JPS6048731A

JPS6048731A - Ｘ線断層装置

Info

Publication number: JPS6048731A
Application number: JP58158662A
Authority: JP
Inventors: 博高木; 功一小池; 博幸竹内
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1983-08-29
Filing date: 1983-08-29
Publication date: 1985-03-16
Also published as: US4654796A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｉＬ頻ｌｕ本発明は、コンピュータを利用したＸ線断層装置（−以
下、Ｘ線ＣＴ装置という）に関し、特に多チヤンネルＸ
線検出器のチャンネル間の感度差を補正するデータ処理
機能を備えたＸ＃ＣＴ装置に関するものである。

石」Ｕ１肛Ｘ＃ＣＴ装置は、第１図に示すように、Ｘ線管球ｌと多
チヤンネルＸ線検出器２が回転軸Ｏを中心にして被検体
３の周囲を回転し、なから被検体３のＸ線透過データを
収集し、画像再構成装置４により被検体３の断層画像を
作成し、表示装置５に表示する。このとき、多チヤンネ
ルＸ線検出器感度差は、前記断層画像に同心円状のパタ
ーンいわゆるアーチファクトを描出する。このアーチフ
ァク１〜を除去するために、従来のＸ線量　’１’装置
では、あらかじめ形状の定まった較正用被検体又は被検
体を外した状態でＸ線透過データを収集して画像作成時
の感度補正データを作成し、この感度補正データによっ
て多チヤンネルＸ線検出器の感度差による被検体３のＸ
＠透過データ誤差を補正している。

しかしながら、前記従来の方法では、時間的変化によっ
て、Ｘ線ＣＴ装置のＸ線線量、線質特性が変化する。例
えば、Ｘ線管球１のフイラメン１〜の抵抗（ａ度）が時
間の経過とともに変化したり、ターケノ１〜が活性化す
ることによりＸ綿線ｉ、ｍ質が変化する。また、多チヤ
ンネルＸ線検出器２が時間の経過とともにその温度特性
や電気特性が変化する。

このように、ｘ　ｇ　ｃ　’ｒ装置のＸ線線量、線質特
性変化によって、多チヤンネルＸ線検出器の各チャンネ
ル間にＸ線線量、線質特性の差が生じるため、感度補正
データ収集時と被検体のＸ線透過データ収集時とでは一
貫したデータ収集ができない。

そのために前記感度差の補正を精度よく行うことができ
す、アーチファク１〜を十分に除去することができない
欠点があった。

Ｉ一本発明の目的は、アーチファクトのない良好なＸ線ＣＴ
画像を得ることができるＸ線ＣＴ装置を提供することに
ある。

本発明の前記ならびに他の目的と新規な特徴は、不明８
Ａ書の記述及び添イ」図面から明らかになるであろう。

月見ｏｍ裂本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
をｍ彫に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、Ｘ線ＣＴ装置において、被検体のＸ線透過デ
ータ自体より多チヤンネルＸ線検出器の感度差成分を抽
出し、これを感度較正データとすることによりアーチフ
ァク１〜のない良好なＸ線０１画像を得るものである。

１或本発明の構成について、実施例とともに説明する。

第２図は、本発明のＸ線量　Ｔ装置の画像再構成装置の
一実施例の概略構成を示す図である。

第２図において、１０はデータ記録装置であり。

Ｘ線透過データ、演算途中結果データ、最終画像データ
を記憶するためのものである。１１は平均値演算器であ
り、Ｘ線透過データ又は演算途中データを各チャンネル
ごとにＸ線管球と多チヤンネルＸ線検出器の回転角度の
すべてに渡り、又は分割した回転角度に渡って平均値を
算出するためのものである。１２はフィルタ演算器であ
り、各チャンネルの平均値についてチャンネル間に渡り
一定のフィルタ演算処理を行い感度差成分を抽出するた
めのものである。１３は減算器であり、各チャンネルご
とにＸ線透過データから感度差成分を減算し、多チヤン
ネルＸ線検出器の感度差を補正するだめのものである。

１４は画像再構成処理装置である。

次に、本実施例の動作を説明する。

第３図は１本実施例の動作を説明するための図であり、
Ｕは多チヤンネルＸ線検出器のチャンネル番号を示し、
０はＸ線管球と多チヤンネルＸ線検出器の回転角度、Ｄ
はデータを示す。

第２図において、被検体を透過したＸ線透過データ又は
演算途中結果は、Ｌ’）（ｕ、Ｏ）で表わされる。この
１つ（ｕ、０）は、被検体情報の他に多チヤンネルＸ線
検出器の感度差成分を含んでいる。

平均値演算器１１の出力をＭ　（ｕ）で表わすと、Ｍ　
（ｕ）はＩ）　（ｕ　、　０）と同様に被検体情報の他
に多チヤンネルＸ線検出器の感度差成分を含んでいるが
、Ｍ　（ｕ）はＤ（ｕ、θ）に比べてチャンネル方向に
スムージング化されており、フィルタ演算処理による感
度差成分Ｒ（ｕ）の抽出に好都合である。フィルタ演算
処理については、例えば、Ｍ　（ｕ）についてチャンネ
ル間の２０＋１点の移動平均を減算する方法（式ｌ）や
２ｎ千１点のＷ（＋）を重み関数とするコンボリューシ
ョン演算を行う方法（式２）がある。

１＝−ｎここで、Ｔ１＝１とし、Ｗ　（０）＝２／３．Ｗ（±１
）＝−１／３であわば、３点の移動平均を減算する場合
と同等である。

また、前記Ｍ（ＩＩ）とＷ（ｉ）をチャンネル間に渡り
フーリエ空間で乗算を行い、逆フーリエ変換によりＲ（
ｕ）をめることが好都合の場合もある。

前記Ｄ（ｕ、θ）からＲ（ｕ）を減算し感度差成分を補
正したＸ線透過データ又は演算途中結果Ｄ′　い」、０
）を得る。ここで、第４図に示すように、感度差成分Ｒ
（ｕ）がＸ線管球と多チヤンネルＸ線検出器の分割した
回転角度に渡って算出されたものであれば、Ｘ線透過デ
ータ又は演算途中結果のうち分割した回転角度内部に渡
るものについて補正を行う。なお、第４図において、Ｒ
””Ｊ）＋　Ｒ２（υ）、Ｒ３（υ）の１．’２．３は
それぞれ感度差成分の分割した回転角度の１番目。

２番目、３番目を示している。また、必要に応してこれ
以」二に分割してもよい。

また、感度差成分の算出時間の短縮を行うため、第５図
に示すように、感度差成分を限られた回転角度について
算出し、すべての回転角度に渡るＸ線透過データの補正
に使用することもできる。また、感度差成分を例えば中
央部チャンネル部分について限定することも算出時間の
短縮にとって有効である。感度差成分にしきい値をあら
かじめ設定し、しきい値を越える算出量については感度
差成分を零又はしきい値に押えることは過補正による１
〜ラブルを回避する−にで有効である。

なお、前記平均演算処理、フィルタ演算処理。

減算処理をソフトウェアで行うことも可能である。

以上の処理を経てチャンネル間感度差を補正したＸ線透
過データ又は演算途中データは、画像再構成処理装置１
４に送られて断層画像が構成され、図示していない表示
装置に表示される。

処理以上説明したように、本願で開示された技術手段によれ
ば、チャンネル間の感度差がＸ線入力条件、経時的変動
、温度変動等によって変化しても、高精度に前記感度差
を補正できるようにしたので、アーチファク１〜及びノ
イズの少ない良好な断層画像を得ることができる。

なお、本発明は、前記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲によンいて種々変更可能である
ことはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、Ｘ線ＣＴ装置の概略構成を示す図、第２図は
、本発明の画像再構成装置の一実施例の構成をプロッタ
で示す図、第３図は、本実施例の動作を説明するための図。第４図及び第５図は９本発明の他の実施例を説明するた
めの図である。１０・・・画像記憶装置、１１・・・平均演算器、１２
・・・フィルタ演算器、１３・・・減算器、１４・・・
画像再構成処理装置。代理人　弁理士　秋田収出第１図　第２図第３図第４図第５図手続補正書（蜆）１、事件の表示昭和５８年特許願第１５８６６２号２、発明の名称Ｘ線断層撮影装置３、補正をする者事件との関係　出願人住　所　東京都千代田区内神田−丁目１番１４号名　称
　株式会社　日立メディコ代表者　木　村　博　− ４、代理人　〒１１６住　所　東京都荒川区西日暮里６−４８−５ドウエル西
日暮里３０２号自発６、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄７、補正の内容（１）明細書第６頁２行の「・・・・されており、Ｊを
ｒ・・・・されている。」に補正する。（２）　回書第６頁２行乃至４行の「フィルタ・・・・
である。」を削除する。（３）同書第８頁第２行と３行の間に次の文章を挿入す
る。「また、フィルタ演算処理を平均演算処理の前に行うこ
とも可能である。」

Claims

【特許請求の範囲】

Ｘ線源とＸ線検出器とを対峙させて配置すると共に被検
体の断層面に沿って前記Ｘ線源及びＸ線検出器とを移動
させ、前記被検体断層面の各方向からのＸ線吸収データ
を収集し解析して前記断層面像の再構成を行うＸ線断層
装置において、被検体のＸ線透過データからＸ線検出器
の感度差成分を抽出する手段と、該感度差成分を感度差
較正データとしてＸ線検出器の感度を補正する手段とを
具備したことを特徴とするＸ線断層装置。