JPS605709Y2 - モ−タ−ロ−タ− - Google Patents
モ−タ−ロ−タ−Info
- Publication number
- JPS605709Y2 JPS605709Y2 JP595779U JP595779U JPS605709Y2 JP S605709 Y2 JPS605709 Y2 JP S605709Y2 JP 595779 U JP595779 U JP 595779U JP 595779 U JP595779 U JP 595779U JP S605709 Y2 JPS605709 Y2 JP S605709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- adhesive
- core
- rotor
- washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモーターのローターに関し特にローターコアと
シャフトとを接着剤で固定して戊るローターに関する。
シャフトとを接着剤で固定して戊るローターに関する。
モーターのローター特にハイブリットタイプのステップ
モーターのローター等は例えば第１図示の如くシャフト
１、コア２、マグネット３より構成されており各部の固
定法はシャフトに対するコアのはめあいをシマリバメに
して圧入したり、スキマバメにして接着剤で固定したり
、あるいは各部をダイカストによって鋳ぐるんで固定し
たりしていた。
モーターのローター等は例えば第１図示の如くシャフト
１、コア２、マグネット３より構成されており各部の固
定法はシャフトに対するコアのはめあいをシマリバメに
して圧入したり、スキマバメにして接着剤で固定したり
、あるいは各部をダイカストによって鋳ぐるんで固定し
たりしていた。
しかし、上記圧入やダイカスト作業を行なうと僅かなが
らも諸変形（シャフト湾曲や偏心等）を生じ易くモータ
ーのローター就中ステップモーターのローターは要求さ
れる精度が特に極めて高いものであるため修正加工が必
要となり、また接着剤を用いる場合は接着剤がシャフト
外面（個所Ａ）等まで自然流出し又は加熱時の膨張によ
り押し出されて硬化することが多くその厄介な除去作業
が必要となりまた上記流出がアンバランスであるときは
硬化時の応力がシャフト等に有害な変形を与えることも
あり、またＡ箇所えの流出を防ぐためシャフト１とコア
２の嵌合を密にした場合等は接着剤が高性能ながら高温
度硬化型であると高温時の接着剤の膨張と硬化により積
層コア２の積層４間（Ｂ等）に浸入して押し拡げたりコ
ア２とマグネット３間々隔Ｃを拡げたりしして磁気回路
を悪化させることがおき易くまた接着剤の塗布並びに各
部の組合せ作業に伴って接着剤中或いは上記各部材間に
巻き込まれる気泡が閉じ込められ展延されたままになり
易いため接着に対する信頼性が低下する等従来各種の不
都合があった。
らも諸変形（シャフト湾曲や偏心等）を生じ易くモータ
ーのローター就中ステップモーターのローターは要求さ
れる精度が特に極めて高いものであるため修正加工が必
要となり、また接着剤を用いる場合は接着剤がシャフト
外面（個所Ａ）等まで自然流出し又は加熱時の膨張によ
り押し出されて硬化することが多くその厄介な除去作業
が必要となりまた上記流出がアンバランスであるときは
硬化時の応力がシャフト等に有害な変形を与えることも
あり、またＡ箇所えの流出を防ぐためシャフト１とコア
２の嵌合を密にした場合等は接着剤が高性能ながら高温
度硬化型であると高温時の接着剤の膨張と硬化により積
層コア２の積層４間（Ｂ等）に浸入して押し拡げたりコ
ア２とマグネット３間々隔Ｃを拡げたりしして磁気回路
を悪化させることがおき易くまた接着剤の塗布並びに各
部の組合せ作業に伴って接着剤中或いは上記各部材間に
巻き込まれる気泡が閉じ込められ展延されたままになり
易いため接着に対する信頼性が低下する等従来各種の不
都合があった。
本考案は以上を考慮して上記各種不都合なしに接着法に
より優れたローターを製作したものであり特にローター
外側に多孔質体のワッシャ（カラー）を配して威ること
を特徴としたものであり、以下実施例について説明すれ
ば第２図において４は通気性と接着剤浸透性を有する焼
結合金（場合によっては硬質でフェルト或いは通気性ス
ポンジ様体、または耐熱性プラスチック性多孔質焼結体
等でも可）から戒すコア２の外面に接してシャフト１上
に嵌装されたワッシャー（或いはカラー）、２１はコア
２のバインド用リベットであり、１１はシャフト１−コ
ア２−マグネット３間に塗布された接着剤（図示省略）
が硬化するまで少くとも該シャフト１とコア２の位置関
係が特別な押え治具等を用いないでも仮に固定されてい
るようにするためにワッシャ４の内径面のコア２側部分
のみとコア２の内径面とに圧接するべくシャフト１上の
範囲Ｉにわたって施された平行ローレット加工部である
。
より優れたローターを製作したものであり特にローター
外側に多孔質体のワッシャ（カラー）を配して威ること
を特徴としたものであり、以下実施例について説明すれ
ば第２図において４は通気性と接着剤浸透性を有する焼
結合金（場合によっては硬質でフェルト或いは通気性ス
ポンジ様体、または耐熱性プラスチック性多孔質焼結体
等でも可）から戒すコア２の外面に接してシャフト１上
に嵌装されたワッシャー（或いはカラー）、２１はコア
２のバインド用リベットであり、１１はシャフト１−コ
ア２−マグネット３間に塗布された接着剤（図示省略）
が硬化するまで少くとも該シャフト１とコア２の位置関
係が特別な押え治具等を用いないでも仮に固定されてい
るようにするためにワッシャ４の内径面のコア２側部分
のみとコア２の内径面とに圧接するべくシャフト１上の
範囲Ｉにわたって施された平行ローレット加工部である
。
本考案は以上の如く戊るから上記塗布の接着剤はシャフ
ト１に沿ってローター内方より流出又は押し出されても
第１図のＡに相当する部分に盛り上ったりすることなく
上記ローレット目１１に沿って流動しワッシャ４内に上
記気泡と共に遂次吸収されてしまいシャフト表面Ａ′部
には該接着剤の付着盛り上り等が生じることがなくまた
気泡はワッシャ４外え発散してしまいローター内に於け
る圧力を高めたり前記気泡展延による不都合も生じにく
（なるものであり従って接着剤が高温硬化型であるとき
にも従来の如くコア積層間やコアーマグネット間の押し
拡げ等の不都合を発生するに到らないで済み従って性能
不良のローターの発生が防がれワッシャ４の如き比較的
簡単な手段を用い装着法によって信頼性があり性能並び
に生産の優れたステップモータ用ローターを提供したも
のである。
ト１に沿ってローター内方より流出又は押し出されても
第１図のＡに相当する部分に盛り上ったりすることなく
上記ローレット目１１に沿って流動しワッシャ４内に上
記気泡と共に遂次吸収されてしまいシャフト表面Ａ′部
には該接着剤の付着盛り上り等が生じることがなくまた
気泡はワッシャ４外え発散してしまいローター内に於け
る圧力を高めたり前記気泡展延による不都合も生じにく
（なるものであり従って接着剤が高温硬化型であるとき
にも従来の如くコア積層間やコアーマグネット間の押し
拡げ等の不都合を発生するに到らないで済み従って性能
不良のローターの発生が防がれワッシャ４の如き比較的
簡単な手段を用い装着法によって信頼性があり性能並び
に生産の優れたステップモータ用ローターを提供したも
のである。
尚第３図は第２図実施例を示し即ち第１実施例（第２図
）におけるワッシャ４をコア２に対スる部分に接着剤等
吸収空間４２を追加凹設したワッシャ４１とすると共に
更に必要又は効果がある場合にはコア２とマグネット３
の接合面附近に溜ったり押し出される接着剤と気泡を上
記空間４２或いはワッシャ４１方え逃がすための適宜細
孔２２をコア２に設けて成るものである。
）におけるワッシャ４をコア２に対スる部分に接着剤等
吸収空間４２を追加凹設したワッシャ４１とすると共に
更に必要又は効果がある場合にはコア２とマグネット３
の接合面附近に溜ったり押し出される接着剤と気泡を上
記空間４２或いはワッシャ４１方え逃がすための適宜細
孔２２をコア２に設けて成るものである。
第１図は従来のローターの断面を示し第２図及び第３図
か本考案の第１実施例及び第２実施例のローターの一部
断面図であり、図中１はシャフト２はコア、３はマグネ
ット、４．１４は多孔質体ワッシャ、１１はローレット
目、２２は細孔である。
か本考案の第１実施例及び第２実施例のローターの一部
断面図であり、図中１はシャフト２はコア、３はマグネ
ット、４．１４は多孔質体ワッシャ、１１はローレット
目、２２は細孔である。
Claims (1)
- 平行ローレット目が形成されたシャフトが挿通されたロ
ーターコアの外端面に上記シャフトに嵌合させた通気性
並びに接着剤浸透性を有する多孔質体が配され、上記シ
ャフト上記ローターコアとの間に塗布された接着剤によ
り接着され上記接着剤の一部が前記平行ローレット目上
を経由して上記多孔質体に浸透せしめられるように構成
されたモーターローター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP595779U JPS605709Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | モ−タ−ロ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP595779U JPS605709Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | モ−タ−ロ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55109357U JPS55109357U (ja) | 1980-07-31 |
| JPS605709Y2 true JPS605709Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=28812302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP595779U Expired JPS605709Y2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | モ−タ−ロ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605709Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP595779U patent/JPS605709Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55109357U (ja) | 1980-07-31 |
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