JPS6044825B2 - エツチング方法 - Google Patents

エツチング方法

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JPS6044825B2
JPS6044825B2 JP4460776A JP4460776A JPS6044825B2 JP S6044825 B2 JPS6044825 B2 JP S6044825B2 JP 4460776 A JP4460776 A JP 4460776A JP 4460776 A JP4460776 A JP 4460776A JP S6044825 B2 JPS6044825 B2 JP S6044825B2
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JP
Japan
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etching
gas
plasma
polycrystalline silicon
photoresist
Prior art date
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Expired
Application number
JP4460776A
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English (en)
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JPS52127762A (en
Inventor
潤一 甲斐
守孝 中村
善彦 北原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体装置の製造の際のフォトレジストを
マスクとする選択エッチングに好適なエッチング方法に
関する。
半導体装置の製造工程において、半導体、各種絶縁膜
、金属膜のパターン形成のために、フォトレジストをマ
スクとしてイオンビームエッチングにより選択エッチン
グを行なうことが知られている。
イオンビームエッチングは、アルゴンの如き不活性ガス
のイオンビームを照射して行なうもので、サイドエッチ
ング現象が僅少のため微細パターンの形成に好適とされ
ている。しかしながら、イオンビームエッチングでは異
種材料に対するエッチング速度に差がなく、通常エッチ
ングマスクとして使用されるフォトレジストも半導体や
各種絶縁膜等の被エッチング材料と同程度の速さで除去
されてしまう。それ故、エッチング深さが大きい場合は
、それと同程度以上のレジスト膜厚が必要であり、マス
クとするフォトレジストパターンの微細化が困難となる
ため本来の利点を生カル切れない。 従つて、本発明は
、材料によつてエッチング速度に選択性を持たせたイオ
ンビームエッチング方法を提供せんとするものであり、
特にフォトレジストをマスクとして多結晶シリコンの選
択エッチングにより微細パターンを形成するのに好適な
エッチング方法を提供することを目的とする。
本発明のエッチング方法は、多結晶シリコンを10−
3〜10−4Torr(7)Cl2又はCF4ガスプラ
ズマ中に配置し、かつ多結晶シリコンにイオンビームを
照射し、フォトレジストをマスクとしてエッチング処理
を行なうことを特徴とするものであり、以下これを詳細
に説明する。 第1図は本発明のエッチング方法を実施
するためのエッチング装置の1側である。
このエッチング装置は、通常のイオンビームエッチング
装置と同様に真空容器1内に試料支持台3を有し、プラ
ズマ発生用電源4とプラズマ発生用電極5を持つ。プラ
ズマ発生用電極5は容器1の外部に配置してもよく、第
1図に示す誘電型の代わりに誘導型のものとしてもよい
。プラズマ発生用電源4としては、プラズマ発生用電極
5が第1図の如く誘電型の場合は、高周波電源ばかりで
なく直流又は低周波電源であつてよい。 第1図の装置
にてエッチング処理を行なう場合は、被処理基板6を支
持台3上に載置し、真空容器1内を減圧してハロゲンガ
ス或いはハロゲン化合物ガス、又はこれらの混合物をガ
ス導入口7から導入し、プラズマ発生用電源5及び電極
4によりそのガスプラズマを生起させると共に、イオン
銃2からイオンビームを発生させて基板6に照射する。
導入するハロゲンガスとしては塩素ガス、又ハロゲン化
合物ガスとしてはCF4、CCl4、CCl2F2、の
如きハロゲン化炭素化合物ガスが好適であり、容器1内
での圧力は10−3〜10−4T0rr或いはそれ以下
とするのが望ましい。このガスはエツチング処理中もガ
ス導入口7より供給し続け、ガス排出口8から排気する
ようにして容器1内を上記の圧力に保つのがよい。イオ
ン源としては任意のものを使用できるが、イオン銃の損
傷を防ぐ目的でアルゴン等の不活性ガスを用いるのがよ
い。イオン銃2から飛来する高エネルギーのアルゴン等
のイオンは、ハロゲン又はハロゲン化合物のプラズマ粒
子に衝突して運動エネルギーを与えるためプラズマ粒子
も方向性をもつて基板6を衝撃する。
従つてマスクとするフオトレジストの端部下へのエツチ
ヤントのまわり込みが少なく、サイドエツチングは極く
僅かしか生じない。しかも、ハロゲン又はハロゲン化合
物のガスプラズマはフオトレジストを緩慢にしかエツチ
ングしないのでマスクとしてのフオトレジストを厚くす
る必要はない。例えば、ガスプラズマとしてCF4プラ
ズマ−を用いて多結晶シリコンの選択エツチングを行な
う楊合、多結晶シリコンのエツチング速度はフオトレジ
ストの10〜2皓に達する。従つて、薄いフオトレジス
ト膜をマスクとして使用でき、微細パターンの形成が容
易となる。エツチング終了後は。イオンビームの発生を
停止させ、ガス導入口7より酸素を導入して真空容器1
内を10−3〜10−4T0rrの酸素雰囲気とし、酸
素プラズマを生起させることにより半導体基板6やその
表面の絶縁膜、金属膜等をエツチングすることなく、マ
スクとしたフ.オトレジストのみを急速に除去できる。
第2図は本発明のエツチング方法で使用するエツチング
装置の他の例を示し、第1図の装置と同部分は同番号で
示してある。
この装置が第1図の装置と相違する点は、プラズマ発生
室9を基板配く置部から離して設けたことである。また
この装置ではプラズマ発生に誘導型の発生器を用いてお
り高周波コイル10にプラズマ発生用電源4から、高周
波電流を通してプラズマを生起させるようにしている。
プラズマ発生室9で生起されたガスプラズマを基板6上
に導くには、図示の如くガス導入口7及びガス排出口8
を配置してハロゲン及び/又はハロゲン化合物ガスを連
続的に導入、排出すればよい。基板6内でのエツチング
の均一性を向上させるには、試料支持台3を回転させる
ことが望ましい。この装置によつても、第1図に示すエ
ツチング装置と同様にしてエツチングを行なうことがで
き、フオトレジストをマスクとする選j択エツチングに
より微細パターンを形成することが可能である。次に本
発明のエツチング方法の効果を実施例により説明する。
第3図aは3インチシリコン基板を400A熱酸化した
上にノンドープ多結晶シリコン11を5000A生長し
、この上にAZl35OJレジストを1.8μm塗布し
て露光現像して2μm幅のレジストパターン12を得た
ものの断面である。なお露光現像による膜べりにより、
この時点でのレジスト膜厚は1.4μmであつた。第3
図aのパターンに対してアルゴンイオンビームエツチン
グ装置で、圧力2×10−4T0rr1イオン電圧50
0V1イオン電流密度0.75n1A/CILの条件で
2紛間エツチングしたところ多結晶シリコンはエツチン
グされた。
この時のレジスト残膜は5000Aであり、パターン断
面は第3図bのようになつた。レジストの減りが大きい
ため、パターン断面はテーパ状になつている。
この時の多結晶シリコンのエツチングレートは250A
/771.in1レジストに対する選択比は0.56で
あつた。第3図cは3インチシリコン基板を400A熱
酸化した上にノンドープ多結晶シリコン11を5000
A生長し、この上にAZl35OJレジストを1.2μ
m塗布し、露光現像して1.5μm幅のレジストパター
ンを得たものの断面を示す。
露光現像による膜べりにより、この時点でのレジスト膜
厚は1.12μmであつた。
次に第3図Cのパターンに対してプラズマエツチング装
置で、CF4+02(10%)ガス、0.1肝0rr1
出力200Wの条件で3分間エツチングしたところ、レ
ジスト残膜は1.0μmでパターン断面は第3図dのよ
うになつた。
エツチングは等方的でアンダーカツトされている。
この時の多結晶シリコンのエツチングレートは1300
A/Minで、レジストに対する選択比は4.2であつ
た。
第3図E,fは第3図cのレジストパターンに対して本
願明細書第2図に示す装置を使用してエツチングを行つ
たものの断面を示す。
ウエハ一をアルゴンイオンビームに対して垂直に保持し
導入口よりCl.ガスを導入し、圧力1.5×10−2
T0rr,I00Wでプラズマ放電させつつイオン電圧
500V1電流密度0.75mA/CILのアルゴンイ
オンビームを照射したところ1扮間で多結晶シリコンは
エツチングされた。
この時のレジスト残膜は1.1μmでパターン断面は第
3図eのようになつた。エツチングは等方的でアンダカ
ツトされている。
この時の多結晶シリコンのエツチングレートは500A
/Minで、レジストに対する選択比は25であつた。
第3図fは本発明のエツチング法を適用したもののパタ
ーン断面でウエハ一をアルゴンイオンビームに対して垂
直に保持し、導入口よりCI2ガスを導入し圧力8×1
0−4T0rr1出力100Wでプラズマ放電させつつ
、イオン電圧500、電流密度0.75TT1A/Cr
lのアルゴンを照射したところ、12分間で多結晶シリ
コンはエツチングされた。エツチングは異方的で垂直な
断面が得られた。この時のエツチングレートは420A
/Minlレジストに対する選択比は12.5であつた
。同様に導入口よりCl2ガスを導入し圧力を変化させ
てエツチングを行つた結果をまとめて第1表に示す。
8×10−6T0rr,ではイオン電流が十分とれない
ためエツチングレートは小さくなつた。
8×10−4T0rr,8×10−5T0rrでは垂直
な断面形状で、かつマスクパターン通りのパターンが得
られた。
次にガスプラズマを形成するガスを塩素かSF6および
CF4+02(10%)に変更した場合の結果をそれぞ
れ第2表、第3表に示す。
以上の実施例の中て本発明の方法による第3図fがほぼ
垂直な断面形状で、かつマスクパターン通りのパターン
(アスベクト比0.33)が得られた。
以上の説明から明らかなように、本発明によればマスク
として厚いフオトレジストを用いることなく選択エツチ
ングを行なうことができ、しかもサイドエツチング現象
は抑制できるため、微細パターンの形成が可能になる利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のエツチング方法を実施する
のに使用するエツチング装置の例を示す。 第3図は本発明の効果を示すための説明図を示す。図面
において、2はイオン銃、4はプラズマ発生用電源、5
はプラズマ発生用電極、6は被処理基板、10はプラズ
マ発生用コイルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多結晶シリコンを10^−^3〜10^−^4To
    rrのCl_2又はCF_4ガスプラズマ中に配置し、
    かつ該多結晶シリコンにイオンビームを照射し、フォト
    レジストをマスクとしてエッチング処理を行なうことを
    特徴とするエッチング方法。
JP4460776A 1976-04-19 1976-04-19 エツチング方法 Expired JPS6044825B2 (ja)

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