JPS6038604Y2 - 紙葉類検出装置 - Google Patents

紙葉類検出装置

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JPS6038604Y2
JPS6038604Y2 JP1222381U JP1222381U JPS6038604Y2 JP S6038604 Y2 JPS6038604 Y2 JP S6038604Y2 JP 1222381 U JP1222381 U JP 1222381U JP 1222381 U JP1222381 U JP 1222381U JP S6038604 Y2 JPS6038604 Y2 JP S6038604Y2
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paper sheet
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JP1222381U
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JPS57126453U (ja
Inventor
正英 山崎
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アンリツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は紙葉類を検出する装置に係り、特に紙葉類が
何枚か重なった状態で送られてきたことを検出する装置
に関するものである。
紙葉類を検出する装置としては、投光部と受光部との間
に紙葉類を通過させ、受光部からの受光信号の強弱によ
り紙葉類を検出するものが従来より知られている。
すなわち、紙葉類が上記投光部と受光部間を通過すれば
、受光部からの受光信号は小さくなり、これにより紙葉
類の通過を検出できる。
ところで、上記のような検出装置において、本来、たと
えば1枚ずつ送られて来るべき紙葉類が2枚以上重なっ
た状態で送られて来た場合には、受光部からの受光信号
が1枚のときに比べて、さらに小さくなることから、2
枚以上重なって送られて来たことを知ることができる。
具体的には、上記受光部の受光信号と所定の基準信号と
を比較器で比較して、受光信号が基準信号より大のとき
は1枚、受光信号が基準信号より小さくなったときは2
枚以上というように判断している。
しかしながら、従来では、上記基準信号は予め定められ
た固定のある一定レベルの信号であるため、たとえば投
光部の光源が劣化したり、光軸上付近にほこりやごみが
存在したりして光量が変化した場合、それに追従した判
定が行なえない問題が生じてくる。
すなわち、光源の劣化により光量が減少した場合には、
それに伴ない、受光部の受光信号も当然小さくなり、紙
葉類が1枚の場合でもその受光信号は小さくなるため、
適確な判定が行なえなく虞れが生じてくるのである。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、紙葉類の
重なりあるいは紙葉類の厚み異常などを、光源の劣化な
どによる光量の変化に影響されることなく常に正確に検
出できる紙葉類検出装置を提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示すものである。
第1図において、1は投光部で、光源11と集光レンズ
12とから構成されている。
2は受光部で、集光レンズ21と光電変換素子22で構
成され、必要に応じて、上記集光レンズ21の入射面側
にくもりガラス23を配置する。
これら投光部1と受光部2は、紙葉類(この例では紙と
して説明し、以下紙という)3の搬送路4を挾むように
対向配置されている。
また、5は上記光電変換素子22からの受光信号をピー
クホールドする第1のピークホールド回路で、この第1
のピークホールド回路5には後述する所定のタイミング
でリセット信号R31が供給されるようになっている。
6は上記第1のピークホールド回路5からの出力電圧を
予め設定された比率で分圧する分圧回路で、抵抗Rと可
変抵抗VRとで構成されている。
また、7は上記光電変換素子22からの受光信号を増幅
する増幅器、8はこの増幅器7のゲインを設定するため
の可変抵抗、9は上記増幅器7の出力をピークホールド
する第2のピークホールド回路である。
この第2のピークホールド9には後述する所定のタイミ
ングでリセット信号R32が供給されるようになってい
る。
また、10は比較器であり、上記第2のピークホールド
9の出力電圧と、前記分圧回路6で分圧された第1のピ
ークホールド回路5の出力電圧とをレベル比較して、た
とえば、第2のピークホールド回路9の出力電圧レベル
が上記分圧回路6で分圧された電圧レベルより小となっ
たときに検出信号(紙3が2枚以上重なったことを示す
信号)を出すものである。
次に上記のように構成されたこの考案の動作を第2図の
タイミングチャートを参照して説明する。
この実施例では、最初に1枚の紙が通過し、次に紙が2
枚重なった状態で通過した場合の動作について説明する
第2図aは光電変換素子22からの出力電圧を示すもの
で、高レベルの部分は紙3が無いときに出力電圧、期間
T1.T2.T3の低レベルの部分ハ紙3が通過したと
きの出力電圧を示しており、図において、紙無しのとき
の出力電圧レベル、すなわちピーク電圧値Vpが徐々に
低下しているのは、光源11の劣化やほこりなどにより
投光量が減少したことによるものである。
この光電変換素子22からの出力は、増幅器7に入力さ
れるとともに第1のピークホールド回路5に入力される
上記光電変換素子22からの出力電圧は、第2図すに示
すように第1のピークホールド回路5でその電圧信号波
形のピーク電圧値Vpがそのままホールドされる。
一方、増幅器7で入力された光電変換素子22からの出
力電圧信号は、可変抵抗8にて設定された増幅率で増幅
されるが、この増幅率は大きな値に設定されており、第
2図aの出力電圧信号の紙無し部分に相当するピーク部
分の電圧Vpは飽和されてしまう。
したがって、この増幅器7の出力信号は第2図Cに示す
ように、ピーク部分が飽和されて同一電圧レベルVsに
なり、紙が通過した期間T1.T2.T3に対応する電
圧信号がその増幅率に従って増幅された波形となる。
しかして、上記増幅器7で増幅された出力は、第2のピ
ークホールド回路9に入力され、そのピーク値がホール
ドされる。
ここで、この第2のピークホールド回路9ては、そのピ
ークホールド動作を所定のタイミングでリセットしてい
る。
この例では時点’ttt3でリセットしている。
このリセットのタイミングは、第2図eのような検出用
の同期信号の立上がりに同期したリセット信号R32(
第2図f)を発生させ、このリセット信号R32により
行なっている。
なお、上記同期信号はその立上がりを検出のタイミング
に供するようにしている。
したがって、この第2のピークホールド回路9からの出
力は最終的には第2図dのようになり、この出力は比較
器10の一方の入力端子に入力される。
一方、第1のピークホールド回路5は、光電変換素子2
2からの出力をピークホールドするが、第2のピークホ
ールド回路9と同様に所定のタイミングでそのピークホ
ールド動作をリセットする動作を行なっている。
この例では時点t2.t、でリセットしている。
上記時点t’>t t4は、時点’if t3を基点と
して少なくとも検出に必要な時間Δtよりも後で、かつ
その紙が通過し終って光電変換素子22からの出力が紙
無しの状態に立上がる時点よりも前とする。
したがって、第2図eに示すような同期信号の立上がり
を基点にして上記した条件を満たすタイミングでリセッ
ト信号R3□を発生させ(第2図g)、このリセット信
号R51により、第1のピークホールド回路5のピーク
ホールド動作をリセットさせる。
したがって、この第1のピークホールド回路5からの出
力は最終的には第2図すのようになる。
上記第1のピークホールド回路5の出力は分圧回路6に
入力され、第2図りの如く予め定められた分圧比で分圧
された後、基準信号レベルとして比較器10の他方の入
力端子に供給される。
この比較器10の他方の入力端子に入力された上記分圧
出力は、光電変換素子22からの受光信号レベルに比例
したレベルの信号となっている。
したがって、光源11が劣化したり、光軸上にごみやほ
こりが存在したりして、光量が減少した場合でも、比較
器10に入力される基準信号レベルはそれに追従して低
下するようになる。
このようにした、比較器10で、第2のピークホールド
回路9からの出力(第2図dの信号レベルを、上記基準
信号(第2図h)と比較すれば通過した紙が1枚である
か、2枚以上重なっているかの検出が行なえる。
これを第2図iを参照して説明する。
同図iにおいて、実線で示すのは第2のピークホールド
回路9の出力波形、一点鎖線で示すのは分圧回路6から
の基準信号波形である。
検出のタイミングは同期信号(第2図e)の立下がりで
とり、この立下がり時点において、第2のピークホール
ド回路9の出力波形レベルが基準信号より大か小かを見
て、大であれば紙は一枚であると判定し、小であれば紙
は2枚以上であると判定する。
比較回路10からは第2図jのような信号が出力される
同図jにおいてSが2枚重なりの検出信号である。
実施例においては期間T2にて紙が2枚以上重なってい
ることを示す。
ここで、基準信号は1回の検出動作が終って次の検出動
作に移る前(受光信号が紙無し状態に立上がる前)にリ
セットされるので、常にそのときの光電変換素子22の
出力(紙無しの出力)のピーク値に比例したレベルの信
号となっている。
したがって、光源11が劣化したりして投光量が減少し
たとしても、それに追従して基準信号のレベルも低下す
るため、紙が一枚であるにもかかわらす、2枚重なりの
判定をしてしまうように不都合を確実に防止できる。
これにより、紙が一枚であるか、2枚以上重なったいる
かの検出を確実に行なえるものである。
なお、上記実施例において、受光部2にくもりガラス2
3を設けたのは、投光量の変化に対する透過光量の変化
を、より直線的にするためである。
すなわち、第3図に示すように、くもりガラス23を設
けると、その直線性はくもりガラス23を設けない場合
(図示破線で示す)に比べて大幅に改善される。
しかし、これはくもりガラスに限られるものではなく、
<もりガラスに代わる他のものを使用しても同様の効果
が得られるものである。
その他この考案は上記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
たとえば、上記実施例では、紙が一枚の場合を正常と腰
それ以上重なった状態で送られてきた場合を異常として
検出する場合を例にとって説明したが、これに限られる
ものでなく、たとえば紙が2枚の場合を正常とし、それ
以上重なった状態で送られてきた場合を異常として検出
することができ、また、規定の厚みより厚い紙を異常と
して検出することができるものである。
以上説明したようにこの考案によれば、投光部と受光部
との間に紙葉類を通過させ、受光部からの受光信号の大
きさを基準信号と比較して、その大小から紙葉類の重な
りまたは紙葉類の厚みを検出する機能を有した紙葉類検
出装置において、上記基準信号を、受光信号を基にして
作り、受光信号に追従したレベルとしたので、光源の劣
化や、光軸上にごみやほこりが存在することによる光量
の変化に影響されることなく、常に高精度な検出が行な
え、実用上きわめて有利な紙葉類検出装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成国、第2図a〜
jは同実施例の動作を示すタイミングチャート、第3図
は同実施例において用いたくもりガラスの効果を説明す
るための図である。 1・・・・・・投光部、2・・・・・・受光部、3・・
・・・・紙、5・・・・・・第1のピークホールド回路
、6・・・・・・分圧回路、7・・・・・・増幅器、9
・・・・・・第2のピークホールド回路、10・・・・
・・比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投光部と受光部との間に紙葉類を通過さけ、受光部での
    受光信号の大きさを基準信号と比較して、その大小から
    紙葉類の重なりまたは紙葉類の厚みを検出する機能を有
    した紙葉類検出装置において、紙葉類無し状態のときの
    上記受光部での受光信号をピークホールドし、検出動作
    終了後にそのピークホールド動作をリセットしたのち、
    次の紙葉類無し状態の受光信号をピークホールドする第
    1のピークホールド回路と、この第1のピークホールド
    回路の出力電圧を、予め設定された比で分圧して基準信
    号として出力する分圧回路と、上記紙葉類無し状態のと
    きの上記受光部での受光信号をピークホールドし、紙葉
    類の通過中でかつ上記第1のピークホールド回路よりも
    早期にそのピークホールド動作をリセットして直ちに紙
    葉類通過中の受光信号をピークホールドする第2のピー
    クホールド回路と、この第2のピークホールド回路から
    のリセット直後のピークホールド値と上記分圧回路から
    の基準信号のレベルとを比較してその大小から紙葉類の
    重なりまたは厚み異常検知信号を出力する比較器とを具
    備したことを特徴とする紙葉類検出装置。
JP1222381U 1981-01-30 1981-01-30 紙葉類検出装置 Expired JPS6038604Y2 (ja)

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JPS57126453U JPS57126453U (ja) 1982-08-06
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