JPS6042803B2 - エチレンを重合する方法 - Google Patents
エチレンを重合する方法Info
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- JPS6042803B2 JPS6042803B2 JP296477A JP296477A JPS6042803B2 JP S6042803 B2 JPS6042803 B2 JP S6042803B2 JP 296477 A JP296477 A JP 296477A JP 296477 A JP296477 A JP 296477A JP S6042803 B2 JPS6042803 B2 JP S6042803B2
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- Japan
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- catalyst
- titanium
- carrier
- polymerization
- reaction
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、分子量分布の広いポリエチレンを得るエチ
レン重合法にかんする。
レン重合法にかんする。
射出成形などの分野では分子量分布の狭いポリエチレ
ンが好ましいが、一方押出成形や中空成形の場合には分
子量分布の広いポリエチレンが好ましいことは既によく
知られている。
ンが好ましいが、一方押出成形や中空成形の場合には分
子量分布の広いポリエチレンが好ましいことは既によく
知られている。
近年チーグラー触媒の高活性化を図るため、その触媒
第1成分を担体に担持させ、あるいは重合体の分子量分
布を制御するため、担体の種類を変。
第1成分を担体に担持させ、あるいは重合体の分子量分
布を制御するため、担体の種類を変。
える等、様々な改良が提案されている。例えば、マグネ
シウムヒドロキシド(特公昭43−13050号)、塩
化マグネシウム(特公昭47−41676号)などを担
体とした場合には、分子量分布の狭いポリエチレンが得
られ、一方マグネシウムとアルミニ;ウムの複酸化物(
特公昭47−26383号)を担体とした場合には、分
子量分布の広いポリエチレンが得られる。このマグネシ
ウムとアルミニウムの複酸化物を担体として用いた触媒
は、分子量分布の広いポリエチレンを得るには、有用な
触媒があるが、Ti分当たりの活性が他の、例えば塩化
マグネシウムと担体として用いた触媒(特公昭47一4
1676号)に比較して高いとは言えず、その高活性化
が望まれていた。 本発明者等は、分子量分布の広いエ
チレン重合体を与える高活性化された触媒を鋭意研究の
結果、本発明を完成するに至つた。すなわち、本発明に
係るエチレンの重合法は、チタンもしくはバナジウム化
合物と有機アルミニウム化合物からなる触媒を用いて、
エチレンを重合させる方法において、ハイドロタルサイ
トの結晶構造を有するマグネシウムとアルミニウムの複
水酸化物を不活性溶媒中で、周期律表第担属元素ハロゲ
ン化物と反応させた後、焼成して得られる生成物に、チ
タンもしくはバナジウム化合物を担持した触媒成分を使
用することにある。 本発明で用いられるチタンもしく
はバナジウムの化合物として、例えば四塩化チタン、四
臭化チタン、エトキシΞ塩化チタン、ジエトキシニ塩化
チタン、ブトキシΞ塩化チタン、ジブトキシニ塩化チタ
ン、テトラブトキシチタン、四塩化バナジウム、オキシ
三塩化バナジウムなどが挙げられる。
シウムヒドロキシド(特公昭43−13050号)、塩
化マグネシウム(特公昭47−41676号)などを担
体とした場合には、分子量分布の狭いポリエチレンが得
られ、一方マグネシウムとアルミニ;ウムの複酸化物(
特公昭47−26383号)を担体とした場合には、分
子量分布の広いポリエチレンが得られる。このマグネシ
ウムとアルミニウムの複酸化物を担体として用いた触媒
は、分子量分布の広いポリエチレンを得るには、有用な
触媒があるが、Ti分当たりの活性が他の、例えば塩化
マグネシウムと担体として用いた触媒(特公昭47一4
1676号)に比較して高いとは言えず、その高活性化
が望まれていた。 本発明者等は、分子量分布の広いエ
チレン重合体を与える高活性化された触媒を鋭意研究の
結果、本発明を完成するに至つた。すなわち、本発明に
係るエチレンの重合法は、チタンもしくはバナジウム化
合物と有機アルミニウム化合物からなる触媒を用いて、
エチレンを重合させる方法において、ハイドロタルサイ
トの結晶構造を有するマグネシウムとアルミニウムの複
水酸化物を不活性溶媒中で、周期律表第担属元素ハロゲ
ン化物と反応させた後、焼成して得られる生成物に、チ
タンもしくはバナジウム化合物を担持した触媒成分を使
用することにある。 本発明で用いられるチタンもしく
はバナジウムの化合物として、例えば四塩化チタン、四
臭化チタン、エトキシΞ塩化チタン、ジエトキシニ塩化
チタン、ブトキシΞ塩化チタン、ジブトキシニ塩化チタ
ン、テトラブトキシチタン、四塩化バナジウム、オキシ
三塩化バナジウムなどが挙げられる。
また、有機アルミニウム化合物として一般式AlRn
X3−n(ただしRは炭化水素残基、アリール基、Xは
ハロゲン原子、アルコキシ基又は水素でnは、1〜3を
示す)で示される化合物を挙げることができ、好ましく
はジエチルアルミニウムモノクロライド、トリエチルア
ルミニウム、ジーn−プロピルアルミニウムモノクロラ
イド、ジイソプロピルアルミニウムモノクロライド、ト
リーn−プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジエチル
アルミニウムモノエトオキシド、エチルアルミニウムセ
スキクロライド、エチルアルミニウムジクロライドが挙
げられる。
X3−n(ただしRは炭化水素残基、アリール基、Xは
ハロゲン原子、アルコキシ基又は水素でnは、1〜3を
示す)で示される化合物を挙げることができ、好ましく
はジエチルアルミニウムモノクロライド、トリエチルア
ルミニウム、ジーn−プロピルアルミニウムモノクロラ
イド、ジイソプロピルアルミニウムモノクロライド、ト
リーn−プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジエチル
アルミニウムモノエトオキシド、エチルアルミニウムセ
スキクロライド、エチルアルミニウムジクロライドが挙
げられる。
本発明でエチレン重合体と称する場合エチレンとエチレ
ンとは異なるオレフィンとの共重合体を含み、またエチ
レン重合と称する場合は、エチレンの単独重合の他にエ
チレンとは異なる少量のオレフィンの共重合も含むもの
とする。
ンとは異なるオレフィンとの共重合体を含み、またエチ
レン重合と称する場合は、エチレンの単独重合の他にエ
チレンとは異なる少量のオレフィンの共重合も含むもの
とする。
ハイドロタルサイトとは、M&Al2
(0H)16C03・4H20なる組成の鉱物であり、
ノルウエー、ソ連等の狭い地域で産出するが、これは人
工的に合成が可能であり市販品として安定な品質のもの
が入手できる。
ノルウエー、ソ連等の狭い地域で産出するが、これは人
工的に合成が可能であり市販品として安定な品質のもの
が入手できる。
本発明で使用しうる周期律表第槃属元素のハロゲン化合
物として、例えば四塩化ケイ素、四臭化ケイ素、四フッ
化ゲルマニウム、四塩化ゲルマニウム、四臭化ゲルマニ
ウム、四フッ化スズ、四塩化スズ、四臭化スズ、二塩化
スズ、四フッ化鉛、四塩化鉛、四臭化鉛、二塩化鉛ある
いはこれらの混合物が挙げられる。
物として、例えば四塩化ケイ素、四臭化ケイ素、四フッ
化ゲルマニウム、四塩化ゲルマニウム、四臭化ゲルマニ
ウム、四フッ化スズ、四塩化スズ、四臭化スズ、二塩化
スズ、四フッ化鉛、四塩化鉛、四臭化鉛、二塩化鉛ある
いはこれらの混合物が挙げられる。
また担体調製時に使用される不活性溶媒としては例えば
、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ベンゼン等であつて第
事属元素ハロゲン化物と反応しないものである。
、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ベンゼン等であつて第
事属元素ハロゲン化物と反応しないものである。
本発明て用いる触媒成分の担体はハイドロタルサイト結
晶構造のマグネシウム●アルミニウム複水酸化物と前述
の第槃属元素のハロゲン化物(以下単にハライドという
)とを反応させ、ついで焼成することにより得られる。
晶構造のマグネシウム●アルミニウム複水酸化物と前述
の第槃属元素のハロゲン化物(以下単にハライドという
)とを反応させ、ついで焼成することにより得られる。
反応は室温ないし200℃の条件で0.1〜5時間で行
われる。通常、反応は不活性溶媒中で行うのが好ましい
。更に、溶媒還流下での反応の外に無溶媒で加熱混合攪
拌する方法又は金属ハロゲン化物の蒸気もしくは蒸気を
含む窒素ガスでハイドロタルサイトを流動化させて反応
ささせる方法もある。上記反応の機構については未だ理
論的に解明されていないが、ハライドとハイドロタルサ
イト中の結晶水との間で加水分解的な反応が進行するも
のと考えられる。反応成分の使用割合は臨界的なもので
はないが、ハライドの量はハイドロタルサイトに対し好
ましくは、0.01倍モル量より大きく、また1@モル
量より小さい。0.01倍モル以下では無添加に比べて
活性の向上は殆んど認められず、一方、1皓モル以上加
えても活性が更に向上しないので経済的に好ましくない
。
われる。通常、反応は不活性溶媒中で行うのが好ましい
。更に、溶媒還流下での反応の外に無溶媒で加熱混合攪
拌する方法又は金属ハロゲン化物の蒸気もしくは蒸気を
含む窒素ガスでハイドロタルサイトを流動化させて反応
ささせる方法もある。上記反応の機構については未だ理
論的に解明されていないが、ハライドとハイドロタルサ
イト中の結晶水との間で加水分解的な反応が進行するも
のと考えられる。反応成分の使用割合は臨界的なもので
はないが、ハライドの量はハイドロタルサイトに対し好
ましくは、0.01倍モル量より大きく、また1@モル
量より小さい。0.01倍モル以下では無添加に比べて
活性の向上は殆んど認められず、一方、1皓モル以上加
えても活性が更に向上しないので経済的に好ましくない
。
反応後溶媒を減圧留去し、または留去する前に溶媒を用
いて固体成分の洗浄を行なつた後減圧留去し、ついで固
体成分の乾燥を行なう。次に乾燥後の固体成分は焼成さ
れる。
いて固体成分の洗浄を行なつた後減圧留去し、ついで固
体成分の乾燥を行なう。次に乾燥後の固体成分は焼成さ
れる。
焼成は2000C〜1000℃の間の温度で好ましくは
、300〜700℃の間の温度で0.1〜10時間、好
ましくは0.5〜3時間行なわれる。この焼成処理によ
り触媒の活性が向上する。かくて得られた担体上に重合
触媒成分であるチタンまたはバナジウムの化合物を担持
させるには従来の既知の方法が使用できる。
、300〜700℃の間の温度で0.1〜10時間、好
ましくは0.5〜3時間行なわれる。この焼成処理によ
り触媒の活性が向上する。かくて得られた担体上に重合
触媒成分であるチタンまたはバナジウムの化合物を担持
させるには従来の既知の方法が使用できる。
たとえばチタンまたはバナジウム化合物中に触媒担体を
浸漬し室温から300℃の間の温度で0.1〜10時間
触媒させる。使用するチタンまたはバナジウム化合物の
量は前記担体に対して通常0.01〜5喧量倍である。
その後未反応のチタンまたはバナジウム化合物を不活性
溶媒で洗浄除去する。このような方法で担体成分上に固
定されたチタンまたはバナジウムは担体1gr当りチタ
ンまたはバナジウム原子に換算″して1〜200mg程
度である。本触媒を用いての重合反応は通常のチーグラ
ー型触媒によるエチレンの重合反応と同様にして行なわ
れる。
浸漬し室温から300℃の間の温度で0.1〜10時間
触媒させる。使用するチタンまたはバナジウム化合物の
量は前記担体に対して通常0.01〜5喧量倍である。
その後未反応のチタンまたはバナジウム化合物を不活性
溶媒で洗浄除去する。このような方法で担体成分上に固
定されたチタンまたはバナジウムは担体1gr当りチタ
ンまたはバナジウム原子に換算″して1〜200mg程
度である。本触媒を用いての重合反応は通常のチーグラ
ー型触媒によるエチレンの重合反応と同様にして行なわ
れる。
即ち実質的に酸素や水分を断つた状態でブタン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、灯油−等の不活性溶媒中に担
体触媒成分と有機アルミニウム化合物を懸濁させこれに
エチレンガスを供給して重合を行なう。重合温度として
は一般に20℃〜250′C1好しくは50℃〜190
℃である。重合は一般に常圧〜100kgノdで行なわ
れ、特に2kgIcIt〜150kgIcr1程度の加
圧下が好ましい。本触媒における重合でエチレン重合体
の分子量調節は例えば重合中に水素を添加することによ
り行なわれる。本発明の方法によれば分子量の分布の広
いポリエチレンが従来よりも高い触媒効率で得られる。
また得られたエチレン重合体の分子量分布はその指標で
ある10k9荷重でのメルトインデックスと2.16k
9でのメルトインデックス比110/12が14〜20
であり充分に広い。以下実施例につき本発明を説明する
。
ン、ヘキサン、ヘプタン、灯油−等の不活性溶媒中に担
体触媒成分と有機アルミニウム化合物を懸濁させこれに
エチレンガスを供給して重合を行なう。重合温度として
は一般に20℃〜250′C1好しくは50℃〜190
℃である。重合は一般に常圧〜100kgノdで行なわ
れ、特に2kgIcIt〜150kgIcr1程度の加
圧下が好ましい。本触媒における重合でエチレン重合体
の分子量調節は例えば重合中に水素を添加することによ
り行なわれる。本発明の方法によれば分子量の分布の広
いポリエチレンが従来よりも高い触媒効率で得られる。
また得られたエチレン重合体の分子量分布はその指標で
ある10k9荷重でのメルトインデックスと2.16k
9でのメルトインデックス比110/12が14〜20
であり充分に広い。以下実施例につき本発明を説明する
。
実施例1
(1)担体の調製:
市販のハイドロタルサイト(合成品、協和化学製)20
grを150mL(7)n−ヘプタンに懸濁した。
grを150mL(7)n−ヘプタンに懸濁した。
これに四塩化スズ4m1を滴下した。滴下後攪拌しなが
ら加熱しn−ヘプタン還流下で1時間反応させた。反応
後n−ヘプタンで洗浄し未反応の四塩化スズを除いた後
減圧下で残つた固体成分を乾燥した。この固体成分を空
気雰囲気で温度500℃で1時間焼成し、触媒担体を1
2gr′得た。(2)チタンもしくはバナジウム化合物
の担持:上記(1)で得られた担体に四塩化チタン10
0m1を加え、加熱し四塩化チタンの還流下で1時間反
応させチタン分を担体に担持させた。
ら加熱しn−ヘプタン還流下で1時間反応させた。反応
後n−ヘプタンで洗浄し未反応の四塩化スズを除いた後
減圧下で残つた固体成分を乾燥した。この固体成分を空
気雰囲気で温度500℃で1時間焼成し、触媒担体を1
2gr′得た。(2)チタンもしくはバナジウム化合物
の担持:上記(1)で得られた担体に四塩化チタン10
0m1を加え、加熱し四塩化チタンの還流下で1時間反
応させチタン分を担体に担持させた。
反応後一室温まで冷却した後残余の四塩化チタンが検出
出来なくなるまでn−ヘプタンで洗浄した。洗浄後n−
ヘプタンを減圧留去し固体粉末の触媒を得た。触媒中の
チタンの成分はチタン金属として30m91gr触媒で
あつた。(3)重合: 充分に窒素置換した5′オートクレーブに前記触媒10
0m11トリイソブチルアルミニウム2mt.n−ブタ
ン3′を、順次装入した。
出来なくなるまでn−ヘプタンで洗浄した。洗浄後n−
ヘプタンを減圧留去し固体粉末の触媒を得た。触媒中の
チタンの成分はチタン金属として30m91gr触媒で
あつた。(3)重合: 充分に窒素置換した5′オートクレーブに前記触媒10
0m11トリイソブチルアルミニウム2mt.n−ブタ
ン3′を、順次装入した。
装入後更に水素をゲージ圧5k91cfi迄、ついでエ
チレ.ンをゲージ圧10k91c!l装入し75゜Cに
昇温した。次に全圧をゲージ圧25kg′dに保つよう
に連続的にエチレンを供給し85℃で1時間重合した。
重合終了後系を冷却し脱圧した後オートクレーブより反
応物を取り出し、乾燥しポリエチレン490grを得た
。この場合活性は4.9k9−PEIy−Cat−Hr
であり、チタン金属当りの活性は163k9−PEIダ
・Ti−Hrであつた。また、このポリエチレンのメル
トインデックスは0.38であつた。分子量分布の指標
である11。/12は16であり充分大きかつた。比較
例1 担体として空気雰囲気で500℃1時間焼成したハイド
ロタルサイト10grを100mtの四塩化チタンの還
流下で1時間反応させることによりチタン成分を焼成済
みハイドロタルサイトに担持させた。
チレ.ンをゲージ圧10k91c!l装入し75゜Cに
昇温した。次に全圧をゲージ圧25kg′dに保つよう
に連続的にエチレンを供給し85℃で1時間重合した。
重合終了後系を冷却し脱圧した後オートクレーブより反
応物を取り出し、乾燥しポリエチレン490grを得た
。この場合活性は4.9k9−PEIy−Cat−Hr
であり、チタン金属当りの活性は163k9−PEIダ
・Ti−Hrであつた。また、このポリエチレンのメル
トインデックスは0.38であつた。分子量分布の指標
である11。/12は16であり充分大きかつた。比較
例1 担体として空気雰囲気で500℃1時間焼成したハイド
ロタルサイト10grを100mtの四塩化チタンの還
流下で1時間反応させることによりチタン成分を焼成済
みハイドロタルサイトに担持させた。
反応後室温まで冷却した後残余の四塩化チタンが検出さ
れなくなるまでn−ヘプタンで洗浄した。洗浄後のn−
ヘプタンを減圧留去し、固体粉末の触媒を得た。触媒中
のチタン成分はチタン金属として40m91ダ触媒であ
つた。
れなくなるまでn−ヘプタンで洗浄した。洗浄後のn−
ヘプタンを減圧留去し、固体粉末の触媒を得た。触媒中
のチタン成分はチタン金属として40m91ダ触媒であ
つた。
本触媒を用いて実施例1と同様にして重合を行なつたと
ころメルトインデックスが0.32のポリエチレン37
0grが得られた。
ころメルトインデックスが0.32のポリエチレン37
0grが得られた。
この場合の活性は3.7kg−PEIy−Cat−Hr
でありまたチタン金属当りの活性は92.5kg−PE
Ig・Ti・Hrであり実施例1の結果より明らかに低
かつた。
でありまたチタン金属当りの活性は92.5kg−PE
Ig・Ti・Hrであり実施例1の結果より明らかに低
かつた。
実施例2、3添加する四塩化スズの量を変えた他は実施
例1と同様にして触媒を調製し、重合を行なつた。
例1と同様にして触媒を調製し、重合を行なつた。
結果は表1に示す。比較例2
担体成分として空気雰囲気で500℃1時間焼成したハ
イドロタルサイト10gr′を100n1(7)n−ヘ
プタン懸濁した。
イドロタルサイト10gr′を100n1(7)n−ヘ
プタン懸濁した。
これに四塩化スズ2m1を滴下した。滴下後攪拌しなが
ら加熱し、n−ヘプタンの還流下で1時間反応させた。
反応後n−ヘプタンで洗浄し、未反応の四塩化スズを除
いた後減圧下で残つた固体成分を乾燥した。
ら加熱し、n−ヘプタンの還流下で1時間反応させた。
反応後n−ヘプタンで洗浄し、未反応の四塩化スズを除
いた後減圧下で残つた固体成分を乾燥した。
得られた担体に実施例1の方法でチタン化合物を担持さ
せ、固体触媒を得た。触媒中のチタン成分はチタン金属
として38mgIy触媒であつた。本触媒を用いて実施
例1と同様にして重合を行なつたところメルトインデッ
クス0.37のポリエチレンが350gr′得られた。
この場合の活性は3.5kg−PEIy−Cat−Hr
でありまたチタン金属当りの活性は92Jk9−PEl
g・Ti−Hrであり四塩化スズの活性向上効果は見ら
れなかつた。実施例4 第事属元素ハロゲン化物として、四塩化スズの代わりに
四塩化ケイ素を用いた他は実施例1と全く同様にして担
体触媒を調製した。
せ、固体触媒を得た。触媒中のチタン成分はチタン金属
として38mgIy触媒であつた。本触媒を用いて実施
例1と同様にして重合を行なつたところメルトインデッ
クス0.37のポリエチレンが350gr′得られた。
この場合の活性は3.5kg−PEIy−Cat−Hr
でありまたチタン金属当りの活性は92Jk9−PEl
g・Ti−Hrであり四塩化スズの活性向上効果は見ら
れなかつた。実施例4 第事属元素ハロゲン化物として、四塩化スズの代わりに
四塩化ケイ素を用いた他は実施例1と全く同様にして担
体触媒を調製した。
得られた触媒中のチタン成分はチタン金属として33m
gIg触媒であつた。
gIg触媒であつた。
この触媒を用いて実施例1と同様に重合を行なつたとこ
ろメルトインデックス0.41のポリエチレン420g
rが得られた。
ろメルトインデックス0.41のポリエチレン420g
rが得られた。
この場合の活性は4.2kg−PEIf−Cat−Hr
でありまたチタン金属当りの活性は127kg−PEl
9・Ti−Hrであり比較例1より活性の向上が見られ
た。
でありまたチタン金属当りの活性は127kg−PEl
9・Ti−Hrであり比較例1より活性の向上が見られ
た。
また分子量分布の指標である110/12は15で充分
大きかつた。実施例5 第?属元素ハロゲン化物として、四塩化スズの代わりに
四臭化ゲルマニウムを用いた。
大きかつた。実施例5 第?属元素ハロゲン化物として、四塩化スズの代わりに
四臭化ゲルマニウムを用いた。
他は実施例1と全く同様にして担体触媒を調製した。得
られた触媒中のTi成分はTi金属として32m91v
触媒であつた。この触媒を用いて実施例1と同様に重合
を行なつたところ、メルトインデックス0.39のポリ
エチレン410grが得られた。この場合の活性は12
8kg−PElgr′Ti−Hrであり比較例1よ゛り
活性の向上がみられた。又、分子量分布の指標である1
10/12は15.5で充分大きかつた。実施例6 添加する四塩化スズの量を0.04m1(0.01倍モ
ル・量)に変えた他は、実施例1と全く同様にして担体
触媒を調製した。
られた触媒中のTi成分はTi金属として32m91v
触媒であつた。この触媒を用いて実施例1と同様に重合
を行なつたところ、メルトインデックス0.39のポリ
エチレン410grが得られた。この場合の活性は12
8kg−PElgr′Ti−Hrであり比較例1よ゛り
活性の向上がみられた。又、分子量分布の指標である1
10/12は15.5で充分大きかつた。実施例6 添加する四塩化スズの量を0.04m1(0.01倍モ
ル・量)に変えた他は、実施例1と全く同様にして担体
触媒を調製した。
得られた触媒中のTi成分はTi金属として39mgノ
y触媒であつた。本触媒を用いて実施例1と同様にして
重合を行なつたところ、メルトインデックス0.38の
ポリエチレン7375gr′が得られた。この場合の活
性は3.8k9−PEIgr−Cat−Hrであり、ま
たTi金属当りの活性は、96.2kg−PEIgr.
Tl−Hrである。
y触媒であつた。本触媒を用いて実施例1と同様にして
重合を行なつたところ、メルトインデックス0.38の
ポリエチレン7375gr′が得られた。この場合の活
性は3.8k9−PEIgr−Cat−Hrであり、ま
たTi金属当りの活性は、96.2kg−PEIgr.
Tl−Hrである。
Claims (1)
- 1 チタンもしくはバナジウム化合物と有機アルミニウ
ム化合物からなる触媒を用いてエチレンを重合させる方
法において、ハイドロタルサイトの結晶構造を有するマ
グネシウムとアルミニウムの複水酸化物を周期律表第4
a属元素のハロゲン化物と反応させた後、焼成して得ら
れる生成物にチタンもしくはバナジウム化合物を担持し
た触媒成分を使用することを特徴とするエチレンの重合
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP296477A JPS6042803B2 (ja) | 1977-01-17 | 1977-01-17 | エチレンを重合する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP296477A JPS6042803B2 (ja) | 1977-01-17 | 1977-01-17 | エチレンを重合する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5388891A JPS5388891A (en) | 1978-08-04 |
JPS6042803B2 true JPS6042803B2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=11544040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP296477A Expired JPS6042803B2 (ja) | 1977-01-17 | 1977-01-17 | エチレンを重合する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042803B2 (ja) |
-
1977
- 1977-01-17 JP JP296477A patent/JPS6042803B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5388891A (en) | 1978-08-04 |
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