JPS608310Y2 - 骨材乾燥装置 - Google Patents

骨材乾燥装置

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Publication number
JPS608310Y2
JPS608310Y2 JP14612979U JP14612979U JPS608310Y2 JP S608310 Y2 JPS608310 Y2 JP S608310Y2 JP 14612979 U JP14612979 U JP 14612979U JP 14612979 U JP14612979 U JP 14612979U JP S608310 Y2 JPS608310 Y2 JP S608310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer drum
main body
drying
sand
aggregate
Prior art date
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Expired
Application number
JP14612979U
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English (en)
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JPS5663992U (ja
Inventor
滋夫 勝守
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
Priority to JP14612979U priority Critical patent/JPS608310Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、骨材乾燥装置に関するものである。
従来より第1図に示すような骨材乾燥装置が知られてい
る。
このものによれば、一端部が高く他端部が低くなるよう
傾斜状態に装備されたドライヤドラム本体1をその中心
軸を中心として回転させつつ該ドライヤドラム本体1の
一端部側から投入シュート2を介して砂、砂利等の冷骨
材を投入し、この冷骨材がドライヤドラム本体1の他端
部側に移動する間にドライヤドラム本体1の他端部側か
らバーナ3により吹き込まれる熱風によって乾燥される
ようになっている。
上述のように構成された骨材乾燥装置にあっては、ドラ
イヤドラム本体1は一枚の鋼板を溶接等の手段でつなぎ
あわせて形成されているだけで二重壁構造にはなってお
らず、しかもドライヤドラム本体1の外周面には保温材
が何ら設けられていないため、ドライヤドラム本体1の
外周面から熱が放散されて10〜15%程度の放熱損失
があり、燃料効率が低い問題がある。
また、上述の骨材乾燥装置で乾燥される冷骨材のうちと
りわけ砂は比表面積が大きく飽和水分が高いため、加熱
乾燥するのに大きな熱量を必要としている。
これに対し、砂以外の他の砕石、砂利等の粗骨材は比表
面積がそれほど大きくなく飽和水分が比較的低いため、
加熱乾燥するのに大きな熱量を必要としない。
したがって、砂を他の砕石、砂利等の粗骨材といっしょ
に乾燥する前に予め予備乾燥しておけば、砂を予め予備
乾燥しない場合よりも乾燥処理が効率良く行なわれる。
しかしながら、上述の骨材乾燥装置にあっては、砂を予
備乾燥するのに別体のドライヤドラムを必要とし、この
ため、設備費が高価になる上に、設置面積が大きくなる
等の問題がある。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、ドライヤドラ
ム本体の外周面に外筒を設けて、該外筒とドライヤドラ
ム本体との間に骨材の予備乾燥通路を形成することによ
り、ドライヤドラム本体の外周面から放散される熱の有
効利用を図り、放熱損失をおさえてドライヤドラムの燃
料効率を高め、また骨材を効率よく乾燥装置が出来、別
体のドライヤドラムを設ける等の設備費がかからず設置
面積も大きくならない骨材乾燥装置を提供することを目
的とする。
以下、本考案の一実施例を異なる含水比をもった2種以
上の材料を効率よく乾燥加熱する回転円筒型ドライヤに
ついて説明する。
第2図中5はドライヤドラム本体で、一端部が高く他端
部が低くなるよう図示しない支持ローラにより傾斜状態
に支持され、該支持ローラによりその中心軸を中心とし
て周方向回転し得るようになされている。
このドライヤドラム本体5の上部開口端にはドライヤド
ラム本体5の回転に支障のないように投入シュート6が
装備され、またその下部開口端には同様にドライヤドラ
ム本体5の回転に支障のないようにバーナ(加熱装置)
7が装備されていることは周知の通りである。
そして、上記ドライヤドラム本体5の外周面にはそれよ
りも大径でかつ若干短尺の外筒8が同心状に設けられて
いて、この外筒8の内周面とドライヤドラム本体5の外
周面との間には予備乾燥通路9が形成されている。
この外筒8は図示しない支持ローラにより支持されてそ
の中心軸を中心として周方向回転し得るようになされて
いる。
前記予備乾燥通路9の上部入口端9a側には、前記投入
シュート6とは別の投入シュート10がドライヤドラム
本体5及び外筒8の回転に支障のないように装備されて
いる。
この投入シュート10は骨材供給装置11の砂川ホッパ
llaからベルトコンベア等の移送手段で運ばれた砂を
前記予備乾燥通路9内に送るようになされており、また
前記投入シュート6は骨材供給装置11の粗骨材用ホッ
パllbからベルトコンベア等の移送手段で運ばれた砂
利と前記予備乾燥通路9を通過した後の砂を前記ドライ
ヤドラム5内に送るようになされている。
なお図示していないが、前記外筒8の内周面あるいはド
ライヤドラム本体5の外周面には羽根部材が設けられて
、該羽根部材により前記予備乾燥通路9内に送られた砂
が加熱されたドライヤドラム本体5の外周面に充分に接
触し得るようになされている。
また、外筒8の内周面の前記羽根部材や、その他の手段
によりドライヤドラム本体5と外筒8とを一体型とする
ことにより、ドライヤドラム本体5の回転支持ローラを
除いて外筒8の回転支持ローラのみによりドライヤドラ
ム本体5と外筒8とが一体となって回転するように構成
することもある。
前記予備乾燥通路9の下部出口端9b側には、移送装置
12の始端が位置させられている。
この移送装置12は複数個のベルトコンベア12a。
12bを前記予備乾燥通路9の出口端9b側からドライ
ヤドラム本体5の上部開口端に向かって配設して構成さ
れている。
これらベルトコンベア12a、12bは互いに高さが異
なるように段状に設置されている。
また、これらベルトコンベア12a、12bの上方位置
には送風装置13が設けられている。
なお、図中14は前記ドライヤドラム本体5の下部開口
端に設けられた仕切板で、この仕!]板14によりドラ
イヤドラム本体5の下部開口端から出た砂、砂利と前記
予備乾燥通路9の出口端9bから出た砂とが互いにまじ
りあうのが阻止される。
次に上記装置の作用を説明する。
まず、図示しない支持ローラによりドライヤドラム本体
5及び外筒8をそれぞれ回転させる一方、バーナ7から
ドライヤドラム本体5内に熱風を吹き込む。
そして、骨材供給装置11の砂川ホッパllaからベル
トコンベア等の移送手段で砂を投入シュート10まで運
び、該投入シュート10から予備乾燥通路9の入口端9
aに送る。
すると、砂は図示しない羽根部材によりかきまぜられつ
つ出口端9bまで移送され、この移送中にドライヤドラ
ム本体5の外周面から放散される熱により加熱され予備
乾燥される。
予備乾燥が施された砂は加熱状態で予備乾燥通路9の出
口端9bから一旦外に出て移送装置12によりドライヤ
ドラム本体5の一端部側まで移送される。
この移送に際し、砂は各ベルトコンベア12a、12b
を乗りついで移送されるが、各ベルトコンベア12a、
12bはそれぞれ高さが異なるよう段状に設置されてい
るから、乗り移る際、バラされて表面層の砂のみでなく
内部層の砂も外気と接触する上に、送風装置13により
外気が吹き付けられて、砂に付着した水分の蒸発が促進
され、更に乾燥される。
次いで、パケットエレベータ等の移送手段で投入シュー
ト6まで運ぶ。
この投入シュート6には骨材供給装置11の砂利用ホッ
パllbからベルトコンベア等の手段で砕石、砂利が運
ばれて、砕石、砂利と予備乾燥が施された砂とがいっし
ょになって投入シュートロからドライヤドラム本体5内
に送られる。
ドライヤドラム本体5内に送られた砕石、砂利と砂はド
ライヤドラム本体5の回転によりかきまぜられつつドラ
イヤドラム本体5の下部開口端に移送され、この移送中
にバーナ7から吹き込まれる燃焼炎の輻射熱及び排ガス
により乾燥加熱されて、ドライヤドラム本体5の下部開
口端から出るときには水分を含まず所定の温度まで加熱
される。
この後、砕石、砂利と砂はホットエレベータを経由して
ミキシングタワーに運ばれる。
しかして、上記実施例によれば、予備乾燥が施された砂
を移送装置12で運ぶ途中バラし、そして送風装置13
により外気を吹き付けているから、砂の乾燥が促進され
、このため、ドライヤドラム本体5内での乾燥処理がよ
り効率よく行なわれる。
以上説明したように、本考案の骨材乾燥装置は、周方向
に回転自在に傾斜状態で装備されたドライヤドラム本体
5の外周に、外筒8をそれらの間に予備乾燥通路9を形
成して周方向に回転自在に同心状に設け、ドライヤドラ
ム本体5の上部開目端に第1投入シユート6を、また予
備乾燥通路9の上部入口端9aに第2投入シユート10
を設けるとともに、予備乾燥通路9の下部出口端9bと
第1投入シユート6との間に移送装置12を設けた構成
となっているので、ドライヤドラム本体5の外周面から
放散される熱の有効利用を図り、放熱損失をおさえて燃
料効率を高めることができるとともに、骨材のなかでも
とりわけ含水比の高い砂等の細骨材を予備乾燥通路9で
予備乾燥し、含水比の低い粗骨材との調和をはかつてそ
れらの湿度的あるいは量的な関係を理想的な状態にして
ドライヤドラム本体5で一緒に乾燥し、骨材の平均含水
比を能率よく低下させ骨材を総合的に効率的に乾燥処理
することができる。
しかも構造が比較的簡単で設備費がかからない上、設置
面積が従来の乾燥装置と同一でよいという長所もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成を示す略解図、第2図は本考案の一
実施例を示す略解図である。 5・・・・・・ドライヤドラム本体、7・・・・・・バ
ーナ、8・・・・・・外筒、9・・・・・・予備乾燥通
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱装置7を付設したドライヤドラム本体5が周方向に
    回転自在に傾斜状態で装備され、このドライヤドラム本
    体5の外周には外筒8がドライヤドラム本体5の外周面
    と外筒8の内周面との間に予備乾燥通路9を形成して周
    方向に回転自在に同心状に設けるとともに、上記ドライ
    ヤドラム本体5の上部開口端には第1投入シユート6が
    設けられ、また上記予備乾燥通路9の上部入口端9aに
    は第2投入シユート10が設けられる一方、上記予備乾
    燥通路9の下部出口端9bと上記第1投入シユート6と
    の間には予備乾燥通路9で予備乾燥されて下部出口端9
    bから排出された骨材を第1投入シユート6に移送する
    移送装置12が設けられて戊ることを特徴とする骨材乾
    燥装置。
JP14612979U 1979-10-22 1979-10-22 骨材乾燥装置 Expired JPS608310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14612979U JPS608310Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 骨材乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14612979U JPS608310Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 骨材乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5663992U JPS5663992U (ja) 1981-05-29
JPS608310Y2 true JPS608310Y2 (ja) 1985-03-23

Family

ID=29377294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14612979U Expired JPS608310Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 骨材乾燥装置

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JP (1) JPS608310Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5663992U (ja) 1981-05-29

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