JPS607931B2 - 移動ベルト式濾過機 - Google Patents

移動ベルト式濾過機

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JPS607931B2
JPS607931B2 JP57055254A JP5525482A JPS607931B2 JP S607931 B2 JPS607931 B2 JP S607931B2 JP 57055254 A JP57055254 A JP 57055254A JP 5525482 A JP5525482 A JP 5525482A JP S607931 B2 JPS607931 B2 JP S607931B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明は固形物を含む液状スラリから可溶性成分を除
去するための移動ベルト式櫨週機、特に可溶性成分を効
果的に除去するために生成された櫨液を真空を用いて除
去すると同時に、支持機体上のベルトの摩擦と究極的に
ベルトとこれに支持された櫨布に永久的変形を生ずるベ
ルトの大きな応力を著しく減ずる新規で進歩した移動ベ
ルト式糠過機に関する。
〔従来技術〕
公知のベルト式櫨過機には一般に細長い櫨樋とへ織物で
強化したゴム等の材料で形成されて中央に開孔のある櫨
布支持用ベルトとが用いられている。
この櫨樋に入れたスラリから櫨液を除去するため「ベル
トの中央下方に櫨樋全長に亘つて延びるU字溝型の真空
箱が設けられ、この真空によってベルト上に相当な吸引
力が生じ「 これが真空ポンプや櫨過動作に必要な付属
設備に要する電力以外に極めて著しい電力の需要に寄与
することは言うまでもない。従来法の猿過機はまた縁端
部の漏洩防止の問題を有し、この問題の公知の藤法とし
ては支持ベルトに加硫軟質ゴムの止め板を当てるものが
あるが、このために大型の駆動プーリや遊輪が必要で、
屈伸の反復と化学変化のためにしばいまベルトの故障が
起つている。公知の猿過機の他の問題はいわゆる端緑効
果である。すなわち公知の移動ベルト式櫨過機では、そ
の端縁の猿過にいまいま問題があり、この問題はすべて
の猿過機にあるが、特に小型の猿過機において著しい。
その上公知の櫨過機は精密試作作業に用いる極4・型移
動ベルト式櫨過機に適するように設計されていない。〔
発明の開示〕 この発明は上記従来法の移動ベルト式櫨過機の問題を解
決し、電力需要と櫨過効果の両面において比較的高効率
で働らく新規で進歩した猿過機を提供する上、ベルトの
中央部全体に開孔を形成する必要がなく、この新規で進
歩した構造のためベルトとその支持機体の寿命が著しく
増大する。
この発明の他の目的は端緑効果およびベルトとその上の
櫨布の変形の2つの問題を解消して渡過効率を上げると
共に猿布と支持ベルトの寿命を著しく増大する新規で進
歩した移動ベルト式櫨過機を提供することである。この
発明のさらに他の目的は比較的安価で保守が簡単で動作
効率がよく比較的長寿命を特徴とする新規で進歩した移
動ベルト式櫨過機を提供することである。
この発明による移動ベルト式億週機は全長に亘つて幅方
向の凹溝を有し、関孔その他の空隙が全くない無端コン
ベヤベルトを利用している。
このベルトは櫨溝または櫨樋内に保持され、その両側縁
下にこれに隣接し、櫨溝の全長に亘つて真空箱が設けら
れている。ベルトは例えば空気または水のような流体で
潤滑され、この上に猿布が置かれている。中央部にあっ
た真空箱がなくなったため、それによる吸引がなくなり
、その吸引によるベルトの変形がなくなった。この結果
櫨布がベルトに対して滑らす、櫨布の変形によることが
多い漣布のしわ寄りの問題の頻発がなくならなくても極
めて少なくなると同時に、櫨過効率が増大する。樵溝の
両側面は摩擦係数の比較的低い材料で構成され、その猿
溝または櫨樋の両側面を櫨布が覆うような進歩した櫨布
配置はベルトが移動するときその運動を妨げられること
がない。この発明はまた洗浄液の溢出を利用し易くする
。これを沈降の遠いスラリの櫨過に用いると上燈液が櫨
布を通らずに単に溢出することができるため渡過容量が
著しく増大する。〔発明の実施例〕 添付図面特にその第1図ないし第4図に示すこの発明の
1実施例において、櫨過磯は枠部材11により支持され
た全体を10で示す溝型横体を含み、枠部材11に支持
された枠部材13,14,15によって駆動ローラ12
が支持され、枠部村11に支持された枠部材17,18
によって遊びローラ16が支持されている。
ローラ12,16には幅方向に溝を持つベルト19が懸
架され、第3図に詳細に示すように溝型機体10の内面
上に乗っている。溝型機体10はさらに入口ダム20、
仕切りダム21,22,23および出口ダム24を有し
、これらのダムはこの発明のこの実施例では櫨溝10を
4つの個別櫨過部A,B,C,Dに分割している。溝型
横体10を第5図ないし第8図について詳細に説明する
が、第3図の断面図からその溝型機体10が外側のU字
型型篤体25と超高分子量ポリエチレン26等のような
摩擦係数の低い適当な材料の被覆材とで構成されている
ことが判る。
鯵体25はベルト19が乗った底面27と、鏡斜した両
側縁部28と、垂直の側縁部29を有する。各部分Aな
いしDにはそれぞれ1つ以上の溢出孔30が設けられ、
底面27の外縁には第6図に明示される細長い溝31と
これと運通しその溝型横体10の長さ方向に周期的に離
間した濠液除去用の真空排出導管32が設けられている
。第1図および第2図から各様過部AないしDに対して
それぞれ櫨液槽33なし、し36が設けられていること
が判る。これらの槽は頂部関口を真空源38(図示せず
)に接続された主導管37に結合した密閉容器で、各槽
の上部には櫨液除去のため導管40,4U,32により
溝31に接続された櫨液入口がある。部分Aから排出さ
れた櫨液は一般に母液と呼ばれ、糟33からポンプ33
′によって除かれる。櫨過機の部分Bから排出されて槽
34に導かれた櫨液は強力洗浄液と呼ばれ、ポンプ34
′によって除かれる。猿過機の部分Cから排出されて槽
35に集められた櫨液は必要に応じてポンプ35′によ
り部分Bへ戻すことができる。同様に槽36の櫨液はポ
ンプ36′によって部分Cに戻すことができる。洗浄水
が導管42を通って部分D内に設けられた出口43に導
かれると同時に、櫨過すべきスラリが導管44を通って
部分Aの出口45に導かれる。この櫨液取扱い法は一般
に必要な洗浄水の品質を維持し、可溶性成分の濃度が実
質的に高くなった洗浄液を生成するために望ましい。前
述のようにベルト19は横溝を有し、櫨布46を支持し
ている。
この櫨布46は第3図に詳示されるように溝型構体10
の俵斜部28をその端緑部が覆うようにベルト上に乗っ
ている。ベルト19はローラ12,16に懸架され、ロ
ーラ12が適当なモーター2′で駆動されるが、第2図
に示すようにベルトの右端で櫨布46がベルトから離れ
てローラ47を回り、さらに下方のローラ48を通り、
ローラ49,50の上側を通った後ローラ51,52,
53を回り、ベルト19がローラ16を離れるところで
これと重なり合う。櫨布はベルトより幅が広いから、斜
面54が設けられ、櫨布が上方に曲つて溝型の傾斜側緑
28に合うようになっている。また猿布の側縁を水平面
まで案内してローラ47なし、し53を通るようにする
ため同様の出口側斜面55が設けている。渡布がローラ
47ないし53を通って移動することにより、ローラ4
7を回るときに猿過ケーキFの残りが櫨布から離脱し、
ベルト56によって適当な集積所に運搬される。猿布4
6の復路中にこれから水滴が落下することがあるため、
基台56′に排水口58を持つ水受け盤57を設け、液
瓶を集めて廃棄または回収再使用することもできる。上
述のベルト式猿過機の動作時には、スラリが櫨過機の部
分Aに供給されるが、ダム201こは幅方向のゴム封着
材20′があってそのスラリを部分A内に保持する。同
時にスラリの一部はダム21を通って部分Bに流入する
。洗浄水は部分Dに供給され、真空系の作用により部分
C内の出口62に戻され、さらに部分Cの真空系を介し
て部分Bの出口61に戻される。真空はベルト19の両
側に印加され、そのベルトには幅方向の溝があるから、
猿液は長さ方向の溝31内に引込まれて出口32から排
出される。部分Aから引出される液体は極めて高濃度で
可溶性成分を含む母液である。第4図に示すように固形
分は腫布46上にケーキを形成するが、ダム21が櫨布
から離れていて、ゴム等の弾性材料の封着村21′を有
するため、最初に形成された猿過ケーキはダム21の下
を通過する。同様の工程が部分Bで繰返されるが、高濃
度で可溶性成分を含んで除去される液体すなわち櫨液は
母液ほど高い濃度を示さない。しかし部分Bで形成され
たケーキは部分Aで形成されたケーキより若干濃厚なこ
とがある。部分Bから部分Dまで猿過が続けられるが、
ダム22,23もそれぞれ幅方向の封着村22′,23
′を有し、ケーキがダムの下を通過し易いようになって
いる。部分Dでは可溶性成分の大部分が除去され、猿布
46が第2図に示すようにローラ47を回るときそれか
らケーキFが除去される。また工程管理を簡単にするた
め溢出口30を設けることもできるが、これは特に沈降
速度の速いスラリの猿週に有利で、上燈液を猿布を通さ
ず溢出させることができるため濃過機の容量を著しく向
上することができる。ベルトの両側緑で真空を使用する
とベルトの吸引が極めて小さくなるだけでなく、ベルト
に対して様布が滑らないためベルトの変形とそれによる
猿布のしわや変形が実質的になくなるのが見られる。
その上真空によるベルト吸引の防止により、従来法によ
る中央真空室式に比較して所要電力が約1/4に減少す
る。後述のようにベルトとその支持面との摩擦を小さく
するためベルトに潤滑を施すことが好ましい。第5図な
いし第8図は上述の移動ベルト式猿過機の細部構造を示
す。
これらの図面中で非金属のものは超高分子量ポリエチレ
ンまたはこれと同様の材料とするのが好ましい。場合に
よっては4弗化エチレンが用いられたことがあったが、
これについては後述する。第5図および第6図は第1図
および第2図の機体の拡大断面図である。
この発明のこの実施例では循環ベルトの通る溝型機体1
0は1本の長尺物として製造されているが、これは分割
して製造して使用時に絹立てることもできることは明ら
かである。溝型機体1川ま側壁64,65と底壁66と
外方に突出するフランジ部67とを有するステンレス鋼
等の適当材料のU字形部材25を含み、このU字形部材
25は前述のように高分子量ポリエチレン26のような
適当な高密度プラスチックで被覆されている。
この被覆はこの発明のこの実施例では中央に樋状溝68
を形成するように整列された個別層で構成されているが
、これらの各層を一体として形成することもできること
は自明である。詳言すれば、被覆は最下層69と上被層
70ないし75および70Aないし75Aとを含み、最
下層69はU字形部材25の底面全体に拡がっているが
、層70,70Aは4弗化エチレン等で形成された細長
い狭幅の板であって、逆方向に傾斜,した端縁部とブロ
ック78を受ける切込部77を有する。さらに上方の各
層71,72および71A,72Aは猿布46の側緑部
46′を支持する斜面28を形成するように傾斜した内
縁を有する。フロツク73,74,75とブロック73
A,74A,75Aは本質的に矩形断面を有し、猿樋を
所要高さまで積み上げている。ブロック75,75Aの
上面には金属板79が乗り、その板79とフランジ部6
7の開孔に隊着されたボルトナット機体801こよりフ
ランジ部67に固定され、さらにこの全綾体が各層、溝
型横体25の底壁66および金属板79の各共轍開孔に
通る長いボルト81により固定されている。その上、層
70なし、し75および70Aないし75Aはその各対
援面の英働構内の弾力性封着材82その他の適当な封着
材料によって互いに封着されている。ベルト19の支持
面は端綾部76から離れた逆勾配の端緑部84を有し、
層69に固着された細長い材料層83から成り、この層
83の全幅はベルト19の幅にほぼ等しい。最下層69
はまた斜面76,84の間隙と組合せられてベルト19
の両側縁に沿う真空溝を形成する1対の細長い溝85を
有し、都材25の底壁66には周期的に開孔86が穿設
され、これを通って真空導管32が層69の対応する開
孔にねじ込まれ、溝31と蓮適している。第7図および
第8図において、ベルト19の端綾部はブロック78の
端縁と離間関係にあり、第2にブロック78がベルト1
9に対向するその端縁部に凹欠部78′を有することが
判るが、このようにしてベルト19の両側縁に位燈する
細長い真空口が前述のように櫨液を槽33なし、し36
に引き入れる働らきをする。
同時にベルト19の中央直下の真空口が完全に廃止され
たため、ベルト19は中央層83上を自由に移動し、全
く変形することがない上、その上の猿布を変形させるこ
ともない。ベルト19はまた複数個の幅方向突起19′
を有し、これが濠布を支持して渡液の急速除去用空溝を
形成する。前述のように溝型横体10は枠組部材11に
ボルト87その他の適当な締結手段により固定支持され
ている。
第6図では溝型機体10の片側だけに枠組部材11が示
されているが、実際にはその両側に用いられることは自
明である。またブロック78は最下層69と上被層71
,71Aの対向面間に保持された一連のピン88により
凹欠部77に取付けられていることも判る。各部分A,
B,C,Dには必要に応じて1個またはそれ以上の溢出
導管89を設けることができ、このためU字形部材25
の側壁65には各導管89用の開孔90が設けられ、こ
の開孔90と整合するように傾斜して層74A,73A
,72Aに開孔91が穿設され、この開孔91には導管
89の取付けが容易なようにねじが切られている。
さらに層74Aには櫨樋68内の液面を決定するダムま
たは堰92が切込まれている。第6図に示す猿過機構造
の両端部は実質的に同じであるから、説明は第5図に示
す前端部についてのみ行う。
第5図に示すように、枠組部材11の上端には山型部材
93が取付けられ、U字形部材25の底壁は山型部村9
3の中間で終ってボルトナット94によりこれに固定さ
れている。
最下層69も山型部材93の上面の中間で終り、層69
の端部と底面66の端部66′がボルトナット機体95
で固定されている。ベルトが乗っている層83は層69
′の左端まで延び、端部には凹欠部96があって4弗化
エチレン等の材料の挿入材97を保持している。この挿
入材97は必要に応じてねじ込みもできる複数個のピン
98により位置決めされている。前述のようにベルト1
9を支持する層83の表面は空気または水で良好に潤滑
され、このために第5図に示すように層83の端部には
幅方向の溝99が設けられ、例えば水のような潤滑剤が
下層69′を通る開孔101にねじ込まれた導管100
と関孔101を溝99に結合する第2の開孔102によ
ってその溝に供給される。
第5図においてベルト19が右に移動するため、水はベ
ルトによって運ばれてベルトの下側を潤滑する働らきを
する。潤滑に要する水のような液体の量は比較的少なく
、櫨液除去用の真空出口がベルトの両側縁に沿っている
ため、真空系によって吸引されるその量は比較的少ない
。第9図に示すように、潤滑用の水その他の流体が猿液
と混合しないように、ベルトの両側に流出口を設けるこ
ともできる。潤滑剤として水その他の液体を用い、ベル
トの両側に真空出口を設けることにより、優れた櫨過効
率を維持しつつ所要電力が実質的に減少する。従釆法の
猿過機における実測では渡過機の動作に必要な総電力の
約75%がベルトの移動に費されていることが判った。
例えば幅約101.6柳の真空箱が約24.4肌の猿過
機全長に亘つてその中央に設けられ、櫨液の抽出に約0
.702kg/地の真空が用いられ、ベルトの摩擦係数
が0.25であるとすると、約1.78k9/抑すなわ
ち全体で約4348kgの吸引力が働らく。ベルトの移
動速度を約30m/分とするとこれは約29馬力に相当
する。この発明による櫨過機では同様のベルトを駆動す
るに必要な電力はその約25%まで減ずることができる
。第5図に示す斜面54は頒布の両側縁を次第に上方に
曲げて櫨樋68の傾斜側面に合せるように成形されてい
る。
第5図にはこの櫨布46の煩斜した側縁部を46′で示
してある。さらに櫨樋68の端部にはダム20があるた
め、このダム20に支持された弾性ゴム封着材20′が
そのダムの両側緑を封じるような形になっている。上述
の漣過機に用いるベルト19は第8図にさらに詳細に示
すように直角の両側縁を有し、これに隣接するブロック
78の端緑に沿って間隔をおいて形成された半円形切込
78′により真空閉口が形成される。
この構造は特に幅約500柳程度の小型猿過機に適して
いる。幅約0.6〜1.8の程度またはそれ以上の大型
櫨過機の場合の改変ベルト構造を第10図に103で示
す。このベルトはベルト19の突起19′と同様の横断
突起104を有し、この突起の両端は突起の幅方向と直
角を成しているが、その突起間のベルト部分の両端は傾
斜して真空閉口の大きさを増し、大量の液体を取扱い得
るようになっている。真空開□は同じく第10に示すよ
うにこのベルト両側緑と長手ブロック106の間に形成
される。ブロック106の端緑部107は突起103の
頂面に一致しているから、ベルトの傾斜側緑105とブ
ロック106の下縁108で形成される真空閉口は猿液
排出用の比較的大きい出口を提供する。ベルト103を
実施する構造の1つを第9図に部分断面図で示す。第6
図と第9図の構造は多くの点で類似しているので、両者
の対応成分は同じ数字で示す。また第9図の横体の動作
モードも第1図および第2図について説明したものと実
質的に同じであるから、第6図と第9図の機体間の主要
相違点はその猿過機で取扱い得る材料の容積である。こ
の発明のこの実施例は大きさが比較的大きいため、溝型
機体が側壁部材109と別の底壁部材110を有し、そ
の側壁部村109が上下フランジ部111,112を備
え、そのフランジ112がボルト113により底壁部材
110に固定され、フランジ111がボルト801こよ
り頂板79に固定されている。
この発明の前記実施例の場合のように、プラスチック材
料の層は全部、容易に交換し得る一部を4弗化エチレン
等の材料で形成する以外、高分子量ポリエチレンで形成
することが望ましい。第9図に示すこの発明の実施例で
は、超高分子量ポリエチレンの層l i4Aが底壁部材
1 1川こボルト1 18等の適当な手段で固定され、
これによって猿液または真空導溝116を閉じている。
底壁11川ま層114Aに形成された櫨液導管117′
用のねじ孔117と一致する複数個の関孔を有する。層
は114Aはベルト103の側縁に沿って延びる真空溝
116を閉塞している。底壁110と層114Aの機体
はフランジ112にボルト113およびコンパニオンボ
ルト(図示せず)によって固定され、全構体を必要に応
じて清浄や保持のため容易に除去し得るようになってい
る。第6図の構造と同様、層114Aの上方には層11
5Aおよび70Aないし75Aが重なり、またこの反対
側には第6図と同様に層115および70なし、し75
が重なっている。層114Aと115Aおよび115と
の間には封着材82があるが、この封着材82は他の各
層相互間に挿入するともできる。第9図および第6図の
礎体においてこの封着材の代りに適当な封着セメントを
同様に用いることもできる。全機体は第6図のこの発明
の実施例の場合のように長いボルト81により一諸に締
結されている。第9図の横体はさらに第6図の実施例に
ついて前述したように1個またはそれ以上の溢出口を備
えることもでき、4弗化エチレンブロック106も第6
図について述べたと同様にピン88によって位置決めさ
れている。第9図の移動ベルト式櫨過機は比較的大型の
ため、第5図について説明した流体入口100と分配溝
99と実質的に同様の潤滑流体入口を1個またはそれ以
上設けることもできる。
各流体入口はベルトの長さ方向に適正間隔をとり、ベル
トが長さ約24.4肌以上の猿過部を持ち得るようにす
る。液体潤滑剤の場合はさらに大量に使用されるから、
その潤滑液が真空出口に流入しないようにする手段を設
けることが望ましい。従って層115′のベルト103
の側緑に接する部分に切込み119′を切削し、この切
込みの一部を4弗化エチレンのブロック119で閉塞し
てベルトの長さ方向の細い溝120を残し、その潤滑液
が開孔121および導管122を介して流出し得るよう
にすることもできる。溝12川まベルトの両側に設ける
ことが好ましく、排出口は取扱う潤滑液の必要量に応じ
てベルトの長さ方向に位置決めすればよい。第9図の機
体の動作時には、櫨液が層70Aの左端とベルト103
の額斜端縁105で形成された間隙122と溝116を
通り、ベルトの両側の真空導管117′により抽出され
る、さらに第6図の横体の場合のように、真空導溝はベ
ルトの重要部の下側にないため、ベルトと支持層119
,115′との摩擦を増大せず、この結果ベルト移動用
の必要ェネルギが公知櫨過機に必要なェネルギの約25
%に減少する。
その上真空によるベルトの吸引力が実際上無視可能のた
め、ベルトやその上の猿布の変形が全くなく、このため
ベルトおよび櫨布の寿命が著しく増大する。この結果保
守費用が低減するだけでなく、摩滅した渡布やベルトの
交換に要する時間も短縮される。その上ベルト両側に真
空開口を設けたことにより櫨過機の容量が極めて大きく
なり、演題68内の液面またはスラリレベルが装置の動
作効率に殆んどまたは全く影響を与えなくなる。さらに
櫨樋の傾斜側面上方に櫨布を拡げたことにより、真空藩
中にスラリが漏洩するのを防止する有効な封止ができる
。以上この発明の若干の実施例だけについて説明したが
、その技術的範囲内で種々の改変が可能なことを理解す
べきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による移動ベルト式猿過機の1実施例
を示す部分略示平面図、第2図は第1図の機体の部分略
示側面図、第3図は第2図の線3−3に沿う断面図、第
4図は第1図の猿過機の部分縦断面図、第5図は第1図
の澱過機の線5一5に沿う拡大断面図、第6図は第1図
の櫨過機の線6−6に沿う拡大断面図、第7図は第6図
の機体の線7一7に沿う部分平面図、第8図は比較的小
型の櫨過機の猿液除去に用いる移動ベルトとその隣接櫨
過機構体の一部の斜視図、第9図は大型櫨過機用の変形
櫨過機の設計を示す拡大断面図、第10図は第9図の猿
過機に用いるベルトおよびその隣接櫨過機構体の一部の
斜視図である。 12,16…ローラ、19…ベルト、25…猿樋、31
・・・真空導孔、46・・・櫨布。 オ/図汁4図 オ2図 次3図 オタ図 次6図 次7図 次8図 オ/○図 才?図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底壁および側壁を有する細長い濾樋と、この濾樋の
    両端に隣接するローラと、上半部がその両側縁を上記側
    壁から離して上記濾樋の底壁上に乗るように上記ローラ
    に懸架された無端ベルトと、このベルト上にあってそれ
    と共に移動する濾布と、上記濾樋の底壁内にあり、上記
    ベルトの両側縁とこれに隣接する上記濾樋の両側壁との
    間隙に連通して真空開口を形成する真空導孔とを含む移
    動ベルト式濾過機。 2 上記濾樋の側壁の少なくとも上記底壁に隣接する部
    分が外方に傾斜し、上記濾布がその傾斜した側壁部分の
    少なくとも一部を覆うことを特徴とする特許請求の範囲
    1記載の移動ベルト式濾過機。 3 上記ベルトは幅方向の突条部を有し、この突条間に
    幅方向に延びる上記ベルトの部分が上記真空開口の一部
    を成す外下方に傾斜する端縁部を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲1記載の移動ベルト式濾過機。 4 上記濾樋の側壁には複数個の溢出口があり、その溢
    出口がそれぞれ上記濾布の両縁部の上方に配置されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲2記載の移動ベルト
    式濾過機。 5 上記ベルトと上記濾樋の底壁との間に潤滑剤の導入
    手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲2記載の移
    動ベルト式濾過機。 6 上記濾樋の底壁および側壁が低摩擦係数の材料で形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲2記載の
    移動ベルト式濾過機。 7 上記低摩擦係数の材料が超高分子量のポリエチレン
    であることを特徴とする特許請求の範囲6記載の移動ベ
    ルト式濾過機。 8 上記濾樋がその両端に1対の傾斜端縁を持ち、この
    傾斜端縁の一方が上記濾布の両側縁を上記濾樋の傾斜面
    に合うように誘導し、他方が上記濾布の両側縁を上記ベ
    ルトの平面内に誘導して隣接するベルト懸架ローラと軸
    が整列したローラを回って移動させるようになっている
    ことを特徴とする特許請求の範囲2記載の移動ベルト式
    濾過機。 9 上記濾樋が本質的に矩形断面の細長い溝型部材と摩
    擦係数の低い比較的不活性の材料の被覆部材とを含み、
    上記被覆部材が上記ベルトを支持する平坦な底面と、こ
    の底面から上方に延び、その底面に隣接する部分が外方
    に傾斜した側壁と、上記底面の側縁に沿う真空開口とを
    含み、上記ベルトの幅が対向する上記開口間の距離を超
    えないことを特徴とする特許請求の範囲1記載の移動ベ
    ルト式濾過機。 10 上記被覆部材が互いに封着されて上記溝型部材内
    に固定された上記材料の個別層群から成ることを特徴と
    する特許請求の範囲9記載の移動ベルト式濾過機。 11 上記真空開口が上記濾樋の長さ方向に延びる細長
    い溝と、上記開口と連通して上記溝から延びる真空導孔
    とを含むことを特徴とする特許請求の範囲9記載の移動
    ベルト式濾過機。 12 上記濾樋の側壁には溢出手段と外下方に傾斜して
    上記排出手段に連通する導孔が形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲11記載の移動ベルト式濾過機
    。 13 上記排出手段が上記側壁に形成されて上記濾樋内
    の液面を決めるダムを形成する1辺を持つ細長い溝と、
    この溝に連通して上記側壁を下外方に貫通する排出孔と
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲12記載の移動
    ベルト式濾過機。 14 平坦な底面と少なくとも一部が外方に傾斜してこ
    の底面から延びる側壁とを有する細長い濾樋と、この濾
    樋の両端のベルト懸架用ローラと、このローラに懸架さ
    れ、上記濾樋の底面に乗り、両側縁が上記側壁から離れ
    、幅方向の突条を有する無端ベルトと、上記濾樋内に形
    成され、上記ベルトの側縁と上記側壁との間に配置され
    た細長い真空開口と、上記濾樋を貫通して上記真空開口
    と連通する真空導孔と、上記ベルトと上記側壁の少なく
    とも一部とを覆い、上記ベルトと共に移動し得る無端濾
    布とを含む移動ベルト式濾過機。 15 上記ベルトの隣接突条間の部分が上記真空開口の
    一部を形成する傾斜縁を有することを特徴とする特許請
    求の範囲14記載の移動ベルト式濾過機。 16 上記濾樋が摩擦係数の低い材料で被覆された細長
    い溝を有することを特徴とする特許請求の範囲14記載
    の移動ベルト式濾過機。 17 上記濾樋がこれを順次連接する部分に分割する複
    数個のダムを含み、その部分の選ばれたものが液体溢出
    溝とこの溢出溝に連通する排出導孔とを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲16記載の移動ベルト式濾過機。
JP57055254A 1981-04-03 1982-04-01 移動ベルト式濾過機 Expired JPS607931B2 (ja)

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US06/250,647 US4351726A (en) 1981-04-03 1981-04-03 Traveling belt filter having vacuum channels formed along edges of said belt

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JPS57177311A JPS57177311A (en) 1982-11-01
JPS607931B2 true JPS607931B2 (ja) 1985-02-28

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CA (1) CA1172969A (ja)
DE (1) DE3213029C2 (ja)
FR (1) FR2502972B1 (ja)
GB (1) GB2096010B (ja)
IN (1) IN157863B (ja)
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NL (1) NL8201418A (ja)
ZA (1) ZA822175B (ja)

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DE3213029A1 (de) 1982-10-14
US4351726A (en) 1982-09-28
GB2096010A (en) 1982-10-13
IN157863B (ja) 1986-07-12
ZA822175B (en) 1983-02-23
AU8223682A (en) 1982-10-07
FR2502972B1 (fr) 1988-04-15
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