JPS6044327B2 - 高屈折率レンズ用樹脂の製造法 - Google Patents

高屈折率レンズ用樹脂の製造法

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JPS6044327B2
JPS6044327B2 JP6509483A JP6509483A JPS6044327B2 JP S6044327 B2 JPS6044327 B2 JP S6044327B2 JP 6509483 A JP6509483 A JP 6509483A JP 6509483 A JP6509483 A JP 6509483A JP S6044327 B2 JPS6044327 B2 JP S6044327B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は比較的屈折率の高い(屈折率1.53以・上、
好ましくは1.55以上)のレンズ用樹脂として好適な
3又は4成分系の樹脂の製造法に関するものである。
さらに具体的には、本発明は3又は4成分より成る液状
単量体を共重合させて得られる3次元構造を有する高屈
折率レンズ用樹脂の製造法に関するものてある。
本発明の目的は眼鏡用その他光学機器用に適合する軽量
で耐衝撃性がよく、表面硬度が大で透明度が高く、デイ
メンシヨナルスタビリテイ(寸法安定性)および熱変形
温度も高く、加工性にすぐれた高屈折率レンズ用樹脂を
提供しようとするものである。
ここで云う加工性とはレンズ等を、半製品レンズ(セミ
レンズ)の機械的加工により、製作するための切削或い
は荒摺或いは研磨の可能性およびメガネ枠入れのための
玉摺加工性、染料等を溶かした(或いは分散させた)熱
水中での染色可能性、真空蒸着器中での反射防止コーテ
ィング可能性およびシリコン樹脂系塗料等よる硬質塗膜
コーティング可能性等を含む。これまでレンズ用樹脂、
特に眼鏡レンズ用樹脂としては市場でCR−39と呼は
れるジエチレングリコールビスアリルカーボネートが主
として用いられて来た。
この単量体をジイソプロピルパーオキシジカーボネート
(以下1PPと略称する)等のラジカル重合開始剤の存
在下で重合成型すると軽量(クラウンガラスの約112
の比重)で耐衝撃性がよく、表面硬度が大で、透明度が
高く、デイメンシヨナルスタビリテイおよび熱変形温度
も高く、加工性にすぐれたレンズ用樹脂が得られ、既に
広く利用されている。しかしこの樹脂の屈折率.は1.
50て、眼鏡用等として一般に用いられているクラウン
ガラスの屈折率1.52〜1.53よりむしろ低く、従
つて少くとも1.53以上、好ましくは1.55以上の
屈折率を有し、しかも他の諸性能がCR−39樹脂と同
等又はそれ以上であるレンズ用樹脂の出こ現が望まれて
いた。このようなレンズ用樹脂は高度数の眼鏡用レンズ
の厚さは薄くする目的のためや、また2枚以上のレンズ
を組合わせて色収差、球面収差、コマ収差等を消去する
目的のためにも役立つ。
4ポリカーボネートおよびポリスチレンのよう
に可融可溶性樹脂の中には高屈折率を有するものがある
が、デイメンシヨナルスタビリテイが低く、加工性に劣
り、眼鏡レンズ用等には不適当である。やはり不融不溶
性であることが必要である。不融不溶性、即ち3次元で
あつてしかも高屈折率のレンズ用樹脂を得る方法の一つ
としてンゼン核を分子中に保有する単量体を用いる方法
があ7る。それらの中でも工業的規模で容易に得られる
ビスフェノールAからの誘導体、例えば2,2−ビス(
4−メタクリロキシエトキシフエニル)プロパン等、又
は2,2−ビス(4−メタクリロキシエトキシー3,5
ージブロムフェニル)プロパOン等を共重合成分として
用いる方法が多く提案されている。特開昭55−137
47号、特開昭56一166214号、特開昭57−2
3P号、特開昭57−102601号、特開昭57−1
04101号、特開昭57−104901号、特開昭5
7−116301号、特開昭57−28117号等には
ダこれらの共重合体成分をそれぞれ他の共重合体成分と
一緒に用いることにより、特徴ある共重合体を得ること
が提案されている。しかしこれらの考案に共通している
ことは、他の共重合成分として、重合性ある2重結合を
1コノだけ持ついわゆる1官能性単量体を主成分の一つ
として重用している点である。
このような1官能性単量体を多く含む(例えば3鍾量%
以上含む)共重合体は、その単量体の性質が強く現われ
、一応不融不溶性であつても、強固なデイメンシヨナル
スタビリテイ、高い熱変形温度および高い表面硬度を確
保するものとは云い難い。
眼鏡用プラスチックレンズを製作するには、注型ばかり
でなく研磨を併用することがかなりある。
この研磨用素材(半製品レンズ)が強固なデイメンシヨ
ナルスタビリテイを持つことはよい研磨レンズを収率よ
くつくるための必須条件である。さらに又眼鏡用レンズ
はその使用時に眼鏡枠によつて強く締めつけられるので
永久歪が発生し易く、この理由からも眼鏡用レンズが強
固なデイメンシヨナルスタビリテイをもつことは重要条
件である。本発明者らは高屈折率を有し、且これまで市
販されているCR−39プラスチックレンズの特徴であ
る軽量、高い耐衝撃性、高透明度、強固なデイメンシヨ
ナルスタビリテイ、高い熱変形温度、高い表面硬度、す
ぐれた加工性等の特性をすべて保有するレンズ用樹脂を
開発すべく鋭意研究の結果、本発明に到達した。
即ち本発明は(1)第1単量体として構造式〔1〕(但
しRは水素又はメチル基を表わし、m≧1、n≧1でm
+nは4を越え、6以下の数を表わす)で示される化合
物の1種又は2種以上の混合物5〜95重量%、好まし
くは20〜6唾量%と、第2単量体としてジアリルイソ
フタレート5〜95重量%、好ましくは40〜8鍾量%
と、第3単量体としてベンジルメタクリレート0.5〜
1唾量%、好ましくは1〜5重量%と、第4単量体とし
てジエチレングリコールビスアリルカーボネートO〜3
0重量%とをラジカル重合開始剤の存在下に共重合させ
て成る3成分系又は4成分系の高屈折率レンズ用として
有用な樹脂および(2)第1単量体として構造式〔1〕
で示される化合物の1種又は2種以上の混合物5〜95
重量%、好ましくは20〜6唾量%と、第2単量体とし
てジアリルイソフタレート5〜95重量%、好ましくは
40〜8鍾量%と、第3単量体としてジアルキルマレエ
ート0.5〜1重量%、好ましくは1〜5重量%、第4
単量体としてジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ート0〜3唾量%とをラジカル重合開始剤の存在下に共
重合させて成る3成分系又は4成分系の高屈折率レンズ
用として有用な樹脂の製造法を提供するものである。
本発明の製造法で得られるレンズ用樹脂は、組合せによ
るものが、屈折率1.55以上にすることは容易であり
、且デイメンシヨナルスタビリテイにすぐれ、従つてそ
の半製品レンズを研磨により製品レンズにする場合にも
容易且効率よく製作することができ、また眼鏡枠入後の
永久歪のおそれも殆んどないきわめてすぐれたものであ
る。
本発明の製造法で用いる構造式〔1〕で示される第1単
量体は主として次の方法で合成される。
即ちビスフノールAにアルカリの存在下で酸化エチレン
を作用させ(但しm≧1、n≧1でm+nは4を越え6
以下の数)をつくる。
この時m+nの値は酸化エチレンの平均付加モル数を表
わすので、整数ばかりでなく帯小数(例えば4.2とか
5.1等)の場合もあり得る。勿論M,nそれぞれの値
も整数ばかりでなく帯小数のこともあり得る。このよう
にして得られた〔a〕式の化合物にアクリル酸メチル(
又はエチル)もしくはメタクリル酸メチル(又はエチル
)を常法により作用させて構造式〔1〕の第1単量体が
得られるのである。
この第1単量体のm+nの値が4以下の場合には、レン
ズ用樹脂としての耐衝撃性が低下する。
またビスフェノールAのフェノール性ヒドロキシル基が
遊離の状態で樹脂中に残留するときは、レンズとしての
用途に好ましくない着色原因となるのでこのフェノール
性ヒドロキシル基を完全に封鎖する必要がある。このた
めにはm+nの値が4以下では不足であるので4を越え
る数でなければならない。しかしながらm+nの値が6
を越える場合には該樹脂が軟かくなり過ぎ、レンズ等の
用途には不適当になり本発明の目的に沿わない。したが
つてmとnの値が上記の範囲のものであることが必須の
要件となる。そしてその値が本発明の範囲内にあるとき
は、重合原液(本発明の単量体組成物に触媒等を加え、
予備重合してもの。以下同じ)の粘度および流動性が適
度であることが多く、作業性がすぐれていることも長所
として挙げられる。第1単量体の使用量は5〜95重量
%の範囲が可能であるが、好ましくは20〜6鍾量%が
推奨される。
第2単量体のジアリルイソフタレートは不純物として2
踵量%以下のジアリルオルソフタレートおよびw重量%
以下のジアリルテレフタレートを含有することは差支え
ない。
ジアリルオルソフタレートの含有率が2鍾量%を越える
と生成樹脂の透明度が低下することがあり、またジアリ
ルテレフタレートの含有率が1鍾量%を越えると重合体
原液の流動性が低下することがあるので避ける。第2単
量体の使用量は5〜95重量%の範囲が可能であるが、
好ましくは40〜8唾量%が推奨される。第1単量体と
第2単量体は本発明の高屈折率レンズ用樹脂を形成する
単量体群の主成分である。
両者の特徴と役割は前者が高屈折率と耐衝撃性助長と比
較的重合体速度大であるのに対し、後者は高屈折率と表
面硬さ助長と比較的重合速度小であることである。この
両者を適当な比率で混合すると、高屈折率、高い耐衝撃
性、高い表面硬度および適当な重合速度が得られる。こ
れにはこの両者のよい相溶性がすぐれた効果をもたらす
べく作用している。第3単量体のベンジルメタクリレー
トまたはジアルキルマレエートは反応を促進させ且反応
の完結を助ける。
いわは助触媒的作用を目的とする成分である。混入量は
0.5〜10重量%が可能であるが、好ましくは1〜5
重量%が推奨される。第3単量体は重合可能の2重結合
を1コだけ持つ、いわゆる1官能性単量体であり、これ
の混入量が多くなるとデイメンシヨナルスタビリテイ、
熱変形温度および表面硬度が共に低下する。また過少で
あれば反応の完結を期し難い。この理由のために上述の
ような混合割合を選んである。尚ジアルキルマレエート
のアルキル基は炭素数1〜8が使用可である。
例えばジメチルマレエー.卜、ジエチルマレエート、ジ
プロピルマレエート、ジブチルマレエート、エチルブチ
ルマレエート、ジイソアミルマレエート、ジー2−エチ
ルヘキシルマレエート、ジオクチルマレエート等が挙げ
られる。第4単量体のジエチレングリコールビスアリル
カーボネートをこ)で用いる理由は屈折率をや)低めに
調節する手段を提供することにある。
したがつてこの発明の目的のためには必ずしも必須の成
分ではない。そしてこのものの添加により同時くにAb
be数を若干高めに調節できることが多い。この第4単
量体の混入量はO〜3唾量%が可能である。これより多
く混入すると相溶性不良のため光透過量の著しい低下が
起り、本発明の目的に沿わない。以上に説明した単量体
群を目的に応じて混合比率を選定して重合させるときの
ラジカル重合開始剤は前述のIPPが最も推奨されるが
、その他にベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、t−ブチルパーオキシイソブチレート等も
用いられる。
触媒添加量は通常の0.1〜5重量%であるが、0.5
〜4重量%が汎用される。また触媒の他に紫外線吸収剤
(市販品で可、例えばベンフゾフエノン系)の1種又は
2種以上を適宜選定して混入しておくことも必要である
。何故ならば、プラスチックレンズが太陽光照射下で経
時変化のために黄変および物性劣化することを防ぎ、ま
たは特に眼鏡用レンズの場合、紫外線をできるだけ・遮
断しておくことは眼の保護の上から望ましいからである
。本発明における重合および成型は、通常2枚のよく研
磨したガラス製モールドを、化学的に不活性なゴム状弾
性物質(例えばエチレンー酢酸ビニリレ共重合体等)で
できたガスケットを介して、平行にならべるように組立
て、その空間に上述した各単量体、重合触媒および紫外
線吸収剤の混合液を予備重合した液(重合原液)を注入
する。
予備重合とは該混合液を予めゆるく加熱攪拌して液の粘
度を若干高め、重合原液の漏れを防ぐと同時に重合時の
体積収縮の悪影響を少くしようとする操作である。注入
が終れば加熱沖に入れて重合させる。重合時間は10〜
3Vf間が一般的であるが、15〜2時間が操作の都合
からも推奨される。加熱炉の温度調節実施の一例を述べ
ると、全重合時間のはじめの213の間は30℃から8
0℃まで徐々に昇温させ、後の113の間は、終点から
30分手前までは80℃から100℃まで徐々に昇温し
た後、最後の3紛間は105〜110℃に保ち、重合を
完結させる。ガスケットは90〜100℃で形が崩れる
ことが多いので、この時点で外す方がよい。
全加熱時間が完了した後、モールドからレンズを外して
取出す。このレンズはエステ系溶剤等で洗浄する方がよ
い。以上の操作でできたレンズはそのま)製品として実
用に供し得るが、注型重合するとき、レンズ前面のみ所
定の形状およびカブを形成させ、後面は暫定カーブ(通
常は−2ないし−6カーブ)にした厚物レンズ(通常は
厚さ5ないし20TWL)を素材としてつくり、これを
後面のみ荒摺および研磨することによつて所定のジオプ
ター数の製品レンズとすることもできる。
このようにして得られたレンズ用樹脂はこの荒摺および
研磨適性が特にすぐれていて、迅速確実にして高収率で
望むレンズを製作することができる。
また本発明の製造法によるレンズ用樹脂でできたレンズ
等は分散染料等の適当な染料を用いて85〜95゜C程
度の染浴温度で容易に染色することができる。
しかも染色によるレンズ等の面のカーブまたはジオプタ
ー数の変化は殆んど認められない。これらの事象は本発
明の製造法によるレンズ用樹脂が高いデイメンシヨナル
スタビリテイおよび高い熱変形温度を持ち、すぐれた加
工性を保有することを示すものである。本発明をさらに
具体的且詳細に説明するために、以下に実施例を示す。
但し本発明はこれらの実施例によつて限定されるもので
はない。尚、実施例(および比較例)において示す諸物
性の試験法はつぎのとおりである。(1)屈折率:アツ
ベの屈折計を用いて20℃に測定した。
接触液としてモノブロムナフタリンを用いた。(2)光
透過率:日本精密光学(株)製の積分球式フェーズメー
ターにより測定。
(3)耐衝撃性:厚さ2wrLの平板に直径15.gT
W11重さ16.2yの鋼球を127順の高さから落し
、割れないものを良とする5回行い、5回共割れないこ
と。
(4)鉛筆硬度:JISK54OOの試験法に依つた。
実施例1〜10酸化エチレン平均付加モル数が4.2又
は5.1である2,2−ビス(4ーアクリロキシポリエ
トキシ,:3フェニル)プロパン又は酸化エチレン平均
付加モル数が4.3である2,2−ビス(4−メタクリ
ロキシポリエトキシフエニル)プロパンとジアリルイソ
フタレートとベンジルメタクリレートと(実施例9およ
び10においては)ジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネートとを第1表にに示す組成て混合し、ラジカル
重合開始剤としてIPPを0.1重量%添加し、70゜
Cで加熱攪拌して約100センチポイズ(20′Cにて
)まで粘度を上昇させる(予備重合)。
これを室温まで放冷した後3.呼量%のIPPを添加し
、重合原液をつくる。これを直径65蒜の2枚のガラス
板とエチレンー酢酸ビニル共重合体でできたガスケット
で構成された注型鋳型の中に注入し、注型重合を行つた
。重合は熱風循環炉を用いて、最初の1′2f1f!間
で30℃から80゜Cまで徐々に昇温して重合させ、次
の2時間3吟で90゜Cまで昇温し、こ)でガスケット
を外し、次の3時間で100℃まで昇温し、さらに次の
3吟間で105゜Cまで昇温して重合体を完結させた。
炉から取外し、放冷後円板状重合体(厚さ2T0fL)
をガラス板から外し、酢酸エチルで洗つた後、諸物性を
測定し第1表に示した。実施例11〜18 上述の実施例1〜10においてベンジルメタクリ.レー
トの代りにジーn−ブチルマレエートを用い、他はすべ
て同様にして円板状重合体をつくり、諸物性を測定し、
第2表に示した。
比較例1〜5 1官能性単量体であるベンジルメタクリレートノおよび
ジブチルマレエートを本発明の範囲を越えて加えた場合
の円板状重合体、ポリジアリルイソフタレトの円板状重
合体を同様にしてつくり、また射出成型によりポリカー
ボネートおよびポリスチレンの円板を調製し、諸物性を
測定して第3表7に示し、比較資料とした。
第1〜3表から判るように本発明の製造法にるレンズ用
樹脂は屈折率が高く、光透過率、?硬度および耐衝撃性
が大でレンズ用樹脂としてぐれた実用性を証明している
これに対して比較例の樹脂はいずれもレンズ樹脂として
は不適格である。
尚、実施例2および実施例12のレンズ用樹脂ついて半
製品レンズ(セミレンズ)つくり、荒および研磨して製
品レンズに仕上げたが、優秀ノ研磨可能性を示し、容易
に収率よく研磨レンズノできることを証明した。
またこの研磨レンズお。40び同組成の注型レンズを分
散染料で染色したと:ろ、適当な速度で美麗に染色でき
、しかも染色ζ前後において表面カーブおよびジオプタ
ー数の?化が認められないことが判明した。
さらにまたJ空蒸着法による反射変止膜コーティングお
よびミリコン樹脂系塗料を浸漬法による硬質塗膜コーテ
ィングを実施したがいずれも耐久性がすぐれていること
が証明された。注) 第1〜3表の単量体略号の説明下
記の通りBAPEPP(4.2):2,2−ビス(4−
アクリロ イルオキシポリエトキシフエニル)プロパ
ン(酸化エチレン付加モル数=4.2)BMPEPP(
4.3)2,2−ビス(4−メタクリ ロイルオキシポ
リエトキシフエニル)プロ パン(酸化エチレン付加モ
ル数=4.3)BAPEPP(5.1)2,2−ビス(
4−アクリロ イルオキシポリエトキシフエニル)プロ
パ ン(酸化エチレン付加モル数=5.1)DAIP:
ジアリルイソフタレート BzMA:ベンジルメタクリレート DBuM:ジブチルマレエート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1単量体として構造式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕(但しRは
    水素又はメチル基を表わし、m≧1、n≧1でm+nは
    4を越え、6以下の数を表わす)で示される化合物の1
    種又は2種以上の混合物5〜95重量%、好ましくは2
    0〜60重量%と、第2単量体としてジアリルイソフタ
    レート5〜95重量%、好ましくは40〜80重量%と
    、第3単量体としてベンジルメタクリレート0.5〜1
    0重量%、好ましくは1〜5重量%と、第4単量体とし
    てジエチレングリコールビスアリルカーボネート0〜3
    0重量%とをラジカル重合開始剤の存在下に共重合させ
    ることを特徴とする3成分系又は4成分系の高屈折率レ
    ンズ用樹脂の製造法。 2 第1単量体として構造式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕(但しRは
    水素又はメチル基を表わし、m≧1、n≧1でm+nは
    4を越え、6以下の数を表わす)で示される化合物の1
    種又は2種以上の混合物5〜95重量%、好ましくは2
    0〜60重量%と、第2単量体としてジアリルイソフタ
    レート5〜59重量%、好ましくは40〜80重量%と
    、第3単量体としてジアルキルマレエート0.5〜10
    重量%、好ましくは1〜5重量%と、第4単量体として
    ジエチレングリコールビスアリルカーボネート0〜30
    重量%とをラジカル重合開始剤の存在下に共重合させる
    ことを特徴とする3成分系又は4成分系の高屈折率レン
    ズ用樹脂の製造法。
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