JPS6043348A - 食品用乳化剤または乳化食品 - Google Patents
食品用乳化剤または乳化食品Info
- Publication number
- JPS6043348A JPS6043348A JP58152857A JP15285783A JPS6043348A JP S6043348 A JPS6043348 A JP S6043348A JP 58152857 A JP58152857 A JP 58152857A JP 15285783 A JP15285783 A JP 15285783A JP S6043348 A JPS6043348 A JP S6043348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- emulsified
- emulsifier
- effect
- monolinolein
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血中コレステロールの低下または一ヒ昇抑制作
用を有した食品用乳化剤または乳化食品に関するもので
ある。
用を有した食品用乳化剤または乳化食品に関するもので
ある。
ことでいう血中コレステロールを低下させる作用とは血
中コレステロール濃度が通常より高いものに対し、これ
を低下させる作用をいいまた血中コレステロールの」−
昇を抑制する作用きはコレステロールを多量に含む食品
を摂取しても、恒常的に血中コレステロールが」１昇す
るととを抑える作用をいう。
中コレステロール濃度が通常より高いものに対し、これ
を低下させる作用をいいまた血中コレステロールの」−
昇を抑制する作用きはコレステロールを多量に含む食品
を摂取しても、恒常的に血中コレステロールが」１昇す
るととを抑える作用をいう。
従来の数多くの知見を基にすると、植物油中の多価不飽
和脂肪酸（リノール酸など）や植物ステロールなどはヒ
トや他の動物の血中コレステロールを低下または上昇抑
制作用を有することは良く知られて健る。近年、この種
の物質が食品または飲料に栄養改善を目的に補足強化さ
れた健康食品として実用化されてきた。
和脂肪酸（リノール酸など）や植物ステロールなどはヒ
トや他の動物の血中コレステロールを低下または上昇抑
制作用を有することは良く知られて健る。近年、この種
の物質が食品または飲料に栄養改善を目的に補足強化さ
れた健康食品として実用化されてきた。
本発明者らは、従来より明らかにされた」１記物質以外
の油脂成分の生理効果の有無に注目し、種々検討した結
果、モノグリセリドの一種のモノリルインには、従来の
物質に比し１００分の１の量で血中コレステロールの低
下作用および」１昇抑制作用が同等の効果を示すことを
見山し、本発明を完成した。すなわち、本発明は食品用
乳化剤として用いるモノグリセライドに対し、モノリル
インを１０重重量ないし９８重量％含有せしめた食品用
乳化剤、または、乳化食品に含まれるモノグリセライド
に対しモノリルインを１０重量％ないし９８重量％含有
し、乳化食品に対しモノリルインを０．１重量％未満含
有せしめた乳化食品である。
の油脂成分の生理効果の有無に注目し、種々検討した結
果、モノグリセリドの一種のモノリルインには、従来の
物質に比し１００分の１の量で血中コレステロールの低
下作用および」１昇抑制作用が同等の効果を示すことを
見山し、本発明を完成した。すなわち、本発明は食品用
乳化剤として用いるモノグリセライドに対し、モノリル
インを１０重重量ないし９８重量％含有せしめた食品用
乳化剤、または、乳化食品に含まれるモノグリセライド
に対しモノリルインを１０重量％ないし９８重量％含有
し、乳化食品に対しモノリルインを０．１重量％未満含
有せしめた乳化食品である。
ここでいうモノリルインとはα−モノリルインおよび／
またはβ−モノリルインをいう。
またはβ−モノリルインをいう。
！ｌ！ｔにα−モノリルインに優れた効果がある。
本発明に用いるモノリルインの調製法には特に制限はな
く、天然モノグリセリドの濃縮または分取のほか、アル
カリ類やＰ−）ルエンスルホン酸等の触媒または酵素を
用いたグリセリンの直接エステル化、エステル交換およ
びトリグリセリド、ジグリセリドの部分加水分解をはじ
め公知の合成法が利用でき、さらにこれらを組み合わせ
て用いてもよい。
く、天然モノグリセリドの濃縮または分取のほか、アル
カリ類やＰ−）ルエンスルホン酸等の触媒または酵素を
用いたグリセリンの直接エステル化、エステル交換およ
びトリグリセリド、ジグリセリドの部分加水分解をはじ
め公知の合成法が利用でき、さらにこれらを組み合わせ
て用いてもよい。
このようにして得られたモノリルインは、そのままでも
また水や油脂類に溶解あるいは混入させて用いることも
でき、本発明の食品用乳化剤を広範囲の飲食物に添加す
ることが可能であり、また、乳化食品にモノリルインを
０．１重量％未満含有せしめるだけで血中コレステロー
ルを低下させ、または上昇を抑制するので、食生活の改
善に寄与するものである。実際に使用する方法としては
、ショートニングとして添加する方法、水を加えて加熱
してペースト吠として添加する方法、生地に練り込みや
すいように適当な融点と稠度をもたせたものを使用する
方法、ビーズ状にして直接生地に添加して乳化分散しや
ずくしたものを使う方法など、常法に従って使用し乳化
食品とすることができる。
また水や油脂類に溶解あるいは混入させて用いることも
でき、本発明の食品用乳化剤を広範囲の飲食物に添加す
ることが可能であり、また、乳化食品にモノリルインを
０．１重量％未満含有せしめるだけで血中コレステロー
ルを低下させ、または上昇を抑制するので、食生活の改
善に寄与するものである。実際に使用する方法としては
、ショートニングとして添加する方法、水を加えて加熱
してペースト吠として添加する方法、生地に練り込みや
すいように適当な融点と稠度をもたせたものを使用する
方法、ビーズ状にして直接生地に添加して乳化分散しや
ずくしたものを使う方法など、常法に従って使用し乳化
食品とすることができる。
本発明者らの以前の出Ｅｉ１ｉ（特開昭５７−３５５１
７号、特開昭５７ ３Ｅｉ９３５号、特開昭５７−３Ｇ
９３Ｇ号、特開昭５７−３９７３６号および特開昭５７
−４２６３１号）に記刺された発明の組成物および食用
油脂には、植物ステロールなどを多量に含み半固型状で
あるので、これを乳化食品に含有させても味風味の好ま
しい乳化食品が得られない。ジグリセライドまたは植物
ステロールの含量はモノリルインに対して重量比で好ま
しくは５倍以下にするのがよい。
７号、特開昭５７ ３Ｅｉ９３５号、特開昭５７−３Ｇ
９３Ｇ号、特開昭５７−３９７３６号および特開昭５７
−４２６３１号）に記刺された発明の組成物および食用
油脂には、植物ステロールなどを多量に含み半固型状で
あるので、これを乳化食品に含有させても味風味の好ま
しい乳化食品が得られない。ジグリセライドまたは植物
ステロールの含量はモノリルインに対して重量比で好ま
しくは５倍以下にするのがよい。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例
大豆精製油と食用大豆硬化油（融点３４℃）とを等量混
合した後、これを１分し、その一方８０９にモノステア
リンを０．２ｇ、レシチンヲ０．１ ＃を添加して溶解
させた後、食塩１ｇを水１６ｇに溶解させたものを攪拌
しながら加え、Ｗ／Ｄ型乳化を行ない、この乳化液を急
冷捏和しマーガリンＡを得た。
合した後、これを１分し、その一方８０９にモノステア
リンを０．２ｇ、レシチンヲ０．１ ＃を添加して溶解
させた後、食塩１ｇを水１６ｇに溶解させたものを攪拌
しながら加え、Ｗ／Ｄ型乳化を行ない、この乳化液を急
冷捏和しマーガリンＡを得た。
他方には８０ｇにモノステアリン０．１＃、モノリルイ
ン０．１ｊ’ｓレシチン０．ＩＮを添加し以下同様に処
理しマーガリンＢを得た・ スプラグ・ドーレ系２８日令雄ラットを２日間市販飼料
で飼育後、区分けを行ない、１区１０匹、平均体重９０
．９±４．７ＩｉＯものを用い各試験飼料で１８日間飼
育した。給餌給水は不断給与とした。
ン０．１ｊ’ｓレシチン０．ＩＮを添加し以下同様に処
理しマーガリンＢを得た・ スプラグ・ドーレ系２８日令雄ラットを２日間市販飼料
で飼育後、区分けを行ない、１区１０匹、平均体重９０
．９±４．７ＩｉＯものを用い各試験飼料で１８日間飼
育した。給餌給水は不断給与とした。
試験飼料は第１表に示した。
飼育終了時１６時間絶食後エーテル麻酔下で採血し常法
により血清を採取した。血清中の総コレステロールは和
光紬薬工業■製キｙ ） ｒｃｈｏｌｅｓｔｓｒｏｌＢ
−Ｔ・ｓｔ Ｗａｋｏ Ｊおよび血清β−リポタンノや
りは同じｂ− く同社のキット「β−Ｌｉｐｏｐｒｏｔｅｉｎ −Ｔｅ
５ｔ Ｗａｋｏ Ｊを用いそれぞれ測定した。飼育成績
および血清総コレステロール値と血清β−リポプロティ
ン値第２表に示した。
により血清を採取した。血清中の総コレステロールは和
光紬薬工業■製キｙ ） ｒｃｈｏｌｅｓｔｓｒｏｌＢ
−Ｔ・ｓｔ Ｗａｋｏ Ｊおよび血清β−リポタンノや
りは同じｂ− く同社のキット「β−Ｌｉｐｏｐｒｏｔｅｉｎ −Ｔｅ
５ｔ Ｗａｋｏ Ｊを用いそれぞれ測定した。飼育成績
および血清総コレステロール値と血清β−リポプロティ
ン値第２表に示した。
／
／パ
・、・
７・″パ＼
／′
７／
／
７／
第１表 試験飼料組成
＊１：オリエンタル酵母工業■ｇ ／−−／＃−配合＊
２：エーザイ■製 ／ コアー 第２表 モノリルインのラット成長および血清総コレス
テロール値、β−リポプロ ナイン値に及ぼす影響 有意差検定 ＊ ： Ｐ＜０．０５ 以上の結果から、モノリルインの添加による平均増体量
、平均貴下量および飼料効率には全く影響を及はさず、
剖検所見も対照区と差異は認めなかった。血清総コレス
テロール値および血清β−リポプロティン値にモノリル
インの有意の効果が認められた。
２：エーザイ■製 ／ コアー 第２表 モノリルインのラット成長および血清総コレス
テロール値、β−リポプロ ナイン値に及ぼす影響 有意差検定 ＊ ： Ｐ＜０．０５ 以上の結果から、モノリルインの添加による平均増体量
、平均貴下量および飼料効率には全く影響を及はさず、
剖検所見も対照区と差異は認めなかった。血清総コレス
テロール値および血清β−リポプロティン値にモノリル
インの有意の効果が認められた。
特許出願人 味の素株式会社
−９−２９５−
２−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１食品用乳化剤として用いるモノグリセライドに対
し、モノリルインを１０重量％ないし９８重量％含有せ
しめた食品用乳化剤。 （２） 乳化食品に含まれるモノグリセライドに対しモ
ノリルインを１０重量％ないし９８重量％含有し、乳化
食品に対しモノリルインを０．１重量％未満含有せしめ
た乳化食品。 （３） モノリルインが、β−モノリルインである特許
請求の範囲第（１）項および第（２）項記載の食品用乳
化剤または乳化食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58152857A JPS6043348A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 食品用乳化剤または乳化食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58152857A JPS6043348A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 食品用乳化剤または乳化食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6043348A true JPS6043348A (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=15549636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58152857A Pending JPS6043348A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 食品用乳化剤または乳化食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043348A (ja) |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP58152857A patent/JPS6043348A/ja active Pending
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