JPS6051186B2 - テ−プレコ−ダの表示装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダの表示装置

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JPS6051186B2
JPS6051186B2 JP3858479A JP3858479A JPS6051186B2 JP S6051186 B2 JPS6051186 B2 JP S6051186B2 JP 3858479 A JP3858479 A JP 3858479A JP 3858479 A JP3858479 A JP 3858479A JP S6051186 B2 JPS6051186 B2 JP S6051186B2
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cue
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裕二 早川
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Teac Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テープレコーダの表示装置に関するものであ
る。
自動頭出し(選曲)可能なテープレコーダには、願出し
指定を示す表示部が設けられており、例えば第3曲目を
指定すれば表示部に3が表示される。
これにより、操作者は指定曲を明確に判断することが可
能になる。ところで、テープレコーダにはテープ走行量
を示すテープカウンタも設けなければならないので、複
数の表示装置が必要と・なり、コストが必然的に上昇す
る。そこで、表示器を願出し表示とテープ走行表示とで
共用し、一方を点滅表示として両者を区別することが考
えられる。
しかし、点滅表示のための発振器が必要になり、回路構
成が複雑になる。7 従つて、本発明の目的は、比較的
簡単な回路構成で願出し表示とテープ走行表示との両方
を共通の表示器に区別して表示することが出来る表示装
置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、複数の忙報ブロッ
クが記録されている磁気テープを走行させて磁気ヘッド
で情報変換を行う装置における表示装置であつて、前記
磁気テープの走行量を計数するテープ走行量カウンタと
、前記情報ブロックの相互間を検出し、情報ブロック間
検出パルスを発生する情報ブロック間検出回路と、現在
の情報ブロックと再生を希望する情報ブロックとの差に
対応する数の頭出し設定用パルスを発生させるための頭
出し操作スイッチと、前記頭出し設定用パルスと前記情
報ブロック間検出パルスとの両方に応答し、この両方の
差に対応した出力を前記テープ走行量カウンタの出力よ
りも小さな桁数で発生する頭出しカウンタと、前記テー
プ走行量カウンタの出力と前記頭出しカウンタの出力と
を選択的に表示するための複数桁の表示器と、前記頭出
し操作スイッチの操作に応答して頭出しモードとされた
ことを記憶する頭出しモード記憶回路と、前記頭出しモ
ード記憶回路から得られる頭出しモードを示す信号に応
答して前記テープ走行量カウンタの出力を通過させ、且
つ前記表示器においてテープ走行量に無関係な上位の桁
が有る時には、この上位の桁に零(イ))を表示するよ
うに前記テープ走行量カウンタの出力を前記表示器に供
給する第1の論理回路と、前記頭出しモード記憶回路か
,ら得られる頭出しモードを示す信号に応答して前記頭
出しカウンタの出力を前記表示器に供給するが、前記表
示器において頭出しに無関係な上位の桁が有る時には、
この上位の桁を零(イ))に表示せずに無表示とするよ
うに前記頭出しカウンタの5出力を前記表示器に供給す
る第2の論理回路とから成るテープレコーダの表示装置
に係わるものである。
上記発明によれば、頭出しカウンタの出力の桁数をテー
プ走行量カウンタの出力よりも小さく設3定すると共に
、テープ走行量カウンタの出力の上位桁が零の場合には
例えば(イ)12〕の様に零(0)も表示するが、頭出
しカウンタの出力の上位桁が零の場合には、例えば3桁
の表示器であつても例えば〔005〕の様に表示せずに
、零を除去41して単に〔5〕と表示する様にしたので
、同一の表示器を使つて2種類の表示を行つても両者を
明確に区別することが出来る。
この結果、比較的簡単な回路でテープ走行量表示と頭出
し表示との両方を行うことが可能になる。以下、図面を
参照して本発明の実施例について述べる。
第1図に示す本発明の実施例に係わるテープレ5コータ
の制御回路においては、一対のリールで走行される磁気
テープ1に再生ヘッド2が当接している。磁気テープ1
が装架されたリールは、図示されていないリールモータ
及びキヤプスタンモータによつて、定速送り、正方向早
送り、及び巻戻Oし状態に回転される。このため、常開
接点構成のプレイスイッチ3、正方向早送りスイッチ4
、巻戻しスイッチ5が設けられている。また停止操作を
するための停止スイッチ6、頭出し指定操作するための
頭出しスイッチ7、及びリセツトスイツ7チ8が常開接
点構成で夫々設けられている。尚図示はされていないが
、記録スイッチ、ポーズスイッチ等が設けられる。再生
ヘッド2は磁気テープ1に常に当接しているわけではな
く、プレイモードにおけるフリップ″フロップ41の出
力に応答して比較的強く当接し、頭出しモードにおける
ヘッド移動用プランジャソレノイド9の駆動に応答して
比較的弱く当接し、通常の早送リモート及び巻戻しモー
ドではテープ1から離れる。
再生ヘッド2は図示が省略されている再生出力回路に接
続されている他に、情報ブロック区間即ち曲区間(信号
区間)と無信号区間(曲間)とを区別して検出するため
の回路に接続されている。
即ち、増幅器10、積分回路11、シユミツトトリガ回
路12からなる曲区間(信号区間)信号を形成するため
の波形整形回路に接続されている。従つて再生ヘッド2
で検出された信号は増幅器10で増幅された後に積分回
路11によつて包絡線検波的な出力に変換され、更に一
定レベル以上に応答するシユミツトトリガ回路12によ
つて第2図Aに示すような矩形波に整形される。シユミ
ツトトリガ回路12の出力は0Rゲー13を介してパル
ス後縁を検出するための微分回路14に接続されている
ので、微分回路14からは耶2図Aに示す曲信号Al,
A2,A3等の後縁に応疼して第2図Dに示す微分パル
スが得られ、これうく頭出し検出をするための計数及び
記憶及び比較幾能を有するアップダウンカウンタ15の
ダウンベカ端子16に付与される。
0Rゲート13のもう一方の入力端子は約0.3sec
に設定された単安定マルチバイブレータ17の出力に結
合され、また単安定マルチバイブレータ17は早送りス
イッチ4に接続されているので、例えば、第2図のT4
時点で早送りスイッチ4をオン操作して単安定マルチバ
イブレータ17に第2図Bに示すような負パルスがトリ
ガ信号として入力すると、第2図Cに示すパルスが曲見
掛け信号として0Rゲート13に与えられる。
従つて、0Rゲート13からは、第2図Aの曲信号と−
第2図Cのマルチ出力(曲見掛け信号)との和の信号列
が得られ、微分回路14からも和の信号列に応答して曲
終端検出信号と曲終端見なし信号との和のパルス列が得
られる。ところで、シユミツトトリガ回路12から曲信
号出力されている期間に単安定マルチバイブレータ17
からパルス発生しても、0Rゲート13は応答しない。
従つて、0Rゲート13は無信号期間にのみ単安定マル
チバイブレータ17の出力を選択的に送出する機能も有
する。頭出し用アップダウンカウンタ15のアップ入力
端子18は、頭出しスイッチ7に接続されている。
従つて、頭出しスイッチ7を操作する毎に第2図Fに示
すようなアップパルス入力がカウンタ15に付与され、
これ力幼ウンタ15で記憶される。例えば、第2図Fに
示すようにTl,t2,t3時点で頭出しスイッチ7を
3回オン操作すれば、3つの負パルスが順次にカウンタ
15に入力し、これが順次に計数され、出力端子から第
2図Hで説明的に示すように順次に出力される。即ち、
t1時点での第1回目の操作で第2図Hに示す1に対応
したデジタル信号が出力し、し時点での第2回目の操作
で2に対応したデジタル信号が出力し、T3時点での第
3回目の操作で3に対応したデジタル信号が出力する。
尚、計数値は次のアップ又はダウンのパルスが入力され
るまで保持されている。頭出し用アップダウンカウンタ
15のダウン端子16には頭出しモード時に微分回路1
4から、例えば第2図Dに示す如くT5,t7,t9時
点でダウン制御微分パルスが入力するので、頭出し指定
された計数値3は、第2図Hに示す如くダウンパルスに
応答して2.1.0と変化する。頭出しアップダウンカ
ウンタ15から得られる頭出し信号は、信号切換回路と
して働くAND回路19、0Rゲート20、及び2進(
BCD)−7セグメント信号変換器21を通して表示器
22に供給される。
この装置においては、変換器21及び表示器22がテー
プ走行量表示と、頭出し表示との両方に使用されている
ため、2つのAND回路19,23によつて選択された
一方のカウンタ出力が表示される。24はテープ走行量
を計数してテープ走行量信号を送出する2進カウンタで
ある。
このカウンタ24に入力パルスを与えるために、リール
軸に結合された永久磁石の回転板25の回転を検出する
ためのホール素子と波形整形回路からなるピックアップ
26が設けられ、このピックアップ26から得られるリ
ールの回転即ちテープ走行量に対応したパルス列がテー
プカウンタ24のクロック端子即ち入力端子53に供給
される。尚カウンタ24をテープ走行方向に対応されて
アップ又はダウン動作させるために、ピックアップ26
と所定間隔でもう一つのピックアップ27が設けられ、
テープ走行方向検出用のDタイプフリップフロップ52
のD端子に一方のピックアップ26が接続され、C端子
に他方のピックアップ27が接続され、このQ出力端子
がカウンタ24のロード端子即ちアップダウン制御端子
54に接続されてい!る。このため、正方向走行に対応
してフリップフロップ52のQ出力が高レベルになつた
時にカウンタ24はアップ動作となり、逆方向走行に対
応してQ出力が低レベルになつた時にカウンタ24はダ
ウン動作となる。勿論、カウンタ24の入力ノとなるパ
ルスを、別の形式のタコメータ又はテープ走行量検出器
によつて形成しても差支えない。テープ走行量信号送出
回路として機能するカウンタ24から得られるテープ走
行量信号は、第1のMの回路23、0Rゲート20、及
び変換器251を通して表示器22に供給されるので、
信号切換回路として働く第1のAND回路23によつて
カウンタ24の出力が選択されている期間のみ表示器2
2にテープ走行量信号が表示される。28は頭出しモー
ドを記憶するための頭出しフθリップフロップである。
このフリップフロップ28のセット端子Sは頭出しスイ
ッチ7に接続されているので、例えば第2図Gにおける
t1時点での頭出しスイッチ7のオン操作に応答してセ
ットされ、このQ出力は高レベルになる。このフリップ
フロップ28のQ出力端子はANDゲート29に接続さ
れている他、第2のAND回路19にも接続されている
。このため、フリップフロップ28が頭出しモードにセ
ットされている期間においては、Q端子から得られる高
レベル信号が第2のN1回路19に付与され、頭出しカ
ウンタ15の出力がAND回路19を通過する。一方、
フリップフロップ28のO出力端子は第1のAND回路
23に接続されているので、頭出しフリップフロップ2
8がセットされている期間は、第1のAND回路23に
低レベルのη出力が付与され、テープ走行量カウンタ2
4の出力は第1のAND回路23を通過することは不可
能である。従つて、頭出しフリップフロップ28がセッ
トされている第2図のち〜らの期間においては、第2図
1に説明的に示すように、第2図Hに説明的に示す頭出
しカウンタ15の出力が表示器22に表示される。しか
し、頭出しフリップフロップ28がT9時点でリセット
されてO出力端子力塙レベルになると、第1のAND回
路23をテープ走行量カウンタ24の出力が通過するこ
とが可能になり、第2図1(7)T9時点以後に説明的
に示すように、テープ走行量カウンタ24の出力が例え
ば、256,257.258のように順次に表示される
。このT9時点以後においては、第2のAND回路19
に低レベルのQ出力がフリップフロップ28から供給さ
れるので、頭出しカウンタ15の出力の通過は阻止され
る。尚頭出しフリップフロップ28のO出力端子はライ
ン30を介してNANDゲート31にも接続されている
。早送りフリップフロップ32のセット端子Sは早送り
スイッチ4に接続されているので、例えば第2図Bに示
す如くT4時点で早送りスイッチ4がオン操作されると
、低レベルのセット信号が供給され、Q出力端子が高レ
ベルとなる。
Q出力端子!はライン33によつて正方向早送り制御回
路(図示せず)に接続されていると共に、0Rゲート3
4に接続されている。正方向早送り制御回路は、フリッ
プフロップ32のQ出力に応答して、テープ1を正方向
に高速走行させるようにリールモークタを制御し、また
リール台のブレーキ解除等を行う公知の一般的な制御回
路である。0Rゲート34の出力ANDゲート29の入
力となるので、頭出しフリップフロップ28と早送りフ
リップフロップ32との両方がセットされた時点でAN
Dゲート29の出力が高レベルとなる。
ANDゲート29の出力はトランジスタスイッチ回路3
6の制御端子に接続されているので、ANDゲート29
の出力が高レベルになると、スイッチ回路36がオンに
なり、ヘッド移動用プランジャソレノイド9が付勢され
て、テープ1にヘッド2が軽く摺接し、高速再生(頭出
し走行)が開始される。巻戻しフリップフロップ37の
セット端子Sはフ巻戻しスイッチ5に接続されているの
で、巻戻しスイッチ5をオン操作して低レベルのトリガ
パルスを付与することによつてフリップフロップ37は
セットされ、このQ出力端子が高レベルとなる。フリッ
プフロップ37のQ出力端はライン38によつて巻戻し
制御回路(図示せず)に接続されていると共に0Rゲー
ト34に接続されている。巻戻し制御回路はフリップフ
ロップ37のQ出力に応答してテープ1を逆方向に高速
走行させるようにリールモータを制御し、且つリール台
のaブレーキの解除する公知の回路である。このフリッ
プフロップ37のQ出力も0Rゲート34を介してAN
Dゲート29に入力されるので、巻戻し状態での頭出し
が可能である。プレイスイッチ3はインバータ39とN
ORゲート40とを通してプレイフリップフロップ41
のセット端子Sに結合されている。
従つて、プレイスイッチ3をオン操作して低レベルのプ
レイ信号を発生させると、フリップフロップ41がセッ
トされ、Q出力端子が高レベルになる。Q出力端子はラ
イン42を介して図示されていないプレイ制御回路に接
続されている。このプレイ制御回路は一般のテープレコ
ーダと同じ様に、リールモータを駆動し、且つブレーキ
を解除し、且つピンチローラをキヤプスタンに転接させ
、更にヘッド2をテープ1に摺接させる等の制御を行う
回路である。この装置は、頭出し検索が終了した後に自
動的にプレイモードになるように構成されている。
このため、プレイフリップフロップ41の入力段のNO
Rゲート40の一方の入力端子と頭出しカウンタ15の
出力端子との間に指定頭検出機能を有する零検出回路4
3が設けられている。この実施例の場合、零検出回路4
3は、頭出しカウンタ15のすべての出力を入力とする
NORゲートで構成されている。第1図ではカウンタ1
5の出力ラインは一本で示されているが、実際には2進
デジタル信号を伝送するために複数本のラインから成り
、この複数のラインが零検出回路43に接続されている
。頭出しカウンタ15は既に説明したように例えばn=
3として第3番目の曲が指定された場合には、3を一時
記憶するが、頭出しモードで曲立下り(後縁)が検出さ
れる毎にダウンカウントとなり、例えば第2図のち時点
で計数値(出力)が零となる。このため総ての出力ライ
ンは低レベルとなり、零検出回路43の出力が第2図E
に示す如く高レベルになる。そしてこれがNORゲート
40を介してプレイフリップフロップ41に付与される
。従つてT9時点から再生モードに転換する。停止スイ
ッチ6は、早送りフリップフロップ32、巻戻しフリッ
プフロップ37、及びプレイフリップフロップ41のリ
セット端子Rに夫々接続されているので、これをオン操
作すると夫々のフリップフロップ32,37,41はリ
セットされる。
また頭出しフリップフロップ28を停止スイッチ6の操
作でリセットするために、停止スイッチ6はNORゲー
ト44及び45を介して頭出しフリップフロップ28の
リセット端子Rに接続されている。尚頭出しフリップフ
ロップ28をプレイスイッチ3の操作の応答してリセッ
トするために、プレイスイッチ3も、NORゲート44
及び45を介してフリップフロップ28のリセット端子
Rに接続されている。
また頭出しフリップフロップ28を頭出し終了に応答し
てリセットするために、零検出回路43の出力がNOR
ゲート45を介してフリップフロップ28のリセット端
子Rに結合されている。NORゲート46は頭出しモー
ドの解除に応答して頭出しカウンタ15をリセットし、
且つリセットスイッチ8の操作に応答して頭出しカウン
タ15をリセットするために設けられている。
このため、NORゲート46の一方の入力端子はインバ
ータ47を介してリセットスイッチ8に接続され、他方
の入力端子はインバータ48を介してNORゲート45
の出力に接続され、出力端子は頭出しカウンタ15のリ
セット端子49に接続されている。従つてリセットスイ
ッチ8をオン操作することによつてNORゲート46の
出力が低レベルとなり、カウンタ15のリセット端子4
9に低レベルのリセット信号が付与され、カウンタ15
はリセットされる。これにより、カウンタ15の出力が
零となり、零検出回路43から零検出信号が発生し、頭
出しフリップフロップ28がリセットされ、一方プレイ
フリップフロップ41がセットされる。このため、プレ
イモードに転換すると同時に第1のAND回路23をテ
ープ走行量カウンタ24の出力が通過し、表示器22は
テープ走行量表示になる。この装置は上述の如き機能を
有するため、頭出し中に急に希望再生曲を変更し、頭出
し指定曲よりも前の曲を再生したい場合に、表示器22
を見ながら、変更した曲の時点でリセットスイッチ8を
操作することにより、頭出しモードが解除され、その時
点におけるテープ位置から正常再生が開始される。NO
Rゲート46はNORゲート44及び45を介してプレ
イスイッチ3及び停止スイッチ6にも接続されているの
で、頭出しモードにおいてプレイスイッチ3をオン操作
した時にも頭出しカウンタ15にリセット信号が付与さ
れ、また停止スイッチ6をオン操作した時にも頭出しカ
ウンタ15にリセット信号が付与される。
尚この場合、頭出しフリップフロップ28も同時にリセ
ットされる。NANDゲート31の一方の入力端子はイ
ンバータ50を介してリセットスイッチ8に接続され、
他方の入力端子はライン30を介して頭出しフリツプフ
ロツプ28の互出力端子に接続されているので、頭出し
フリップフロップ28がリセットされて?出力端子が高
レベルの期間のみリセットスイッチ8のオン操作に応答
して両人力が高レベルとなり、NANDゲート31の出
力が低レベルとな5り、テープ走行量カウンタ24のリ
セット端子51にリセット信号が付与され、カウンタ2
4がリセットされる。
これにより、カウンタ24は一旦リセットされ、プレイ
モード中であればリセットされた時点から新たに計数を
開始し、表示器220に新しい計数値が表示される。一
方、頭出しフリップフロップ28がセットされている期
間においてはこのO出力が低レベルであるために、例え
リセットスイッチ8を操作しても、NANDゲート31
からリセット信号が発生しない。従つて、カウンタ24
は継続してテープ走行量を計数する。第3図は第1図の
頭出しカウンタ15、テープ走行量カウンタ2牡第1の
AND回路23、第2のAND回路19、0Rゲート2
0、変換器21、表示器22、及び零検出回路43を更
に詳しく示す回路図である。この実施例ではテープ走行
量表示系が3桁スタチツク点灯回路に構成され、頭出し
表示系が2桁スタチツク点灯回路に構成されている。3
つのアップダウン・カウンタ24a,24b,24c(
7)縦続接続からなるテープ走行量カウンタ24の、夫
々のカウンタ24a,24b,24cから導出された出
力ライン61,62,63は、実際には夫々複数本から
成り、1つのラインが夫々7セグメント表示デジタル信
号を伝送する。
同様に2つのアップダウン・カウンタ15a,15b(
7)縦続接続から成る頭出しカウンタ15の、2つの出
力ライン64,65も、実際には夫々複数本から成り、
1つのラインが夫々7セグメント表示デジタル信号を伝
送する。3桁表示を可能にするために、2進−7セグメ
ント変換器21は3つの変換器21a,21b,21c
を有し、また表示器22は3つの表示器22a,22b
,22cを有する。
テープカウンタ24の第1の出力ライン61はANDゲ
ート70と0Rゲート20cと変換器21cとを介して
第.1桁表示器22cに接続され、第2の出力ライン6
2はANDゲート68と0Rゲート20bと変換器21
bとを介して第2桁表示器22bに接続され、第3の出
力ライン63はANDゲート66と0Rゲート20aと
変換器21aとを介して第3桁表示器22aに接続され
ている。そして、ANDゲート66,68,70のもう
一方の入力端は頭出しフリップフロップ28の寛出力端
子に接続されているので、頭出しフリップフロップ28
がリセットされている期間のみテープカウンタ5の出力
が表示器22に送られる。そして、出力ライン61,6
2,63の信号が零表示信号であつても、表示器22に
送られる。このため、テープ走行量が例えば5である場
合には005の3桁表示となる。
4頭出しカウンタ15の第1桁表示
出力ライン64はANDゲート71と0Rゲート20c
と変換器21cとを介して第1桁表示器22cに接続さ
れ、第2桁表示出力ライン65はN1ゲート69と0R
ゲート20bと変換器21bとを介して第2桁表示器2
2bに接続されている。そしてANDゲート69,71
のもう一つの入力端子は頭出しフリップフロップ28の
Q出力端子に接続されている。またANDゲート69の
残りの入力端子はインバータ72を介して零検出回路7
3の出力端子に結合されている。NOR回路で構成され
た零検出回路74の入力は出力ライン65に結合されて
いるので、出力ライン65が零表示デジフタル信号を伝
送している期間に応答して高レベル出力を発生し、これ
がインバータ72で低レベル出力に反転されてANDゲ
ート69の入力となる。このため、頭出しの曲が例えば
第3番目の場合・には、表示器22b,22cによつて
03と表示されずに、単に3と表示される。
勿論、頭出し曲が2桁の例えば第1幡目である場合には
、表示器22b,22cによつて15と表示される。テ
ープ走行量表示時には前述した如く例えば005のよう
な゛3桁に表示され、頭出し表示時には2桁に表示され
且つ第2桁で0表示がされないので、テープ走行表示時
の表示状態と頭出し時の表示状態との間に大幅な相違が
生じ、表示器22に何が表示されているかを容易に判断
することが可能である。第3図における零検出回路43
はNOR回路で構成されており、出力ライン64,65
を入力としている。従つて、カウンタ15の出力ライン
64,65の総てが零即ち低レベルになつた時に高レベ
ルの零検出信号即ち頭出し検出信号を発生する。第3図
において、出力ライン61,62,63,64,65に
対応させて5つのANDゲート66,68,69,70
,71が設けられ、また3つの0Rゲート20a,20
b,20cが設けられているが、7セグメント表示用デ
ジタル信号を伝送するためには、4ビット即ち4本のラ
インが必要であるので、上記のN1ゲート及び0Rゲー
トは4つのANDゲート及び0Rゲートを総括して説明
的に表わす。次に、種々の自動頭出しの操作方法及び動
作について述べる。
テープ始端における透明部分の無信号区間から頭出しモ
ードを開始させたい場合には、電源投入後に、今、頭出
しを希望する曲が第n番目であるとすれば、頭出しスイ
ッチ7をn回オン操作する。
このn回の操作に応答して表示器22の表示は、1.2
.3.・・・・・・nと変化し、且つカウンタ15に記
憶される。次に、早送りスイッチ4をオンにすると、正
方向高速再生モード即ち正方向頭出しモードとなり、ヘ
ッド2に結合されたシユミツトトリガ回路12で曲の後
縁が検出され、これが頭出しカウンタ15に計数される
。この際、スイッチ4の操作に応答して曲の後縁とみな
す信号即ち単安定マルチバイブレータ17の立下り信号
もカウンタ15に入力される。そして実質及び見掛け上
,の曲後縁数と記憶されているn曲とが比較され、両者
が一致した時に頭出し検出信号が発生し、この信号に基
づいて頭出しモードが解除され、プレイモードに自動的
に転換する。そして、曲間経過後の安定したテープ走行
状態においてn曲の再生が開始される。また表示器22
における表示もテープ走行量表示に自動的に転換する。
次に、例えば第2図Aの第1曲信号A1の区間を再生し
ている状態で第3曲信号A3の頭出しを行う場合には、
A1から数えて第2番目であるか−ら、頭出しスイッチ
7を2回オン操作する。
これにより、頭出しフリップフロップ28がセットされ
、表示器22における表示がテープ走行表示から、頭出
し表示に切換わり、2と表示される。しかる後、早送り
スイッチ4を操作すると、ANDゲート29から頭出し
モード信号が得られ、スイッチ回路36がオンになり、
プランジャソレノイド9によつてヘッド2が頭出し高速
再生位置に移動し、テープ1に軽く接触する。またライ
ン33から得られる正方向早送リモート信号によつてテ
ープ走行系は早送り状態に設定される。そして、高速再
生で曲後縁が2つ検出された時点で、頭出し検出信号が
発生し、頭出しフリップフロップ28はリセットされ、
再びプレイモードとなると共に、表示器22の表示も再
びテープ走行量表示になる。巻戻し状態で曲の頭出しを
行う場合も、早送り状態と実質的に同一な操作を行う。
例えば、テープ終端において、テープ終端から2曲目の
頭出しを行う場合には、頭出しスイッチ7を2回オン操
作する。しかる後巻戻しスイッチ5をオンにすることに
より、巻戻しフリップフロップ37がセットされ、テー
プが巻戻し状態になると共に、プランジャソレノイド9
の働きでヘッド2が高速再生位置に移り、頭出し検出が
行われ、頭出し完了時点で自動的にプレイモードに転換
する。この装置で曲の終りで停止したい場合には、頭出
し検出に応答して自動的にプレイモードに転換したら直
ちに停止スイッチ6を操作すればよい。
この操作は、表示器22があるので、容易に達成される
。この装置で第1曲目の頭を短時間で検索したい場合に
は、テープ始端の無信号区間で、頭出しスイッチ7を2
回操作して、表示器22の表示を2とした後に、早送り
スイッチ4をオンにして正方向早送りの頭出しモードと
する。
この結果、透明テープが過ぎた近辺で単安定マルチバイ
ブレータ17の出力が立下り、表示は1になる。その後
、第1曲目になつたであろうと思われる時点で巻戻しス
イッチ5を操作すると、巻戻しモードで頭出し検索され
、第1曲目の頭で正方向プレイモードに自動的に転換す
る。第4図は本発明の別の実施例を示すものである。
この実施例においては、磁気テープ1に接触する再生ヘ
ッド2に、曲後縁(終端)検出回路80及び初期無信号
検出回路81が接続されている。曲後縁検出回路80は
第1図における増幅器10から微分回路14までの回路
と同様に曲の後縁にてパルスを発生する回路である。初
期無信号検出回路81は、正方向早送りスイッチ4のオ
ン操作に応答して、このオン操作時における再生信号の
有無を検出し、再生信号が無い場合にパルスを発生する
回路であり、第1図の単安定マルチバJイブレータ17
と0Rゲート13と微分回路14とを組み合せた状態の
機能を有する回路である。曲後縁検出回路80と初期無
信号検出回路81との出力パルスが入力されるカウンタ
15aは、両方の和の計数をするものである。頭出しス
イッチ7に結合されたメモリ82は、頭出しスイッチ7
をn回操作したことを記憶する回路であり、カウンタで
構成されている。
カウンタ15aの出力とメモリ82の出力とを比較する
比較回路43aは、予め記憶されたメモフリ82の出力
と頭出し高速再生で計数されたカウンタ15aの出力と
を比較し、両者が一致したときにライン83に一致信号
を送出するものである。
従つてこの比較回路43aは第1図の零検出回路43と
同様の機能を有し、出力ライン83の信号は頭出しモー
ドを解除するために利用され、且つプレイモードを設定
するために利用される。カウンタ15aの出力とメモリ
82の出力とを入力とする演算回路84は、メモリ82
の出力からカウンタ15aの出力を引き算するものであ
る。7セグメント表示信号メモリ85は、表示に必要な
7セグメント表示信号を記憶するものであり、演算回路
84の出力に制御されて、この出力に一致する7セグメ
ント表示信号を送出するものである。
テープ走行量を検出するピックアップ26に結合された
テープ走行量信号発生回路86は、テープ走行量に対応
した7セグメント表示信号を送出する回路である。表示
信号切換回路87はライン88から付与されるモード信
号に応答して、メモリ85から送出される頭出し表示信
号とテープ走行量信号発生回路86から送出されるテー
プ走行表示信号とを選択的に出力するものである。従つ
て、この切換回路87の出力ライン89に接続される表
示装置には、テープ走行量と頭出し信号とが選択的に表
示される。上述の如く構成された装置によつても、第1
図の装置と同様な取扱いが可能となり、同様な利点が得
られる。
以上本発明の実施例について述べたが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、更に冫変形可能なも
のである。
例えば、表示器22による表示をダイナミック点灯方式
としてもよい。またマイクロコンピュータにおけるメモ
リ、演算回路、制御回路等を利用して、頭出し検出及ひ
制御を行つてもよい。また頭出しスイッチ7を1つの押
しボタンスイッチとせずに、0〜9までの1陥の押しボ
タンスイッチとして頭出し指定を行うようにしてもよい
。また頭出しスイッチ7の操作に応答して頭出し早送り
状態(高速再生状態)となるようにしてもよい。即ち早
送りスイッチ4の操a作を省略して頭出し早送りを開始
させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるテープレコーダの制御
及び表示部を示す回路図、第2図は第1図のA−1点の
状態を説明的に示す波形図、第3図は第1図の一部を詳
しく示す回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の情報ブロックが記録されている磁気テープを
    走行させて磁気ヘッドで情報交換を行う装置における表
    示装置であつて、前記磁気テープの走行量を計数するテ
    ープ走行量カウンタと、前記情報ブロックの相互間を検
    出し、情報ブロック間検出パルスを発生する情報ブロッ
    ク間検出回路と、現在の情報ブロックと再生を希望する
    情報ブロックとの差に対応する数の頭出し設定用パルス
    を発生させるための頭出し操作スイッチと、前記頭出し
    設定用パルスと前記情報ブロツク間検出パルスとの両方
    に応答し、この両方の差に対応した出力を前記テープ走
    行量カウンタの出力よりも小さな桁数で発生する頭出し
    カウンタと、前記テープ走行量カウンタの出力と前記頭
    出しカウンタの出力とを選択的に表示するための複数桁
    の表示器と、前記頭出し操作スイッチの操作に応答して
    頭出しモードとされたことを記憶する頭出しモード記憶
    回路と、前記頭出しモード記憶回路から得られる頭出し
    モードを示す信号に応答して前記テープ走行量カウンタ
    の出力を通過させ、且つ前記表示器においてテープ走行
    量に無関係な上位の桁が有る時には、この上位の桁に零
    (0)を表示するように前記テープ走行量カウンタの出
    力を前記表示器に供給する第1の論理回路と、前記頭出
    しモード記憶回路から得られる頭出しモードを示す信号
    に応答して前記頭出しカウンタの出力を前記表示器に供
    給するが、前記表示器において頭出しに無関係な上位の
    桁が有る時には、この上位の桁を零(0)に表示せずに
    無表示とするように前記頭出しカウンタの出力を前記表
    示器に供給する第2の論理回路と、から成るテープレコ
    ーダの表示装置。
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