JPS6055548A - ディスク着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野） 本発明はディスク着脱装置に関するものであり、特にコ
ンパクト光ディスク等の自動演奏装置において、ディス
クのプレーヤへの装置、離脱が簡単に行なえるディスク
着脱装置に関するものである。

（背　景） 従来のオーディオレコード盤や磁気ディスク等の自動演
奏装置（ジュークボックス類）は、収納箱内のディスク
の間隔が広（、装置が大型であった。また該自動演奏装
置はディスクの収納枚数が少な（、または取扱いが不便
である等の欠点もあった。

一方、コンパクト光ディスクの自動演奏装置は未だ公知
なものが見当らないが、前記したオーディオレコード盤
等の自動演奏装置を該コンパクト光ディスクの自動演奏
に適用すると、同様な欠点が発生することが予想される
。つまり、ディスク収納箱に収納されたコンパクト光デ
ィスクの間隔が大きくなって、装置が大型になる。

また、ディスクの着脱時においては、前記コンパクト光
ディスクの周辺の無記録部の巾は０．５［ｍｍ″１程度
であるから、前記周辺の無配録部でディスクを保持する
ことはできない。また、ディスクの中心孔部はプレーヤ
のスピンドルを挿入する必要があるため、前記中心孔部
でディスクを保持することもできない。したがって、前
記コンパクト光ディスクにおける自動演奏装置のディス
ク着脱装置は、その取扱いが非常に困難であることが予
想される。

（目　的） 本発明は前述の欠点を除去するためになされたものであ
り、その目的は、ディスク収納箱から引き出されたディ
スクを、取扱性よ（プレーヤ装置へ装着あるいは離脱す
ることができ、かつ小型のコンパクト光ディスク等の自
動演奏装置にも好適なディスク着脱装置を提供すること
にある。

（概　要） 前記の目的を達成するために、本発明は、各々のディス
クが別々の引き出しに納められ、該引ぎ出しを１個ずつ
引き出すことのできるディスク収納箱を備えたディスク
の記録または再生装置におけるディスク着脱装置におい
て、前記収納箱の底面近傍を該収納箱の開口面に平行に
移動させられる台と、該引き出しを案内するための該台
上に設けられた固定ガイドおよび可動ガイドと、前記台
上でかつ前記両ガイドの両側に配置されたスピンドルお
よびクランパと、該スピンドルおよびクランパの少（と
も一方を移動させる移動装置と、該移動装置によるスピ
ンドルおよびクランパの少くとも一方の移動と同期して
前記ディスクを前記可動ガイドから解放する手段を具備
した点に特徴がある。

（実施例） 以下に１図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明において使用されるディスク収納箱の一
例の斜視図である。

第１図において、１は収納箱、２は引き出しである。

該収納箱１は一面が開かれた直方体状の形状であり、そ
の底面と上面の相対向する側には、傾斜を有するガイド
６が対向して設けられている。前記引き出し２は開口５
ａを有する底板５ｂとフレーム５ｃとよりなり、前記収
納箱曾に設げられたガイド６に沿って、前記収納箱１の
外又は中に出し入れ可能に形成されている。

前記引ぎ出し２の中にはディスク４が納められている１
、該引き出し２からのディスク４の出し入れは、前記底
板５ｂに対し垂直方向に出来るようになっている。

前記収納箱１に設けられた傾斜を有するガイド６は、主
に１次のような２つの働きをしている。

その第１番目は、前記引き出し２を出し入れする際の動
きを円滑にする働きである。

その第２番目は、ディスク４を収納箱１に保管している
時、あるいは収納箱１から引き出す過程において、前記
ディスク４が前記引き出し２の底板５ｂの反対側に倒れ
る場合があるので、その傾斜部でディスク４を支持し、
ディスク４が倒れるのを防止する働きをする。

なお、前記ガイド６の形状は、前述したディスク４の倒
れ防止と、引き出しλの動きを円滑にする機能を兼ね備
えることができれば、その形状はどのようなものであっ
てもよい。また、引き出し２も、開口を有する底板と、
該底板面に対して垂直方向にディスクを納めることがで
きれば、その形状はどのようなものでもよい。

以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

＃１２図は本発明の第１の実施例の斜視図、第３図は本
発明の引き出しの出し入れ機構の一実施例の概略斜視図
、第４図は第２図の動作を説明するためのディスク着脱
装置の断面図である。

第２図〜第４図において、第１図と同一の符号は、同一
または同等部分をあられしている。

第２図はディスク収納箱１内より引き出された引き出し
２が、本発明のディスク着脱装置内へ取り込まれた状態
を示している。台６は収納粗層の中の所定の引き出しの
位置に予め移動されている。

この台６の移動機構については、本発明と直接関係がな
いので、その説明を省略する。

引き出し２は、台６に固定された固定ガイド７と、前記
台６に固定された支点１５を中心に揺動する第１の可動
ガイド８１により案内される。前記第１の可動ガイド８
１は、第４図（ａ）にも示されているように、前記支点
１５に対して常に矢印ｄの方向の回転力が加わるよう構
成されている。

固定ガイド７は引き出し２０重量を支えている。

９はプレーヤ装置のスピンドルであって、スピンドル駆
動装置１０により回転駆動される。１１はスピンドル９
に装着されたディスク４に対し、記録および再生等を行
うヘッド装置である。

１２はディスクのクランパであり、クランパ移動装置１
１により、引き出し２の底板５ｂ面に対して垂直方向に
移動させられる。クランパ看２は、前記クランパ移動装
置１６により押し出されて、引き出し２の底板５ｂに設
けられた開口５ａを通してディスク４のクランパ孔にか
ん合され、さらに前記ディスク４を押し出しながらスピ
ンドル９にがん合される。

このとき、第１の可動ガイド８１は前記クランパ１２の
動きと連動して、保持していた引き出し２を放す。前記
スピンドル駆動装置１０．前記ヘッド装ｊｕ１１　およ
び前記クランパ移動装置１６も台６に固定されている１
゜ ここで、前記引き出し２の出り入れ機構の一例について
簡単に説明する。

第６図は、その概略斜視図である。なお、第３図におい
て、引き出しを出し入れする機構に直接関係のない部品
は省略して示した。

第３図において、収納箱１と引き出し２には、図に示す
ように、第１の溝６１が切られている。

台６の上面には、前記したように固定ガイド７と、第１
の可動ガイド８１の支点１５が固定されている。一方台
６の下面には、引き出しピン駆動モータ１０４が支柱１
０６Ｖｃより固定されている。

前記引Ｎｉｌ目−ピン駆動モータ１０４の出力軸には、
駆動ねじ杆１０６が固着されている。また該駆動ねじ杆
１０３に番ｊ％該駆動ねじ杆１０３と同径、同ピツチの
めねじが切られているナツト１０２が螺合されている。

引き出しピン１０１は、一端は引き出し２を牽引するよ
うに、また該牽引により引き出し２を出し入れする際に
、前記引鎗出しピン１０１が第１の可動ガイド８１を避
けて通るように折り曲げられており、また、他端は、前
記台６の第２の溝６２を通って、前記ナツト１０２に固
着されている。

したがって、引き出しビン駆動モータ１０４を回転させ
ると、引き出しピン１０１は、引き出し２の底板５ｂと
平行して矢印の方向に移動する。

次に、引き出し２を出し入れする手順を説明する。

まず、図示されない駆動装置により１台６を矢印Ｃ方向
に移動させ、引き出しピンｌｏｔが収納箱１の側面から
外れる位置まで移動する。次ｋ。

引き出しピン１０１を引き出しピン駆動モータ１０４の
駆動により、収納箱１側（矢印り方向）へ引き寄せ、前
記引き出しピン１０１の先端を前記収納箱１の側面に設
けられた鍵型溝６１ａに一致させる。

この状態で、台６を矢印す方向へ移動させれば、前記引
き出しピン１０１の先端は、前記鍵型溝６１ｍを通って
、収納箱１内にある引き出し２の第１の溝６１へ挿入さ
れる。

希望のディスクを収納箱１から引き出すときには、該デ
ィスクを収納している引き出し２に設けらｉｌた第１の
溝６１に、引き出しピン１０１が係止するように、台６
を移動させる。その後、引き出しビン駆動モータ１０４
により、前記引ぎ出しビン口口は駆動され、該引き出し
ピン％０１は収納箱１より離れるように（矢印１方向に
）動かされる。ディスク４が収納箱１より完全に霧出し
たら、前記引き出しピン駆動モータ１０４は停止させら
れる。

引き出し２を収納箱１へ納める時には、前記と逆の手順
により行なえばよい。

第４図（ａ）（ｂ）は第２図に示した本実施例の動作説
明図であり、スピンドル軸１７の中心線を含み、台６に
垂直な平面で切断した断面図である。

第４図（ａ）は引き出し２が固定ガイド７と第１の可動
ガイド８１に案内されて引き出された状態を示す。

同図（ｂ）はクランパ１２がクランパ移動装置１３によ
り押し出され、ディスク４がスピンドル９にかん合され
た状態を示す。

まず、クランパ１２の矢印ｆ方向の押し出しにより、デ
ィスク４が前記クランパ１２にがん合される。ついで、
クランパ軸１８１設けられたつめ１４が第１の可動ガイ
ド８１の後端８１ｍに当たり、該第１の可動ガイド８１
を押す。これによって、第１の可動ガイド８１は支点１
５を中心として揺動し、前記クランパ１２の押し出しが
進むにつれ矢印ｅ方向に回転する。

該回転が行なわれると、前記引き出し２およびディスク
４は、前記第１の可動ガイド８１から解放される。この
ディスク４の解放につれて、前記クランパ１２は前記デ
ィスク４をがん合しつつ、スピンドル９にもがん合する
。

つまり、本実施例においては、クランパ＋２の押し出し
動作のみにより、前記ディスク４の引き出し２内からの
取り出しと、前記スピンドル９への装着を完了すること
ができる。

第４図（ｂ）の状態で前記スピンドル９が回転駆動され
、ディスク４の記録および再生等が行なわれる点は従来
のプレーヤ装置と同様である。

なお、前記クランパ１２は、その中心軸に対し滑り回転
を行なうように作られている。その構造については、従
来装置で公知なので説明を省略する。

記録又は自生終了後は、上記した動作と逆の順序で、デ
ィスク４は引と出し２に収納され、収納箱１内の元の位
置に納められる。

本実施例によれば、上記のｌシ明から明らかなように、
クランパ１２の駆動力のみを用いてディスクの出し入れ
を行なえるので、ディスクの引き出しからプレーヤ装置
までの搬送装置が不要となり、該ディスクの着脱機構が
極めて簡単になる。また、その信頼性も高めることがで
きる。

なお、上記実施例は第４図（ｂ）に明らかにされている
ように、スピンドル９に回転力を与えてディスク４を回
転させる方式で説明したが、クランパ１２を回転させる
方式であっても支障＋１　ｉ「い。

この場合は、クランパ１２がスピンドルとして。

またスピンドル９がクランパとして動作する。

第４図（ｃ）は第４図（ａ）の１部の拡大図である。

第３図（ｅ）　において、前記第１の可動ガイド８Ｉの
ディスク４に接する部分の形状は傾斜１９を有している
。この傾斜１９を設けた理由は、引き出し２が収納箱１
より引き出される際に、ディスク４が引き出し２の底板
５ｂからその反対方向に大きく離ねるのを防止して、デ
ィスク面とスピンドル９との間隔を確保し、ディスク面
を保護する必要があるからである。

前記傾斜１９の形状は、ディスク４を引き出し２の底板
５ｂ側に寄せて支えることができれば。

＠４図（ａ）のような直線テーパ状以外の形状であって
も良いことは首うまでもない。

また、第４図（ａ）、（ｂ）におけるスピンドル９の凹
形形状と、クランパ１２の凸形形状を入れ換えても、上
記した本発明の動作は同様に得られる。

なお、固定ガイド７と第１の可動ガイド８１の位置が、
収納箱１のガイド乙に対して少しずれると、引き出し２
がひっかかって出て来ないことがある。このため前記固
定ガイド７、第１の可動ガイド８１の端部の角に丸味を
帯びさせる等の工夫が８袈である。

第５図は、本発明の第２の実施例の動作説明図であり、
第４図と同様な断面図である。

第５図において、第１図〜第４図と同一の符号は、同一
または同等部分をあられしている。

前記の第１の実施例においては、クランパ＋２は、引き
出し２の中のディスク４をかん合すると同時に、第１の
可動ガイド８１をはね上げる。しかし、その後、前記ク
ランパ１２が前記ディスク４をスピンドル９まで搬送す
る途中で、前記ディスク４が前記クランパ１２から外れ
て落下する虞れがある。

そこで、本実施例においては、第２の可動ガイド８２と
、該ガイド８２を移動させるための可動ガイド移動装置
１６を設けることにより、これを解消している。

第５図（ａ）は第４図（ａ）と同様、引き出し２が固定
ガイド７と第２の可動ガイド８２に案内されて引き出さ
れた状態を示す。この状態において、クランパ＋２はク
ランパ移動装置１６により矢印ｆ方向に押し出さ第１て
ディスク４にかん合する。

該がん合と同時に、前記第２の可動ガイド８２が、可動
ガイド移動装置１６により、前記クランパ１２と同じ速
度で矢印ｆ方向に移動する。

つまり、第５図（ｂ）に示されているように、ディスク
４はスピンドル９に向かって搬送される。

前記クランパ１２が前記スピンドル９にかん合すると、
前記クランパ移動装置１５は前記クランパＩ２の移動を
停止するが、前記可動ガイド移動装置１６は、前記第２
の可動ガイド８２をさらに移動させてから停止する。こ
の状態が第５図（ｅ）である。

ディスクの離脱に関しては、上記した手順とは逆の動作
を行ない、ディスク４を引き出し２に収納する。　。

この様な第５図に関する各移動のシーケンスは、マイク
ロコンピュータ等を用いてクランパ移動装置１６および
可動ガイド移動装置１６を制御することにより、極めて
容易に実行することができる。

第５図においても、引き出し２の底板５ｂの開口５１よ
りクランパ１２を挿入し、第２の可動ガイド８２を外し
てディスク４をスピンドル９に装着するという本発明に
よる動作は、第４図の場合と共通である。

前記した本発明の第１および第２の実施例において、使
用するディスク４の片面のみが情報の記録面であるとき
は、引き出し２の底板５ｂと前記ディスク４の情報の無
記録面が対向するように、核引き出し２と該ディスク４
を接触させて、該引き出し２を収納箱１へ収納するのが
よい。

しかし、前記引き出し２の底板５ｂと前記ディスク４と
の接触は、常に前記底板５ｂおよび前記ディスク面に対
し、垂直方向の力のみによって行なわれるから、ディス
ク面は、引き出し２の底板５ｂとの接触によって傷がつ
くことはない。したがって、前記引き出し２と前記ディ
スク４の情報の記録面な接触させるようにすることもで
きる。

また、上記と同じ理由により、その両面に情報の記録面
を有するディスクにも、本発明が適用できることは明ら
かであろう。

なお、該両面に情報の記録面を有するディスクの使用に
あたっては、ヘッド装置をもう一組と、引き出しの底板
あるいは第１．第２の可動ガイドに、前記ヘッド装置用
の窓を設ける必要がある。

（効　果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。

（１）　ディスク収納箱の開口部と対向して置かれたデ
ィスクを、固定ガイドと、クランパと連動して動く可動
ガイドを用いて着脱するようにしたので、従来装置が有
していた、ディスク収納箱から引き出されたディスクを
プレーヤ装置まで運ぶ搬送装置が不要になり、取扱性が
良くなる。

また構造が簡単になり、かつ、安価に構成できる。さら
に、前記固定ガイドは、記録又は再生中はディスクを引
き出した位置に止っているので、記録又は再生の終了後
にディスクを引き出しに収納して該固定ガイドに納め、
ディスク収納箱に戻すようにすれば、ディスクを収納箱
内の元の位置に容易に戻すことができる。

（２）　引き出しを備えたディスク収納箱を用いたので
、ディスクの収納枚数が多くなり、またディスクの自動
演奏装置が小型化出来る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明において使用されるディスク収納箱の一
例の斜視図、第２図は本発明の第１の実施例の斜視図、
第３図は本発明の引き出しの出し入れ機構の一実施例の
斜視図、第４図は第２図の動作を説明するためのディス
ク着脱装置の断面図、第５図は本発明の第２の実施例の
動作を説明するだめのディスク着脱装置の断面図である
。 １・・・収納箱、２・・・引き出し、６・・・ガイド、
４・・・ディスク、　５ａ・・・開口、　５ｂ・・・底
板。 ５ｃ・・・フレーム、６川台、７・・・固定ガイド、９
・・スピンドル、ｌＯ・・・スピンドル駆動装置、■　
・・・ヘッド装置ｉｔ、　＋２・・・クランパ、＋３・
・・クランパ移動装［、１４・・・つめ、１５・・・支
点、１６−＝可動ガイ）゛移動装置、１７・・・スピン
ドル軸、１８・・・クランパ軸、１９・・・傾斜、　ｉ
ｓｌ・＠１の溝、６１ａ＝−鍵型溝、６２・・・第２の
溝、　８１・・・第１の可動ガイド、８２・・・第２の
可動ガイド 代理人弁理士　平　木　道　人

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクが一枚ずつ別々に納められた引き出しを
   複数個収納する収納箱を備えたディスクの記録または再
   生装置におけるディスク着脱装置において、前記収納箱
   の底面近傍を、該収納箱の開口面に平行に移動させられ
   る台と、該引き出しを案内するための、該台上に設けら
   れた固定ガイドおよび可動ガイドと、前記台上でかつ前
   記両ガイドの両側に配置されたスピンドルおよびクラン
   パと、該スピンドルとクランパの少な（とも一方を移動
   させる移動装置と、該移動装置によるスピンドルおよび
   クランパの少な（とも一方の移動と同期して、前記ディ
   スクを前記可動ガイドから解放する手段を舅備し、前記
   ディスクを前記スピンドル又はクランパに装着、又は離
   脱するようにしたことを特徴とするディスク着脱装置。
2. （２）前記手段が、前記スピンドル又はクランパの軸に
   とりつけられたつめによって力を受け、前記可動ガイド
   の一部に設けられた回転軸を中心に、両開きになる機構
   によって形成されていることを特徴とする特許 ク着脱装置。
3. （３）前記手段が、前記スピンドル又はクランパの移動
   と同期して，前記可動ガイドをその一方と同方向に移動
   させる可動ガイド移動装置によって形成されていること
   を特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載のディスク
   着脱装置。
4. （４）前記可動ガイドのディスク外周を支持する部分に
   傾斜を設けたことを特徴とする前記特許請求の範囲第１
   項記載のディスク着脱装置。