JPS6039229B2 - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents

静電写真用液体現像剤

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JPS6039229B2
JPS6039229B2 JP51144928A JP14492876A JPS6039229B2 JP S6039229 B2 JPS6039229 B2 JP S6039229B2 JP 51144928 A JP51144928 A JP 51144928A JP 14492876 A JP14492876 A JP 14492876A JP S6039229 B2 JPS6039229 B2 JP S6039229B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電写真用液体現像剤に関し、詳しくは非水溶
剤中に主成分としてフラツシングされた着色剤及び樹脂
分散組成物を分散させた静電写真用液体現像剤に関する
一般の静電写真用液体現像剤はカーボンブラック等の顔
料とアクリル樹脂、フェノール変性アルキッド樹脂、ロ
ジン、合成ゴム等の合成又は天然樹脂を主成分とし、こ
れにレシチン、金属石けん、アマニ油、高級脂肪酸等の
樋性制御剤を添加したトナーを脂肪族炭化水素溶剤のよ
うな高絶縁性、低誘導率の非水溶媒からなる担体に分散
したものである。
しかしこのような液体現像剤は樹脂や極性制御剤が経時
と共に担体液中に脱離拡散し極性が不明瞭となること、
更には顔料が強い二次凝集を起こし、ボールミル、アト
ラィタ−あるいは超音波などの通常の装置によっても容
易に一次粒子にまで分散できないため、顔料がトナー粒
子表面に露出され適性制御性が各粒子間でバラツキを生
ずることなどのためにオフセット印刷用、押圧転写、静
電転写、磁気転写などの転写用として使用する場合トナ
ーの転写材料、特に平滑性の高い転写紙、吸油度の低い
紙への転写率が低いものであった。
又従来の現像剤は一次定着性が悪くコピー直後、コピー
紙に触れるとトナーが手に付着する欠点があり、更には
分散安定性に劣ることから保存性、耐久性も十分ではな
かった。本発明は上述の欠点を除去した静電写真用液体
現像剤であって、転写率、保存性、耐久性などを改良さ
せた静電写真用液体現像剤を提供するものである。
即ち本発明は高絶縁性、低誘電率の非水溶媒中に主成分
としてフラツシングされた着色剤と、特定の製法で調整
した共重合体と、軟化点60〜13000のワックス状
物質とを分散させたものである。
非水溶媒中に分散される着色剤にはフラッシング処理し
たものを使用する。フラツシングされた着色剤とは、顔
料の含水ケーキを使用して、製造されるもので、現像液
を構成する担体液体に実質的に不溶(鍵溶又は不溶)な
樹脂により被覆された微粒状顔料を示す通称であり、例
えば有機顔料の含水ペーストとカーボンブラックとから
なる含水ケーキを、現像剤担体液に実質的に不落な樹脂
の溶液とともに混練し、有機顔料およびカーボンブラッ
クをとりまく水を樹脂溶液により置換せしめた後、水お
よび溶媒を除去し、粉砕せしめて得られる。顔料の含水
ペーストは顔料を生成し、ロ過器で水をロ過した顔料ペ
ーストあるいは非水性顔料に水を含ませたペーストをそ
のまま用いることができる。なお顔料としては、カーボ
ンブラックなどの無機顔料あるいは以下に示す有機顔料
を適当に使用できる。有機顔料としては例えばフタロシ
アニンフルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー
、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチ
ルバイオレットレーキ、ピーコツクブルーレーキ、ナフ
トールグリーンB、ナフトールグリーンY、ナフトール
イエローS、リソールフアーストイヱロー20、パーマ
ネントレッド4R、ブリリアントフアストスカーレツト
、ハンザーイエロー、ベンジジンイヱロー、リソールレ
ツド、レーキレツドC、レーキレツドD、ブリリアント
カーミンaB、パーマネントレッドF9R、ピグメント
スカーレット紐およびボルドー1肥等が用いられる。本
発明に用いられるカーボンブラックはファーネスブラツ
ク、アセチレンブラック、チヤンネルブラック等いずれ
も使用可能であり、市販品としてはプリンテツクスG、
スベシヤルブラツク15、スベシヤルブラツク4、スベ
シヤルブラツク4−B(以上デグサ社製)、三菱#44
、#30、MA−11、MA−100(以上三菱カーボ
ン社製)、ラーベン30,40、コンダテツクスSC(
以上キヤボツト社製)が知られている。有機顔料とカー
ボンブラックとの混合比は重量比で1:2〜20が好ま
しく、有機顔料の比率が前記数値以下ではトナーの樋性
の制御が不十分であり、また前記数値以上では画像の色
調が黒色からはずれて事務用の複写画像として不都合で
ある。
カーボンブラックと有機顔料との含水ケーキは樹脂溶液
と共にフラッシャーと呼ばれるニーダに入れ、よく混合
する。これによりカーボンブラックと有機顔料の囲物こ
存在する水が樹脂溶液により置換される。然る後溶剤を
除去して塊状物を得、これを粉砕してフラッシングされ
た着色剤の微粉末とする。フラッシング処理時に用いら
れる樹脂としては、天然樹脂変性石炭酸樹脂、天然樹脂
変性マレィン酸樹脂、ダンマルコーパル、シェラック、
ガムロジン、硬化ロジン、ェステルガムグリセリンェス
テル変性マレィン酸樹脂、スチレンブタジェン共重合体
またはビニルトルェン〜ブタジェン共重合体等の液体現
像剤の担体液体である脂肪族炭化水素に対して不熔の樹
脂が好ましい。そして樹脂の使用量はカーボンブラック
と有機顔料の総重量1重量部に対し1〜4重量部が好ま
しい。またフラッシングする時に重合性モノマーをカー
ボンブラックと有機顔料との総重量1重量部に対し、1
×10‐3〜0.1重量部を重合開始剤とともに添加し
て、フラッシング工程中に前記モノマーを重合せしめる
ことも可能であり、これによりトナー粒子の極性を顔料
だけではなく積極的にこの重合体で制御するようにして
もよい。
このようなモノマーとしては極性制御作用を有するもの
が好ましく、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、ィ
タコン酸、クロトン酸、マレィン酸等の不飽和カルボン
酸、および2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2ーヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル
プロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、スチレン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、Nービニルピロリドン等のビニル系モノマーが例示
される。
以上のようにして得られたフラツシングされた着色剤の
微粉末はカーボンブラックおよび有機顔料が1次粒子の
状態で樹脂によって被覆された微粒状のものであり、ト
ナーに使用した場合、有機顔料がトナー粒子の表面に直
援露出することが防止できる。
本発明において用いられる前記の共重合体は、一般式〔
ここでRは一日又は−CH3基、nは6〜20の整数〕
で示される単量体‘ィ}50〜9の重量部と、前記担体
液に対して不落煤和成分として働く、メチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、
メタクリル酸、グリシジルメタクリレート、およびマレ
ィン酸から成る単量体からなる群から選ばれた少なくと
も1種の単量体仰0.5〜5の重量部とを脂肪族炭化水
素液中で重合して得られた二元又は三元共重合体、もし
くは前記液体中でさらに、前記共重合体にメタクリル酸
又はグリシジルメタクリレートを含むときに必要により
グリシジルメタクリルレート又はメタクリル酸でェステ
ル化して得られた英重合体である。
上記一般式で表わされる単量体の具体例としては、ステ
アリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、ラウ
リルアクリレート、ラウリルメタクリレート、2ーエチ
ルヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリ
レート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタクリレー
ト、セチルメタクリレート、オクチルメタクリレート、
ステアリルビニルェーテル等が挙げられる。
また単量体{口)の具体例としては、メチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、
メタクリル酸、マレィン酸、グリシジルメタクリルレー
トを挙げることができる。
これら単量体(ィ}と単量体{ローとの混合物にさらに
アゾビスィソブチロニトリル、過酸化ペンゾィル等の重
合開始剤を加えた混合物を脂肪族炭化水素及び/又はハ
ロゲン化炭化水素液体中に滴下重合せしめるか、単量体
{ィ)と単量体‘口}及び重合開始剤とを上記溶剤と混
合して重合させることによって液体現像剤としたときに
長期分散安定曲こ優れたものとなる。さらに、本発明に
おいてはトナーの分散性を向上させるために、単量体混
合物中にあるいは重合工程中又は重合終了後に軟化点6
0〜130℃のワックス状物質又はポリオレフィンを添
加し、加熱溶解させた後、冷却せしめる。
脂肪族炭化水素液体としてはnーヘキサン、nーベンタ
ン、i−オクタン、iードデカン等がハロゲン化炭化水
素としては四塩化炭素、パーフルオロェチレン等が例示
される。又本発明における軟化点60〜130℃のワッ
クス状物質又はポリオレフインの具体例を挙げると次の
通りである。
ワックス(パラフィンワックス)の例 〆ーカ− 商 品 名 軟化点ぐ0)純正化学
パラフィンワックス 60〜98小林化工 さらし密
ろう 65セタノール 80 永井化工 さらし密ろう 65 製鉄化学 フローセン 110 軟化点が60〜130q○のワックス状物質又はポリオ
レフィンを、前記した本発明における重合体と併用する
と、ワック状物質又はポリオレフィンは急冷により重合
系中に微粒子状に析出し、溶媒和する共重合体中に分散
されるため、結果的に現像剤としての分散効果を高める
ことができる。
前記共重合体とワックス状物質又はポリオレフィンとの
重量比は、前記共重合体50〜9の重量部に対し、ワッ
クス状物質又はポリオレフィン5〜40重量部である。
ワックス状物質又はポリオレフィンの前記共重合体に対
する重量比が5重量部以下であると画像濃度、定着性が
低くなり、又4の重量部以上であるとトナーの粒径が大
きくなり画像のシャ−プネスが悪くなる。フラッシング
された着色剤と、樹脂分散組成物(既述のように特定の
製法で調製された共重合体と軟化点60〜130qoの
ワックス状物質とからなる)とを分散させる非水溶媒は
高絶縁性、低誘電率のものであって、n−へキサン、n
−ペンタン、インドデカン、イソオクタン等の脂肪族炭
化水素(市販品としてェキソン社製、アィソパ−日、ア
イソ/ぐ一G、アイソ/ぐ一L、アイソ/ぐ一E、シェ
ル石油製、シェルゾール71等がある。
)及び四塩化炭素、パークロルェチレン等のハロゲン化
炭化水素等が挙げられる。なお樹脂分散組成物は非水溶
媒中で重合された樹脂分散液として得られるが、熔体現
像剤中の非水落蝶と重合時における非水溶媒は必ずしも
一致しなくてもよい。以上のようにフラッシングされた
着色剤は一次粒子の状態で樹脂により被覆されており、
又樹脂分散組成物は一般に粒径が小さく、分散安定性、
極性制御性、接着性がすぐれているため、このような成
分を分散させてなる液体現像剤は‘1}トナ−の粒径が
0.3〜0.5ム程度に調整たれて分散されている。■
平滑性が悪くあるし、は吸油度の低い紙にも容易に転写
ができる。糊保存性、耐久性が向上し、1年、3万枚以
上のコピーが可能となる、などの多くの利点を有する。
以下静電写真用液体現像剤に使用された着色剤は次の遜
りである。
着色剤A 水 500夕プリンテツク
スG 30タアルカリブルー
20タフラツシャーでよく鷹梓後、ベツカサィ
トP−720を600夕(10%トルェン溶液)をフラ
ッシャ−に添加してさらに泥練する。
次いで加熱し、減圧して水分と溶剤を除去して含水0.
92%の着色剤の塊状物を得た。これをストーンミルで
粉砕して0.1〜0.2仏の粉末とした。着色剤B 水 560夕カーボンMA
25夕をフラツシヤーでよく
燭拝し、これにシェラツク700夕(10%ブタノール
溶液)、メタクリル酸5夕、アゾビスイソブチロニトリ
ル0.1夕を添加して、フラッシャーを15000に保
ち4時間混糠させた。
次いで加熱真空により残余の水分とともに溶剤を除去し
て、含水分0.80%の着色剤の塊りを得た。これをハ
ンマーミルで粉砕して0.1〜0.3仏の着色剤粉末と
した。着色剤C〜P 着色剤A調製の場合と同様な操作で、原料を変えて着色
剤を調製した。
表−1 次に静電写真用液体現像剤に使用された樹脂分散組成物
は次の通りである。
樹脂分散組成物A 櫨洋後、コンデンサー、温度計、滴下ロードを備え、N
ーシールを行なった四ツロフラスコにn−へキサン10
09を探り95C0に加熱した。
次いで下記の混合液をステアリルメタクリレート
60タメチルメタクリレート 2
0タマレィン酸 10夕パラフィン
ワックス(軟化点8〆0) 30タアゾビスイソブチ
ロニトリル 2夕2時間フラスコ中に滴下し重合
し、更にn−へキサン300夕、トリエチルアミン1.
0夕を加え90q○で6時間重合したところ重合率96
.8%の樹脂分散液を得た。
樹脂分散組成物B アイソパーG 400タステア
リルメタクリレート 809アクリル酸
15夕グリシジルメタクリレート
10タACポリエチレン6&M(アライドケ
ミカル社製) 25夕アゾビスイ
ソブチロニトリル 5タ上記混合液をフラスコに
滴下し、9000で3時間重合後、更にアゾビスィソブ
チロニトリル5夕を加え9000で4時間重合したとこ
ろ重合率97%の樹脂分散液を得た。
樹脂分散組成物C イソオクタン 100夕2−
エチルへキシルメタクリレート 70タイソブチルメ
タクリレート 30タポリェチレン(ユニオ
ンカーバイト社製DYNJ軟化点1020)
30タアゾビスイソブチロニトリル 10
タ上記混合液をフラスコに滴下し、960で3時間重合
後、ィソオクタン300夕とアゾビスィソブチロニトリ
ル5夕を加えて更に4時間重合し、重合率98.5%の
樹脂分散液を得た。
樹脂分散組成物D ラウリルメタクリレート 100タグリシジ
ルメタクリレート 20多過酸化ペンゾィル
39上記混合液を9000で2時
間重合後、メタクリル酸10夕、サンワックス131−
P(三洋化成製)40夕、過酸化ペンゾィル3夕、アィ
ソパーL500夕を加えて更に6時間重合した。
その結果重合率97.4%であり、2000の粘度が3
にPと極めて低粘度の樹脂分散液を得た。樹脂分散組成
物E シェルゾール71(シェル石油製) 400タグリシ
ジルメタクリレート 20多セチルメタクリ
レート 80タヒドロキシエチルメタク
リレート 10タフマール酸
10夕アゾビスイソブチロニトリル 5タ上記
混合液を90℃で4時間反応後、 ALATHON−3(デュポン社製、ポリエチレン)4
0夕、アゾビスイソプチロニトリル3夕、ピリジン0.
1夕を加え、更に3時間重合させたところ、重合率97
.5%、粘度は20q0で34CPの樹脂分散液を得た
樹脂分散組成物F アイソパー日 IOOタラウリ
ルメタクリレート 80タメタクリル酸
10夕過酸化ペンゾィル
1.8夕95午0で6時間重合後、グリシジル
メタクリレート5夕、アゾビスイソブチロニトリル3夕
、ラウリルジメチルアミン1夕を加え更に8時間重合後
、アィソパー日300夕、ALATHON−22(デュ
ポン社製、ポリエチレン)30夕を加え9000で1時
間熔解後冷却して重合率99.4%、粘度4約P(20
℃)の樹脂分散液を作成した。
上記の通りのフラツシングされた着色剤と樹脂分散組成
物(分散液として調製)を表−2の通りに非水分散液中
に分散させて本発明の静電写真用液体現像剤とした。
樹脂分散組成物G 樹脂分散組成物Bの製造において、当初の混合液をフラ
スコに滴下し、90o○で7時間重合したところ重合率
96.1%の樹脂分散液を得た。
樹脂分散組成物日樹脂分散組成物Bの製造において、当
初のアゾビスィソブチロニトリルを10夕とし、後でア
ゾビスィソプチロニトリルを加えない他は同様にして重
合せしめたところ、重合率96.3%の樹脂分散液を得
た。
樹脂分散組成物I 樹脂分散組成物Bの製造において、当初の処方からAC
ポリエチレン6&解を除いた処方液をフラスコに滴下し
、90qoで7時間重合し、これにACポリエチレン6
&船25夕を添加、蝿拝した後冷却して、重合率96.
0%の樹脂分散液を得た。
表−2実施例2において、樹脂分散組成物を樹脂分散組
成物G,日,1にそれぞれ代えた他は同様にして、実施
例7,8および9の現像液を調製した。
これら各現像液のトナーの粒径は0.35〜0.40で
あつた。次に実施例1〜9の現像液の特性について測定
した結果は、表−3に示すとおりであった。
表−3一次定着性:20℃−65%RH、コピー直後か
ら10秒おきに手でこすり、手にトナーが付着しなくな
るまでの時間転写率:転写されたトナ xloo(%)
ドラム上のトナー 比較例 樹脂組成物J 四ツロフラスコにnーヘキサン100夕を探り95℃に
加熱し、これにステアリルメタクリレート
60タメチルメタクリレート 20タマ
レィン酸 10夕パラフインワツク
ス 30タアゾビスイソブチロニトリ
ル 2タ上記混合液を2時間滴下し重合した。
更にnーヘキサン300夕、トリエチルアミン1.0夕
、グリシジルメタクリレート10夕、ハイドロキノン0
.1夕を加え90℃で1期時間反応させた。この樹脂分
散液中にn−へキサン200夕、メチルメタクリレート
50夕、アゾビスイソブチロニトリル2夕を1時間滴下
し、さらに90qoで2時間グラフト反応をさせ、グラ
フト重合体の分散液を得た。重合率は97%であった。
樹脂組成物K 四ッロフラスコにトルェン100夕を探り95qoに加
熱し、これにステアリルメタクリレート 6
0タメチルメタクリレート 20タマレ
ィン酸 10夕アゾビスイソブチロ
ニトリル 2タ上記混合液を2時間滴下し重合し
た。
更にトルエン200タトリエチルアミン1.0夕を加え
9000で6時間重合を続け、重合率98.2%の樹脂
溶液を得た。上記の樹脂組成物100夕と着色剤A50
夕とをシェルゾール71200のこ混合しボールミルで
4斑時間分散させて現像液を調整し前記実施例と同様の
試験をした。
その結果は表−4の通りであった。表−4この結果から
、本発明現像剤に用いる樹脂にさらにグラフ卜部分を有
する樹脂Jを用いて調整した現像剤は、一次定着性が悪
く、またトルェン等芳香族系溶剤中で重合させた樹脂K
を用いた現像剤は転写性が悪い。
さらに両比較現像剤を用いて現像したときの簾像力は、
本実施例での7〜9本/肌に比して劣っている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高絶縁性、低誘電率の脂肪族炭化水素及び/又はハ
    ロゲン化炭化水素担体液中に、(1)フラツシング処理
    された着色剤、(2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでRは−H又は−CH_3基、nは6〜20の
    整数〕で示される単量体(イ)50〜90重量部と、前
    記担体液に対して不溶媒和成分として働く、メチルメタ
    クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリ
    ル酸、メタクリル酸、グリシジルメタクリレート、およ
    びマレイン酸から成る単量体からなる群から選ばれた少
    なくとも1種の単量体(ロ)0.5〜50重量部とを脂
    肪族炭化水素液中で重合して得られた二元又は三元共重
    合体、もしくは前記液体中でさらに、前記共重合体にメ
    タクリル酸またはグリシジルメタクリレートを含むとき
    に必要によりグリシジルメタクリレートまたはメタクリ
    ル酸でエステル化して得られた共重合体、及び(3)軟
    化点60〜130℃のワツクス状物質又はポリオレフイ
    ンを分散含有せしめてなることを特徴とする静電写真用
    液体現像剤。
JP51144928A 1976-12-02 1976-12-02 静電写真用液体現像剤 Expired JPS6039229B2 (ja)

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