JPS6088158A - 横編機用引出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、針床のすぐ下に支持されて駆動される絹地引
出し軸が対向押圧機構と共同作用する、横網機用引出し
装置に関する。

従来の技術 この種の網地引出し装置は例えばドイツ連邦共和国特許
第２６５０６３０号明細書により公知であ（３） る。この引出し装置は、針床のすっと下にある主引出し
ローラの前にある補助引出し装置としてのみ役だつ。

解決すべき問題点 本発明の基礎になっている課題は、簡単な構造で網機の
ただ１つの引出し装置として使用できるように、０１床
のすぐ下に設けられる引出し装置を構成することである
。

問題点を解決するための手段 この課題を解決するため本発明によれば、絹地引出し軸
が多角形軸として構成され、対向押圧機構として複数の
ばね薄片が設けられて、一端を絹地引出し軸に対して平
行に設けられた調節軸に取付けられ、かつその動作位置
でその自由他端範囲を多角形軸にその１回転にわたって
接触させている。ばね薄片は、調節軸の回転可能な支持
により網１１０引出し軸への接触圧力を変化されるか、
または例えば下から横綱機の櫛状間隙へ繻ｊ１ハを挿入
するために、網１１ハ引出し軸から離れるように揺動で
きるのがよい。力分布を（４） 均一にするため、網地引出し軸がなるべく周方向に互い
にすれた稜をもつ複数の順次に続く軸部分に区分されて
いるようにすることができる。

ばね薄片と共に軸の稜によって、横綱機の櫛状間隙から
たれ下る網地が確実につかまれることがわかった。ここ
で横綱機は押下げ片をもっていても、いなくてもよい。

網地引出し軸はその個々の部分を簡単かつ安価に製造さ
れ、例えば間隔をおいて設けられる個々の環に区分され
る網地引出し軸として組立てられる。本発明による絹地
引出し軸でも、横縮機の普通の長さの企１床では中間支
持部による区分は避けられないが、これはわずかな個所
で比較的狭い範囲であり、引出すべき網地はこれらの範
囲では多角軸によりつかまれない。引出すべき網地に接
触する丸い回転部分は実際上存在しないので、個々に糸
がたれ下っても、従来の引出し装置のようにその回転部
分にこれらの糸が巻付くおそれはない。

本発明により構成された引出し装置では、嗣（５） 地の縁範囲に特別な拡布装置は不要であることがわかっ
た。従来の引出し装置において丸い引出しローうにより
縁の方へ斜めに引出されるおそれもない。本発明により
縁範囲を含む網地幅全体にわたって均一な引出しが行な
われる。この場合互いに離れて配置された個々のばね薄
片からなる対向押圧機構も重要な役割を果たし、多角形
の絹地引出し軸へのその抑圧力は、処理すべき材料およ
びその糸の太さに合わせて調節される。同時にこれらの
ばね薄片は、網地の縁の範囲において従来の拡布装置の
効果も生ずる。

始端縁が編地引出し軸の回転範囲へ達すると、正方形ま
たは正三角形の形状の断面をもつ絹地引出し軸により、
滑らかな絹地でも確実につかむことが可能なことがわか
った。押下げ片は網地の始端を引出し装置へ入れるのを
助長できるが、必ずしも必要ではない。

網地引出し軸の稜が、横網機の側床の間の棚状間隙を通
って延びる中心面内へ突出し、ばね薄片が、網地引出し
軸のそれぞれ２つの稜の間（６） にある軸外面の少なくとも中央まで延びているように、
引出し装置の寸法を定めることができると有利である。

ばね薄片の先端がその自由他端範囲から離れてＢ＠引出
し方向へ外方に曲げられているようにすることができ、
それにより引出し装置から絹地が出るのを促進される。

多角形網地引出し軸は、ｍ機の動作速度に合わせた回転
数で連続的に運転することができる。

しかし網地引出し軸が、制領されて始動および停止可能
な駆動装置を備え、したがって例えば網目の目移しまた
は振り編みの際引出し装置を停止できると有利である。

実施例 本発明の実施例を添付図面により詳細に説明する。

第２図および第３図は、横網機のうち逆Ｖ字状に配置さ
れた２つの針床１０および１１を示し、これらＯＩ床の
針案内スリットを区画するひれ状突起１２の頭部１３は
網機の櫛状間隙１４を形成している。このａ８Ｈ隙］４
内へ、図示した実（７） 凡例では押下げ片１５が突出して、図示しないキャリジ
と共に櫛状間隙１４に沿って移動可能である。さらに第
３図において、櫛状間隙１４から下方へ出て行くＢ地の
引出し装置の保持体１６および１７が、２つの針床１０
および１１の下に設けられている。

引出し装置は絹地引出し軸１８と調節軸１９からなり、
これら両方の軸１８．１９は針床１０．１１の下でその
全長にわたって互いに平行に延び、第１図に示すように
網機の両端にある主軸受２０゜２１および２２内に支持
され、また軸１８および１９を一部だけ包囲して保持体
１６および１７に支える中間軸受２３および２４内に支
持されている。

絹地引出し軸１８は一端にベルト車２５をもち、このベ
ルト車にかけ回される駆動ベルト２６は、制御されて始
動および停止可能な駆動電動機２７に伝動結合して４い
る。絹地引出し軸１８はその作用範囲に正方形断面をも
ち、それぞれ中間軸受２３により互いに分画される複数
の部分に分（８） 離され、そのうち第１図には３つの部分＋８／］。

１８／２および１８／ｎが示され、軸部分の稜２８は第
２図および第３図かられかるようにそれぞれ４５°だけ
周方向に互いにずれている。もちろん他のずれ角であっ
てもよい。

第１図によれば調節軸１９は複数の条片状はね薄片２９
を備えており、第２図および第３図によればこれらのば
ね薄片２９は湾曲されて、それらの一端３０はねじ３Ｉ
により調節軸１９に固定され、それらの自由他端範囲３
２は、予荷重を受けて網地引出し軸Ｉ８の多角形部分へ
接触している。ばね薄片２９は、絹地引出し軸１８の稜
２８の間にある平らな軸外面の少なくとも中央まで突出
するように、その長さを選ばれており、第３図に鎖線で
示すように横編機の櫛駄間ｊｉ！＋４を通って延びる網
機中心面３４の中まで網地引出し軸１８の稜２８が突出
するように、絹地引出し軸１８が大きさを定められてい
る。ばね薄片２９の先端３３は、第２図および第３図に
示すように、接触範囲から離れて外方へ網地用（９） 出し方向へ曲げられている。

調節軸１９はその一端に第１図および第２図に示す側方
腕３５をもち、網機本体３６に止められた調節ねじ３７
が側方腕３５の自由端に通され、その頭部３８が側方腕
３５のストッパを形成している。調節ねじ３７を回すこ
とによって、調節軸１９がその軸受内で限られた角度範
囲だけ回され、それにより湾曲したばね薄片２９の網地
引出し軸１８への押圧力が変化する。調節ねじ３７の取
外し後側方腕３５を釈放した後、調節軸１９が回されて
、ばね薄片２９が絹地引出し軸１８から離れるように揺
動され、したがって櫛駄間１９１４へ下から自由に近づ
くことができる。

横編機上に形成されて櫛駄間ｊｆ＋１４を通して下方へ
導出される絹地の始端は、時用方向に駆動される編地引
出し軸１８の稜２８によりつかまれ、なめらかなばね薄
片２８の方へ動かされ、稜２８から網地引出し軸１８と
ばね薄片２９との間を通って、横綱機の保持体】６と１
７との間にある自由空間へ引出される。そこで網地は網
地（１０） 受は皿等へ自由に落下することができる。後に第２の引
出し装置を設ける必要はない。

図示した実施例に存在する比較的幅の広いばね薄片２９
の代りに、例えば調節軸１９に固定される櫛状ばねにま
とめられる棒状ばね片を使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は針床を取外した状態における引出し装置の平面
図、第２図は引出し装置を備えた逆Ｖ字状針床横網機を
第１図の矢印ｒｒの方向に見た図、第３図は第１図のＤ
Ｉ　−ＩＩＴに沿う横網機の引出し装置の断面図である
。 １０．１１・・・針床、１８・・・網地引出し軸、１９
・・・調節軸、２９・・・ばね薄片、３０・・・一端、
３２・・・自由他端範囲 （１１）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　針床のすぐ下に支持されて駆動される耐地引出し軸
   が対向抑圧機構と共同作用するものにおいて、編地引出
   し軸（１８）が多角形軸として構成され、対向押圧機構
   として複数のばね薄片（２９）が設けられて、一端（３
   ０）を６１１口引出し軸（１８）に対して平行に設けら
   れた調節軸（１９）に取付けられ、かつその動作位置で
   その自由他端範囲（３２）を多角形軸にその１回転にわ
   たって接触させていることを特徴とする、横網機用引出
   し装置。 ２　！ｉＷ地引小引出（１８）に対するばね薄片（２９
   ）の相対位置を変化しかつばね薄片（２９）の接触圧力
   を調節するため、調節軸（１９）が限られた範囲で回転
   可能に支持されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の引出し装置。 （１） ３　編地引出し軸（＋８）が周方向に互いにすれた稜（
   ２８）をもつ複数の順次に続く軸部分（＋８／Ｌ１８／
   ２　、　＋　８／ｎ　）に区分されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項または第２項に記載の引出し
   装置。 ４　網地引出し軸（１８）の稜（２８）が、横銅機の針
   床（１０，ＩＩ）の間のａ狭間隙（＋４）を通って延び
   る中心面（３４）内へ突出していることを特徴とする特
   許請求の範囲第３項に記載の引出し装置。 ５　編地引出し軸（１８）が、制御されて始動および停
   止可能な駆動装置（２７）に連結されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１
   つに記載の引出し装置。 ６　対向押圧機構としてのばね薄片（２９）が、網地引
   出し軸（１８）のそれぞれ２つの稜（２８）の間にある
   軸外面の少なくとも中央まで延びていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の引出し装置。 （２） ７　ばね薄片（２９）の先端（３３）がその自由他端範
   囲（３２）から離れて絹地引出し方向へ外方に曲げられ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
   ６項に記載の引出し装置。 ８　ｔａ地引出シ軸（１８）マフ、＝ハモ０部分（１８
   ／＋、＋８／２）が正方形断面をもっていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれか１
   つに記載の引出し装置。 ９　網地引出し軸（］８）またはその部分が正三角形の
   断面をもっていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項ないし第５項のいずれか１つに記載の引出し装置。