JPS606567B2 - サスペンデツドマイクロストリツプ回路 - Google Patents

サスペンデツドマイクロストリツプ回路

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Publication number
JPS606567B2
JPS606567B2 JP54141394A JP14139479A JPS606567B2 JP S606567 B2 JPS606567 B2 JP S606567B2 JP 54141394 A JP54141394 A JP 54141394A JP 14139479 A JP14139479 A JP 14139479A JP S606567 B2 JPS606567 B2 JP S606567B2
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JP
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conductor
strip
conductors
line
suspended microstrip
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JP54141394A
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フラン・クリステイア−ン・ド・ロンド
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPS606567B2 publication Critical patent/JPS606567B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P3/00Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
    • H01P3/02Waveguides; Transmission lines of the waveguide type with two longitudinal conductors
    • H01P3/08Microstrips; Strip lines
    • H01P3/085Triplate lines
    • H01P3/087Suspended triplate lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/16Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion

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  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
  • Waveguides (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2個の平行金属面と、これら金属面間にこれ
ら金属面と平行に配置された基板と、該基板の第1主表
面上に設けられた第1ストリップ導体とを具えるサスベ
ンデッドマィクロストリップ回路に関するものである。
斯るサスベンデッドマイクロストリップ回路は“Mic
rowaves”(1968年9月)の第38〜第46
頁に掲載されている日.E.Brennerの論文“U
Se acompuにr to design s聡p
anded − sufStrateに”に記載されて
いる。特にマイクロストリップラインはしーダや通信用
のフィル夕、減衰器、T分岐、混合器、サーキュレータ
等のようなマイクロ波回路を造るのに使用することがで
きる。通常、斯るマイクロ波回路は密閉された導体箱内
に配置される。この箱は回路電流の帰路として作動し、
マイクロ波回路を周囲からの放射からシールドすると共
にマイクロ波回路から周囲への放射を阻止する。導体箱
は両端が短絡された所定の長さの“導波管”を構成する
。この“導波管”の幅は、マイクロ波回路の動作周波数
ではその中をモード波が伝播し得ないように選択する。
これは、この“導波管”は相当幅狭にしなければならな
いことを意味する。これがため、平均的寸法のマイクロ
波回路に対しては通常これを複数個の各別の導体箱内に
配置する必要がある。加えて、この“導波管”は高い周
波で実現することが難かしい。これらの欠点を除去する
ため「幅広“導波管”を用い、これにし発生し得るモー
ドを減衰するために減衰層を設けることが提案されてい
るが、この場合には相当の損失が生ずる欠点がある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、不所望なモード
の励振および伝播を簡単な手段で阻止した上述した種類
のサスベンデツドマィクロストリップ回路を提供せんと
するにある。本発明サスベンデツドマィクロストリップ
回路は、基板の第1表面上に第1ストリップ導体から小
距離離してこれと平行に第2ストリップ導体を設け、こ
の第2ストリップ導体を第1ストリップ導体に結合する
と共に、対称供給源を第1および第2ストリップ導体間
に接続して波動現象をもっぱら奇モードで発生させ且つ
対称負荷を第1および第2ストリップ導体間に接続した
ことを特徴とする。
ここで、マイクロストリップラインを他のマイクロスト
リップラインに結合して例えばフィル夕や方向性結合器
を実現することは既知である。
しかし、この場合には本質的に隅モードと奇モード波の
伝播が起る。奇モードで励振すると、第1および第2ス
トリップ導体は大きさが等しく反対犠牲の電位を有し、
等しい電流が第1および第2ストリップ導体を反対方向
に流れる。
電界は第1および第2ストリップ導体の垂直2等分面に
対し奇−対称となり、電界はストリップ導体近くに集中
する。これに対し“導波管”の壁面近くの電界は小さく
なる。本発明は、平行導電面間の2個のストリップ導体
を奇モードで励振すると、導電面の電流が低い値となっ
て“導波管”が励振されず、従って“導波管”を大きく
することができるという認識に基ついて為したものであ
る。
本発明によるサスベンデッドマィクロストリップ回路は
、更に、そのインピーダンス範囲が単一ストリップ導体
を有しTEM波を伝播するサスベンデツドマィクロスト
リップラインよりも大きい利点を有する。
本発明によるサスベンデツドマィクロストリップ回路は
、更に、スロットラインや共平面形導波線路のような他
の平面形導波素子のように基板上に存在する大金属表面
によって共振を生ずることがないという利点も有する。
導波素子の長さ尊こよって原理的には任意の値のりアク
ティブ素子を実現することができる。斯るリアクティブ
素子は動作波長に対するその長さおよび終端方法(開放
/短絡)に応じて誘導性或は容量性になる。斯る特定の
長さの導波素子は特にマイクロ波回路の実現に使用され
る。従って、平衡リング、フィル夕、減衰器、T分岐、
混合器、サーキュレータ等のようなマイクロ波回路を本
発明によるサスベンデツドマイクロストリップラインで
実現することができる。サスベンデツドマイクロストリ
ップライン又はこれにより実現されたマイクロ波回路が
非対称の場合、隅モードが発生し得る。
隅モードと関連する2個の平行金属面における電流は、
奇モード‘こよる電流と異なり、互に加わり合って増大
するため相当大きくなる。この隅モードは、金属面を導
電性材料と抵抗性材料で形成することにより減衰させる
ことができる。奇モードサスベンデッドマィクロストリ
ップ回路で実現されたマイクロ波回路はそれらの共通の
特性として隅モードの励振を阻止する高度の対称性を有
する。
本発明によるサスベンデッドマィクロストリップラィン
のペンドにおいては、第1および第2ストリップ導体の
電気長を等しい長さに維持するために、第1および第2
ストリップ導体をペンド角の2等分方向にスロットで切
断し、第1ストリップ導体と第2ストリップ導体を交差
接続する。
本発明によるサスベンデッドマィクロストリップ回路に
おいては、誘電体基板の第2主表面を導波素子のマウン
ト用に使用することもできる。このようにして直列T、
並列T、マジックTのようなT分岐を実現することがで
きる。両面の使用にZより極めて良好な対称性とコンパ
クトな構造を実現することができる。以下、図面につき
本発明の種々の例を説明する。
図面において各図における対応する部分は同一Zの符号
で示した。
第1図に示す既知のサスベソデツドマイクロストリップ
ラインは互に平行な金属面1および2と誘電体基板3と
、その上に設けられたストリップ導体4とから成る。
このサスベンデツドマィクロストリップラインはTEM
モードで作動する。金属面1および2は基板3とその上
に設けられたストリップ導体4を完全に囲む導体箱の1
部を構成する。サスベンデツドマイクロストリップライ
ンは、基板の一方の主表面上にストリップ導体を設け他
方の主表面上に金属面を設けて或る慣例のマイクロスト
リップ線路に対しいくつかの利点を有する。第1の利点
は、誘電体が主として空気で構成されるため、基板の不
均質による妨害が著しく小さい点にある。第2の利点は
、常用50オームインピーダンスを理想的に幅広の導体
で実現でき、その結果、製造中に満足すべき写真平版精
度を低減することができる点にある。更に、導体損が小
さく、これはミリ波帯用に特に重要である。第3の利点
は、基板の両面をマイクロ波回路に使用できる点にある
。マイクロストリップラインおよび特にマイクロストリ
ップラインで実現されたマイクロ波回路を収納する導体
箱は導波管の形態の伝送線路素子を構成する。この導波
管の幅は、マイク波回路の動作周波数範囲において導波
管モード波がその中を伝幅し得ないように選択する。こ
のことは、導波管の幅bを相当小さくする必要があるこ
とを意味する。従って、平均寸法のマイクロ波回路でも
複数個の各別の金属箱内に収納する必要があり、これは
費用がかかるのみならず、高周波数に対しては実現が困
難となる。第2図は本発明によるサスベンデッドマィク
ロストリップ回路の断面図である。
本発明では第2ストリップ導体5を誘電体基板3上に第
1ストリップ導体4と平行に設ける。第1導体4と第2
導体5との間のギャップsを両導体4および5の幅Wよ
り(相当)小さくして、両導体4および5を互に電磁的
に結合する。本発明回路用サスベンデツドマィクロスト
リップラインは大きなインピーダンス範囲をカバーし得
る。
即ち、低い特性インピーダンスは互に小距離s離れた幅
広の導体4,5(wが大)により実現することができ、
更にこれら導体対の上方を延在する金属カバー又は基板
の反対側面上を延在する金属面によって特性インピーダ
ンスを更に減少させることができる。他方、高い特性イ
ンピーダンスは比較的大距離s離れた幅狭の導体4,5
(w小)により達成される。導体4および5は奇モード
で励振し、駆動する。この場合、両導体は大きさが等し
く極性が反対の電位を有し、等しい電流が両導体を反対
方向に流れる。電界は両導体4および5の垂直2等分面
に対し奇対称となり、夕霞界は両導体4および5間に集
中する。従って、導体箱付近およびストリップ導体から
ある程度離れた所では大きさが等しく極性が反対の電位
のために電界は極めて弱い。これがため、金属面1およ
び2における奇モード波と関連する電流は極く0僅かと
なる。即ち、奇モードの励振は、“導波管”が殆んど励
振されず、“導波管”を大きくすることができるという
大きな利点をもたらす。実験の結果、5倍の大きさの導
波管内に配置されたマイクロ波回路を隅モード励振した
場合に発生さ夕れる共振が奇モード励振の場合には発生
しないことが確かめられた。金属面1および2における
壁面電流が小さいことは、金属面1および2の一方を除
去した状態でマイクロ波回路による種々の実験を行なう
ことが0できるという利点をもたらす。
更に、本発明によるサスベンヂッドマィクロストリップ
ラインは、スロットラインおよび共平面導波線路のよう
な他の平面導波素子と比較して、これら導波素子の基板
上に存在する大きな金属表面のために共振が起ることが
ない利点を有する。
本発明回路用サスベンデツドマィクロストリップライン
は以後略してSOM(Supended Odd−mo
deMicrrestrjp)ラインと称す。奇モード
励振の場合に偶モードが励振されるのを阻止するために
は、ストリップ導体およびこれら導体で実現されたマイ
クロ波回路を対称に設計する必要がある。しかし、製造
公差のために、これは実際上必ずしも実現できない。し
かも、偶モード励振は金属面1および2に比較的大きな
壁面電流を生ずる。これらの電流、従って偶モード波は
金属面1および2を良導電材料と抵抗材料の交互の部分
で形成することにより減衰させることができる。第3図
は低導電率の材料の導体網7で分離された高導電率の導
電矩形部分6から成る金属面1又は2を示す。一端が短
絡されたある長さの導波管内に波を送り込むと、その波
は短絡端で反射される。
そしてこの波は入力端に入力波に対し移相されて戻り、
この移送は導波管の長さに依存する。反射は短絡以外に
も線路の種々の不連続部によっても生じ得る。斯る伝送
線路区分はリアクティブ素子として作動させることがで
き、波長および終端の方法に応じて誘導性、抵抗性又は
容量性とすることができる。
新る導波管区分を用いて種々のマイクロ波回路を実現す
ることができ、これら回路は連続導波管を横切るよう配
置することができる。本発明サスベンデツドマイクロス
トリップラインによって種々のマイクロ波回路素子を実
現することができる。これら回路素子は不所望なモード
励振を阻止するために高度に対称である特徴を有する。
第4図は本発明サスベンデッドマィクロストリップライ
ン用モード変換器を示す。この信号変換器は波を奇モー
ドでのみ発生する平衡供給源の1部を構成する。この信
号変換器は基板3の第1主表面に設けられたストリップ
導体63より成るマイクロストリップラインと第2主表
面上に設けられた導電面66とを具える。第1主表面上
の導体パターンは図に実線で示し、第2主表面上の導体
パターンは破線で示す。マイクロストリップライン63
は入/14の長さを有する扇形導体64の形態の広帯域
インピーダンスで終端する。不平衡供給源はマイクロス
トリップライン63に接続することができる。導電面6
6内のスロットから成るスロットライン65をマイクロ
ストリップライン63に結合する。スロットライン65
は各端を円形孔67および68から成る極めて高し、終
端インピーダンスでそれぞれ終端する。TEM波がマイ
クロストリップライン63内を伝播する場合、準TEM
波がスロットライン65上に励振される。スロットライ
ン65を、第1表面上に設けられていてSOMラインの
ストリップ導体4および5の2個の隣接端を接続する環
状接続導体69に結合する。スロットライン65と接続
導体69間の結合は電磁直列T分岐として機能し、SO
Mラインの両ストリップ導体に対し対称な点の両側に延
在する“T”の分岐(接続導体部分)に大きさが等しく
極性が反対の電界が発生するため、波はSOMラインに
奇モードでのみ発生される。接続導体69の長さは^/
2とするのが好適である。第4図のマイクロ波回路は可
逆性で、不平衡負荷をSOMラインに平衡に接続するの
に用いることもできる。第5図は本発明サスベンデッド
マィクロストリップラインのペンドを示す。
両ストリップ導体は角度のこ官つて延在する同○円弧と
する。両ストリップ導体は角度Qを2等分する半径方向
スロット60で導体部分4,4′および5,5′に分割
し、導体部分4′および5を基板3上に設けられた導電
ストリップ61で相互接続すると共に導体部分4および
5′をストリップ61上を交差するワイヤ62で相互接
続する。第6図は本発明サスベンデッドストリップラィ
ンのペンドの他の例を示す。
これら両例の各ペンドの利点は、ベンドの電気通路長が
両ストリップ導体に対し同一であるため、両ストリップ
導体上の電気現象間の位相偏差が阻止される点にある。
第7図は導体8および9を具える第2サスベンデツドマ
イクロストリップラインをクロスオーバする導体4およ
び5を具える第1サスベンデッドマイクロストリップラ
インを示す。これらSOMラインの導体4−5および8
−9はクロスオーバ部付近で、幅狭にすると共に、両導
体間のギャップを減少させてSOMラインの特性インピ
ーダンスを同一値に維持する。SOMライン4一5はク
ロスオーバ部においてSOMライン8一9の幅より大き
な距離に亘つて切断する。各導体4および5のクロスオ
ーバ部の両側部分をそれぞれのワイヤ62で相互接続す
る。この構成は2対のストリップ導体の相互作用部分が
極めて小さいために、良好な滅結合が得られる利点を有
する。マイクロストリップラインはサスベンデツドマィ
クロストリップラインとして形成されるため、誘電体基
板3の第2主表面もマイクロ波構造用に用いることもで
きる。
これを利用してT分岐を構成することができる。T分岐
は電力分割器としておよびブリッジ回路に用いられる。
第8、第9および第10図に示すT分岐においては誘電
体基板3上に設けられた導体を実線で、第2主表面上の
導体を破線で記号的に示す。導体間のギャップsは寸法
通りに示してない。第8a図直列T分岐を示す。
この分岐においては基板3の第1主表面上において第1
導体対12,13を第1端子10および第2端子11に
接続し、第2導体対16,17を第3端子14および第
4端子15に接続する。第1、第2、第3および第4端
子は仮想の矩形のコーナに位置させ、第1および第2導
体対を整列させる。第3導体対18,19の一端を第2
端子11および第4端子15に接続し、池端を端子26
および27に接続し、この導体対は第1および第2導体
対に対し直角とする。第4導体対22,23を、第8b
図に第8a図の肌B一柳B線上の断面図で示すように、
基板3の第2主表面上に第3導体対18,19と平行に
対向させて設ける。第4導体対22,23の一端を第6
端子24および第5端子20‘こ接続する。第3および
第4導体対18,19および22,23を動作周波数に
おいて4分の1波長の長さとする。第4導体対22,2
3の他端を第3導体対18,19(例えば基板3の貫通
孔を経て)接続する。第6端子24を端子14に、第5
端子20を端子101こ接続する。導体対12,13の
特性インピーダンスは導体対16,17の特性インピー
ダンスに等しくする。直列T分岐を電力分割器として用
いると、その動作は次の通りである。
信号源(図示せず)を導体対18,19の端子26およ
び27に接続すると、供給エネルギーは導体対12,1
3と導体対16,17とに均等に分割される。逆の場合
はT分岐は次のように作動する。第1の波が導体対16
,17上を伝播し、第2の波が導体対12,l3上を伝
播して来ると、両波のベクトル差が端子26および27
に現われる。両波が等位相および等振幅のときは端子2
6および27における信号は零になる。この直列T分岐
は、2対の4分の1波長導体18,13および22,2
3によって1つの信号源が導体12および16間および
導体13および17間にあって互に独立に作動する2個
の信号源とみなせるようになる利点を有する。他の利点
は基板の両王表面を用いて平衡形のコンパクトなT分岐
が実現される点にある。
第8c図は、第8a図の直列T分岐において第4端子1
5と第5端子20との間に第1抵抗21を、第2端子1
1と第6端子24との間に第2抵抗25を接続して得ら
れる平衡形直列T分岐(いわゆるISO−TEE)を示
す。
抵抗24および25は同一抵抗値を有する。これら抵抗
および3個のSOMラインの特性インピーダンスを適切
に選択することによって分岐12一13および16一1
7間を減結合することができる。不整合により発生され
る如何なる反射電力も抵抗21および25において消去
される。第9a図は並列T分岐を示す。
この分岐においては基板3の主表面上において、第1導
体対12,13を端子10,11に、第2導体対16,
17を端子14,15に接続する。第3導体対18,1
9を端子11,15に接続すると共に導体対12,13
および16,17と直角にする。第4導体対22,23
を基板3の第2主表面上に、第9b図に第9a図のKB
−KB線上の断面図で示すように、第3導体対と対向さ
せて設ける。第4導体対22,23は4分の1波長の長
さとし、それらの一端を端子20,24に、他端を導体
18,19に接続する。端子20は端子1川こ、端子2
4は端子14に接続する。この並列T分岐の特性は第8
a図の直列T分岐について述べた特性と同様である。
第9c図は、第9a図に示す並列T分岐の第4端子15
と第5端子20との間に第1抵抗21を接続し、第2端
子11と第6端子24との間に第2抵抗25を接続して
得られる平衡形並列T分岐を示す。
第10図はいわゆるマジックTを示す。
このマジックTは第8a図に示す直列T分岐と第9a図
に示す並列T分岐とから成る。第1導体対12,13を
端子10,11に、第2導体対16,17を端子14,
15に接続する。第3導体対18,23は一端を端子1
1および15に後続し、第4導体対19,22は一端を
端子10,14に接続する。第3および第4導体対は第
1および第2導体対に対し直角にする。導体19および
22は基板3の第2主表面上に設け、4分の1波長の長
さにすると共に、それらの他端を導体18および23に
接続する。第5導体対28,29は一端を端子14,1
5に接続し、第6導体対30,31は一端を端子10お
よび11に接続する。第5および第6導体対は第1およ
び第2導体対に対し直角とする。導体30,31は基板
3の第2主表面上に設け、4分の1波長の長さにすると
共に他端を導体28および29に接続する。第1、第2
、第3および第4導体対は直列T分岐を、第1、第2、
第5および第6導体対は並列T分岐を形成する。マジッ
クTは、1導体対内の波の反射が、他の導体対をそれら
の特性インピーダンスで終機すると零になる特性を有す
る。
更に、マジックTは、導体対16,17を導体対12,
13から滅結合すると共に導体対26,27を導体対3
2,33から滅結合する特性を有する。第11図はサス
ベンデッドマィクロストリップライン用サーキュレータ
を示す。
このサーキュレータにおいては3対の導体43,44お
よび45を互に120oの角度に配設し、図のように相
互接続する。フェライト円筒46を3対の導体43,4
4および45の後続部に設ける。矢印の方向は、図示の
静磁界方では例えば導体対43から接続部に入った波は
導体対44から出ることを示す。第12a図は広帯域可
動負荷インピーダンスを示す。
素抵抗R□を有する抵抗材料から成る1部が換形の形成
された部材53を導体対47,48の上方に設ける。S
OMライン(導体対47,48)と部材53との間に非
導電性(即ち誘電材料の)板52を設けてそれらの間の
直接接触を阻止する。都材53の1部分を換形にしてS
OMラインの良好な整合負荷を与えると共に、更にSO
Mラインをその特性インピーダンス51(Zoo)で終
端して部材55の後側(即ち部村53の襖形でない端部
の後側)で反射が起らないようにする。第12b図は第
12a図の皿B一皿B線上の断面図である。第13a図
はサスベンデッドマィクロストリップライン用狭帯域可
動短絡回路を示す。
U字形導体54を導体対47,48上に非導電板56で
絶縁して設ける。SOMラインはその特性インピーダン
ス51(Zめ)で終端してU字形導体54の後側におけ
る反射を阻止又は減衰させる。U字形導体56の脚部を
4分の1波長の長さにしてSOMラインとU字形導体5
4との間を狭帯城に百つてRF結合させる。第13b図
は第13a図のXmB−XmB線上の断面図である。
第14a図はサスベンデッドマィクロストリップライン
用広帯域動短絡回路を示す。
導電ストリップ55を導体対47,48上に設ける。S
OMラインは特性インピーダンス51(勿o)で終端す
る。第14b図は第14a図のXIVB−XIVB線上
の断面図である。
本発明は図示のマイクロ波回路にのみ限定されるもので
はない。
例えばフィル夕、減衰器および移相器も本発明サスベン
デッドマィクロストリップラインで実現することができ
る。本発明マイクロ波回路は例えば混合器や増幅器を実
現し得るショットキーバリヤダイオ−ドやトランジスタ
のような能動素子を含むこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は既知のサスベンデッドマィクロストリップライ
ンの断面図、第2図は本発明によるサスベンデツドマイ
クロストリップ回路の一例の断面図、第3図は第2図の
例に用いる金属面の一例の平面図、第4図は第2図の例
に用いるモード変換器の一例の平面図、第5図は本発明
によるサスベンデッドマイクロストリップ回路のペンド
の一例を示す平面図、第6図は該ペンドの他の例を示す
平面図、第T図は本発明による2個のサスベンデツドマ
イクロストリップラインのクロスオーバを示す平面図、
第8a図は本発明回路用直列T分岐の一例の平面図、第
8b図は第8a図の皿B−側B線上の断面図、第8c図
は第8a図の直列T分岐の変形例の平面図、第9a図は
本発明回路用並列T分岐の一例の平面図、第gb図は第
9a図のKB−KB線上の断面図、第9c図は第ga図
の並列T分岐の変形例の平面図、第10図は本発明回路
用マジックTの一例の平面図、第11図は本発明回路用
サーキュレータの一例の平面図、第12a図は本発明回
路用負荷インピーダンスの一例の平面図、第12b図は
第12a図の皿B−柳B線上の断面図、第13a図は本
発明回路用短絡回路の一例の平面図、第13b図は第1
3a図のXmB−XmB線上の断面図、第14a図は本
発明回路用短絡回路の他の例の平面図、第14b図は第
14a図の幻VB−幻VB線上の断面図である。 1,2・・・・・・金属面、3・・…・誘電体基板、4
,5・・・…第1、第2ストリップ導体、6…・・・導
電部分、7・・・・・・抵抗部分、63…・・・ストリ
ップ導体、64…・・・扇形導体、65・・・・・・ス
ロットライン、67,68……終端インピーダンス、6
9・・・・・・接続導体、61・・・・・・導体ストリ
ップ、62・…・・ワイヤ、8,9……第2サスベンデ
ッドマィクロストリップライン、12,13……第1ス
トリップ導体対、16,17・・・・・・第2ストリッ
プ導体対、18,19・・・・・・第3ストリップ導体
対、22,23…・・・第4ストリップ導体対、28,
29…・・・第5ストリップ導体対、30,31・・・
・・・第6ストリップ導体対、10,11,14,15
,20,24,26,27,33,32・・・・・・端
子、21,25・・・・・・抵抗、43,44,45・
・・・・・ストリップ導体対、46・・・・・・フェラ
イト円筒、47,48・・・・・・ストリップ導体対、
52・・・…非導電板、53・・・・・・挟形抵抗部村
、51・…・・終端インピーダンス、54・・・・・・
U字形導体、55・・・・・・導体ストリップ。 FIG.IFIG.2 FIG.3 FIG.ム FIG.5 FIG.6 FIG‐フ FIG.8a FIG.8b FIG.8c FIG.9a FIG.9b FIG.9c FIG.10 FIG.11 FIG.12a FIG.12b FIG.13a FIG.13b FIG‐1ムa FIG・14b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2個の平行金属面と、これら金属面間にこれら金属
    面と平行に配置された誘電体基板と、該基板の第1表面
    上に設けられた第1ストリツプ導体と、前記基板の第1
    表面上に第1ストリツプ導体から小距離離してこれと平
    行に設けられた第2ストリツプ導体と、第1および第2
    ストリツプ導体間に接続され波を奇モードでのみ発生す
    る対称供給源と、第1および第2ストリツプ導体間に接
    続された対称負荷とを具えることを特徴とするサスペン
    デツドマイクロストリツプ回路。 2 特許請求の範囲1記載のサスペンデツドマイクロス
    トリツプ回路において、前記対称供給源は非対称供給源
    と、基板の第2表面上に設けられた2個の導電面間に形
    成され、前記非対称供給源に結合されたスロツトから成
    るスロツトラインと、第1ストリツプ導体の一端と第2
    ストリツプ導体の対応する端との間を接続する第1表面
    上に設けられた接続導体とで構成されており、該接続導
    体は前記スロツトラインに対し対称に配置されていると
    共に該スロツトラインに結合されていてスロツトライン
    内の奇モードを排他的奇モードに変換するよう構成され
    ていることを特徴とするサスペンデツドマイクロストリ
    ツプ回路。 3 特許請求の範囲1又は2記載のサスペンデツドマイ
    クロストリツプ回路において、前記金属面は偶モードを
    減衰するよう導電部分と抵抗部分で構成されていること
    を特徴とするサスペンデツドマイクロストリツプ回路。 4 特許請求の範囲1記載のサスペンデツドマイクロス
    トリツプ回路において、当該マイクロストリツプライン
    のベンド部においては第1および第2ストリツプ導体が
    ベンド角の2等分方向にスロツトで切断され、第1スト
    リツプ導体と第2ストリツプ導体が交差接続されている
    ことを特徴とするサスペンデツドマイクロストリツプ回
    路。
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