JPS6055792A - ダイナミツクコンバ−ゼンス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高精細表示カラーブラウン′ａ衣示装置にお
ける巴ずれを補正するだめのダイナミックコンバーゼン
ス装置に係り、特に色ずれ補正データが地域別に−Ｉ変
としてディジタル的に外部より設定可とされたダイナミ
ックコンバーゼンス装置に関するものである。

〔発明の背景〕

モニタ装置としてのカラープ２ウン管式示装置は一般に
赤（凡）、緑（Ｇ）、背（１３）に対応した３つの１ｄ
子銃やこれら電子銃からの電子ビームを水平・垂直方向
に走査するだめのラスクスキャン回路、Ｒ，Ｇ、Ｂ％々
の電子ビームに対応してこれを光に変換するためのシャ
ドウマスク、蛍光表示面などより基本的に構成されるが
、色ずれのない画像を得るためにはコンバース調整が必
要となっている。蛍光表示面においては各電子ビームは
全ラスタスキャン範囲に亘って１点に果合する必要があ
シ、各成子ビームの強度が同一の場合には白色の点とし
て表示されることが望ましいわけである。しかしながら
、現実には機械的な寸法誤差や日向磁界の歪などによっ
て発光点は一致せずＦｉｌｍｍの色ずれが生じるものと
なっている。

このため従来よシ第１図（ａ）〜Ｃｄ）　Ｋ示す如く永
久マグネットを組会せ、これにより几、Ｇ、Ｂ―子ビー
ムを相対的に修正閣内させて色ずれを補正するといった
スタティックコンバーゼンス補正カ行なわれている。し
かしながら、永久マグネットによる場合は靜コンバーゼ
ンス調整は可能であるにしてもブラウン管の構造上蛍光
表示面全体に亘って微細な色ずれを補正することは困難
となっている。したがって、ｌｌ１１１以下の色ずれを
補正する必要がある場合には第１１１（ａ）〜（ｄ）に
示すような磁界をコイルによる電磁マグネットで発生さ
せ、ラスクスキャン位［Ｋ対応してコイルへの電流を可
変するようにしたダイナミックコンバーゼンス補正が行
なわれるようになっている。ところで、従来にあっては
スタティックコンバーゼンス補正ヲ行なう際永久マグネ
ットの代りに電磁マグネットを用い、電磁マグネットへ
の補正環流発生手段として可没砥抗器などを組合せたア
ナログ方式のものが専らＩ汀いられていたが、ディジタ
ル技術の進歩に伴い近年では補正電流をラスクスキャン
位置対応にディジタル的に記１意しておくディジタルダ
イナミックコンバーゼンス装置が提案されるようになっ
ている。

第２図はディジタルダイナミックコンバーゼンス装置の
概要構成を示したものである。ディジタルダイナミック
コンバーゼンス装置６においては色ずれ補正データは補
正データメモリ６２に記憶されるようになっており、補
正データメモリ６２より所定に読出された色ずれ補正デ
ータはＤ／Ａ変換器６３を介しカンープラクン管５のネ
ック部に取付された色ずれ補正コイル３を駆動するよう
にされる。補正データメモリ６２は第３図（ａ）に示す
ように表示＠５１としての全２スタスキヤン範囲を水平
、垂直方向に分割することによって得られるゾーン５２
各々に対応して色ずれ補正データを記１意するものとな
っている。しかして、シー７５２各々に割付された水平
アドレス（Ｉ（Ａ）、垂直アドレス（ＶＡ）ｔ−ゾーン
アドレスジェネレータ６１が回向回路２からの同期信号
にもとづいて発生するようにすれば、現にスキャンされ
ているゾーン対応の色ずれ補正データが補正データメモ
リ６２よシ読み出されたうえ色ずれ補正コイル３に与え
られることになり、色ずれ補正はゾーン５２毎にａ調整
され得るわけである。

ところで補正データメモリ６２への色ずれ補正データの
設定であるが、これは補正データ入力回路６４によって
行なわれるようになっている。表示画面５１上に表示さ
れる色ずれは目視または光学的手段あるいはｔ気的手段
によってシー７５２毎に検知されるが、色ずれが検知さ
れた場合にはその色ずれ凰に応じた色ずれ補正データを
補正データ入力回路６４を介し補正データメモリ６２に
ゾーン５２毎に設定すればよいものである。例えば第３
図（ａ）に示す如く中央垂直方向に色ずれ（斜線表示）
が検知された場合には、第３図（ｂ）に示す如くにして
色ずれ補正データを記憶せしめるようにすれば、全２ス
タスキヤン範囲において色ずれ補正が可能となるもので
ある。したがって、一般的にはゾーン分割数が大なる程
に、また、色ずれ補正データのビット数が大なる程によ
り精密にして色ずれを補正することが可能となるわけで
ある。

なお、第２図における符号１．４は映１象増幅回路、閣
内コイルをそれぞれ示す。

このように色ずれはブラウン′１１の機械的な寸法誤差
や偏向磁界の歪などによって決定されることから、同一
仕様のカラーブラウン管表示装置であっても色ずれ補正
データは装置毎に異なっているのが通常であり、装置毎
に色ずれ補正データを補正データ入力回路より設定する
ことが必要となっている。しかしながら、一旦色ずれ補
正データを設定してしまえば、機械的寸法誤差や閣内磁
昇の歪の経時的変動は色ずれ仕様に対して無視し得るこ
とから、色ずれ補正データの再設定操作は不要とされる
。即ち、補正データ入力回路は装置製造の際での調整用
のもので６ってユーザ側では不要とされることから、ダ
イナミックコンビ（−ゼンス装置は経済的に構成され得
ることになる。

ところで、カラーブラウン管の仕様が高精細になるに伴
れ地磁気の影響が無祝し得ないものとなっているのが実
状である。例えば日本国内で色ずれ補正データを設定し
た陵に米国にカラープ２ウン管表示装置を出荷した場合
を想定すれば、日本国内では色ずれが発生しなかったに
も拘わらず米国では０．１〜０．３順の色ずれが発生ず
るというものである。これは、地磁気の強さが世界各地
で同一ではなく異なっており世界各地や方位による地磁
気の強さの差が色ずれに影響してくるからである。地磁
気の強さは例えば東京の３２０ガウスに対しニューヨー
クでは５１０ガウスといった具合に異なっていることか
ら、再度色ずれ補正データの設定が必要になるというも
ので必る。特に最近では例えば日本で生産されたＯＥＭ
製品が米国の法人によって世界各地に出荷されるといっ
た流通形態をとることも珍しくもないことから、このよ
うな事情を考慮すればダイナミックコンバーゼンス装置
には補正データ入力回路を固定的に含ませておくことが
考えられる。

ここで遅ればせながら色すれ１（０正データの油止デー
タメモリへの設定方法を第４図によって一般的に説明す
れば以下のようでりる。

即ち、第４図はマ・イクロプロセッーリ゛６４工、プロ
グラムメモリ６４２およびコンソールｄ　Ｗ　６４３よ
）なるマイクロコンピュータとしてのｎ（１正デ一タ入
力回［６４）ｉ含むダイナミックコンバーゼンス装置を
示したものであシ、色ずれ補正データ設定の際にはマイ
クロプロセッサ６４１よシｆＪｋ、補正ゾーンが順次指
定されるようになっている。被補正ゾーンが指定される
度にそのゾーンの色ずｔＬは目視によって検知され、検
知された色ずれに対する色ずれ補正データはコンソール
装ｆｌｔ　６４３１１Ｃよって入力されるが、入力され
た色ずれ、電圧データをマイクロプロセッサ６４１が補
正データメモリ６２における七のゾーン対応のアドレス
に書込するようになっているものである。

したがって、色ずれ補正データを補正データメモリに再
設定する場合も上記の如くにして行なうことが容易に考
えられる。しかしながら、このようにして再設定する場
曾は頻瑣な設定操作が要求さ九ることになる。また、他
の再設定方法としては地域別地磁気補正データにもとづ
き既設定済の補正データを補正することが考えられる。

地磁気の影響は地球上の一定地域内では不変であって地
域別地磁気補正データも予め知られていることから、第
５図に示す如くプログラムメモリ６４２内に複数の地域
別地磁気補正データ６４５を記憶せしめておき力２−ブ
ラウン管表示装置が実際に設置される地域対応の地磁気
補正データをスイッチ６４４により選択させようという
ものでおる。地域対応の地磁気補正データが選択されれ
ばマイクロプロセッサ６４１はその補正データを既設定
補正データ各々に加えることによって、結果的に補正デ
ータの再設定を行なわんとするものである。

したがって、この方法による場合は再設定操作は簡単化
されるも、前者同様マイクロプロセッサなどよりなる補
正データ入力回路が必然的に要求されることになる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、構成、設定操作簡単にして外部より任
意にその地域に応じた色ずれ補正用のデータが設定され
得るダイナミックコンバーゼンス装置を供するにある。

〔発明の概要〕

この目的のため本発明は、基準色ずれ補正データを格納
するメモリの他に、外部よシ任意に地域別色ずれ補正デ
ータが選択可とされた地域別色ずれ補正データ格納用メ
モリを設けるようになしたものである。基準色ずれ補正
データを選択され丸地域別色ずれ補正データによって補
正する場合は、その地域に適合した色ずれ補正データか
容易に得られるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第６図によシ説明する。

第６図は本発明によるダイナミックコンバーゼンス装置
の一例での構成をカラーブラウン管などとともに示した
ものである。図示の如く基準色ずれ補正データはゾーン
対応に補正データメモリ６２に予め格納されているが、
この信地域別の地磁気に関した色ずれ補正データが予め
格納されている地域別色ずれ、ｆ＋Ｕ正データメモリ６
６が設けられるものとなっている。地域別色ずれ補正デ
ータメモリ６６における地域別色ずれ補正データの選択
はカラーブラウン管表示装置が設置される地域に応じス
イッチ６７を切換選択設定することＫよって行なわれる
ようＱこなっている。しかして、スイッチ６７を適当に
設定する場合は、；油止データメモリ６２より読み出さ
れたゾーン対応の基準色ずれ油止データは加算器６５で
選択された地域別色ずれ補正データのゾーン対応のもの
と加算されたうえＤ／Ａ変換器６３を介し色ずれ補正コ
イル３に与えられるものである。これによ勺カラーブラ
ウン管表示装置が如何なる地域に設置されようとも色ず
れかない高精細表示が可能となるわけである。尤も基準
色ずれ補正データが設定された地域と同一地域内にカラ
ーブラウン管表示装置が設置される場合や、その地域と
地磁気の強さが同一の地域に設置される場合は地域別色
ずれ補正データメモリ６６−や加算器６５は不要である
ことは勿論である。ただ、如何なる地域に設置されるか
が事前に知れなく、まだ、地磁気の強さが同一ではない
地域に設置される可能性がある場合は、地域別の色ずれ
補正データが格納きれた地域別色ずれ補正データメモリ
６６が必要であるというものである。この鴨台地磁ス（
に関した地域別色ずれ補正データはその地域内では不変
であり、しかも予め知れていることから、地域毎に一旦
設定した後はその変更は不要である。本例では１択され
た地域別色ずれ補正データはゾーン対応に読み出される
ようになっていることから、地域別色ずれ油止データメ
モリ６６は不揮発性の半導体メモリとしてＲ成されるこ
とになろうが、地域別色ずれ補正データをゾーン共通と
して設定する場合はそのビット数も少なくて済まされる
ことから、メカニカルにｔｔ’を成することも考えられ
る。

〔ヴ６明の効果〕 以上説明したように本発明は、予め設定されている地域
別色ずれ補正データを外部より地域に応じて選択可とし
て、選択された地域別色ずれ補正データによって基準色
ずれ補正データを補正するようになしたものである。し
たがって、本発明による場合は、構成、設定操作簡単に
して外部より任意にその地域に応じた色ずれ補正用デー
タが設定され得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｄ）は、永久マグネットの組合せによ
るスタティックコンバーゼンス補正を説明するだめの図
、第２図は、従来技術に係るディジタルダイナミックコ
ンバーゼンス装置の概要構成を中心として示す図、第３
図（ａ）、　（ｂ）は、その構成における補正データメ
モリとそれに格納される補正データを説明するだめの図
、第４図は、同じくその構成における補正データ入力回
路の構成を示す図、第５図は、地域別色ずれ補正データ
を考慮した色ずれ’？ｉｌｉ正データの再設定方法を説
明するための図、第６図はｔ本発明によるダイナミック
コンバーゼンス装置の一例での構成を示す図である。 ６２・・・補正データメモリ、６３・・・Ｄ／Ａ変換器
、６５・・・加算器、６６川地域別色ずれ補正データメ
そり、６７・・・スイッチ。 代理人　弁理士　秋本正実 算１０ （（：Ｌ）　（ｂ） （Ｃ）　（ｄ） 第２図 第３区 （化） （し） 第　４０ 第５図 Ｍ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カラーブラウン・ぎ表示画面を傾敢のゾーンに分割
   し、現に２スタスキヤンされているゾーンに同期せしめ
   て該ゾーン対応の色ずれ補正データを補正データメモリ
   よ）読み出しＤ／Ａ変換したうえカラーブラウン管ネッ
   ク部に取付された色ずれ補正コイルを駆動するようにし
   てなるダイナミックコンバーゼンス装置にして、基準色
   ずれ補正データが予め格納されているイ＋Ｍ正データメ
   モリの他に、地磁気に関しての地域別色ずれ補正データ
   が予め格納されている地域別色ずれ補正データメモリを
   上記地域別色ずれ補正データが外部よシ任意に選択読出
   町として設け、地域別色ずれ補正データメモリよシ選択
   的に読み出された地域別色ずれ補正データによって補正
   データメモリからの基準色ずれデータを補正する構成ｔ
   −特徴とするダイナミックコンバーゼンス装置。