JPS6047677A - 新規微生物 - Google Patents
新規微生物Info
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- JPS6047677A JPS6047677A JP5365083A JP5365083A JPS6047677A JP S6047677 A JPS6047677 A JP S6047677A JP 5365083 A JP5365083 A JP 5365083A JP 5365083 A JP5365083 A JP 5365083A JP S6047677 A JPS6047677 A JP S6047677A
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- growth
- colonies
- agar medium
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はツカルティア属に属する新規な微生物に関する
。
。
ジカルボン酸は合成樹脂、高級潤滑油、可塑剤、香料等
の製造原料として有用な物質であるが、合成法により製
造されていたジカルボン酸は炭素数にも限度があり、炭
素数12個以上のジカルボン酸を製造することは国難で
あった。
の製造原料として有用な物質であるが、合成法により製
造されていたジカルボン酸は炭素数にも限度があり、炭
素数12個以上のジカルボン酸を製造することは国難で
あった。
そこで近年、微生物を利用した発酵法によるジカルボン
酸の製造法が注目されてきた。
酸の製造法が注目されてきた。
従来、微生物によるジカルボン酸の製造法としてはキャ
ンディダ(Candida )属(特公昭50−196
30号等)、ピキア(Pichia)属(特公昭45−
24392号等)等の酵母によるものか多く、細菌によ
るものではコリネバクテリウム(Gorynabact
erium )属(特公昭56−17075号等)しか
見出されていなかった。
ンディダ(Candida )属(特公昭50−196
30号等)、ピキア(Pichia)属(特公昭45−
24392号等)等の酵母によるものか多く、細菌によ
るものではコリネバクテリウム(Gorynabact
erium )属(特公昭56−17075号等)しか
見出されていなかった。
そこで、本発明者らは、斯かる現状に鑑み、ノルマルパ
ラフィン、脂肪酸又は脂肪酸誘導体を対応するジカルボ
ン酸に変換する能力を有する菌を自然界より広く検索し
た結果、ノカルディア(Nocardia)属に属する
微生物の中に斯かる能力を有するものがあることを見出
し、本発明を完成した。
ラフィン、脂肪酸又は脂肪酸誘導体を対応するジカルボ
ン酸に変換する能力を有する菌を自然界より広く検索し
た結果、ノカルディア(Nocardia)属に属する
微生物の中に斯かる能力を有するものがあることを見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本発明はノカルディア属に属し、ノルマルパ
ラフィン、脂肪酸又は脂肪酸誘導体を資化してジカルボ
ン酸を生産する能力を有する新規なノカルディア・エス
ピー・KSM−B−21(微工研菌寄第7006号)に
関するものである。
ラフィン、脂肪酸又は脂肪酸誘導体を資化してジカルボ
ン酸を生産する能力を有する新規なノカルディア・エス
ピー・KSM−B−21(微工研菌寄第7006号)に
関するものである。
次に、木発明者らが分離、採取した本菌株の菌学的性質
を詳述する。
を詳述する。
(a)形態
若い細胞は、菌糸状に育成し分枝が観察される。菌糸は
培養の進行に従って球菌状あるいは桿菌状に分断する。
培養の進行に従って球菌状あるいは桿菌状に分断する。
菌糸の直径は 1.5ル(b)各培地における生育状態
1)シュクロース、硝酸塩寒天培地:
生育は中程度であり、コロニーの色は白色ないしクリー
ム色である。にふぃ光沢がある。
ム色である。にふぃ光沢がある。
2)グルコース・アスパラギン寒天培地:生育は中程度
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。
にぶい光沢がある。
3)グリセリン会アスパラギン寒天培地:生育は中程度
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。
但し、光沢はない。
4)スターチ寒天培地二二
生育は貧弱であり、コロニーの色は白色である。光沢が
なく、乾いた感じのコロニーである。
なく、乾いた感じのコロニーである。
5)チロシン寒天培地二
育成は中程度であり、コロニーの色は肌色ないし淡オレ
ンジ色である。にぶい光沢がある。
ンジ色である。にぶい光沢がある。
6)栄養寒天培地:
生育は豊富であり、コロニーの色は肌色ないしうすピン
ク色である。光沢があ る。
ク色である。光沢があ る。
7〕イースト・麦芽寒天培地:
生育は最も豊富であり、コロニーノ色ハピンク色ないし
うすオレンジ色テアル。
うすオレンジ色テアル。
光沢はにぷい。
8)オートミール寒天培地:
育成は中程度であり、コロニーの色は白色、コロニー
は、光沢がある。
は、光沢がある。
(C)生理学的性質
1)生育範囲ニ一
温度IEI〜386C(最適27〜346C)pH5,
0〜9.2 (最適6.0〜8.3)2)ゼラチンの液
化゛(グルコース拳ペプトンゼラチン培地): 陰性 3)スターチの加水分解(スターチ寒天培地ン陰性 4〕脱脂牛乳の凝固、ペプトン化:ともに陰性5)メラ
ニン様色素の生成: 陰性 (d)炭素源の同化性 L−アラビノース二 − D−キシロース : − D−グルコース : + D−フラクトース: + シュクロース : + イノシトール : + L−ラムノース 二 − ラフィノース : − D−マンニット : + (e) sからの酸、ガスの生成 フラクトース二 − (ガスは生成しない) ソルビトール二 − (ガスは生成しない) (f)細胞壁組成 ジアミノピメリン酸: meso −D A P糖 :
アラビノース、ガラクトース (g)5−フルtoウラシル耐性(40mg/18)
:耐性あり (h)分離源: 土壌 以上の菌学的性質を有する菌についてパージエイノマニ
ュアJL/ (Bergey’s Manual of
Dete−rminative Bacteriol
ogY)第8版(1975年)に基づいて検索した結果
、本菌株はノカルディア(Nocardia)属に属す
る新菌株と認め、ノカルディアaxスビー* KSM−
8−21(Nocardiasp、 KSM−B−20
)と命名した。なお、本菌株は、微工研菌寄第7006
号として工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて
いる。
0〜9.2 (最適6.0〜8.3)2)ゼラチンの液
化゛(グルコース拳ペプトンゼラチン培地): 陰性 3)スターチの加水分解(スターチ寒天培地ン陰性 4〕脱脂牛乳の凝固、ペプトン化:ともに陰性5)メラ
ニン様色素の生成: 陰性 (d)炭素源の同化性 L−アラビノース二 − D−キシロース : − D−グルコース : + D−フラクトース: + シュクロース : + イノシトール : + L−ラムノース 二 − ラフィノース : − D−マンニット : + (e) sからの酸、ガスの生成 フラクトース二 − (ガスは生成しない) ソルビトール二 − (ガスは生成しない) (f)細胞壁組成 ジアミノピメリン酸: meso −D A P糖 :
アラビノース、ガラクトース (g)5−フルtoウラシル耐性(40mg/18)
:耐性あり (h)分離源: 土壌 以上の菌学的性質を有する菌についてパージエイノマニ
ュアJL/ (Bergey’s Manual of
Dete−rminative Bacteriol
ogY)第8版(1975年)に基づいて検索した結果
、本菌株はノカルディア(Nocardia)属に属す
る新菌株と認め、ノカルディアaxスビー* KSM−
8−21(Nocardiasp、 KSM−B−20
)と命名した。なお、本菌株は、微工研菌寄第7006
号として工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて
いる。
分離源の土壌からの本菌株の分離はノルマルパラフィン
含有培地を用い常法で行なった。
含有培地を用い常法で行なった。
本菌株の培養に使用する培地の組成は、使用する菌株が
良好に生育し、ノルマルパラフィン、脂肪酸又は脂肪酸
誘導体からのジカルボン酸の生産を順調に行なわしめる
ために適当な炭素程、窒素源あるいは有機栄養源、無機
塩などからなる。炭素源としては、炭水化物(例えば、
グルコース、フラクトース、シュクロース、マンニトー
ル等)、有機酸(例えば、クエン酸、コハク酸、脂肪酸
及びそのエステル等)、炭化水素(例えば、n−ドデカ
ン・、n−ヘキサデカン等)など資化されるものならば
いずれも使用できる。また、窒素源あるいは有機栄養源
としては、例えば、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝
酸アンモニウム等の硝酸塩類、酵母エキス、肉エキス、
ペプトンが挙げられる。
良好に生育し、ノルマルパラフィン、脂肪酸又は脂肪酸
誘導体からのジカルボン酸の生産を順調に行なわしめる
ために適当な炭素程、窒素源あるいは有機栄養源、無機
塩などからなる。炭素源としては、炭水化物(例えば、
グルコース、フラクトース、シュクロース、マンニトー
ル等)、有機酸(例えば、クエン酸、コハク酸、脂肪酸
及びそのエステル等)、炭化水素(例えば、n−ドデカ
ン・、n−ヘキサデカン等)など資化されるものならば
いずれも使用できる。また、窒素源あるいは有機栄養源
としては、例えば、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝
酸アンモニウム等の硝酸塩類、酵母エキス、肉エキス、
ペプトンが挙げられる。
また、烈機塩としては各種リン酸塩、硫酸マグネシウム
などが使用できる。さらに微量の重金属塩類が使用され
るが、天然物を含む培地では必すしも添加を必要としな
い。また栄養要求を必要とする変異株を用いる場合には
、その栄養要求を満たす物質を培地に添加しなければな
らない。
などが使用できる。さらに微量の重金属塩類が使用され
るが、天然物を含む培地では必すしも添加を必要としな
い。また栄養要求を必要とする変異株を用いる場合には
、その栄養要求を満たす物質を培地に添加しなければな
らない。
培養は培地を加熱等により殺菌後、菌を接種し、28〜
35°Cで3〜5日振盪又は通気攪拌すれば良い。pH
は6.5〜8程度に調整すると良い結果が得られる。水
に難溶性の炭素源等を使用する場合には、ポリオキシエ
チレンソルビクン等の各種界面活性剤を培地に添加する
ことも可能である。
35°Cで3〜5日振盪又は通気攪拌すれば良い。pH
は6.5〜8程度に調整すると良い結果が得られる。水
に難溶性の炭素源等を使用する場合には、ポリオキシエ
チレンソルビクン等の各種界面活性剤を培地に添加する
ことも可能である。
以上の如く得られた培養物は、そのまま酵素源として用
いることもできるが、菌体を培養液より分離する場合は
、通常の固液分離手段が用いられる。このように分離さ
れた生菌体及びその処理物(凍結乾燥菌体等)も酵素源
としてもちいることができる。
いることもできるが、菌体を培養液より分離する場合は
、通常の固液分離手段が用いられる。このように分離さ
れた生菌体及びその処理物(凍結乾燥菌体等)も酵素源
としてもちいることができる。
ノルマルパラフィン、脂肪酸又は脂肪酸誘導体を反応基
質として本菌株を上記の如く培養するとジカルボン酸が
生産される。該基質は炭素数6〜22のものが適当であ
り、脂肪酸誘導体としては脂肪酸の低級アルキルエステ
ルが好ましい。
質として本菌株を上記の如く培養するとジカルボン酸が
生産される。該基質は炭素数6〜22のものが適当であ
り、脂肪酸誘導体としては脂肪酸の低級アルキルエステ
ルが好ましい。
これらの培養液から目的物質であるジカルボン酸の採取
および精製は、一般の有機化合物の採取および精製の手
段に準じて行うことかできる。たとえば培養液から菌体
等を除去したろ液もしくは培養液そのものを酸性とし、
エチルエーテル、酢酸エチル又はクロロホルム−メタノ
ール混液等の有機溶媒で抽出する。この抽出物をカラム
クロマトグラフィーあるいは再結晶などの方法を用いて
ジカルボン酸を単離することができる。
および精製は、一般の有機化合物の採取および精製の手
段に準じて行うことかできる。たとえば培養液から菌体
等を除去したろ液もしくは培養液そのものを酸性とし、
エチルエーテル、酢酸エチル又はクロロホルム−メタノ
ール混液等の有機溶媒で抽出する。この抽出物をカラム
クロマトグラフィーあるいは再結晶などの方法を用いて
ジカルボン酸を単離することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。。
実施例1
採取した土壌サンプル約0.5gを滅菌水10m文に懸
濁し充分撹拌後、この土壌懸濁液0.2m見を下記組成
の液体培地(I)10m文(50m9.容試験管にて)
に接種し、30℃にて4日間振盪培養を行なう。
濁し充分撹拌後、この土壌懸濁液0.2m見を下記組成
の液体培地(I)10m文(50m9.容試験管にて)
に接種し、30℃にて4日間振盪培養を行なう。
本 液体培地(1) 組成
n−ヘキサデカン 100 g
(NH4)I SO4’、 、20 gKHQPO42
g 酵母エキス 2g MgSO4・ ?H10500mg Fe504・ 7H2010mg Mr3S04 ・4〜B )120 8+ngイオン交
換水 1 文 * 1.5hiio and R,Uchiio。
g 酵母エキス 2g MgSO4・ ?H10500mg Fe504・ 7H2010mg Mr3S04 ・4〜B )120 8+ngイオン交
換水 1 文 * 1.5hiio and R,Uchiio。
Agr、 Biol、 Cheffl、、 35(13
)、2033〜2042(19771 上記培養により増殖を示した培養液は、滅菌水により適
度に希釈した後、肉汁寒天培地(栄研化学製;普通寒天
培地)に移し、30’Cにて2日間培養し、生じた複数
のコロニーが相互間に相異しないことを肉眼的及び顕微
鏡的に確認できるまで、肉汁寒天培地への移植を繰り返
す。
)、2033〜2042(19771 上記培養により増殖を示した培養液は、滅菌水により適
度に希釈した後、肉汁寒天培地(栄研化学製;普通寒天
培地)に移し、30’Cにて2日間培養し、生じた複数
のコロニーが相互間に相異しないことを肉眼的及び顕微
鏡的に確認できるまで、肉汁寒天培地への移植を繰り返
す。
上記コロニーのうち10個のコロニーをそれぞれ下記組
成の斜面寒天培地(II)に接種し、30℃で3日間培
養し、10木の斜面培地上の菌株が肉眼的及び顕微鏡的
に同一菌株であることを確認し、また、これら10菌株
の各培地上の性状及び生理学的性質が同一であることを
確認した。
成の斜面寒天培地(II)に接種し、30℃で3日間培
養し、10木の斜面培地上の菌株が肉眼的及び顕微鏡的
に同一菌株であることを確認し、また、これら10菌株
の各培地上の性状及び生理学的性質が同一であることを
確認した。
斜面寒天4培地(II) 組成
Mg50 4 自 7 H20500mgFeSO4m
?)120 10mg MnSO4*4 〜 flHlo 8mgポリオキシエ
チレン− ソルビタンモノラウリン酸エステル (平均EO数20モル) 50mg 寒天 20 g イオン交換水 ii 上記菌株の培地上の性状及び生理学的性質は前述した通
りである。上記試験の結果、各lOン水溶液(2m l
)の入った凍結保存用バイアルに懸濁し、−80℃に
て凍結保存する。かくして3ケ月凍結保存後、迅速に解
凍し得られる懸濁液の一白金耳を肉汁寒天培地に蘇生後
、前記と同条件下に各培地上での性状及び生理学的性質
を調べた結果、凍結前とは変化が認められなかった。
?)120 10mg MnSO4*4 〜 flHlo 8mgポリオキシエ
チレン− ソルビタンモノラウリン酸エステル (平均EO数20モル) 50mg 寒天 20 g イオン交換水 ii 上記菌株の培地上の性状及び生理学的性質は前述した通
りである。上記試験の結果、各lOン水溶液(2m l
)の入った凍結保存用バイアルに懸濁し、−80℃に
て凍結保存する。かくして3ケ月凍結保存後、迅速に解
凍し得られる懸濁液の一白金耳を肉汁寒天培地に蘇生後
、前記と同条件下に各培地上での性状及び生理学的性質
を調べた結果、凍結前とは変化が認められなかった。
また、上記凍結及び解凍を1ケ月毎に5度繰り返した菌
株について同様に、各培地上での性状及び生理学的性質
を調べた結果、変化は認められなかった。
株について同様に、各培地上での性状及び生理学的性質
を調べた結果、変化は認められなかった。
次いで、本菌株を利用してジカルボン酸を製造した例を
参考例として挙げる。
参考例として挙げる。
参考例1
バルミチン酸メチル50g、リン酸ニアンモニウム 1
0g、リン酸−カリウム2g、硫酸マグネシウム(7水
塩)0.2g、硫酸第一鉄(7水塩) 0.02g、(
シと酸亜鉛(7水塩)0.0113g、硫酸マンガン(
4〜6水塩) 0.018g、酵母エキス2gを水道水
12に溶かしPHを7.0に調製した。この液体培地5
1を50川1容振盪試験官に仕込み、120°Cで15
分間蒸気滅菌した後、ノカルディアeエスピー# KS
M−8−21(Nocardiaesp、 KSM−8
−21)を−白金耳接種し、30℃テ86時間振盪培養
した。
0g、リン酸−カリウム2g、硫酸マグネシウム(7水
塩)0.2g、硫酸第一鉄(7水塩) 0.02g、(
シと酸亜鉛(7水塩)0.0113g、硫酸マンガン(
4〜6水塩) 0.018g、酵母エキス2gを水道水
12に溶かしPHを7.0に調製した。この液体培地5
1を50川1容振盪試験官に仕込み、120°Cで15
分間蒸気滅菌した後、ノカルディアeエスピー# KS
M−8−21(Nocardiaesp、 KSM−8
−21)を−白金耳接種し、30℃テ86時間振盪培養
した。
培養終了後、この培養液に9N硫酸1mlを加えpHを
強酸性として、クロロホルム−メタノール(2二l)混
液20m1で抽出した。この抽出液を減圧下濃縮した後
メタノール−BF3触媒でメチル化し、ガスクロマトグ
ラフィーにて生成物の定量を行なった。その結果を第1
表に示す。
強酸性として、クロロホルム−メタノール(2二l)混
液20m1で抽出した。この抽出液を減圧下濃縮した後
メタノール−BF3触媒でメチル化し、ガスクロマトグ
ラフィーにて生成物の定量を行なった。その結果を第1
表に示す。
なお生成物はガス−マス(GC−MS)によりα、ω−
テトラデカンジカルボン酸であることが確認された。図
1にα、ω−テトラデカンジカルボン酸のジメチルエス
テル(測定にあたってエステル化したもの)のマスパタ
ーンを示した。
テトラデカンジカルボン酸であることが確認された。図
1にα、ω−テトラデカンジカルボン酸のジメチルエス
テル(測定にあたってエステル化したもの)のマスパタ
ーンを示した。
第1表
M
1事件の表示
昭和58年特許願第53850号
2発明の名称
新規微生物
3補正をする者
明細書および図面
6補正の内容
別紙のとおり
/ノ;上−ai−一、
明細書17頁の第1表の後に次のとおり挿入する。
[4、図面の簡単な説明
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スピー@KSM−B−21株。 (a)形態 若い細胞は、菌糸状に育成し分枝か観察される。菌糸は
培養の進行に従って球菌状あるいは桿菌状に分断する。 菌糸の直径は 1.5ル(b)各培地における生育状態 1)シュクロース、硝酸塩寒天培地: 生育は中程度であり、コロニーの色は白色ないしクリー
ム色である。にぶい光沢かある。 2)グルコース・アスパラギン寒天培地:生育は中程度
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。 にぶい光沢がある。 3)グリセリン・アスパラギン寒天培地:生育は中程度
であり、コロニーの色は白色ないしクリーム色である。 但し、光沢はない。 4)スターチ寒天培地:: 生育は貧弱であり、コロニーの色は白色である。光沢が
なく、乾いた感じのコロニーである。 5)チロシン寒天培地: ■或は中程度であり、コロニーの色は肌色ないし淡オレ
ンジ色である。にぷい光沢がある。 6)栄養寒天培地: 生育は豊富であり、コロニーの色は肌色ないしうすピン
ク色である。光沢があ る。 ?)イースト・麦芽寒天培地: 生育は最も豊富であり、コロニーの色はピンク色ないし
うすオレンジ色である。 光沢はにぷい。 8)オートミール寒天培地: 育成は中程度であり、コロニーの色は白色。コロニー
は、光沢がある。 (C)生理学的性質 l)生茸範囲: 温度16〜38°C(最適27〜34°C)pH5,0
〜8.2(最適6.0〜8.3)2)ゼラチンの液化(
グルコース・ペプトンゼラチン培地): 陰性 3ノスターチの加水分解(スターチ寒天培地)陰性 4)脱脂牛乳の凝固、ペプトン化:ともに陰性5)メラ
ニン様色素の生成: 陰性 (d)炭素源の同化性 L−アシビノース: − D−キシロース 二 − D−クルコース : + D−フラクトース: + シュクロース : + イノシトール : + L−ラムノース 二 − ラフィノース : − D−マンニット : + (e)糖からの酸、ガスの生成 フラグ)・−ス2− (ガスは生成しない) ソルビトール二 − (ガスは生成しない) (f)細胞壁組成 ジアミノピメリン# : meso −D A P糖
=7ラビノース、ガラクトース (g)5−フルオロウラシル耐性(40mg/18)
:耐性あり
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5365083A JPS6047677A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 新規微生物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5365083A JPS6047677A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 新規微生物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047677A true JPS6047677A (ja) | 1985-03-15 |
JPH0378104B2 JPH0378104B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=12948752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5365083A Granted JPS6047677A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 新規微生物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113924130A (zh) * | 2019-04-01 | 2022-01-11 | 希安库尔生物科技公司 | 用于诊断真菌感染的组合物 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5365083A patent/JPS6047677A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113924130A (zh) * | 2019-04-01 | 2022-01-11 | 希安库尔生物科技公司 | 用于诊断真菌感染的组合物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378104B2 (ja) | 1991-12-12 |
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