JPS6058087A - α−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法 - Google Patents
α−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法Info
- Publication number
- JPS6058087A JPS6058087A JP16718583A JP16718583A JPS6058087A JP S6058087 A JPS6058087 A JP S6058087A JP 16718583 A JP16718583 A JP 16718583A JP 16718583 A JP16718583 A JP 16718583A JP S6058087 A JPS6058087 A JP S6058087A
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- JP
- Japan
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- fluoro
- acid ester
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- alpha
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エス
テル類の製造方法に関するものである。
テル類の製造方法に関するものである。
微生物による化合物の変換は、生態系においては想像以
上に大きなスケールで行なわれているが、有機ハロゲン
化合物(特に合成されたもの)の殆んどは微生物的に難
分解性であることが知られている。
上に大きなスケールで行なわれているが、有機ハロゲン
化合物(特に合成されたもの)の殆んどは微生物的に難
分解性であることが知られている。
フッ素化合物については、モノフルオロ酢酸を資化する
細菌が分解され、近時、次式の如くにそのC−F結合を
加水分解する酵素が細菌から精製、結晶化され得ること
が報告されている。
細菌が分解され、近時、次式の如くにそのC−F結合を
加水分解する酵素が細菌から精製、結晶化され得ること
が報告されている。
e酵素 θe
F CH2COt−→HOCHtCOz+ Fこの加水
分解は、モノフルオロ酢酸に関してのみであるが、自然
界にもフッ素化合物を資化して変換する微生物が存在す
ることが示唆されている。
分解は、モノフルオロ酢酸に関してのみであるが、自然
界にもフッ素化合物を資化して変換する微生物が存在す
ることが示唆されている。
本発明者は、特に生態系におけるフッ素化合物に対する
微生物の役割について検討し、ミミック(mimic
)効果を示すモノフルオロ化合物に関する新規で有用な
変換方法を見出し、本発明に到達したもの゛である。
微生物の役割について検討し、ミミック(mimic
)効果を示すモノフルオロ化合物に関する新規で有用な
変換方法を見出し、本発明に到達したもの゛である。
即ち、本発明は、
一般式:
(但、R1、R2は脂肪族基又は芳香族基である。)で
表わされるα−フルオロ〜β−ケトカルボン酸エステル
に微生物を作用させ、これによって、一般式: (但、R1、R2は前記したものと同じである。)で表
わされるα−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エス
テル類を得ることを特徴とするα−フルオロ−β−ヒド
ロキシカルボン酸エステル類の製造方法に係るものであ
る。
表わされるα−フルオロ〜β−ケトカルボン酸エステル
に微生物を作用させ、これによって、一般式: (但、R1、R2は前記したものと同じである。)で表
わされるα−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エス
テル類を得ることを特徴とするα−フルオロ−β−ヒド
ロキシカルボン酸エステル類の製造方法に係るものであ
る。
本発明によれば、フッ素原子が、α位に1つ導入された
上記のα−フルオロ〜β−ケトカルボン酸エステル(モ
ノフルオロ化合物)は、微生物の作用下で相当する通常
の炭化水素系化合物よりも難分解性である(即ち、微生
物による還元に長時に選択的に還元されるのである。こ
の場合、微生ル基側のカルボニル基は同エステル結合に
よって保護され、安定となっている)。これは、ミミソ
ク効果を考える上で非常に興味深いものである。
上記のα−フルオロ〜β−ケトカルボン酸エステル(モ
ノフルオロ化合物)は、微生物の作用下で相当する通常
の炭化水素系化合物よりも難分解性である(即ち、微生
物による還元に長時に選択的に還元されるのである。こ
の場合、微生ル基側のカルボニル基は同エステル結合に
よって保護され、安定となっている)。これは、ミミソ
ク効果を考える上で非常に興味深いものである。
本発明における微生物の作用で、実際には次式で示され
るキラルなヒドロキシカルボン酸エステルが不斉還元に
より効率良く生成する。
るキラルなヒドロキシカルボン酸エステルが不斉還元に
より効率良く生成する。
(但、Cは不斉炭素原子である。)
本発明で使用する上記α−フルオロ−β−ケトカルボン
酸エステルの一般式において、R’、R”は炭素原子数
lO以下のアルキル基とするのがよく、一般式: CI
h (CHt)、−又は(CHe)lICH(CHt)
1−で表わされるもの、例えばCHプラーCH2OHt
−1CHe(CHt)2−1CHy (CHz)y−1
CHy (CHt)4−1CHe (CHz)y−1C
He (CHt)4−1(CHy)2CH−1(CHy
)t CHCHe−1(CHv)t CH(C)(2)
g −1(CHe)2 CH(CHz)5−等がある。
酸エステルの一般式において、R’、R”は炭素原子数
lO以下のアルキル基とするのがよく、一般式: CI
h (CHt)、−又は(CHe)lICH(CHt)
1−で表わされるもの、例えばCHプラーCH2OHt
−1CHe(CHt)2−1CHy (CHz)y−1
CHy (CHt)4−1CHe (CHz)y−1C
He (CHt)4−1(CHy)2CH−1(CHy
)t CHCHe−1(CHv)t CH(C)(2)
g −1(CHe)2 CH(CHz)5−等がある。
これら以外に、R1、R2として、上記アルキル基と同
炭素原子数のアルケニル基、例えばCH2= CHCH
t−1CH,CH=CH−等も適用可能であり、更には
フェニル基等の芳香族基が挙げられる。なお、R1、R
2には置換基が導入されていてもよい。
炭素原子数のアルケニル基、例えばCH2= CHCH
t−1CH,CH=CH−等も適用可能であり、更には
フェニル基等の芳香族基が挙げられる。なお、R1、R
2には置換基が導入されていてもよい。
次に、本発明に使用する化合物を例示して更に詳細に説
明する。
明する。
まず、不斉還元されるべきα−フルオロ−β−ケトカル
ボン酸エステル上は、次の反応によって合成することが
できる。
ボン酸エステル上は、次の反応によって合成することが
できる。
〔
次に、土にパン酵母を作用させると、対応するα−フル
オロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル−へ変換され
る。
オロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル−へ変換され
る。
この反応において、パン酵母による土の不斉還元は、種
々のR1について示す下記表に示す結果から長時間装す
ることが分る。
々のR1について示す下記表に示す結果から長時間装す
ることが分る。
ル(R1=CH5>を使用すると、パン酵母による還元
は収率78%で進行し、生成物1の立体異性(ジアステ
レオ選択性)は81 : 19であった。この生成物の
立体構造の決定は、NMRスペクトル及びIRスペクト
ルで行なうことができる。IRスペクトルにおいては、
OH基の吸収が3200cmの低波数に現われ、エステ
ル基の、C−0の吸収も1705cmと低波数に現われ
たことから、生成物上は分子内第1図ではエナンチオマ
ーがスペクトル上分離されないが、生成物1に対しシフ
ト試薬、例えばペルフルオロ−2−プロポキシプロピオ
ン酸クロリドを作用させ、″FNMRスペクトルをとっ
たところ、第2図に示すように、第1図に示したスペク
トルaがAとCに、bがBとDに夫々分かれ、4つのC
HF基のシグナルが測定できた。ここで、生成物上のジ
アステレオマーにおいて、トレオ体(A + C)とエ
リトロ体(B十C)の結合定数は前者がJF−hv;c
=6.6 Hz、 JH−)IVIII:=7.91
1Zであり、後者がJF−)1v;(=−22HzXJ
H−Hv;。”6.6 Hzであること、及び上記した
如き分子内水素結合の可能性とから、上記した不斉還元
によってトレオ体の方がエリトロ体よりも優先的に生成
しているものと考えられる。
は収率78%で進行し、生成物1の立体異性(ジアステ
レオ選択性)は81 : 19であった。この生成物の
立体構造の決定は、NMRスペクトル及びIRスペクト
ルで行なうことができる。IRスペクトルにおいては、
OH基の吸収が3200cmの低波数に現われ、エステ
ル基の、C−0の吸収も1705cmと低波数に現われ
たことから、生成物上は分子内第1図ではエナンチオマ
ーがスペクトル上分離されないが、生成物1に対しシフ
ト試薬、例えばペルフルオロ−2−プロポキシプロピオ
ン酸クロリドを作用させ、″FNMRスペクトルをとっ
たところ、第2図に示すように、第1図に示したスペク
トルaがAとCに、bがBとDに夫々分かれ、4つのC
HF基のシグナルが測定できた。ここで、生成物上のジ
アステレオマーにおいて、トレオ体(A + C)とエ
リトロ体(B十C)の結合定数は前者がJF−hv;c
=6.6 Hz、 JH−)IVIII:=7.91
1Zであり、後者がJF−)1v;(=−22HzXJ
H−Hv;。”6.6 Hzであること、及び上記した
如き分子内水素結合の可能性とから、上記した不斉還元
によってトレオ体の方がエリトロ体よりも優先的に生成
しているものと考えられる。
トレオ体(JCF−c)lvl(z=2011z) :
エリトロ体(JCF−CHv;c= 22Hz ) :
上記した分析結果から、パン酵母による還元がエナンチ
オ選択的というよりも、エナンチオマーに共通な中間体
を経て進行していることを示唆している。
エリトロ体(JCF−CHv;c= 22Hz ) :
上記した分析結果から、パン酵母による還元がエナンチ
オ選択的というよりも、エナンチオマーに共通な中間体
を経て進行していることを示唆している。
なお、上記した還元反応は、次の条件で行なうことがで
きる。
きる。
反応温度:30〜37℃
反応時間:3〜14日
使用する溶媒: R20(水)
上記に得られた生成物上(α−フルオロ−β−ヒドロキ
シカルボン酸エステル)は、常法によりそのα位のOH
基をメトキシ化等によって保護した状態でエステル基を
変換することにより、ヘテロ環化合物に導びくことがで
きる。
シカルボン酸エステル)は、常法によりそのα位のOH
基をメトキシ化等によって保護した状態でエステル基を
変換することにより、ヘテロ環化合物に導びくことがで
きる。
次に本発明の具体的な実施例を説明する。
1五拠上
2−フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルの製造:
2−フルオロアセト酢酸エチル20gを蒸留水21中で
パン酵母200gとデンプン粉300gと共に室温で5
日間かきまぜた。反応液を遠心分離機で固層と分離した
後、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残留物を蒸留精
製し、2−フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチル(
b 、 p、140〜143’C/101 mmHg)
を収率78%で得た。この生成物の分析データは次の通
りであった(但、以下においてa)は第1図のシグナル
aに、b)は第1し゛ 以下同じ) a)123 (CF、二重二重線、J cF(Hkx=
4711z 、。
パン酵母200gとデンプン粉300gと共に室温で5
日間かきまぜた。反応液を遠心分離機で固層と分離した
後、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残留物を蒸留精
製し、2−フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチル(
b 、 p、140〜143’C/101 mmHg)
を収率78%で得た。この生成物の分析データは次の通
りであった(但、以下においてa)は第1図のシグナル
aに、b)は第1し゛ 以下同じ) a)123 (CF、二重二重線、J cF(Hkx=
4711z 、。
Jcr−−QHvqe”20Hz)
b)128 (CF、二重二重線、JcF −ohl+
t、I−46Hz 。
t、I−46Hz 。
J CF −CHVIm= 22 Hr、 )1H−N
MR[δ(ppm ) ”J :a ) 1.30 (
CH5、二重線、Jc、y5−c、4=6.0 Hz)
、4.00〜4.67 (CH,OH) 、4.87
(CHF、二重二重線、JCH−QH=7.9 Hz)
b) 1.33 (CH3、二重線、Jc)s−cH=
7.5 Hz) \4.00〜4.67(CHlOH)
、4.77 (CHF、二重二重線、JCI−1−C
H=6.61(z)分析値: C47,86%、H7,
61%CメH1+03Fとしての計算値: C48,0
0%、H7,38%ス」l糺1 2−フルオロ−3−ヒドロキシペンクン酸エチルの製造
: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに、2−フルオロ−3−ケトペンタン酸エチルを使用
し、同様に反応させた結果、液体の2−フルオロ−3−
ヒドロキシペンクン酸エチル(b、 p、92〜94℃
/42mmHg)が69%の収率で得られた。この生成
物の分析データは次の通りであった。
MR[δ(ppm ) ”J :a ) 1.30 (
CH5、二重線、Jc、y5−c、4=6.0 Hz)
、4.00〜4.67 (CH,OH) 、4.87
(CHF、二重二重線、JCH−QH=7.9 Hz)
b) 1.33 (CH3、二重線、Jc)s−cH=
7.5 Hz) \4.00〜4.67(CHlOH)
、4.77 (CHF、二重二重線、JCI−1−C
H=6.61(z)分析値: C47,86%、H7,
61%CメH1+03Fとしての計算値: C48,0
0%、H7,38%ス」l糺1 2−フルオロ−3−ヒドロキシペンクン酸エチルの製造
: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに、2−フルオロ−3−ケトペンタン酸エチルを使用
し、同様に反応させた結果、液体の2−フルオロ−3−
ヒドロキシペンクン酸エチル(b、 p、92〜94℃
/42mmHg)が69%の収率で得られた。この生成
物の分析データは次の通りであった。
11F−NMR〔δ(p9m ) ) :a)124
(CF、二重二重線、JcF−CH@aj= 44 H
z 。
(CF、二重二重線、JcF−CH@aj= 44 H
z 。
JCF−CHgs6・F19 Hz )b)129 (
CF、二重二重線、JeF−C+Bx= 43Hz 。
CF、二重二重線、JeF−C+Bx= 43Hz 。
”F−CHv+e = 23 Hz )’H−NMR(
δ (ppm ) ) :a ) 1.18 (CH5
CH2、三重線、Jes、−cl、Iz=6.511z
)、3.97〜4.64 (C)15c 1%、CH,
、OH) 、4.86(CHF、二重二重線、Jts−
ch =4.3 Hz)b) 1.18 (CHツCH
!、三重線、) 、3.97〜4.65(CH3CHI
!、CH,OH) 、4.75 (CHF、二重二重線
、JC,H−(,1−1=4.3 Hz)分析値: C
47,62%、H8,46%c7H15OFFとしての
計算値: C47,36%、H8,61%スJ直肌1 2−フルオロ−3−ヒドロキシ−n−ヘキシル酸エチル
の製造: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに、2−フルオロ−3−ケトーn−ヘキシル酸エチル
を使用し、同様に反応させた結果、液体の2−フルオロ
−3−ヒドロキシ−n−ヘキシル酸エチル(b、 p、
95〜97℃/25mmHg)が収率74%で得られた
。この生成物の分析データは次の通りであった。
δ (ppm ) ) :a ) 1.18 (CH5
CH2、三重線、Jes、−cl、Iz=6.511z
)、3.97〜4.64 (C)15c 1%、CH,
、OH) 、4.86(CHF、二重二重線、Jts−
ch =4.3 Hz)b) 1.18 (CHツCH
!、三重線、) 、3.97〜4.65(CH3CHI
!、CH,OH) 、4.75 (CHF、二重二重線
、JC,H−(,1−1=4.3 Hz)分析値: C
47,62%、H8,46%c7H15OFFとしての
計算値: C47,36%、H8,61%スJ直肌1 2−フルオロ−3−ヒドロキシ−n−ヘキシル酸エチル
の製造: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに、2−フルオロ−3−ケトーn−ヘキシル酸エチル
を使用し、同様に反応させた結果、液体の2−フルオロ
−3−ヒドロキシ−n−ヘキシル酸エチル(b、 p、
95〜97℃/25mmHg)が収率74%で得られた
。この生成物の分析データは次の通りであった。
”F−NMR[δ(ppm ) ) :a)122 (
CF、二重二重線、JCF−CHh、=46h、J C
p−C−Hv+z718)Iz )b)128 (CF
、二重二重線、JCF−CH4cx= 44 Hz、J
g−tI−<= 2111z ) 1H−NMR〔δ(ppm ) ) :a ) 0.8
0−1.62 (7X−H) 、4.01〜4.62
(CH。
CF、二重二重線、JCF−CHh、=46h、J C
p−C−Hv+z718)Iz )b)128 (CF
、二重二重線、JCF−CH4cx= 44 Hz、J
g−tI−<= 2111z ) 1H−NMR〔δ(ppm ) ) :a ) 0.8
0−1.62 (7X−H) 、4.01〜4.62
(CH。
OH) 、4.88 (CHF、 二重二重線、J(、
H−cH−4、111z ) 分析値F C54,11%、H8,26%C・H1SO
5Fとしての計算値: C53,92%、I(8,49
%尖施週互 ・ 2−フルオロ−3−ヒドロキシ−n−オクタン酸エチル
の製造: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに2−フルオロ−3−ケトーn−オクタン酸エチルを
使用し、同様に反応させたところ、液体の2−フルオロ
−3−ヒドロキシ−n−オクタン酸エチル(b、 p、
92〜95℃/工3mmHg)が収率71%で得られた
。この生成物の分析データは次の通りであった。
H−cH−4、111z ) 分析値F C54,11%、H8,26%C・H1SO
5Fとしての計算値: C53,92%、I(8,49
%尖施週互 ・ 2−フルオロ−3−ヒドロキシ−n−オクタン酸エチル
の製造: 実施例1において、2−フルオロアセト酢酸エチルの代
りに2−フルオロ−3−ケトーn−オクタン酸エチルを
使用し、同様に反応させたところ、液体の2−フルオロ
−3−ヒドロキシ−n−オクタン酸エチル(b、 p、
92〜95℃/工3mmHg)が収率71%で得られた
。この生成物の分析データは次の通りであった。
”F−NMR(δ(ppm ) ) :a)121 (
CF、二重二重線、JoF<H@t−−4511z 。
CF、二重二重線、JoF<H@t−−4511z 。
J(5−cl−1vIC= 19Hz )b)126
(CF、二重二重線、JCF −o)lyl−= 42
Hz 。
(CF、二重二重線、JCF −o)lyl−= 42
Hz 。
JOF−側v+a=23Hz )
’H−NMR(δ (ppm)):
a ) 0.78〜2.11(IIX(IIX H)
、3.−97〜4.57 (CH。
、3.−97〜4.57 (CH。
OH) 、4.86 (CHF、二重二重綿1.JCH
−c+= 4 、1 Hz ) b)0.78〜2.11 <llx H) 、3.97
〜4.57(CHlOH) 、4.75 (CHF、二
重二重線、JCH−CH=4 、1 Hz ) 分析値: C58,23%、H9,29%C+*Hte
OうFとしての計算値: C58,16%、H9,02
%
−c+= 4 、1 Hz ) b)0.78〜2.11 <llx H) 、3.97
〜4.57(CHlOH) 、4.75 (CHF、二
重二重線、JCH−CH=4 、1 Hz ) 分析値: C58,23%、H9,29%C+*Hte
OうFとしての計算値: C58,16%、H9,02
%
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は2
−フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルの1シNM
Rスペクトル図、 第2図はシフト試薬の使用下での2−フルオロ−3−ヒ
ドロキシブタン酸エチルの”F N M Rスペクトル
図 である。
−フルオロ−3−ヒドロキシブタン酸エチルの1シNM
Rスペクトル図、 第2図はシフト試薬の使用下での2−フルオロ−3−ヒ
ドロキシブタン酸エチルの”F N M Rスペクトル
図 である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式: %式% (但、R′、R2は脂肪族基又は芳香族基である。)で
表わされるα−フルオロ−β−ケトカルボン酸エステル
に微生物を作用させ、これによって、一般式: (但、R′、♂は前記したものと同じである。)で表わ
されるα−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステ
ル類を得ることを特徴とするα−フ)Lt−J−ローβ
−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法。 2、R1、Iを炭素原子数1〜10のアルキル基又はア
ルケニル基とする、特許請求の範囲の第1項に記載した
方法。 3、微生物としてパン酵母を特徴する特許請求の範囲の
第1項又は第2項に記載した方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16718583A JPS6058087A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | α−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16718583A JPS6058087A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | α−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058087A true JPS6058087A (ja) | 1985-04-04 |
JPS6330000B2 JPS6330000B2 (ja) | 1988-06-16 |
Family
ID=15844999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16718583A Granted JPS6058087A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | α−フルオロ−β−ヒドロキシカルボン酸エステル類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204248A (en) * | 1990-03-22 | 1993-04-20 | Tanabe Seiyaku Co., Ltd. | Process for preparing 2-halogeno-3-hydroxy-3-phenyl-propionic acid ester compounds |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16718583A patent/JPS6058087A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204248A (en) * | 1990-03-22 | 1993-04-20 | Tanabe Seiyaku Co., Ltd. | Process for preparing 2-halogeno-3-hydroxy-3-phenyl-propionic acid ester compounds |
AU646436B2 (en) * | 1990-03-22 | 1994-02-24 | Tanabe Seiyaku Co., Ltd. | Processes for preparing 2-halogeno-3-hydroxy-3- phenylpropionic acid ester compounds |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330000B2 (ja) | 1988-06-16 |
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