JPS605467B2 - 立体感に富む▲つき▼板貼り化粧板の製造方法 - Google Patents

立体感に富む▲つき▼板貼り化粧板の製造方法

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JPS605467B2
JPS605467B2 JP16049880A JP16049880A JPS605467B2 JP S605467 B2 JPS605467 B2 JP S605467B2 JP 16049880 A JP16049880 A JP 16049880A JP 16049880 A JP16049880 A JP 16049880A JP S605467 B2 JPS605467 B2 JP S605467B2
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JP16049880A
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祐司 立塚
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Dantani Plywood Co Ltd
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Dantani Plywood Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明‘ま探板を化粧材とする建材の製造方法‘く関し
、その目的とする所は化粧材としたの漢板を従来から実
施されている様な単純な模様状に貼着するにもかかわら
ず婆板をモザイク状に組み合わせて貼着した様な複雑で
豪華な立体感に富む木質感あふれる化粧材の製造方法を
提供する事にある。
従来木片や湊板を種々に組み合わせて複雑なモザイク模
様に仕上げる方法としては、所定の寸法に裁断した探板
を基板の表面に模様状に手貼りするか、あらかじめ所望
の模様状に小フリッチを接着して集成フリッチとしての
ち、スライスして広幅単板を得、該広幅単板を基板に貼
着する方法が採用されていた。
所が湊板をいちいち手貼りする方法は余りにも生産性が
悪く、又作業者の熟練を要し、ロットによっては模様が
合わないなどの問題点があった。
一方集成フリッチを作成する方法は前記の手貼り方法の
作業性を大幅に改良した方法であるが、探板剥削時に逆
目を生じない様な小フリッチの不取方法や小フリッチの
集成接着方法などに、特殊な技術も必要となるので、ど
んなに複雑なモザイク模様でも容易に製造可能とは言え
なかった。そこで本発明では容易な方法で高級なモザイ
ク模様の化粧材を得るため、本発明を完成したものであ
る。すなわち本発明は、常用基板表面に疾板を木目模様
がほぼ点対称又は線対称となる様にして貼着後、該湊板
の所要部分に透明性の着色インク又は透明性の着色イン
ク不透明性の着色インクを用いて模様を印刷し、ついで
該模様上の所要の一部分にスクリーン印刷によって、無
色または着色透明ないいま半透明インクを用いて模様と
同調した盛り上り模様部分を賦形し、該透明ないし半透
明インク層及び透明性の着色インクによる模様を通して
下地の湊板が見え、全体として異樹種又は/及び色の異
なる木材の湊板をモザィク模様貼りした様に見えること
を特徴とする立体感に富む湊板貼り化粧板の製造方法l
こ係り、その最も特徴とする所‘ま漢板を木目模様がほ
ぼ点対称や線対称となる様な比較的単純な模様に組み合
わせて鮎着した上面から該燦板の木質感をそこなわない
模様を透明性と不透明性のインクを用いて印刷して、あ
たかも異なる樹種の紫板が複雑に組み合わされているか
の様な見掛けを表現し、さらにその上面の所要の一部分
に透明性の立体感なインクの盛り上り層を形成して立体
感と木賃感に富み豪華なモザイク風見掛けの探板貼り化
粧板を製造する事にある。以下本発明を実施例となる図
面をもとに詳述する。
第1図は本発明において製造された化粧板の一例を示す
断面図である。本発明ではまず木質板や石綿スレート板
、ケイ酸カルシュゥム板などの無機質板、あるいはアル
ミや鉄板などの金属板などの常用基板1の表面に厚さが
0.2〜5.仇舷程度の梁板2を第2図(A〜K)に示
す様な単調な模様に組み合わせて貼着する。
漠板2は天然木を剥削して得たものでも、人工的に木目
模様を構成した人工木目化粧探板でもよく、又樹種も特
に限定しない。なお湊板を組み合わせて模様を構成する
方法は裁断した湊板2を基板1表面に手貼りしても、集
成フリッチ法によっても良い。ついで談単調な模様状に
組み合わせて構成した婆板2表面の所要部分に透明性の
着色インク3と不透明性の着色インク4を用いて木質感
を損なわない様に、例えば第3図や第4図,第5図に示
す様な模様を印刷する。
すなわち貼着した探板2が白色系で木目模様が目立たな
いセン単板等であっても透明性の着色インク3を用いて
茶褐色に着色印刷することで、その部分6をチーク単板
を用いた見掛けとしたり、黄褐色に着色印刷することで
、その部分7をケヤキ単板を用いた見掛けに、さらには
ベージュ色に着色印刷することで、その部分8をシオジ
単板を用いた様に見掛けなどとするためである。なお全
体の印刷模様の方向性を第3図や第4図こ示すように貼
着した探板2の木目模様とほぼ一致する様にそろえると
異樹種の探板が本当にモザイク状に組み合わされた様な
見掛けが一層強調され、効果的である。又模様の構成と
印刷インクの組み合わせとしては、不透明性着色インク
は模様の縁取りや、小さな面積の模様を表現する部分に
用い、その他の部分は出来るだけ透明性着色インクを用
いて模様を構成することで漢板の木質感を生かす。ここ
に使用する印刷方式は通常用いるグラビアオフセット、
平版、フレキソ、スクリーン、及び転写等の方式のうち
何れを用いても良く、複数色の印刷を程こす。印刷イン
クとしては着色剤として透明性に優れた染料や透明顔料
を用いたインクや常用の不透明顔料を用いたインクを用
いる。なお模様印刷の前処理工程として撰板表面にサン
ディングするとともに、透明合成樹脂をシーラーとして
塗布しておくと印刷インクとの付着性が向上し、かつイ
ンクのにじみも防止出来て好ましい。(図示せず)つぎ
に該印刷模様3上の所要の一部分にスクリーン印刷によ
って、寒色または着色透明ないし半透明インクを用いて
模様と同調した盛り上り模様部分5を賦形し、本発明の
化粧板を得る。
さらに場合によっては第1図に示すように表面保護と化
粧効果のために通常の塗装装置によって表面に通常の透
明な上塗り塗料の透明層6を塗布乾燥或いは暁付けて形
成しても良い。スクリーン印刷は通常の平型式の外にス
クリーン版がエンドレスになったロータリースクリーン
印刷機を用い、金網またはナイロン、テトロン等の合成
繊維のスクリーンを用いる。
ただ本発明の重要な特徴である硬化時に透明ないいま半
透明となるスクリーン印刷用インクのビヒクルとしては
例えばアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂ヱマルジョン、ェ
ポキシ樹脂t ウレタン樹脂、塩化ビニール樹脂、エチ
ルセルロース系樹脂などを用い、スクリーンを目づまり
させないため水落’性のビヒクルが好ましい。
体質顔料を添加する場合は例えばシリカまたはステアリ
ン酸亜鉛、またはガラスビーズなどの透明顔料を用い、
着色剤を使用するときは通常の透明性の染料を使用する
方が好ましい。この盛り上り部分は透明であることが必
要で、半透明の場合でも少なくとも下の印刷模様が透い
て見える程度の透明度を必要とする。
なお転移量を多くして本発明の効果を一層上げるため、
例えば不揮発分50%以上の固形分の高いものが望まし
く、粘度も例えば3万なし、し5方センチポィズ、場合
によってそれよりも高いものが用いられ、場合によりア
ミノ樹脂等を添加することにより若干チクソトロピー性
を付与する。
又本発明に使用するインクは塗布によりしべリングを起
すが、その際盛り上り部分の角がとれる程度であり、模
様が外方に流れて模様が乱れる粘度とチクソトロピ)性
は好ましくない。インクがクッション性と堅さを必要と
するときは目的に応じて他の樹脂を添加して樹脂を変性
せしめる。しかしながら本発明では従来法のスクリーン
印刷に要した程の厳格な物理性の調整を行わなくても模
様の違和性を生じる恐れは少ない。スクリーン版はイン
クの実質転移量を増すとともに、耐用性を向上させるた
めに例えばメッシュを30〜40で、メッシュ間隔を0
.2〜0.8物のスクリーンとするとインクの目づまり
もなく、印刷後のインクの流れも適当な立体感に優れた
インク層が得られ、乾燥後の盛り上り模様5の厚さを1
00〜500仏程度にすることが好ましい。
なお、本発明の製造方法は上記の他に変方として盛り上
り層の上に、それと同調してさらにグラビア等を用いる
通常の平坦な着色印刷7を施す場合、またはさらにその
上に通常の透明な上塗り塗料6で塗装する場合(第6図
はその場合を示す。
)があり、これらによって、さらに立体感の優れたモザ
イク模様の撚板貼り化粧材を得ることができる。以上の
ように本発明の方法により得られる化粧材は探板を木目
模様が点対称や線対称などの単純な模様に組み合せて貼
着した上面から該撰板の木質感をそこなわない様に模様
を透明性と不透明・性のインクを用いて印刷しているか
ら、あたかも異る樹種の探板が複雑に組み合された、モ
ザイク風の見掛けとなる。
さらにそれら印刷模様の所要の一部分に透明性の盛り上
り層が形成されているから、スクリーンインク層自体が
立体模様となるだけでなく、スクリーンインク層に残さ
れた網目模様が凸レンズの働きをして視覚的には着色印
刷模様を浮き上らせ、かつクリスタルの光沢を有するた
め従来全く予想もし得なかった立体感と木質感に富む豪
華なモザィク風見掛けの探、板貼り化粧板を得ることが
可能となった。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 厚さ15肋の合板表面に厚さ0.3脚のセン単板を第2
図Gに示す様なダイアモンド状に貼着した。
つぎに該探板の上面から第3図の様な模様をスクリーン
印刷方式により印刷した。但し画線部分と中央部分は濃
茶色の不透明インクを用い、斜線部はケヤキ色の透明性
インクを用いて印刷した。ついで該印刷模様の画線部と
中央部分を除いた全面に次の組成からなる透明スクリー
ンインクを用い、スクリーン印刷機にて凸状模様を形成
し、80℃一1Q分間乾燥してスクリーンインク層の厚
さを300凶とした。アクリル樹脂ヱマルジョン
9の重量部体質顔料(シリカ) 1〃
添加剤 1〃次いでウレタ
ン樹脂透明塗料を全面に120夕/〆上塗りして後70
〜80qoで4粉ご間乾燥し、印刷模様が凸状になって
いるケヤキ単板とセン単板を組み合わせたモザイク模様
の木質感に富んだ立体模様化粧合板を得た。
実施例 2 厚さ5側の合板表面に厚さ0.2側のセン単板とアガチ
ス単板を第2図Fに示す様な二本矢ばり状に貼着した。
つぎに該湊板の上面から第7図の様な模様を転写印刷方
式により印刷した。但し画線部は濃褐色の不透明インク
を用い、斜線部はチ−ク色の透明性インクを用いて印刷
した。ついで談印刷模様の函線部と無斜線部を除いた部
分に次の組成からなる着色透明スクリーンインクを用い
、スクリーン印刷機にて凸状模様を形成し、70〜80
℃−1■ご間乾燥してスクリーンインク層の厚さを15
0山とした。ェポキシ樹脂 96.9
$雲量部体質顔料(ステアリン酸亜鉛) 1〃
染料(CIAcidRed184) 0.0
1〃増粘剤(メチルセルロース) 1〃添加
剤 1〃次いでァミノ
ァルキッド樹脂透明塗料を全面に80夕/力上塗りして
後70〜80℃で30分間乾燥し、印刷模様が浮き上が
って見える立体感と木質感に富む漠板化粧合板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において製造された化粧板の一例を示す
断面図。 第2図(A〜K)は湊板の貼り方を示す平面図。第3図
,第4図,第5図及び第7図は本発明において製造され
た化粧板の一例を示す平面図。第6図は本発明において
製造された化粧板の実施例を示す断面図。1...常用
基板、2...燦板、3・・・透明性の着色インク、4
・・・不透明性の着色インク、5・・・無色または着色
透明ないし半透明インクを用いた模様と同調した盛り上
り模様部分、6・・・上塗り塗料の透明層、7・・・着
色印刷。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 常用基板表面に■板を木目模様がほぼ点対称又は線
    対称となる様にして貼着後、該■板の所要部分に透明性
    の着色インク又は透明性の着色インク不透明性の着色イ
    ンクを用いて模様を印刷し、ついで該模様上の所要の一
    部分にスクリーン印刷によって、無色または着色透明な
    いし半透明インクを用いて模様と同調した盛り上り模様
    部分を賦形し、該透明ないし半透明インク層及び透明性
    の着色インクによる模様を通して下地の■板が見え、全
    体として異樹種又は/及び色の異なる木材の■板をモザ
    イク模様貼りした様に見えることを特徴とする立体感に
    富む■板貼り化粧板の製造方法。
JP16049880A 1980-11-12 1980-11-12 立体感に富む▲つき▼板貼り化粧板の製造方法 Expired JPS605467B2 (ja)

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