JPS6049161B2 - 殺白アリ用組成物 - Google Patents
殺白アリ用組成物Info
- Publication number
- JPS6049161B2 JPS6049161B2 JP52112171A JP11217177A JPS6049161B2 JP S6049161 B2 JPS6049161 B2 JP S6049161B2 JP 52112171 A JP52112171 A JP 52112171A JP 11217177 A JP11217177 A JP 11217177A JP S6049161 B2 JPS6049161 B2 JP S6049161B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- tae
- present
- trans
- hereinafter referred
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、イソシアヌール酸トリアリルエステル（以下
「ＴＡＥ」と略称する）とピレスロイド系殺虫剤を有効
成分として含有する段目アリ用組成物に関するものてあ
る。
「ＴＡＥ」と略称する）とピレスロイド系殺虫剤を有効
成分として含有する段目アリ用組成物に関するものてあ
る。
本発明者等は、ＴＡＥが木材腐朽菌に対して活性を示す
とともに、木材およびセルローズ性材料に多大の被害を
与える白アリに対し強い活性を示すことを見出した。
とともに、木材およびセルローズ性材料に多大の被害を
与える白アリに対し強い活性を示すことを見出した。
このＴＡＥが白アリに対して活性を示す特色としては、
比較的高薬量て強い段目アリ活性を示し、低薬量に於い
ては白アリの食害を防止する作用を示し段目アリ活性を
発現する。
比較的高薬量て強い段目アリ活性を示し、低薬量に於い
ては白アリの食害を防止する作用を示し段目アリ活性を
発現する。
しかも、ＴＡＥは白アリに対する活性が長時間にわたり
残効力を示す。一方、本発明で用いられる段目アリ作用
を有するピレスロイド系殺虫剤としては、例えば（＋）
−３−アリルー１−メチルー４−オキソー２−シクロペ
ンテニールー （十）一トランスークリサンテメート
（以下一般名「エスパーオール」という）、３−フエノ
キシベンジルーシス／トランスー ３−（２、２−ジク
ロロビニール）−２、２−ジメチルプロパンー１−カル
ボキシラート （以下一般名「パーメスリン」という）
、（±）−３−アリルー２−メチルー４−オキソー２−
シクロペンテールー（±）−シス／トランスークリサン
テメート （以下一般名「アレスリン」という）、５ー
ベンジルー３−フリルメチルー（±）−シス／トランス
ークリサンテメート （以下一般名丁レスメトリン」と
いう）、５−ベンジルー３−フリルメチルー（＋）−シ
ス／トランスークリサンテメート（以下一般名「ｄ−レ
スメトリン」という）、Ｎ−（３、４、５、６−テトラ
ヒドロフタルイミド）メチル−（±）−シス／トランス
ークリサン１テメート （以下一般名「フタルスリン」
という）および３−フェノキシベンジル−（＋）−シス
／トランスークリサンテメート （以下一般名「ｄーフ
エノトリン」という）が挙げられる。
残効力を示す。一方、本発明で用いられる段目アリ作用
を有するピレスロイド系殺虫剤としては、例えば（＋）
−３−アリルー１−メチルー４−オキソー２−シクロペ
ンテニールー （十）一トランスークリサンテメート
（以下一般名「エスパーオール」という）、３−フエノ
キシベンジルーシス／トランスー ３−（２、２−ジク
ロロビニール）−２、２−ジメチルプロパンー１−カル
ボキシラート （以下一般名「パーメスリン」という）
、（±）−３−アリルー２−メチルー４−オキソー２−
シクロペンテールー（±）−シス／トランスークリサン
テメート （以下一般名「アレスリン」という）、５ー
ベンジルー３−フリルメチルー（±）−シス／トランス
ークリサンテメート （以下一般名丁レスメトリン」と
いう）、５−ベンジルー３−フリルメチルー（＋）−シ
ス／トランスークリサンテメート（以下一般名「ｄ−レ
スメトリン」という）、Ｎ−（３、４、５、６−テトラ
ヒドロフタルイミド）メチル−（±）−シス／トランス
ークリサン１テメート （以下一般名「フタルスリン」
という）および３−フェノキシベンジル−（＋）−シス
／トランスークリサンテメート （以下一般名「ｄーフ
エノトリン」という）が挙げられる。
このピレスロイド系殺虫剤の白アリに対する活フ性の特
色としては、低薬量に於て・も速効性を示し、その上低
毒性である。
色としては、低薬量に於て・も速効性を示し、その上低
毒性である。
本発明は上記したように、ＴＡＥとピレスロイド系殺虫
剤の特色を利用し、これら２種の薬剤を混合することに
より少量て残効性と速効性を兼ね備えた極めて有用な殺
白アリ用組成物である。
剤の特色を利用し、これら２種の薬剤を混合することに
より少量て残効性と速効性を兼ね備えた極めて有用な殺
白アリ用組成物である。
しかも、本発明の組成物の特徴はＴＡＥとピレスロイド
系殺虫剤の各々の活性が相加つただけでなく、白アリに
対する作用部位、作用機構が相異なつて相乗的に作用し
ているからである。本発明の組成物におけるＬ正とピレ
スロイド系殺虫剤の混合に際しては、ＴＡＥは常温て液
体てあり、ピレスロイド系殺虫剤とも各種溶剤に溶け易
いから各成分を使用目的、使用場面等に応じて広い範囲
て適宜に混合し得る。
系殺虫剤の各々の活性が相加つただけでなく、白アリに
対する作用部位、作用機構が相異なつて相乗的に作用し
ているからである。本発明の組成物におけるＬ正とピレ
スロイド系殺虫剤の混合に際しては、ＴＡＥは常温て液
体てあり、ピレスロイド系殺虫剤とも各種溶剤に溶け易
いから各成分を使用目的、使用場面等に応じて広い範囲
て適宜に混合し得る。
本発明の組成物の効果を最も有効に発揮するためには、
ＴＡＥに対してピレスロイド系殺虫剤の混合割合は２〜
４０％（重量％）が最も好ましい。本発明の実施に際し
ては、本発明の組成物の１成分てあるＴＡＥが安定な化
合物であり、常温では液体てあるため組成物をそのまま
ても使用することが可能てある。
ＴＡＥに対してピレスロイド系殺虫剤の混合割合は２〜
４０％（重量％）が最も好ましい。本発明の実施に際し
ては、本発明の組成物の１成分てあるＴＡＥが安定な化
合物であり、常温では液体てあるため組成物をそのまま
ても使用することが可能てある。
しかし、本発明の目的を最も効果的に発揮するために油
剤または乳剤として使用することが好ましい。また、使
用目的あるいは使用場面に応じて水和剤，懸濁剤，粉剤
，粒剤，・エアゾール，燻煙剤、燻蒸剤としても使用出
来る。製剤化に当つては、担体として固体、液体または
気体のいずれでもよく、またこれらの組合わせでもよい
。
剤または乳剤として使用することが好ましい。また、使
用目的あるいは使用場面に応じて水和剤，懸濁剤，粉剤
，粒剤，・エアゾール，燻煙剤、燻蒸剤としても使用出
来る。製剤化に当つては、担体として固体、液体または
気体のいずれでもよく、またこれらの組合わせでもよい
。
ここでいう担体としては、例えばタル２ク，クレー，カ
オリン，珪こう土，ホワイトカーボン，炭酸カルシウム
，塩素酸カリウム，硝石，木粉，ニトロセルローズ，澱
粉，アラビアゴム末，水，アルコール，ケロシン，ナフ
サ，キシレン，メチルナフタリン，ベンゼン，アセトン
，空３気，窒素，炭酸ガス，フレオン，塩化ビニール，
プロパン，ブタン等が用いられる。また、本発明組成物
に補助剤、例えは展着剤，乳化剤，分散剤，湿展剤等を
添加してもよい。
オリン，珪こう土，ホワイトカーボン，炭酸カルシウム
，塩素酸カリウム，硝石，木粉，ニトロセルローズ，澱
粉，アラビアゴム末，水，アルコール，ケロシン，ナフ
サ，キシレン，メチルナフタリン，ベンゼン，アセトン
，空３気，窒素，炭酸ガス，フレオン，塩化ビニール，
プロパン，ブタン等が用いられる。また、本発明組成物
に補助剤、例えは展着剤，乳化剤，分散剤，湿展剤等を
添加してもよい。
また、使用目的に応じて、本発明組成物を他の殺虫３．
剤，殺菌剤，防腐剤と併用することもてきる。実際の使
用に際しては、本発明組成物の含有量は使用場面、使用
目的あるいは製剤の形態により広い濃度範囲にわたつて
変化させうることは当然であるが、一般に好ましい使用
濃度は０．１〜１０％４Ｃの範囲が適当である。また、
組成物の処理方法としては、木質材に吸入，散布，塗布
，浸漬処理するか、あるいは土壌処理等の適宜の方法て
使用し得る。次に実験例を挙げて説明する。
剤，殺菌剤，防腐剤と併用することもてきる。実際の使
用に際しては、本発明組成物の含有量は使用場面、使用
目的あるいは製剤の形態により広い濃度範囲にわたつて
変化させうることは当然であるが、一般に好ましい使用
濃度は０．１〜１０％４Ｃの範囲が適当である。また、
組成物の処理方法としては、木質材に吸入，散布，塗布
，浸漬処理するか、あるいは土壌処理等の適宜の方法て
使用し得る。次に実験例を挙げて説明する。
実験例
イエシロアリに対する効力試験
径９Ｃ！ＲＬの円形沖紙に各薬剤の所定濃度の有効成分
を含むアセトン溶液１ｍ１を処理して風乾し、この■紙
を径９ｃｍのペトリ皿の底面に敷き１ｍ１の水を含ませ
た。
を含むアセトン溶液１ｍ１を処理して風乾し、この■紙
を径９ｃｍのペトリ皿の底面に敷き１ｍ１の水を含ませ
た。
次いで、松材より取出したイエシロアリの職蟻２０頭を
入れてガラスの蓋をし、２５±２℃の恒温条件下におき
、その後の経過を観察した。その結果を次表に示す。次
に実施例を挙げて説明する。
入れてガラスの蓋をし、２５±２℃の恒温条件下におき
、その後の経過を観察した。その結果を次表に示す。次
に実施例を挙げて説明する。
起施例１
ＴＡＥ４重量部
エスバイオール ０．４〃
カワカゾール（川崎化成社製）９５．６〃これらをよく
混合して油剤として用いる。
混合して油剤として用いる。
辷施例２
ＴＡＥ４０重量部
パーメスリン １０〃
ドデシルベンジルスルフホン酸カ
ルシウム塩 ５ 〃
ポリオキシエチレンアルキルアリ
ルエーテル ５ 〃
キシレン ４０〃これらをよく
混合して乳剤として用いる。
混合して乳剤として用いる。
実施例３
ＴＡＥ４重量部
アレスリン ０．５〃
ホワイトカーボン ３ 〃
クレー ９２．５〃これらをよ
く混合し、粉砕して粉剤として用いる。
く混合し、粉砕して粉剤として用いる。
Claims (1)
- １ イソシアヌール酸トリアリルエステルとピレスロイ
ド系殺虫剤を有効成分として含有することを特徴とする
殺白アリ用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52112171A JPS6049161B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 殺白アリ用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52112171A JPS6049161B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 殺白アリ用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5446835A JPS5446835A (en) | 1979-04-13 |
| JPS6049161B2 true JPS6049161B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=14580015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52112171A Expired JPS6049161B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 殺白アリ用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049161B2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-20 JP JP52112171A patent/JPS6049161B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5446835A (en) | 1979-04-13 |
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