JPS6060065B2 - 合成樹脂製笛の接続装置 - Google Patents

合成樹脂製笛の接続装置

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JPS6060065B2
JPS6060065B2 JP55095244A JP9524480A JPS6060065B2 JP S6060065 B2 JPS6060065 B2 JP S6060065B2 JP 55095244 A JP55095244 A JP 55095244A JP 9524480 A JP9524480 A JP 9524480A JP S6060065 B2 JPS6060065 B2 JP S6060065B2
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JP
Japan
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mouthpiece
main pipe
recess
connecting body
inner periphery
Prior art date
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Expired
Application number
JP55095244A
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English (en)
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JPS5720789A (en
Inventor
侑子 井川
秀雄 阿部
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TOYAMA GATSUKI SEIZO KK
Original Assignee
TOYAMA GATSUKI SEIZO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂製缶の歌口と主管及び主管と尾管と
の接続装置に係り合成樹脂製缶のように加熱成型によつ
て製作する場合に、接続部の歪みを可能な限り減少して
接続部の安定と笛本来の音程を維持する事を目的とした
発明である。
従来、合成樹脂製缶の接続方法として第5図及び第6
図のような接続方法が発表されている。
第5図に於いてAは歌口、Bは主管、Cは尾管、Gは
音源を示す。 歌口Aと主管Bの接続部D、及び主管と
尾管Cの接続部Eは、断面部で示すように主管Bの先端
を、肉薄の円筒形とした差込み筒F、F’を形成し、歌
口Aと尾管cに差込筒F及びF’の外周を円心とする凹
部H及びH’を設け必要ある時は、差込筒の外周にパッ
キンj及びj’を設けて凹部HとH’に挿入したもの、
あるいは第6図で示すように、歌口Aの接続部Dに肉薄
の内筒にを形成”し、内筒にと外筒Lとでできた差込溝
Mに主管Bの先端に形成した差込部Nを挿入して接続す
るのである。
併し前記両者共肉薄の差込筒F及び内筒にを肉厚の歌口
及び主管と各同時成型するので熱の調節が、きわめて困
難であり、その調節が少し、でも狂うと第5図では歌口
の外筒内面に歪ができパッキンを嵌合しなければならず
、又第6図では、外筒Lの内面に歪みが出来る、そのた
め接続部に隙問が出来るため接続部に安定性がなく、且
つ気密性が不完全で音色が悪くなる欠点がある。本発明
は、前記に鑑みて歌口と主管及び主管と尾管を接続する
場合に別個の筒状接続体を採用する事により従来の欠点
と困難を解消して、良質の笛を提供しようとするにある
。本発明の実施例を図面によつて説明すると第1図は、
第1実施例図であつて、本発明思想の基本的構成を示す
縦断面図である。
1は歌口であり、2は音穴3,3″を有する主管であり
、4は筒状を為す接続体てある。
接続体4は適当な肉厚に形成し歌口1の内周に接続体4
を挿入する凹部5と主管2の差込部6とが形成してあり
凹部5は接続体4の外周と同心円であり、差込部6は、
主管の差込筒7の外周と同心円であり、差込筒7の内周
にも接続体4を嵌合する凹部8を凹設して接続体4を歌
口の凹部5に挿入して接着剤或は、高周波等により歌口
に固定し、差込部6に主管の差込筒7を挿入して歌口と
主管及び主管と尾管を接続する。以上の実施例は接続体
4を先に歌口1に挿入固定した場合であるが、これとは
逆に接続体を先に主管に挿入した後、歌口を接続する事
も出来る。第2図は、第2の実施例図てあり、この場合
は接続体4の歌口寄りの所要外周部分部に突条9を形成
し突条9より歌口側4″を稍肉厚として歌口1の凹部5
に挿入し突条9の側面と差込部6の段面10とを接着剤
で固定するか、或は突条9の背面より高周波を当て接続
体4と歌口1を固定し主管2の差込筒7の内周に凹部8
を形成して差込筒.7を歌口の差込部5に挿入して、歌
口と主管とを接続する。
而して凹部5の内径は接続体4先端4″の円心と同心円
であり、凹部8の内径は接続体の円心と同心となつてい
る。第3図は第3の実施例であり、この場合は、接,続
体4の突条9より歌口側4″を稍肉厚にし、突条9より
主管側を歌口側より肉薄に形成し、歌口側4″と主管側
との間に突条9を設け歌口の内周に接続体4の歌口側4
″と同心円の凹部5を形成して該部に接続体4の歌口側
4″を挿入し、突条・9の側面と差込部6の段面10を
接続剤で接着するか、或は高周波て熔着し、差込部6に
差込筒7を挿入して歌口と主管を接続する。
第4図は第4の実施例であり、この場合の接続体4は、
円筒形を為す内筒11の外周任意の位置より直角に突出
した突出部12と接続て内筒11と平行に延びる外筒1
3を形成し、該外筒13の先端に飾緑14を設け突出部
12より歌口側4″″゛を稍々肉厚とし、歌口1の内周
に接続体内筒11の歌口側4″″″の外周と同一円心の
凹部5と外筒13の外周と同心円を内周とする凹部5″
を形成して、凹部5,5″に接続体4と、その外筒13
を挿入し前記のように適当な方法を以つて歌口1とl接
続体4を固定し、接続体内筒11と、外筒13の間に挿
入するようにした主管2の差込筒7を挿入して、歌口と
主管とを接続する。
以上4実施例に示したように歌口及び主管と接続体を別
個に、且つ歌口と主管及び接続体の三者が一体に組立て
られるように製造する事により、合成樹脂製笛の製造が
簡易化されると同時に性能を向上する事が出来る。
即ち熱可塑による合成樹脂にあつては、成型時の加熱温
度及び冷却時に肉の厚薄の相違による熱の浸透性や冷却
時の放熱ずれ等によつて歪みが生ずる事は周知の通りで
ある。従つて第5図て示すように歌口Aと主管Bを接続
する部分に主管Bの肉厚より非常に肉薄の差込部Fを主
管と同時に成型すると差込部Fの内壁に或は主管の内壁
に歪みが生ずる事になり、又第6図のように歌口の接続
部に肉薄の内筒Kと肉厚の外筒Lを同時に成型すると外
筒Lの内壁に歪みが生じ接続部の接続が不安定になり引
いては定常波の流れを乱し音色に悪い影響を与えること
になり音程、音色の良い笛の製作は困難てある。然るに
本発明のように歌口と主管の接続部に別体に製造した接
続体4を採用すれは歌口及び主管の成型には、その肉厚
に適した温度を用い事が出来、又放熱時間にもずれがな
いため歪みのない歌口及び主管を製造する事が出来、又
接続体は、所要とする肉薄に成型するのて各部の佳熱温
度及び放熱が略同時に行われるので部分的差異がなく接
続体に生ずる歪みを極限まで減少出来るため、この方法
によつて製造した笛は、品質が良く音程、音色を向上す
ることが出来る特徴が有る。第1実施例の如く単なる円
筒体を接続体として用いれば製造が簡易で小型の笛等に
適し、第2,第3実施例のように接続体の外周に突条9
を設け歌口側を稍肉厚とした接続体を歌口に挿入して、
突条の外側に高周波器を当て電流を流しても稍肉厚とな
つているので振動がなく突条9と歌口は簡単に熔着し、
第4実施例のように接続体4として内筒11と、外筒1
3を形成したものを用いれば、内筒11は歌口に固定さ
れているので主管を接続したり或は離脱することに便利
である。
而して本発明は歌口と主管及び接体を別個に製造し、接
続体4を歌口1に挿入固定し主管を接続体4に固定せず
挿脱自在にしたので、接続体4の肉厚を例えば0,2,
3w0n位いまで薄くすることが可能であり、従つて主
管2の差込筒7内周に形成した凹部8も極めて浅くする
ことができる、故に演奏時の気温により主管2を接続体
4に従つて仮線15,15″で示すように尾管C側に移
動して凹部8の一部が接続体より外れても凹部8が極め
て浅いので定常波に乱れが生ずる虞れがなく、必要に応
じ主管の差込筒7を凹部8に深く挿入したり或は浅く挿
入して音穴3と音源Gとの距離を長短自在に調整するこ
とが可能であること、及び歌口と主管虻びに接続体を各
別個に製造するので合成樹脂特有の歪みを極限まで減少
させ、良質の笛を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施例図であつて、第1図は円筒
形の接続体を用いて歌口と主管を接続する場合の部分的
縦断面図、第2図及び第3図は円筒形の接続体の外周に
突条を形成して歌口と主管を接続した部分的縦断面図。 第4図は、内筒と外筒を形成した接続体て歌口と主管を
接続した部分的縦断面図。第5図及び第6図は、公知に
属する接続方法を示す一部縦断面図である。1:歌口、
2:主管、3:音穴、4:接続体、5:凹部、6:差込
部、7:差込筒、8:凹部、9:突条、10:段面、1
1:内筒、12:突出部、13:外筒、14:飾緑、1
5:仮線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歌口接続部の内周に適当な肉厚で筒状を為す接続体
    の外周を内周とする凹部5と、主管差込筒7の内周に凹
    部8とを凹設し、歌口の凹部5に前記接続体の一部を挿
    入固定し、歌口の差込部6に主管の差込筒7を挿入して
    歌口と本管を接続するようにした合成樹脂製笛の接続装
    置。 2 突条9の歌口側を稍肉厚とせる筒状接続体の前記肉
    厚部を、歌口に形成した凹部5に挿入固定し、差込筒7
    の内周に凹部8を形成せる主管の差込筒7を、歌口の差
    込部6に挿入して歌口と主管とを接続するようにした特
    許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製笛の接続装置。 3 突条9より歌口側を稍肉厚で長くし、突条9の主管
    側を肉薄とせる筒状接続体の歌口側を歌口内周に形成し
    た凹部5に挿入固定し、内周に凹部8を形成せる主管の
    差込筒7を歌口の差込部6に挿入するようにした特許請
    求の範囲第1項記載の合成樹脂製笛の接続装置。 4 任意の肉厚で円筒形を為す内周11の外周、任意の
    位置より突出した突出部12と接続して内筒11と平行
    に延びる外筒13の先端に飾緑14を設けた接続体の歌
    口側4″′と外筒13を歌口内周に形成した凹部5と5
    ′に挿入固定し内周に凹部8を凹設せる主管の差込筒7
    を接続体4の内筒11と外筒13の間に挿入して歌口と
    本管を接続するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    合成樹脂製笛の接続装置。
JP55095244A 1980-07-12 1980-07-12 合成樹脂製笛の接続装置 Expired JPS6060065B2 (ja)

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JPS5720789A JPS5720789A (en) 1982-02-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4886893B1 (ja) * 2010-12-02 2012-02-29 株式会社ミュージック・クラフト・ジャパン 管楽器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137485U (ja) * 1974-09-12 1976-03-19
JPS5146605A (ja) * 1974-10-16 1976-04-21 Daifuku Machinery Works Enjinroodotesutosochi
JPS5448217A (en) * 1977-09-26 1979-04-16 Zenon Gakufu Shiyutsupanshiya Woodwind
JPH113801A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 厚膜抵抗ペーストおよびその製造方法

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