JPS6058125B2 - 振動式補助ホツパ装置 - Google Patents
振動式補助ホツパ装置Info
- Publication number
- JPS6058125B2 JPS6058125B2 JP51012554A JP1255476A JPS6058125B2 JP S6058125 B2 JPS6058125 B2 JP S6058125B2 JP 51012554 A JP51012554 A JP 51012554A JP 1255476 A JP1255476 A JP 1255476A JP S6058125 B2 JPS6058125 B2 JP S6058125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trough
- vibration
- tank
- leaf spring
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigging Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、部品搬送機等に於ける振動式補助ホッパ
装置、特に、フレームに支えられた容器の底直下に分離
して位置付けられた振動トラフを配し、この振動トラフ
の振動がフレームに伝わらないように吸振対策したマグ
ネットで以つて吸引板と板バネを介して進行方向の送り
振動を与え、容器に振動が伝わることによる異常騒音の
発生を阻止するように構成した振動式補助ホッパ装置に
関するものである。
装置、特に、フレームに支えられた容器の底直下に分離
して位置付けられた振動トラフを配し、この振動トラフ
の振動がフレームに伝わらないように吸振対策したマグ
ネットで以つて吸引板と板バネを介して進行方向の送り
振動を与え、容器に振動が伝わることによる異常騒音の
発生を阻止するように構成した振動式補助ホッパ装置に
関するものである。
近年、多量の小型部品を人手を省いて所定の作業位置
に送り込むために部品搬送機なるものが普及している。
に送り込むために部品搬送機なるものが普及している。
そして、このかゝる部品搬送機には、更に必要に応じて
補助ホッパ装置が付属的に設置される場合がある。第１
図は、補助ホッパ装置の代表例を示す。図面において、
１はフレーム、２はフレームに支えられた容器（タンク
）、３はトラフ、４は取付ボルト、５は調整ボルト、６
は加振器である。そして加振器６が振動すると、トラフ
３からタンク２へと振動が伝わり、トラフ３上の部品７
が上下に振動しトラフ３上を滑り落ちる。ところが、こ
の従来のものでは、加振器６がトラフ３に直接固定され
、且つトラフ３が鉄板製のタンク２に固定されているた
め、部品無しの状態で騒音値が９５ｄＢと云つた振動に
よる異常な騒音が発生する。即ち、加振器６がトラフ３
に直接固定され、トラフ３を上下に振動させるためで、
これが使用時に第２図に示すようにトラフ３上で部品７
をトラフ３に対して略真上の方向に飛びはねさせる原因
となり、異常騒音値を倍加する結果となつている。従つ
て、か）る異常騒音の発生する補助ホッパ装置の使用は
、現場における騒音対策に頭を悩ましている現在、好ま
しくないことは自ら明らかである。この発明は、従来の
装置の上記欠点に鑑み、特に異常騒音の発生しない振動
式補助ホッパ装置を開発したものて、以下、この発明の
構成を第３図及び第４図に示す代表的な実施例に従つて
説明すると次の通りである。
補助ホッパ装置が付属的に設置される場合がある。第１
図は、補助ホッパ装置の代表例を示す。図面において、
１はフレーム、２はフレームに支えられた容器（タンク
）、３はトラフ、４は取付ボルト、５は調整ボルト、６
は加振器である。そして加振器６が振動すると、トラフ
３からタンク２へと振動が伝わり、トラフ３上の部品７
が上下に振動しトラフ３上を滑り落ちる。ところが、こ
の従来のものでは、加振器６がトラフ３に直接固定され
、且つトラフ３が鉄板製のタンク２に固定されているた
め、部品無しの状態で騒音値が９５ｄＢと云つた振動に
よる異常な騒音が発生する。即ち、加振器６がトラフ３
に直接固定され、トラフ３を上下に振動させるためで、
これが使用時に第２図に示すようにトラフ３上で部品７
をトラフ３に対して略真上の方向に飛びはねさせる原因
となり、異常騒音値を倍加する結果となつている。従つ
て、か）る異常騒音の発生する補助ホッパ装置の使用は
、現場における騒音対策に頭を悩ましている現在、好ま
しくないことは自ら明らかである。この発明は、従来の
装置の上記欠点に鑑み、特に異常騒音の発生しない振動
式補助ホッパ装置を開発したものて、以下、この発明の
構成を第３図及び第４図に示す代表的な実施例に従つて
説明すると次の通りである。
図面において、この発明に係る振動式補助ホッパ装置は
、フレーム１１、底１３をもつ鉄板製のタンク１２、ト
ラフ１牡支持板１５、防振ゴム１６、ウェイト１７、マ
グネット１８、板バネ１９、吸引板２０からなつている
。
、フレーム１１、底１３をもつ鉄板製のタンク１２、ト
ラフ１牡支持板１５、防振ゴム１６、ウェイト１７、マ
グネット１８、板バネ１９、吸引板２０からなつている
。
そして特に、この発明では、タンクの底１３とトラフ１
４が別体として構成されることが必須の条件である。マ
グネット１８と吸引板２０間で加振され、板バネ１９の
振動によつてトラフ１４が振動し、トラフ１４上の部品
２１を搬出させる。尚、部品２１の種類に従つて、搬出
速度及び搬出能力を変えられるよう水平面に対して略５
〜２５能の範囲でトラフ１４の傾きを調整することがで
きる。即ちナット２２をゆるめ、軸２３を中心として円
弧溝２４によつて決められる範囲内で支持板１５の傾斜
角度を変更する。即ち、部”品２１の搬出原理は、マグ
ネット１８により加振された板バネ１９を介してトラフ
１４がＡ方向（進行方向）に振動することにより、部品
２１がＡからＢの方向に動かされ、部品２１はトラフ１
４上を送られる。板バネ１９の作用は、マグネット１８
のもつ加振力を共振点に近い板バネ１９の振動により有
効な振動としてトラフ１４に与える。防振ゴム１６及び
ウェイト１７は、トラフ１４の振動がフレーム１１及び
タンク１２に伝わるのを防ぐ役目をし、騒音の発生を−
阻止する。以上説明したように、この発明はフレームに
支持され、底が所定角度傾斜し、その前部が一部開口す
る部品収容タンクと、上記タンクより下方でフレームに
傾斜角調整可能に支持された支持板．と、上記支持板上
に防振ゴムを介して略水平方向に撓み可能に垂直に立設
された平行板バネと、上記タンクの直下で、後部の一部
が上記タンクの底と隙間をおいて重合する様に上記平行
板バネの自由端に傾斜させて取付けたトラフと、上記平
行板・バネの反自由端側に装備させたウェイトと、上記
トラフと上記ウェイトとの間で、略水平方向に対向配置
して取付けられた吸引板及びマグネットとからなり、上
記タンクとトラフとを分離し、かつ、上記ウェイトと防
振ゴムとで振動系を支持板に防振的に支持させ、しかも
、傾斜したトラフ上で部品に略水平方向の送り振動を与
えるようになしたから、従来一体化されている振動式ホ
ッパのトラフとタンクとを分離したことによつて、トラ
フの振動がタンクに伝わることを防止でき、しかも、平
行板バネの反自由端側に装備させたウェイトによつて、
トラフ及び平行板バネを含む振動系にダイナミックダン
パー機能を付与でき、かつ、・防振ゴムによつて支持板
へ振動が直接伝達することを防止していることによつて
、騒音レベルを著しく減少できる効果がある。
４が別体として構成されることが必須の条件である。マ
グネット１８と吸引板２０間で加振され、板バネ１９の
振動によつてトラフ１４が振動し、トラフ１４上の部品
２１を搬出させる。尚、部品２１の種類に従つて、搬出
速度及び搬出能力を変えられるよう水平面に対して略５
〜２５能の範囲でトラフ１４の傾きを調整することがで
きる。即ちナット２２をゆるめ、軸２３を中心として円
弧溝２４によつて決められる範囲内で支持板１５の傾斜
角度を変更する。即ち、部”品２１の搬出原理は、マグ
ネット１８により加振された板バネ１９を介してトラフ
１４がＡ方向（進行方向）に振動することにより、部品
２１がＡからＢの方向に動かされ、部品２１はトラフ１
４上を送られる。板バネ１９の作用は、マグネット１８
のもつ加振力を共振点に近い板バネ１９の振動により有
効な振動としてトラフ１４に与える。防振ゴム１６及び
ウェイト１７は、トラフ１４の振動がフレーム１１及び
タンク１２に伝わるのを防ぐ役目をし、騒音の発生を−
阻止する。以上説明したように、この発明はフレームに
支持され、底が所定角度傾斜し、その前部が一部開口す
る部品収容タンクと、上記タンクより下方でフレームに
傾斜角調整可能に支持された支持板．と、上記支持板上
に防振ゴムを介して略水平方向に撓み可能に垂直に立設
された平行板バネと、上記タンクの直下で、後部の一部
が上記タンクの底と隙間をおいて重合する様に上記平行
板バネの自由端に傾斜させて取付けたトラフと、上記平
行板・バネの反自由端側に装備させたウェイトと、上記
トラフと上記ウェイトとの間で、略水平方向に対向配置
して取付けられた吸引板及びマグネットとからなり、上
記タンクとトラフとを分離し、かつ、上記ウェイトと防
振ゴムとで振動系を支持板に防振的に支持させ、しかも
、傾斜したトラフ上で部品に略水平方向の送り振動を与
えるようになしたから、従来一体化されている振動式ホ
ッパのトラフとタンクとを分離したことによつて、トラ
フの振動がタンクに伝わることを防止でき、しかも、平
行板バネの反自由端側に装備させたウェイトによつて、
トラフ及び平行板バネを含む振動系にダイナミックダン
パー機能を付与でき、かつ、・防振ゴムによつて支持板
へ振動が直接伝達することを防止していることによつて
、騒音レベルを著しく減少できる効果がある。
例えば、従来９５ｄＢのものを７８ｄＢまで低下させる
ことができた。また、平行板バネを水平方向に撓み可能
で垂直に立設しており、しかも、吸引板及びマグネット
を水平方向に対向配置してあることによつて、部品はト
ラフ上で水平方向の送り振動を受け、上方への飛び上が
りを防止でき、部品の損傷と騒音を軽減できる。そして
また、支持板をフレームに対して傾斜角調整可能に支持
させてあることによつて、トラフの部品送出速度を簡単
容易に調整できる。
ことができた。また、平行板バネを水平方向に撓み可能
で垂直に立設しており、しかも、吸引板及びマグネット
を水平方向に対向配置してあることによつて、部品はト
ラフ上で水平方向の送り振動を受け、上方への飛び上が
りを防止でき、部品の損傷と騒音を軽減できる。そして
また、支持板をフレームに対して傾斜角調整可能に支持
させてあることによつて、トラフの部品送出速度を簡単
容易に調整できる。
要するに、この発明に係る振動式補助ホッパ装置は振動
系にウェイトを附加し、ダイナミックダンパーの働らき
をさせトラフの振動とは無関係に本体の振動を抑制し、
更に水平に近い振動をさせ（即ちトラフの剛性の高い方
向に振動を与え）、振動音を小さくした点に特徴がある
。又振動部分と本体の間にゴムを入れ互に独立させて振
動伝達を防いだことにも特徴がある。尚、この発明に係
る装置は、部品搬送機の補助装置としてだけではなく、
単独でワークのストレージ供給装置として用いることが
できることを付言する。
系にウェイトを附加し、ダイナミックダンパーの働らき
をさせトラフの振動とは無関係に本体の振動を抑制し、
更に水平に近い振動をさせ（即ちトラフの剛性の高い方
向に振動を与え）、振動音を小さくした点に特徴がある
。又振動部分と本体の間にゴムを入れ互に独立させて振
動伝達を防いだことにも特徴がある。尚、この発明に係
る装置は、部品搬送機の補助装置としてだけではなく、
単独でワークのストレージ供給装置として用いることが
できることを付言する。
第１図は従来例を示す図面、第２図はその振動原理を示
す図面である。 第３図はこの発明の実施例を示す図面てあり、第４図は
その振動源と振動原理を示す図面である。１１・・・・
・・フレーム、１２・・・・・・タンク、１３・・タン
クの底、１４・・・・・・トラフ、１５・・・・・・支
持板、１６・・・・・・防振ゴム、１７・・・・・・ウ
ェイト、１８・・マグネット、１９・・・・・・板バネ
、２０・・・・・・吸引板、２１・・・・・・部品。
す図面である。 第３図はこの発明の実施例を示す図面てあり、第４図は
その振動源と振動原理を示す図面である。１１・・・・
・・フレーム、１２・・・・・・タンク、１３・・タン
クの底、１４・・・・・・トラフ、１５・・・・・・支
持板、１６・・・・・・防振ゴム、１７・・・・・・ウ
ェイト、１８・・マグネット、１９・・・・・・板バネ
、２０・・・・・・吸引板、２１・・・・・・部品。
Claims (1)
- １ フレームに支持され、底が所定角度傾斜し、その前
部が一部開口する部品収容タンクと、上記タンクより下
方でフレームに傾斜角調整可能に支持された支持板と、
上記支持板上に防振ゴムを介して略水平方向に撓み可能
に垂直に立設された平行板バネと、上記タンクの直下で
、後部の一部が上記タンクの底と隙間をおいて重合する
様に上記平行板バネの自由端に傾斜させて取付けたトラ
フと、上記平行板バネの反自由端側に装備させたウェイ
トと、上記トラフと上記ウェイトとの間で、略水平方向
に対向配置して取付けられた吸引板及びマグネットとか
らなり、上記タンクとトラフとを分離し、かつ、上記ウ
ェイトと防振ゴムとで振動系を支持板に防振的に支持さ
せ、しかも、傾斜したトラフ上で部品に略水平方向の送
り振動を与えるようになしたことを特徴とする振動式補
助ホッパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51012554A JPS6058125B2 (ja) | 1976-02-07 | 1976-02-07 | 振動式補助ホツパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51012554A JPS6058125B2 (ja) | 1976-02-07 | 1976-02-07 | 振動式補助ホツパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5297582A JPS5297582A (en) | 1977-08-16 |
| JPS6058125B2 true JPS6058125B2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=11808548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51012554A Expired JPS6058125B2 (ja) | 1976-02-07 | 1976-02-07 | 振動式補助ホツパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058125B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530432Y2 (ja) * | 1987-06-05 | 1993-08-04 | ||
| CN110203709A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-09-06 | 安徽金宇阳电子科技有限公司 | 一种自动排片机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7013127B2 (ja) * | 2017-01-27 | 2022-01-31 | 大和製衡株式会社 | 物品供給装置 |
-
1976
- 1976-02-07 JP JP51012554A patent/JPS6058125B2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| VIBRA FLOW VOLUMETRIC FEEDER MACHINES * |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530432Y2 (ja) * | 1987-06-05 | 1993-08-04 | ||
| CN110203709A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-09-06 | 安徽金宇阳电子科技有限公司 | 一种自动排片机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5297582A (en) | 1977-08-16 |
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