JPS6050425A - 組合せ秤における自動スパン調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は組合せ秤の自動スパン調整方法の改良に関する
。

組合せ秤は複数の計量ホッパーを備え、各計量ホッパー
内に供給された被計量物を夫々計量し、各計量値を組合
せ演算して設定重量又は設定Ｍ量に近い１皿の組合せを
選択するものである。

上記組合せ秤の従来スパン調整は、先ず組合せ秤の稼動
を停止し、次に全ての計量ホッパーを空にしてから、基
準分銅を負荷してスパン定数等を設定するものである。

即ち組合せ秤の稼動を一時停止させないとスパンＢＩＪ
整できないので、稼動中スパンが変化した場合正確な計
量ができず計量精度が悪くなる。

従って組合せ秤の稼動中適宜時間毎にスパン調整するよ
うになるので組合せ秤の作業能率が著しく悪いものにな
っていた。

本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものでその目的
とする処は、組合ぜ秤の稼動中にスパン調整する仁とが
できる方法を提供して、組合せ秤の作業能率を向上させ
ると共に組合せ′＃１度を高めることにある。

ルｆる本発明の組合せ秤におけるスパンＷＭ整方法は、
前記組合せ秤において、組合せ作業中組合せに選択され
ない計量ホッパーに適時に基準分銅を負荷し、基準分銅
を負荷した時と負荷しない時との出力信号の差よりスパ
ンを演算算出することを特徴とする。

組合せ秤の一例を図面によシ説明すれば、図中（１）は
縦長の板を瞬シ合うように設けてなる分散板であシ、該
分散板（１）上の被計量物を互いに異なる方向に搬送す
るように分散板（１）の下方に電磁振動式のフィーダ（
９ンを設けると共に、分散板（１）の外側辺に供給トラ
フ（２）を列状に並設する。

供給トラフ（２）は断面路コの字状に形成した搬送路で
あり、下方に電磁振動式のフィーダα０を設けると共に
、各供給トラフの搬出端にプールホッパー（５）を設け
る。

プールホッパー（５）はホッパ一本体（５ａ）と底着（
５ｂ）とからなる校訂１を物貯溜用のホッパーであシ、
各プールホッパ−（５）の下方に計量ホッパー（６）を
配設する。

計量ホッパー（６）はホッパ一本体（６ａ）と底蓋（６
ｂ）とからなシ、ロードセル出力を介して秤本体（ロ）
に設けたもので、該ホッパー（６）内の被ｉｔ　ｉ物を
計量するものである。

上記各計量ホッパー（う）のロードセルＣＩの出力は％
変換器０を経て制御装置（４）に入力し、該制御装置は
各計量値を算出すると共に、谷計量値を組合せて設定重
量又は設定重量に近い組合せを選択するものである。

上記各計量ホッパー（６ンには夫々載台（６ｃ）を設け
ると共に、該載台の上方には基準分＠←）を上下動自在
に吊持する。

基準分餉伝）はスパンを設定する為の基準となる既知の
重量を備えた分銅であシ、ソレノイド（３）のオンオフ
によシ上下動し、下動した時は載台（６ｃ）上に載承さ
れるものである。

上記制御装置（４）には更−にメモリー（７）及び表示
部（８）を接続する。

メモリー（７）は各ロードセルαρのスパン定数、用量
時の出力カウント及び基準分銅←）を載承した時の出力
カウント等を記憶するものであシ、表示部（８）は組合
せとして選択された計量ホッパー（６ンの番号及び組合
せ重量等を表示するものである。

上記１０個の計量ホッパー（６）のうち組合せとして選
択されるものは通常４個以内であり、選択されない６個
以上の計量ホッパーは遊休状態となる。

即ち、選択された被劇量物を搬出し、新たな被計量物を
搬入して、ｉ′ｉ景が済む迄のｒ！Ｊが遊休状態と、な
る。

制御装置（４）は組合せとして選択されなかった計量ホ
ッパー（６呻ソレノイド（３ンを駆動して基準分銅ωを
載台（６ｃ）上に載承させてスパン調整する。

スパン調整の一例を第３図にょ勺説明すれば、ｂ＝ロー
ドセルの無負荷時の出力 ａｏ：正規のスパン定数 Ｘ：任意の負荷重量 Ｙｏニスパン定数ａＱにおける負荷Ｘのロードセル出力 調整前のスパン定数が正規の場合は、 Ｏ にて重量がシ、出される。ところがスパン定１’（ａ。

が変化してａになるとロードセルの出方はＹに変化し、
この場合は、 にて重量が算出される。

ホッパー内に被計量物がある場合は、 Ｘｌ：計量ホッパー内の被計量物重量 Ｘ：基準分銅の重量 Ｘ２　＝Ｘ１　＋ｘ Ｙｌ：負荷Ｘ１のロードセル出力 Ｙ２：負荷Ｘ２のロードセル出力 ａ：変化波のスパン定数 とすれに１基準分銅伝）を載承することによって既知と
なる値はａを除くもの全てである。スパン定数ａは第３
図中のグラフの傾きである。従って、にてスパン定数が
算出され、該スパン定数ａを前記（１）式 に代入し演算することによってスパンＷ１整するととが
できる。

上記スパン調整方法の手順を第５図により説明すれば、
先ず作業開始と共にシカ、プールホッパー（５）を開閉
動じて被計量物を計量ホッパー（６）へと搬入し磐、針
長するに）。

「計量値を組合せて設定重量に近くなる組合せを演算し
くハ）、最も近い組合せとなる計量ホッパー（６）を選
択しくニ）、選択された計量ホッパー（６）を開閉動し
組合せを得る（ハ）。

組合せとして選択されなかった計量ホッパ＝（６）を零
点補正しくハ）、そのうちスパン調整条件（単−又は複
数等）に合うものにに）、基準分銅を載承しくハ）、前
記のようなスパン調整を施して（ト）、基準分銅を離脱
する０］）。

以上の手ｊ胆を繰返すものである。

尚、上記実施例では組合せ秤の計量ホッパーは２列に並
設したが、円周状に配設したものでもよく任意である。

上記スパン調整条件（イ）とは、例えはカウンタ等によ
シ組合せに選択されない回数をカウントし所定同数に達
したかを条件とした夛、タイマーを設けて所定時間の経
過を条件とするものである。熱論、選択されない毎に毎
回性なってもよい。

尚、本考案のスパン調整は普通の単なる計量装置にも適
用することが出来る。

本発明は以上のように、複数の計量ホッパーを備え、各
計量ホッパー内に供給された被計量物を夫々計量し、各
計量値を組合せ演算して設定重量又は設定重量に近い重
量の組合せを選択する組合せ秤において、組合せ作業中
組合せに選択されない計量ホッパーに適時に基準分銅を
負荷し、基準分銅を負荷した時と負荷しない時との出力
信号の差よりスパンを演算算出する自動スパン調整方法
に構成したので、組合せ秤の稼動を停止すること無く、
計量ホッパーのスパン調整をすることができる。

従って組合せ秤の稼動中にスパン調整するので極めて作
業能率が良いと共に、汁１量精度及び組合せ精度も良好
である。

依って所期の目的を達する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の組合せ秤を示す縦断正面図、第
２図は同平面図、第３図はスパン調整の原理を示すグラ
フ、第４図は本発明実施例の組合せ秤を示すブロック図
、第５図は同動作を示すフローチャート図である。 図中、 （３）・・・ソレノイド　（４）・・・制御装置（６）
・・・計量ホッパー　α訃・・ロードセル（ト）・・・
基準分銅 である。 特許出願人　株式会社寺　岡精工

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被数のｔｉｔｚホクパーを備え、各計量ホッパー内に供
   給された被計量物を夫々計量し、各計量値を組合せ演算
   して設定重量又は設定重量に近い重量の組合せを選択す
   る組合せ秤において、組合せ作業中組合せに選択されな
   い計量ホッパーに適時に基準分銅を負荷し、基準分銅を
   負荷した時と負荷しない時との出力信号の差よシスパン
   を演算用する目動スパン調整方法。