびπ／２（ｒａｄ
）移相器２４より構成され、原理的にその信号入力端子
２ａに供給された信号の位相情報にのみ応答するように
構成するのが望ましく、従ってＢＰＦｌは信号入力端子
Ｔ１の信号レベルが微弱な場合にも、ＰＬＬ２を有効に
動作させ得るように同調回路によってビデオＩＦ信号の
中よりその搬送波およびその近傍の周波数成分を抽出す
るとともに、十分な信号レベルに増幅し、さらに振幅変
調成分を除去するためのリミッタ（Ｌ ＩＭ）などの複
合処理を行なうものである。
上述した既知の同期検波の構成では、ビデオＩＦ信号が
標準周波数と異なる場合には原理的に欠点を有している
。例えばテレビジョン受信機では外来の無線周波（ＲＦ
）妨害信号による受信障害の除去、あるいは微弱な信号
を受信する場合に等測的に受信感度を向上させるなどの
ためにチューナの局部発振器の発振周波数を標準周波数
より異ならせることが必要であり、さらには上記の局部
発振器が簡易な構成である場合には環境条件、経年変化
などにより不所望の標準周波数よシ異なってしまうこと
などは周知の事実である。従って同期検波によるビデオ
検波回路では、ＢＰＦｌの位相推移量がビデオＩＦ信号
の周波数の変化に応じて異なるために、ＰＬＬ２の信号
出力端子２ｂに送出される同期搬送波信号と信号入力端
子Ｔ１のビデオＩＦ信号の搬送波信号成分との間の相対
位相差が一定でなくなる。これはビデオＩＦ信号の周波
数によって、すなわちチューナの局部発振周波数の変化
によって乗算器３の動作位相軸も変化することを意味す
るものであり、検波効率の低下とともに検波出力信号で
あるビデオ信号に不所望なひずみを生じる欠点をもって
いる。
標準周波数と異なる場合には原理的に欠点を有している
。例えばテレビジョン受信機では外来の無線周波（ＲＦ
）妨害信号による受信障害の除去、あるいは微弱な信号
を受信する場合に等測的に受信感度を向上させるなどの
ためにチューナの局部発振器の発振周波数を標準周波数
より異ならせることが必要であり、さらには上記の局部
発振器が簡易な構成である場合には環境条件、経年変化
などにより不所望の標準周波数よシ異なってしまうこと
などは周知の事実である。従って同期検波によるビデオ
検波回路では、ＢＰＦｌの位相推移量がビデオＩＦ信号
の周波数の変化に応じて異なるために、ＰＬＬ２の信号
出力端子２ｂに送出される同期搬送波信号と信号入力端
子Ｔ１のビデオＩＦ信号の搬送波信号成分との間の相対
位相差が一定でなくなる。これはビデオＩＦ信号の周波
数によって、すなわちチューナの局部発振周波数の変化
によって乗算器３の動作位相軸も変化することを意味す
るものであり、検波効率の低下とともに検波出力信号で
あるビデオ信号に不所望なひずみを生じる欠点をもって
いる。
まだＰＬＬ２にはこのようなビデオＩＦ信号の周波数の
変化に追従でき−る広いプルインレンジが必要である一
方、良好なビデオ検波特性を確保するにはＰＬＬの周波
数応答範囲を狭くすることも必要である。これらの本質
的に異なるＰＵＬの動作条件を選択制御するだめの既知
の方法は、非同期状態ではＬＰＦ２２を広帯域化し、あ
るいは掃引電圧を発生させてＶＣＤ２３を掃引し、同期
状態ではＬＰＦ２３を狭帯域化して検波特性を改善する
など種々提案されているが、いずれもビデオＩＦ信号の
周波数の変化に対してＰＬＬ自身の追従同期機構を用い
ているのでループの直流利得を著しく増大させる必要が
あるため、不安定となることや、数百ｋｌｌｚ乃至２庫
もの周波数変化に対してはビデオ検波回路がＰＬＬのプ
ルインレンジ内の位相誤差の影響によりひずみを発生し
ゃすいなど実用上の極めて大きい欠点をもっている。
変化に追従でき−る広いプルインレンジが必要である一
方、良好なビデオ検波特性を確保するにはＰＬＬの周波
数応答範囲を狭くすることも必要である。これらの本質
的に異なるＰＵＬの動作条件を選択制御するだめの既知
の方法は、非同期状態ではＬＰＦ２２を広帯域化し、あ
るいは掃引電圧を発生させてＶＣＤ２３を掃引し、同期
状態ではＬＰＦ２３を狭帯域化して検波特性を改善する
など種々提案されているが、いずれもビデオＩＦ信号の
周波数の変化に対してＰＬＬ自身の追従同期機構を用い
ているのでループの直流利得を著しく増大させる必要が
あるため、不安定となることや、数百ｋｌｌｚ乃至２庫
もの周波数変化に対してはビデオ検波回路がＰＬＬのプ
ルインレンジ内の位相誤差の影響によりひずみを発生し
ゃすいなど実用上の極めて大きい欠点をもっている。
発明の目的
本発明はＰＬＬによって同期搬送波信号を再生する場合
、少なくとも入力信号周波数の変化に対して位相推移量
が変化する同調回路手段によってビデオＩＦ信号の中よ
り搬送波信号およびその近傍の周波数成分を抽出した信
号成分をＰＬＬに供給する構成においても、ビデオＩＦ
信号の周波数の変化がビデオ検波特性に不所望な影響を
与えないような検波回路を提供することを第１の目的と
する。
、少なくとも入力信号周波数の変化に対して位相推移量
が変化する同調回路手段によってビデオＩＦ信号の中よ
り搬送波信号およびその近傍の周波数成分を抽出した信
号成分をＰＬＬに供給する構成においても、ビデオＩＦ
信号の周波数の変化がビデオ検波特性に不所望な影響を
与えないような検波回路を提供することを第１の目的と
する。
本発明の第２の目的はＰＬＬのプルインレンジに変化を
与えることなく、シかしビデオＩＦ信号の周波数の変化
に対しては等測的にプルインレンジを拡大できる検波回
路を提供することにある。
与えることなく、シかしビデオＩＦ信号の周波数の変化
に対しては等測的にプルインレンジを拡大できる検波回
路を提供することにある。
発明の構成
本発明は、ビデオＩＦ（％号の搬送波周波数に同調する
同調周波数が可変の同調回路手段によって、ビデオＩＦ
信号の搬送波成分およびその近傍の周波数成分を抽出し
てＰＬＬの基準入力信号となし、ＰＬＬは少なくとも標
準のビデオＩＦ信号周波数では、その出力である同期搬
送波信号をビデオＩＦ信号の１般送波成分に対してビデ
オ検波のために必要な相対位相関係で送出し、ビデオＩ
Ｆ信号の周波数を検出するだめの周波数検波手段の出力
信号によって、同調回路手段の同調周波数を少なくとも
制御し、ビデオＩＦ信号の周波数変化に対して略々その
同調周波数が追従するようにしたものである。
同調周波数が可変の同調回路手段によって、ビデオＩＦ
信号の搬送波成分およびその近傍の周波数成分を抽出し
てＰＬＬの基準入力信号となし、ＰＬＬは少なくとも標
準のビデオＩＦ信号周波数では、その出力である同期搬
送波信号をビデオＩＦ信号の１般送波成分に対してビデ
オ検波のために必要な相対位相関係で送出し、ビデオＩ
Ｆ信号の周波数を検出するだめの周波数検波手段の出力
信号によって、同調回路手段の同調周波数を少なくとも
制御し、ビデオＩＦ信号の周波数変化に対して略々その
同調周波数が追従するようにしたものである。
実施例の説明
本発明の実施例を図面を参照して以下説明するが従来例
を示した第１図のものと同一機能のものについては同一
符号を用いる。第２図は本発明の一実施例におけるテレ
ビジョン信号の検波回路を示したブロック図である。
を示した第１図のものと同一機能のものについては同一
符号を用いる。第２図は本発明の一実施例におけるテレ
ビジョン信号の検波回路を示したブロック図である。
信号入力端子Ｔ のビデオＩＦ信号は可変同調性周波数
選択回路１１に供給され、その出力信号はＰＬＬ２およ
び周波数検波回路の信号入力端子４ａにそれぞれ供給さ
れる。この周波数検波回路４は第３図に示す如く、ビデ
オＩＦ信号の周波数の変化範囲内ｆ０±△ｆで略々直線
的にその出力電圧が変化するように、乗算器４１、低域
ろ波器４２および周波数可変のπ／２（ｒａｄ）移相器
４３とによって構成されている。なお、周波数検波回路
４の構成は、第２図に示す構成に限定されることなく、
既知の周波数検波回路儀構等を用いることができる。上
記の可変同調性周波数選択回路１１はその同調周波数が
周波数検波回路４の信号出力端子４６の出力信号電圧に
よって略々直線的に変化し、電圧の上昇によってその同
調周波数は低下するようにその変化の方向が選択される
。本実施例によるこの同調周波数の追従特性を完全なも
のとするには、周波数検波回路４の周波数−電圧変換利
得（Ｖ／Ｈｚ）と可変同調性周波数選択回路１１の電圧
−同調周波数変換利得（Ｈｚ／Ｖ） とを一致させるこ
とが必要であるが、実用的には幾分かの誤差は許容され
る。従ってＰＬＬ２に供給される搬送波信号成分と端子
Ｔ１のビデオＩＦ信号の搬送波成分との間の相対位相差
はビデオＩＦ信号の周波数が変化しても略一定となり、
ＰＬＬ２はその入力信号と一定の相対位相差をもつ同期
搬送波信号を再生して乗算器３に供給するので、乗算器
３の２つの入力信号、すなわち同期搬送波信号とビデオ
ＩＦ信号の搬送波成分との間の相対位相差も一定となる
。この乗算器３の２つの入力信号の間の相対位相差は、
標準のビデオＩＦ信号周波数において○あるいはπ（ｒ
ａｄ）に設定するものであるので、チューナの局部発振
器の発振周波数が故意に、もしくは不所望に標準周波数
より異なる場合でもビデオ検波回路を所定のしかも一定
の位相軸で動作させることが可能層なり、良好な検波特
性を維持できる利点をもっている。また本実施例の他の
利点は同調性周波数選択回路１１の選択度、いわゆるＱ
を従来のものに比較して高めることが可能であり、従っ
てリミッタ回路を組みあわせる場合にその効果を高める
ことができるとともに、ビデオＩＦ信号の周波数が変化
をしても、この同調性周波数選択回路１１での不所望な
信号の減衰が生じないので、後段のＰＬＬ２および周波
数検波回路４へ常に十分なるレベルの４股送波信号を供
給できることにある。すなわち本実施例では、可変同調
性周波数選択回路１１は周波数検波回路４よりの制御に
よってビデオＩＦ信号の搬送波周波数の変化に対しては
実効的に周波数選択のだめの動作をすることなく広帯域
に処理し、側波帯信号成分に対しては所望の周波数選択
動作をなすものであるのでビデオ検波回路を著しく効率
よく動作させ得るものである。
選択回路１１に供給され、その出力信号はＰＬＬ２およ
び周波数検波回路の信号入力端子４ａにそれぞれ供給さ
れる。この周波数検波回路４は第３図に示す如く、ビデ
オＩＦ信号の周波数の変化範囲内ｆ０±△ｆで略々直線
的にその出力電圧が変化するように、乗算器４１、低域
ろ波器４２および周波数可変のπ／２（ｒａｄ）移相器
４３とによって構成されている。なお、周波数検波回路
４の構成は、第２図に示す構成に限定されることなく、
既知の周波数検波回路儀構等を用いることができる。上
記の可変同調性周波数選択回路１１はその同調周波数が
周波数検波回路４の信号出力端子４６の出力信号電圧に
よって略々直線的に変化し、電圧の上昇によってその同
調周波数は低下するようにその変化の方向が選択される
。本実施例によるこの同調周波数の追従特性を完全なも
のとするには、周波数検波回路４の周波数−電圧変換利
得（Ｖ／Ｈｚ）と可変同調性周波数選択回路１１の電圧
−同調周波数変換利得（Ｈｚ／Ｖ） とを一致させるこ
とが必要であるが、実用的には幾分かの誤差は許容され
る。従ってＰＬＬ２に供給される搬送波信号成分と端子
Ｔ１のビデオＩＦ信号の搬送波成分との間の相対位相差
はビデオＩＦ信号の周波数が変化しても略一定となり、
ＰＬＬ２はその入力信号と一定の相対位相差をもつ同期
搬送波信号を再生して乗算器３に供給するので、乗算器
３の２つの入力信号、すなわち同期搬送波信号とビデオ
ＩＦ信号の搬送波成分との間の相対位相差も一定となる
。この乗算器３の２つの入力信号の間の相対位相差は、
標準のビデオＩＦ信号周波数において○あるいはπ（ｒ
ａｄ）に設定するものであるので、チューナの局部発振
器の発振周波数が故意に、もしくは不所望に標準周波数
より異なる場合でもビデオ検波回路を所定のしかも一定
の位相軸で動作させることが可能層なり、良好な検波特
性を維持できる利点をもっている。また本実施例の他の
利点は同調性周波数選択回路１１の選択度、いわゆるＱ
を従来のものに比較して高めることが可能であり、従っ
てリミッタ回路を組みあわせる場合にその効果を高める
ことができるとともに、ビデオＩＦ信号の周波数が変化
をしても、この同調性周波数選択回路１１での不所望な
信号の減衰が生じないので、後段のＰＬＬ２および周波
数検波回路４へ常に十分なるレベルの４股送波信号を供
給できることにある。すなわち本実施例では、可変同調
性周波数選択回路１１は周波数検波回路４よりの制御に
よってビデオＩＦ信号の搬送波周波数の変化に対しては
実効的に周波数選択のだめの動作をすることなく広帯域
に処理し、側波帯信号成分に対しては所望の周波数選択
動作をなすものであるのでビデオ検波回路を著しく効率
よく動作させ得るものである。
第４図は本発明の第２の実施例を示したブロック図であ
る。図においては周波数検波回路４が可変同調性周波数
選択回路１１とＰＬＬ２との両方を制御するように構成
している。このＰＬＬ２の制御はＶＣＯの自走発４辰周
波数をビデオＩＦ信号の周波数変化に追従するように行
なうものであり、例えば周波数検波回路４が上述の第３
図で示す検波特性をもつものであれば、ＰＬＬ２のｖＣ
Ｏは制御電圧の上昇に対してその自走発振周波数が低く
なるように極性が選択される。
る。図においては周波数検波回路４が可変同調性周波数
選択回路１１とＰＬＬ２との両方を制御するように構成
している。このＰＬＬ２の制御はＶＣＯの自走発４辰周
波数をビデオＩＦ信号の周波数変化に追従するように行
なうものであり、例えば周波数検波回路４が上述の第３
図で示す検波特性をもつものであれば、ＰＬＬ２のｖＣ
Ｏは制御電圧の上昇に対してその自走発振周波数が低く
なるように極性が選択される。
周波数検波回路４の周波数−電圧変換特性（Ｖ／Ｈｚ）
とＶＣＯの電圧−周波数変換特性（Ｈ２／Ｖ）とが完全
に一致するならばＰＬＬ２はビデオＩＦ信号の周波数が
変化しても常にそのプルインレンジの中心の周波数を追
従させ得るので、プルイン内での位相誤差を発生しない
。換言すればＰＬＬ２の位相比較段を構成する乗算器は
２つの入力信号の周波数差が零となるので、その出力で
ある誤差信号を発生せず、従って位相誤差は生じない。
とＶＣＯの電圧−周波数変換特性（Ｈ２／Ｖ）とが完全
に一致するならばＰＬＬ２はビデオＩＦ信号の周波数が
変化しても常にそのプルインレンジの中心の周波数を追
従させ得るので、プルイン内での位相誤差を発生しない
。換言すればＰＬＬ２の位相比較段を構成する乗算器は
２つの入力信号の周波数差が零となるので、その出力で
ある誤差信号を発生せず、従って位相誤差は生じない。
これはＰＬＬ２の直流ループ利得を位相制御のだめのわ
ずかなもので十分にし得るから、従来のものに比べると
利得を減少することが可能となる。さらにＰＬＬのプル
インレンジが狭くても周波数検波回路４の制御信号によ
って実効的にプルインレンジが拡大される。
ずかなもので十分にし得るから、従来のものに比べると
利得を減少することが可能となる。さらにＰＬＬのプル
インレンジが狭くても周波数検波回路４の制御信号によ
って実効的にプルインレンジが拡大される。
なお、言うまでもなく本発明を実施するうえで種々の変
形が可能である。例えば周波数検波回路の入力信号は説
明のうえでは可変同調性周波数選択回路の出力側より得
ることを示し述べているが入力側、すなわちビデオＩＦ
信号を直接、あるいは所定の増幅段または信号処理段を
経由して供給してもよい。
形が可能である。例えば周波数検波回路の入力信号は説
明のうえでは可変同調性周波数選択回路の出力側より得
ることを示し述べているが入力側、すなわちビデオＩＦ
信号を直接、あるいは所定の増幅段または信号処理段を
経由して供給してもよい。
発明の効果
上述した本発明の構成によれば、可変同調性周波数選択
回路の同調周波数がビデオニＦ楠号の周波数に追従する
ので、常に十分なるレベルで周波数の変化に対して位相
推移骨が略一定の搬送波信号成分をＰＬＬおよび周波数
検波回路に供給することができ、したがってこれらの回
路の有効動作範囲を広くすることができ、またＰＬＬは
そのプルインレンジが実質的に拡大されるとともに、プ
ルインレンジ内での位相誤差の発生を極めてわずかなも
のにできることなどによって、ビデオ検波回路の種々の
特性を改良できる利点があり工業価値が大である。
回路の同調周波数がビデオニＦ楠号の周波数に追従する
ので、常に十分なるレベルで周波数の変化に対して位相
推移骨が略一定の搬送波信号成分をＰＬＬおよび周波数
検波回路に供給することができ、したがってこれらの回
路の有効動作範囲を広くすることができ、またＰＬＬは
そのプルインレンジが実質的に拡大されるとともに、プ
ルインレンジ内での位相誤差の発生を極めてわずかなも
のにできることなどによって、ビデオ検波回路の種々の
特性を改良できる利点があり工業価値が大である。
第１図はＰＬＬを用いた従来のビデオ検波回路を示すブ
ロック図、第２図は本発明の一実施例におけるテレビジ
ョン信号の検波回路を示すブロック図、第３図は同実施
例の周波数検波回路の特性を示す特性図、第４図は本発
明の他の実施例におけるテレビジョン信号の検波回路を
示すブロック図である。 ２・・−・・・ＰＬＬ、３・・・・・・乗算器、４・・
・・・・周波数検波回路、１１・・・・・・可変同調性
周波数選択回路、４１・・・・・・乗算器、４２・・・
・・・低域ろ波器、４３・・・・・・移相器０
ロック図、第２図は本発明の一実施例におけるテレビジ
ョン信号の検波回路を示すブロック図、第３図は同実施
例の周波数検波回路の特性を示す特性図、第４図は本発
明の他の実施例におけるテレビジョン信号の検波回路を
示すブロック図である。 ２・・−・・・ＰＬＬ、３・・・・・・乗算器、４・・
・・・・周波数検波回路、１１・・・・・・可変同調性
周波数選択回路、４１・・・・・・乗算器、４２・・・
・・・低域ろ波器、４３・・・・・・移相器０
Claims (3)
- （１）電圧制御型発振器と、前記電圧制御型発振器をビ
デオ中間量波信号の搬送波信号に同期させるだめの位相
比較器とを少なくとも有する位相同期ループと、前記位
相同期ループに前記搬送波信号を供給するだめの、同調
周波数を可変できる同調回路手段と、前記搬送波信号の
周波数変化に対して出力電圧が略比例して変化する周波
数検波手段とを備え、前記周波数検波手段の出力信号に
よって前記同調回路手段の同調周波数を変化させてなる
テレビジョン信号の検波回路。 - （２）電圧制御型発振器の発振周波数が、周波数検波手
段の出力信号によって変化せられてなる特許請求の範囲
第１項記載のテレビジヨシ信号の検波回路。 - （３）周波数検波手段が、搬送波信号を所定の周波数に
対して略π／２ラジアンだけ移相させる周波数可変移相
器と、前記搬送波信号お・よひ前記周波数可変移相器の
出力信号を入力とする乗算手段とを有し、前記乗算手段
の出力の略直流成分を前記周波数可変移相器の制御信号
とするとともに、前記周波数可変移相器の出力信号の周
波数が、前記搬送波信号の変化に追従する極性に選択し
てなる特許請求の範囲第１項記載のテレビジョン信号の
検波回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58117552A JPS609204A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | テレビジヨン信号の検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58117552A JPS609204A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | テレビジヨン信号の検波回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609204A true JPS609204A (ja) | 1985-01-18 |
Family
ID=14714631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58117552A Pending JPS609204A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | テレビジヨン信号の検波回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028233U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-19 | ||
| JPH03240317A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-25 | Alps Electric Co Ltd | ディジタルｐｌｌ回路 |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP58117552A patent/JPS609204A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028233U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-19 | ||
| JPH03240317A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-25 | Alps Electric Co Ltd | ディジタルｐｌｌ回路 |
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