JPS6057987B2 - 可動体の自動交換装置 - Google Patents

可動体の自動交換装置

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JPS6057987B2
JPS6057987B2 JP57076681A JP7668182A JPS6057987B2 JP S6057987 B2 JPS6057987 B2 JP S6057987B2 JP 57076681 A JP57076681 A JP 57076681A JP 7668182 A JP7668182 A JP 7668182A JP S6057987 B2 JPS6057987 B2 JP S6057987B2
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JP
Japan
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magazine
tool
chain
movable body
base
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JP57076681A
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芳郎 内田
尚一郎 臼井
芳樹 河野
栄亮 神山
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication of JPS6057987B2 publication Critical patent/JPS6057987B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/15526Storage devices; Drive mechanisms therefor
    • B23Q3/15539Plural magazines, e.g. involving tool transfer from one magazine to another
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/15526Storage devices; Drive mechanisms therefor
    • B23Q2003/15537Linearly moving storage devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工作機械本体との間で2つの可動体を回動可
能なチェーンを介して直進的に進退移動せしめた可動体
の自動交換装置に関するものである。
この発明は工具貯蔵マガジンの自動交換装置またはパ
レット等の自動交換装置等に適用して効果的である。
本発明の目的は工作機械本体側に作業条件に応じて可動
体を呼び出すため交換すべき予備の可動体を載置した格
納台(ベース)と前記工作機械との間で、可動台を交換
するようにした自動交換装置において、交換すべき可動
体を前記格納台に閉ループ状に配置されたチェーンを介
し、このチェーンの回動動作で可動体を進退移動せしめ
るようにした自動交換装置の提供にある。 前記した構
成によれば、可動体を工作機械と格納台との間を進退移
動が可能であるとともに前記チェーンの回動屈曲部に可
動体に係合せる係合体が回動されたとき可動体を加減速
可能に移動せしめることができるので比較的大きな可動
体であつてもスムーズに搬出入が可能でしかもこの装置
が独立して設けられた格納台にコンパクトにまとめられ
た点においても構成が簡素である。また予備の可動体と
の載置間隔が変つてもチェーンの可撓性を有効に生カル
チェーンの長さを変えるなどのわずかの変更で対応でき
るなどの特徴を有している。 以下本発明を工作機械の
工具貯蔵マガジンの自動交換装置に適用した実施例とし
て詳細に説明する。
第1図から第8図は、横型のマシニングセンタで主軸頭
上に工具貯蔵マガジンを有する型式の工作機械に本発明
を適用した実施例を示すものである。
工具貯蔵マガジンの取付位置は、説明上工作機械本体側
としてい゛るが、コラム上部、コラム側面あるいは別置
型等、機械の種類あるいは工具本数等の条件により選択
されるものであつて、本発明の実施例に限定されるもの
ではない。実施例は、マガジン格納台上に予備の工具貯
蔵マガジンを1個有する場合の例である。第1図及び第
2図に示すように、ベッド1上に水平に形成された2本
のテーブル案内面2A,2B上には、テーブル3が摺動
可能に載置され、テーブル3上には、垂直な中心軸を回
転中心として回転割出し可能な割出しテーブル4が載置
されている。
ベッド1の側面に取付けられたモータ5によつて回転す
るスクリュウ6により、−ブル3はテーブル案内面2A
,2Bに沿つて往復摺動せしめられる。ベッド1上に前
記テーブル案内面2A,2Bと直交する方向に水平に形
成された2本のコラム案内面7A,7B上には、コラム
8が摺動可能に載置されている。ベッド1の側面に取付
けられたモータ9によつて回転するスクリュウ10によ
り、コラム8はコラム案内面7A,7Bに沿つて往復摺
動せしめられる。コラム8の側面には垂直な2本の主軸
頭案内面11A,11Bが形成され、該主軸頭案内面1
1A,11Bには主軸頭12が垂直方向に摺動可能に支
持されている。
コラム8の上面に取付けられたモータ13によつて回転
するスクリュウ14により、主軸頭12は主軸頭案内面
11A,11Bに沿つて垂直に往復摺動せしめられる。
主軸頭12には、前記テーブル3の摺動方向と平行で水
平な回転中心軸を中心として、主軸15が回転可能に軸
承されている。主軸15には、工具シャンクを着脱可能
に装着する為の工具挿入孔と、工具挿入孔に装着された
工具シャンクを工具挿入孔内に引き込んで固定する為の
クランプ装置とが設けられている。主軸頭12の上面に
はマガジン支持台16が固定され、マガジン支持台16
の上面16AにはマガジンAが載置されている。
マガジンAは、マガジンAのベース17の下面に取付け
られたリニアローラベアリング18によつて、マガジン
支持台16の上面16A上を、主軸軸線と平行な方向に
軽く摺動可能であり、第1図及び第2図に示すように、
マガジン支持台16上に搬入された後、マガジン支持台
16に固定される。マガジンAに取付けられる工具ソケ
ット19A(大径工具用)、19B(小径工具用)は、
後述するように2個のスプロケットホィール20A,2
0Bに閉ループ状に巻き付けられたチェーン21に着脱
可能に取付けられる。マガジン支持台16の上面前方に
は、主軸軸線と直交する水平な軸線を中心として、垂直
位置と水平位置(主軸軸線と平行)との間を旋回する工
具ソケット搬送装置22が設けられている。工具ソケッ
ト搬送装置22は、マガジンAの工具ソケット着脱位置
(第2図のX位置)に割出された工具ソケットをチェー
ン21から外し、第1図に示す若干前に傾いた位置に旋
回して待機し、主軸15に装着された工具による加工が
完了すると、主軸軸線と平行な工作交換位置まで旋回す
る。マガジン支持台16の前面には、前記工具ソケット
搬送装置22と主軸15との間で、主軸軸線と平行な軸
線を中心として旋回すると共に主軸軸線方向に出入り可
能な工具交換腕23が設けられている。工具交換腕23
は、その両端に設けられた開閉可能な工具把持爪23A
,23Bにより、工具ソケット搬送装置22に担持され
た工具と主軸15に装着された工具を把持し、主軸軸線
と平行に前進して両工具を抜き出し、次に180度旋回
した後主軸軸線と平行に後退して、両工具を入れ換える
。ベッド1の後方には、マガジン格納台24のベース2
5が立設され、ベース25上には長方形のテーブル26
が取付けられている。
テーブル26上には、前記マガジンAと同一構造で工具
ソケットの配列が異なる予備のマガジンBが載置されて
いる。第1図及び第2図は、コラム8及び主軸頭12が
、マガジン格納台24にマガジンAを搬出する位置に位
置決めされた状態を示す。次に、マガジンA,B及びマ
ガジン支持台16の構造を詳細に説明する。
マガジンAとマガジン・Bは全く同一の構造を有してい
るので、マガジン支持台16上に載置されているマガジ
ンAについてだけ説明する。第3図及び第4図に示すよ
うに、マガジンAのベース17の下面には、左右に3個
ずつリニアローラベアリング18が取り付けられ、マガ
ジンA全体がマガジン支持台16の上面16A上を、主
軸軸線と平行な方向に軽く摺動可能である。また、マガ
ジン支持台16の上面中央には、ほぼベース17の主軸
軸線方向の長さ分たけ主軸軸線と平行に角型の案内板2
7が取付けられている。ベース17の下面には、前記案
内板27と密に嵌合する主軸軸線と平行な案内溝28が
形成され、マガジンAがマガジン支持台16上に搬入さ
れた際、ベース17の案内溝28が案内板27に嵌合し
て、マガジンAを主軸軸線と平行,に位置決めする。ベ
ース17の前側の上面には、支持軸29が立設され、支
持軸29には軸受30A,30Bによつてスプロケット
ホィール20Aが回転可能に軸承されている。
また、ベース17の後側には、軸受31A,31Bによ
つて回転可能に回転軸32が軸承され、回転軸32には
スプロケットホィール20Bがキー止めされている。こ
の2個のスプロケットホィール20A,20Bには、上
下2段にチェーン21が閉ループ状に巻き付けられ、チ
ーエーン21のチェーンピン33の各頭部に、工具ソケ
ット19A,19Bの引掛駒34が係合することにより
、チェーン21の周囲に多数の工具ソケット19A,1
9Bを着脱可能に保持し、かつこの工具保持間隔は、工
具ソケットに挿入される工具の種類に応じてリンクのピ
ッチを単位として変更可能である。次に、マガジン交換
の際、マガジンの回動位置がすれるのを防止するマガジ
ン回動阻止手段であり、かつマガジンの正確な割出し位
置決めを行なう位置決め手段について詳述する。
ベース17上には、スプロケットホィール20Aの後部
に、ケーシング35が取付けられ、ケーシング35に主
軸軸線と平行に穿孔された小径の案内孔35Aには、位
置決めピン36が主軸軸線と平行に摺動可能に挿嵌され
ている。小径の案内孔35Aと同心的に穿孔された大径
孔35Bには、位置決めピン36の大径部36Aが挿嵌
され、圧縮ばね37により位置決めピン36は、常時突
出し方向に付勢され、位置決めピン36の先端がスプロ
ケットホィール20Aの歯に入り込んで、スプロケット
ホィール20Aを回り止めしている。第3図−A及び第
3図−Bに示すように、ケーシング35の下部には、枢
軸38が枢動可能に軸支され、枢軸38の上端には前記
大径孔35Bに面するレバー39が設けられている。
レバー39の先端には、上方に突出するピン39Aが設
けられ、位置決めピン36の大径部36Aに形成された
溝36Bにピン39Aが嵌入している。また、枢軸38
の下端には、前記レバー39と直交するレバー40が設
けられ、レバー40の先端には、ベース17の下方に突
出するピン40Aが設けられている。次に、前記した位
置決めピン36をスプロケットホィール20Aの歯から
抜き出し、マガジンの回転割出しを可能にする第2の解
除手段について詳述する。
マガジン支持台16の前側下面には、シリンダ41が取
付けられ、シリンダ41に主軸軸線と直交する方向に摺
動可能に挿嵌されたピストン42のピストンロッド42
Aの先端には、マガジン支持台16の上面から突出する
係合部材43が設けられ、係合部材43の上面には、前
記ピン40Aの直径と同じ幅の係合溝43Aが、主軸軸
線と平行に形成されている。ピストン42が後退端にあ
る時、マガジンAがマガジン支持台16上に搬入される
と、前記ピン40Aが係合溝43Aにはまり込み、この
状態でピストン42を前進させると、レバー40及び3
9が時計方向に枢動し、圧縮ばね37に抗して位置決め
ピン36を後退させ、スプロケットホィール20Aの歯
から位置決めピン36の先端が抜け出して、マガジンの
回転割出しが可能になる。ピストン42の前進端及び後
退端の確認は、シリンダ41から後方に突”出するピス
トンロッド42Bに取付けられたドツグD−1及びD−
2を、リミットスイッチLS一1及び?−2によつて検
出することにより行なう。次に、マガジンの割出し用の
駆動源及び工具呼び出し装置について詳述する。
マガジン支持台16の後側下面には、モータ44が取付
けられ、モータ44の出力軸44Aには、クラッチ45
がキー止めされている。クラッチ45は、マガジン支持
台16に軸受46によつて回転可能に軸承されフている
。第3図−A及び第3図−Cに示すように、クラッチ4
5の上面には、2個の平行なりラッチ爪47A,47B
が、マガジン支持台16の上面から突出して形成されて
いる。また、前記回転軸32の下端には、クラッチ爪4
7A,47Bの間のクラッチ溝47Cに密に嵌合するク
ラッチ爪48が、ベース17から下方に突出して設けら
れている。モータ44を回転して、マガジンAを原位置
に呼び出すと、前記クラッチ爪47A,47Bは、第3
図−Cに示すように主軸軸線と平行に位置決めされ、こ
の状態でマガジンAをマガジン支持台16から搬出すれ
ば、クラッチ爪48はクラッチ爪47A,47Bから外
れる。また、この後、予備のマガジンBをマガジン支持
台16上に搬入すると、マガジンBのクラッチ爪48が
、クラッチ爪47A,47Bのクラッチ溝47Cに円滑
に嵌合し、モータ44の回転をマガジンBの回転軸32
に伝達し得る状態になる。また、クラッチ45の外周に
は、クラッチ爪47A,47Bの反対側に位置決め溝4
9が形成され、後述するマガジンのクランプレバー50
がアンクランプ状態になつた時、クランプレバー50の
先端が位置決め溝49にはまり込み、マガジン交換時の
ショック等によつて、クラッチ45が回らないように位
置決めする。クラッチ45の下端外周には、歯車51が
形成され、マガジン支持台16の後側下面に取付けられ
た工具呼び出し装置(エンコーダ)52の入力軸52A
にキー止めされた歯車53と噛み合つている。
エンコーダ52の歯車53は、マガジンの1回転で丁度
1回転するような歯車比に設定されており、本発明の実
施例では、チェーン21のリンク数が80リンク有るの
で、a個の番地を2進化w進符号の電気信号として発す
るように構成されている。従つて、チェーン21のチェ
ーンピン33に工具に応じて適宜な間隔で取付けられた
工具ソケット19A,19Bは、各々エンコーダ52の
80ff11の番地のうちの1個と対応関係にある。こ
の対応関係は、マガジンによつて異なるから、後述する
如く、PROM,.ROMあるいはRAM等の記.憶手
段に、エンコーダ52の番地と工具ソケット番号との対
応関係を記憶させ、マガジンに応じて選択することにな
る。次に、マガジン支持台16上にマガジンをクランプ
するクランプ装置について詳述する。
マガジーン支持台16の前側上面には、突当板54がボ
ルトによつて固定され、突当板54の後面には傾斜面5
4Aが形成されている。ベース17の前側下面には、前
記傾斜面54Aと補合する傾斜面55Aが形成された押
当板55がボルト止めされている。また、ベース17の
後側下面には、クランプレバー50によつて押される押
付板56がボルト止めされている。クランプレバー50
は、主軸軸線と直交する水平な枢軸57によつて、マガ
ジン支持台16に枢動可能に軸支されている。マガジン
支持台16の下面には、シリンダ58が取付けられ、シ
リンダ58には主軸軸線と平行に摺動可能にピストン5
9が挿嵌されている。ピストン59の後方に突出するピ
ストンロッド59Aには、前記クランプレバー50の下
端と係合する係合溝60Aを有する係合部材60が取付
けられ、ピストン59の往復運動により、クランプレバ
ー50を枢動せしめる。第3図−Aは、ピストン59が
後退してクランプレバー50を反時計方向に枢動させ、
押付板56をクランプレバー50の先端で前側に押し付
け、押当板55の傾斜面55Aを突当板54の傾斜面5
4Aに強く押し当てて、マガジン支持台16に対してマ
ガジンAのベース17を位置決めクランプした状態を示
すものである。マガジンAの使用が完了し、マガジン格
納台24上に搬出する場合には、ピストン59を前進さ
せクランプレバー50を時計方向に枢動させれば、クラ
ンプレバー50は押付板56から離れクランプを解除す
ると共に、前述したクラッチ45の位置決め溝49には
まり込み、クラッチ45を回り止めする。この時、クラ
ンプレバー50の上端は、押付板56及び押当板55の
下面よりも低い位置に来るので、マガジンの搬出入動作
に支障は無い。ピストン59の前進端及び後退端の確認
は、シリンダ58から前方に突出するピストンロッド5
9Bに取付けられたドツグD−3及びD一4を、リミッ
トスイッチ?−3及びμs−4によつて検出することに
より行う。次に、マガジン識別符号及びマガジン検出手
段について詳述する。
第4図に示すように、マガジンのベース17の下面には
、マガジン識別用のドツグ61が取付けられ、マガジン
Aがマガジン支持台16上に搬入された際、マガジン支
持台16の側面に取付けられたマガジン検出手段(マル
チリミットスイッチ)62の2個のリミツトスイツ刊3
−5及びLS−6のうち、1個のリミットスイッチ田−
5を踏み、マガジンAが搬入されたことを検出し、後記
する第10図及び第11図のマガジン検出信号を発する
。マガジンBがマガジン支持台16上に搬入された場合
には、マガジンBのドツグ61は、リミットスイッチ迅
−6を踏む。次に、マガジン格納台24の構造を詳細に
説明する。
第5図から第8図に示すように、マガジン格納台24の
テーブル26の上面には、マガジン搬出入の際、マガジ
ン下面左右のリニアローラベアリング18を案内する案
内板63A,63Bが左右に2本ずつ取付けられ、案内
板63B上には2点鎖線で示すように、予備のマガジン
Bが載置されている。テーブル26には、4個のスプロ
ケットホィール64A〜64Dが回転可能に軸承され、
スプロケットホィール64A〜64Dには、上下2段に
チェーン65が閉ループ状に巻き付けられている。チェ
ーン65は、テンションプーリ66によつて、適正な張
力を与えられている。第8図に示すように、4個のスプ
ロケットホィール64A〜64Dのうち、64Aは駆動
用のスプロケットホィールになつている。すなわち、テ
ーブル26に軸受67A,67Bによつて回転可能に軸
承された回転軸68には、スプロケットホィール64A
がキー止めされ、テーブル26の下面に取付けられたモ
ータ69の出力軸69Aが、回転軸68にキー止めされ
て、モータ69の回転をスプロケットホィール64Aに
伝達する。チェーン65の下方に突出するチェーンピン
70Aに差し込まれたブロック71と、上方に突出する
チェーンピン70Bに差し込まれたブロック72とがボ
ルト73によつて一体的に結合され、ブロック72の上
部の軸72Aには、ローラフォロア74が回転可能に装
着されている。第1図、第2図、第3図、第7図−A及
び第8図に示すように、各マガジンのベース17の後端
部には、マガジン搬出入の際に前記ローラフォロア74
が係合可能な係合板75A,75Bが、後方に長く伸び
て取付けられている。
係合板75A,75Bの先端下面には、ローラフォロア
74の外径寸法と同じ幅の係合溝76A,76Bが、主
軸軸線と直角方向に形成され、また係合板75A,75
Bの測面には、マガジンをマガジン格納台24上に位置
決めする為の位置決め穴77A,77Bが穿孔されてい
る。第1図及び第2図に示すように、主軸頭12及びコ
ラム8がテープ指令によりマガジン搬出位置に位置決め
されると、マガジンAの搬出動作が行なわれる。
主軸頭12の高さ方向の確認は、第4図に示す主軸頭1
2に取付けられたドツグD−5と、コラム8の側面に取
付けられたリミットスイッチLS−7によつて行なわれ
る。また、コラム8の左右方向の確認は、コラム8の後
面下端に取付けられたドツグD−6と、ベッド1の後面
に取付けられたリミットスイッチLS−8.(5LS−
9によつて行なわれる。マガジンAを搬出入する位置は
、ドツグD−6がリミツトスイツヂ飄−8を踏んだ位置
であり、マガジンBを搬出入する位置は、ドツグD−6
がリミットスイッチ爲−9を踏んだ位置である。この時
、ローラフォロア74は第5図に示す位置にあり、ブロ
ック72がリミットスイッチLS一10を踏んだ位置で
停止している。
モータ69を駆動してチェーン65を反時計方向回りに
移動させると、ローラフォロア74がマガジンAの係合
板75Aの係合溝76Aにはまり込む。第5図に示すよ
うに、ローラフォロア74が係合溝76Aにはまり込む
位置は、チェーン65がスプロケットホィール64Bに
巻き付けられている位置であり、最初ローラフォロア7
4は係合溝76Aに平行にはまり込むから、マガジンA
をテーブル26上に引つ張り込む方向の速度成分(主軸
軸線に平行な方向の力)は、ほとんど無く、ローラフォ
ロア74が係合溝76Aに入り込むに従つて、引つ張り
込む方向の速度成分が徐々に増加し、ロー”ラフオロア
74が付いているリンクが主軸軸線と平行になつた位置
で最大速度になり、この後は一定速度で引つ張り込まれ
る。この様に、マガジンAの搬出速度は徐々に増加する
ので、マガジンAは衝撃無くテーブル26上に移され、
ベース17下面のリニアローラベアリング18が、マガ
ジン支持台16の上面16Aからテーブル26の案内板
63Aに徐々に移行しながら転動する。
マガジンAがテーブル26上に移し終る直前において、
ローラフォロア74が付いaているリンクがスプロケッ
トホィール64Aに噛み合う位置に来る。従つて、マガ
ジンAをテーブル26上に引つ張り込む方向の速度成分
が徐々に減少し、引つ張り込む速度が0になつたところ
で、ローラフォロア74がマガジンAの係合溝76Aか
ら抜け出し、マガジンAはテーブル26上に停止する。
チェーン65は、この後も反時計方向回りに移動を続け
、ローラフォロア74のブロック72がリミットスイッ
チLS−11を踏むと、モータ69が停止する。第5図
及び第7図−A1第7図−Bに示すように、テーブル2
6上には、スプロケットホィール64A,64Dの真上
に、ローラフォロア74の移動と連動して作動し、テー
ブル26上にマガジンを位置決めし固定する位置決め手
段78A,78Bが設けられている。
位置決め手段78A,78Bは全く同一構造であるから
、一方の位置決め手段78Bについてのみ説明する。第
7図−A,第7図−Bに示すように、テーブル26上面
にはブロック79が取付けられ、ブロック79には主軸
軸線と直交する方向に摺動可能に、位置決めピン80が
軸承されている。位置決めピン80の長手方向の中間部
には、ピン81が垂直に打ち込まれ、ブロック79に位
置決めピン80の軸線と平行に形成された案内溝82に
ピン81の下端が嵌入して、位置決めピン80を回り止
めしている。また、ブロック79の上面には、枢動ピン
83が立設され、枢動ピン83にはレバー84が枢動可
能に軸支されている。レバー84の位置決めピン80側
の二股部85は、前記ピン81をはさみ込み、レバー8
4の反対側の二股部86の幅は、ローラフォロア74の
外径寸法と同一寸法に形成されている。レバー84に垂
直方向に穿孔された孔87には、ばね88によつて垂直
下方に押し付けられる鋼球89が挿入されている。ブロ
ック79には、鋼球89がはまり込むノッチ90A,9
0Bが形成され、レバー84の各枢動端において鋼球8
9がノッチ90A,90Bにはまり込むことにより、レ
バー84を各枢動端に位置決めする。第7図−Aは、マ
ガジンBの位置決め穴77Bに位置決めピン80が嵌入
して、テーブル26にマガジンBを位置決めした状態を
示す。マガジンBをテーブル26から工作機械のマガジ
ン支持台16上に搬入する為に、チェーン65を反時計
方向回りに移動させると、第7図−Aに示すように、ロ
ーラフォロア74がレバー84の二股部86に入り込み
、レバー84を反時計方向に枢動させて、位置決めピン
80を位置決め穴77Bから抜き出す。2点鎖線で示す
位置までレバー84が枢動すると、位置決めピン80は
位置決め穴77Bから完全に抜け出して、マガジンAは
移動可能な状態になり、ローラフォロア74はレバー8
4の二股部86から外れる。
この時、鋼球89がノッチ90Bにはまり込んで、レバ
ー84をブロック79に位置決めする。レバー84の位
置決めが完了すると、ローラフォロア74はマガジンB
の係合溝76Bにはまり込み、マガジンBを徐々に加速
しながらテーブル26から押し出す。逆に、マガジンB
をテーブル26上に引つ張り込む場合には、チェーン6
5が時計方向回りに移動して、マガジンBをテーブノL
/.26上に引つ張り込み、終端近くで徐々に減速しな
がら、速度が0の所でローラフォロア74を係合溝76
Bから抜き出す。続いてローラフォロア74は、2点鎖
線位置にあるレバー84の二股部86に入り込み、レバ
ー84を時計方向に枢動させて、位置決めピン80を位
置決め穴77Bに差し込む。ローラフォロア74がレバ
ー84の二股部86から外れるまで移動すると、位置決
めピン80は位置決め穴77Bに完全に嵌入し、マガジ
ンBをテーブル26上に位置決めする。この時、レバー
84の鋼球89がノッチ90Aにはまり込み、レバー8
4をブロック79に位置決めする。従つて、前述の如く
マガジ、ンAがテーブル26上に引つ張り込まれた際に
も、引つ張り込みの終端位置で、ローラフォロア74が
位置決め手段78Aに作用して、マガジンAをテーブル
26上に位置決めする。前述した如く、マガジンAの搬
出動作が完了して、リミットスイッチLS−11が踏ま
れると、コラム8はテープ指令により、マガジンBをマ
ガジン支持台16上に搬入する位置まで移動し、ドツグ
D−6がリミットスイッチ?−9を踏んだ確認信号によ
り、マガジンBの搬入動作が開始される。
すなわち、モータ69が駆動してチェーン65が反時計
方向回りに移動し、前述した様にまずローラフォロア7
4が位置決め手段78Bに作用して、位置決めピン80
をマガジンBの位置決め穴77Bから抜き出し、続いて
ローラフォロア74が係合溝76Bにはまり込んで、マ
ガジンBを徐々に加速しながらテーブル26から押し出
し、マガジン支持台16の上面16A上に搬入する。搬
入の終端近くで、ローラフォロア74が付いているリン
クがスプロケットホィール64Cに噛み合うので、マガ
ジンBの搬入速度は徐々に減速され、マガジンBの搬入
が完了した位置で、マガジンBの搬入速度は0になり、
ローラフォロア74がマガジンBの係合溝76Bから外
れる。チェーン65は、この後も反時計方向の移動を続
け、ローラフォロア74のブロック72がリミットスイ
ッチLS−12を踏むと、モータ69が停止する。これ
でマガジンの搬出入動作は全て完了し、マガジン支持台
16に前記したクランプレバー50によつて、マガジン
Bをクランプした後、工作機械は次の加工を行なう位置
に移動し、マガジンBに貯蔵された工具を使つた加工を
行なう。
上記した工作機械本体とマガジン格納台との間でマガジ
ンの交換を行なう機構は、マガジン交換だけではなく、
他の交換機構、例えばパレットチェンジャ等に利用して
も効果がある。
前記した様に、マガジンには、マガジン搬出入時にマガ
ジンの回動割出し位置がずれるのを防止する為のマガジ
ン回動阻止手段が設けられているが、マガジン格納台2
4には、マガジン格納台24上に引き込まれたマガジン
を自由に割出し、新旧工具の交換を行なう為に、前記マ
ガジン回動阻止手段を解除する第1の解除手段か設けら
れている。
第5図及び第6図−A1第6図−Bに示すように、マガ
ジン格納台24のテーブル26の左右側面には、マガジ
ンA用の第1の解除手段91Aと、マガジンB用の第1
の解除手段91Bが設けられている。
第1の解除手段91Aと91Bとは、ほぼ同一の構造を
有しているので、第6図一A1第6図−Bに示す第1の
解除手段91Aについて詳細に説明する。テーブル26
には、枢軸92が枢動可能に軸支され、枢軸92の下端
には、テーブル26の側面に突出する手動レバー93が
取付けられている。手動レバー93は、引張りばね94
によつて常時反時計方向に引張られており、枢軸92の
上端にはレバー95が取付けられている。前述したよう
に、第3図−A、第3図−Bに示すマガジン回動阻止手
段でありかつマガジン位置決め手段である位置決めピン
36は、圧縮ばね37により常時スプロケットホィール
20Aの歯に入り込んで、マガジンの回動を阻止してお
り、マガジンの搬出入動作中はもちろん、マガジンがテ
ーブル26に引き込まれた後も、マガジンは常時は回動
出来ない構造になつている。
前記した如く工作機械での使用が完了して、マガジンA
がテーブル26上に引き込まれ、マガジンBが工作機械
本体側に搬入されると、マガジンAに貯蔵されている損
耗工具の交換、あるいゆ工具ソケット配列の変更が必要
になるので、前記した手動レバー93を操作して、マガ
ジンAを手で回わしながら工”具の交換を行なうことに
なる。すなわち、第6図一Bに示すように、手動レバー
93を時計方向に回わすと、レバー95が位置決めピン
36側のレバー40のピン40Aに当つて、レバー40
及び39が時計方向に枢動し、圧縮ばね37に抗して位
置決めピン36を後退させるので、スプロケットホィー
ル20Aの歯から位置決めピン36の先端が抜け出して
、マガジンの回動が可能になるので、手でマガジンAを
回わし、交換が必要な工具ソケットを交換し易い位置に
割出した後、手動レバー93から手を離せば、引張りば
ね94によつて手動レバー93及びレバー95は元の位
置に復帰し、位置決めピン36は圧縮ばね37のばね力
により再びスプロケットホィール20Aの歯に入り込み
、マガジンAの回動を阻止する。この状態で、交換し易
い位置に割出した工具または工具ソケットの交換を行な
い、上記した交換動作を繰り返して、交換が必要な工具
全ての交換が終了すると、前記したエンコーダ52とマ
ガジンAの割出し位置とを整合させる為に、マガジンA
を原位置に割出し、手動レバー93から手を離して位置
決めピン36をスプロケットホィール20Aの歯に入り
込ませて、マガジンAの回動を阻止し、次に行なうマガ
ジンAの交換動作を備える。マガジンBについても、マ
ガジンAの場合と同様に上記した工具の交換動作を行な
うことが出来る。上記した実施例では、第1の解除手段
91A,91Bは手動操作方式てあるが、動力駆動源を
使用して自動的に行なうことも出来る。第9図は、本発
明の工具貯蔵マガジンの自動交換装置を作動させる為の
油圧回路図である。
モータ69は4ボート3位置のソレノイドバルブ96に
よつて正逆の回転駆動が行なわれ、マガジン搬出入の際
のチェーン65の駆動を行なう。チェーン65の停止は
、ソレノイドバルブ96を中立状態のオールボートブロ
ックにして、モータ69を停止することにより行なう。
クランプレバー50を作動するピストン59の往復動は
、4ボート2位置の−ソレノイドバルブ97の切換えに
よつて行なう。マガジンをマガジン支持台16上に搬入
した際、突当板54と押当板55の互いに密着する傾斜
面54Aと55Aを清掃する為、突当板54にはエアー
ノズル98が傾斜面54Aに開口して設けられ、2ボー
ト2位置のソレノイドバルブ99の切換えにより、マガ
ジン搬入の際、エアーを傾斜面54A,55Aに吹き付
けて清掃する。次に、マガジン支持台16に搬入される
マガジンの工具配列に応じて工具の番号を任意に設定し
、マガジンの種類に応じて任意に選択するようにした工
具呼び出し装置について説明する。第10図−A及び第
10図−Bは、記憶手段としてPROMまたはROMを
使用した実施例を示すものである。NCテープ100を
NC装置101によつて読み取り、NCテープ100に
よつて指定された工具ソケットを工具ソケット着脱位置
Xに呼び出す為、マガジン回転制御回路102を介して
モータ44を駆動し、マガジンを回転駆動する。マガジ
ンが回転すると、エンコーダ52は、マガジンのチェー
ン21のリンクに対応して00〜79までの番地を2進
化1雉符号の電気信号として発するので、デコーダ10
3を介してPROMまたはROMlO4の工具ソケット
番号と対照させる。前述した様に、マガジンがマガジン
支持台16に搬入されると、マガジン検出手段62によ
つて、搬入されたマガジンがAのマガジンかBのマガジ
ンかが判別される。即ち、マガジンAが搬入されるとリ
ミットスイッチLS−5が踏まれ、デコーダ103の最
上位ビット80に0の信号が発せられ、またマガジンB
が搬入されてリミットスイッチ?−6が踏まれると、デ
コーダ103の最上位ビット80に1の信号が発せられ
る。従つて、マガジンAが搬入されている場合には、P
ROMまたはROMlO4の記憶領域のうち、00〜7
9までのマガジンA用変換メモリの記憶内容と対照され
る。また、マガジンBが搬入されている場合には、80
〜159までのマガジンB用変換メモリの記憶内容と対
照される。マガジンA用変換メモリには、マガジンAに
貯蔵されている工具ソケットの配列に対応して、00〜
79までの番地と工具ソケットとの対応関係が記憶され
ており、またマガジンB用変換メモリには、マガジンB
に貯蔵されている工具ソケットの配列に対応して、80
〜159までの番地と工具ソケットとの対応関係が記憶
されている。
従つて、例えばマガジンBがマガジン支持台16に載置
されていて、NCテープ100から1番の工具ソケット
の呼び出し指令が発せられると、マガジンBが回転して
、エンコーダ52から01番l地の信号が出されると、
デコーダ103からは81番地の信号が出力され、マガ
ジンB用変換メモリの81番地の記憶内容と対照される
マガジンB用変換メモリの81番地には、1番の工具ソ
ケットが記憶されているので、PROMまたはROMl
O4・から比較回路105に工具ソケットの1番が呼び
出された信号が出力され、比較回路105によつてNC
装置101からの出力との一致信号が発せられ、マガジ
ン回転制御回路102を介してモータ44を停止させれ
ば、マガジンBの1番の工具ソケットが工具ソケット着
脱位置Xに割出される。マガジンAまたはマガジンBの
工具ソケットの配列が、第10図−Bに示す工具配列か
ら変更された場合には、PROMの場合には、変更され
た工具配列に対応した記憶内容に書き換えれば良く、ま
たROMの場合には、ROM自体を別の記憶内容のもの
と交換すれば良い。本発明の実施例では、1個のPRO
MまたはROMlO4の記憶領域を分割して、複数のマ
ガジンに対応させているが、1個のマガジンの工具貯蔵
本数が多い場合には、マガジンの個数分のPROMまた
はROMを設置し、マガジン支持台16に搬入されたマ
ガジンに対応したPROMまたはROMを選択するよう
にしても良い。第11図は、記憶手段としてRAMを使
用した実施例を示すものである。
コンピュータ106には、複数のマガジンA〜マガジン
Nの工具配列に対応して、エンコーダ52の番地と工具
ソケット番号との対応関係が記憶されており、マガジン
支持台16に所要のマガジンが搬入されると、インタフ
ェース107を介して、コンピュータ106の搬入され
たマガジンに対応する工具配列の記憶内容をRAMlO
8に書き込む。工具呼び出し動作は、前記したPROM
またはROMの場合と同様であつて、エンコーダ52か
ら出力された番地をデコーダ103を介してRAMlO
8に入力し、RAr!4108でエンコーダ52の番地
と工具ソケット番号とを対照して、比較回路105でN
C装置101からの指令工具番号と比較し、マガジン回
転制御回路102を介してモータ44を制御する。上記
した2つの実施例は、いずれもマガジンにおける工具の
位置が固定的な固定番号方式の場合であるが、RAMの
場合は、工具交換動作に伴なつて工具の位置が変わる番
地書き換え方式も可能である。
すなわち、第11図に破線で示す番地書き換え制御回路
109を設置する。番地書き換え制御回路109は、主
軸115に装着されている使用中の工具の番号を記憶し
ており、マガジンが割出されて次に使用する工具が呼び
出され、工具交換装置によつて主軸15とマガジンとの
間で新旧工具の交換が行なわれると、番地書き換え制御
回路109は、RAMlO8の今呼び出された工具番地
を主軸に装着されていた工具番地に書き換える。このよ
うにして、工具交換動作に伴なつてRAMの記憶内容を
書き換えれば、マガジン支持台16に載置されているマ
ガジンの使用が完了した時点ては、その時の工具配列が
RAMlO8に記憶されているので、マガジンの交換の
際、RAMlO8の記憶内容をコンピュータ106に移
し換える。再び同じマガジンがマガジン支持台16に搬
入されて使用される場合には、コンピュータ106に移
し換えられた内容を、RAMlO8に書き込めばよい。
以上に述べた如く、本発明は実施例に示された構成に限
定されるものではな特許請求の範囲に記載された本発明
の技術思想を逸脱しない範囲内での変更は予期されると
ころである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工具貯蔵マガジンの自動交換装置の全
体正面図、第2図は同じく全体平面図、第3図−Aはマ
ガジン支持台上に載置されたマガジンの全体縦断面図、
第3図−Bは第3図−Aに示すマガジン回動阻止手段の
横断面図、第3図一Cはクラッチ45の平面図、第4図
は主軸頭を示す側面図、第5図はマガジン格納台の平面
図、第6図−Aはマガジン格納台上にマガジンが引き込
まれた状態を示す縦断面図、第6図−Bは第1の解除手
段の動作を説明する説明図、第7図−Aはマガジンの位
置決め手段を示す一部を断面した平面図、第7図−Bは
第7図−A(7)A−A矢視図、第8図は駆動側のスプ
ロケットホィールの縦断面図、第9図は本発明の工具貯
蔵マガジンの自動交換装置を駆動する為の油圧回路図、
第10図−A及び第10図−BはPROMまたはROM
を使用した工具呼び出し装置のブロック図、第11図は
RAMを使用した工具呼び出し装置のブロック図である
。 図において、12・・・主軸頭、15・・・主軸、16
・・・マガジン支持台、17・・・ベース、24・・・
マガジン格納台、36・・・位置決めピン、41・・・
シリンダ、42・・ゼストン、43・・・係合部材、4
4・・・モータ、45・・・クラッチ、50・・・クラ
ンプレバー、52・・・エンコーダ、61・・・ドツグ
、62・・・マガジン検出手段、69・・・モータ、7
4・・・ローラフォロア、78A,78B・・・位置決
め手段、91A,9J1B・・・第1の解除手段、10
3・・・デコーダ、104・・・PROMまたはROM
llO9・・・RAMllO9・・・番地書き換え制御
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 工作機械に近接して設けられたベースと、該ベース
    上で工作機械本体上との間を水平方向に直進し進退移動
    する第1の可動体と、該第1の可動体の移動方向と平行
    にベース上に進退移動可能に載置され且つ工作機械本体
    上との間を直進し進退移動可能な第2の可動体と、ベー
    ス上に水平状態で第1および第2の可動体の移動軌跡と
    平行辺を有し且つ閉ープ状に配設され回動可能なチェー
    ンと、該チェーンを駆動すべくベースに設けられた駆動
    源と、前記チェーンの一部に固定されチェーンの回動動
    作に応じて前記第1または第2の可動体に着脱自在に係
    合可能な係合体とからなり、前記第1または第2の可動
    体を工作機械本体とベースとの間を前記チェーンの回動
    動作で交互に進退移動させるとともにチェーンの屈曲部
    近傍に前記係合体が回動したとき第1または第2の可動
    体を加減速可能に進退移動せしめるようにしたことを特
    徴とする可動体の自動交換装置。 2 前記第1および第2の可動体が工具貯蔵マガジンで
    ある特許請求の範囲1の可動体の自動交換装置。
JP57076681A 1982-05-10 1982-05-10 可動体の自動交換装置 Expired JPS6057987B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57201147A JPS57201147A (en) 1982-12-09
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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BG38822A1 (en) * 1983-11-03 1986-03-14 Stoilov Cutting machine with automatic exchange of tools magazines
JPS60197336A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の加工システムにおける工具供給装置
DE3930071C2 (de) * 1989-09-09 1994-03-17 Chiron Werke Gmbh Werkzeugmaschine mit einem relativ zu einem Maschinentisch verfahrbaren und einen Spindelstock tragenden Fahrständer
JP6342940B2 (ja) * 2016-04-19 2018-06-13 キタムラ機械株式会社 工作機械用自動工具交換システム

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