JPS6038156A - 輪転印刷機用の胴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輪転印刷機用の胴であって、少なくとも１つ
の胴溝を有しており、胴溝内にゴムブランケット若しく
は版板の端部を受容するだめの固定機構及びゴムブラン
ケット若しくは版板の端部を胴溝内に導入した後に胴溝
をおおうための軸線方向に延びた充填片が設けられてい
る形式のものに関する。

従来の技術 可とう性の版板を輪転グラビア印刷機の版胴に緊定する
前記形式の装置は***国特許出願公告第２８０４３０４
号明細書によりすでに公知である。この場合、充填片は
２つの成形条片から成っており、成形条片は２つの緊定
装置によって胴溝内に固定可能である。各成形条片は版
板の一端に結合されている。従って緊定若しくは固定装
置は複雑であって、高価である。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、輪転印刷機用の、少なくとも１つの胴
溝を備えた胴を改善して、少ない構成部分を用いて版板
若しくはゴムブランケットの緊定を可能にし、この場合
充填片が版板若しくはゴムブランケットを緊定した後に
胴材料自体に支持されるようにして、緊定及び固定機構
が隣接の胴の当付は力によって負荷されないようにする
ことである。

問題点を解決するための手段 本発明の構成では、前記課題を解決するために、胴溝内
にσ１込み可能な充填片が凸出された櫛状のフィンガを
有しており、フィンガが充填片の軸線方向の第１の位置
で、胴溝内に配置された対応するフィンガ間を半径方向
に運動可能になっており、充填片が軸線方向調節装置に
よって軸、線方向の第２の位置へ運動可能になっており
、この第２の位置で充填片のフィンガが胴溝内のフィン
ガの上側に位置しこのフィンガに支持されるようになっ
ており、充填片に押出し条片が設けられており、この押
出し条片が軸線方向に延びる回転可能な案内管内に係合
しており、案内管によって充填片がゴムブランケット若
しくは版板の端部を胴溝内に導入する前に＋ｆｂ線方向
の第１の位置で胴溝内に引込み可能になっていてかつ端
部の導入の後にほぼ半径方向に押出し可能になっており
、次いで充填片が軸線方向調節装置によって軸線方向の
第２の位置へ移動可能になっており、この軸線方向の第
２の位置で充填片が胴溝をおおうようになっている。

本発明の有利な実施態様が特許請求の範囲第２項以下に
記載しである。

実施例 第１図から明らかなように、帯体に印刷を行うためのオ
フセット・輪転印刷機のゴム胴１」二で胴溝２内にゴム
ブランケット３の端部が取イ＝Ｊけられる。両方の端部
は端部の容易な導入のためにそれぞれ補強条片４，５を
備えており、両方の補強条片は一緒に緊定スピンドル７
のスリット６内に導入される。

第１図にはゴムブランケット３が緊定された状態で示し
である。この状態で胴溝２は充填片８によって完全にお
おわれ、すなわち閉じられている。第２図には充填片８
が胴溝内に引込められた状態で示してあり、充填片の引
込みによってスリット６内への補強条片４，５の導入が
簡単に行われる。補強条片を導入しかつ、緊定スピンド
ル７を回動することによってゴムブランケット３を少な
くとも部分的に緊張した後に、充填片８が押出され、充
填片のゴム胴ｌの円筒形の輪郭に合わされた表面９がゴ
ム胴１の周壁に段の生じないように接続する。この状態
（第１図）では胴溝２の残された幅はゴムブランケット
３の２倍の厚さに相応している。

第３図及び第４図から明らかなように、充填片８は互い
に間隔を以って配置されたフィンが１４を有しており、
このフィンガ１４は充填片８の軸線方向の第１の位置で
、胴溝２内に不動に配置された対応するフィンガ１５に
わたって若しくはフィンガ１５間を移動可能であり、そ
の結果充填片８は第２図に示す引込められた位置に移さ
れ、この位置でゴムブランケット３の補強条片４，５の
導入が行われる。フィンが１５は有利には胴材科内に形
成されている。

充填片８はさらに有利には軸線方向に一貫した押出し条
片１０を有しており、この押出し条片を用いて充填片８
は軸線方向の第１の位置で引込め若しくは押出される。

このために押出し条片１０は回転可能な案内管１１のス
リット内に配置されており、案内管１１の回転に際して
充填片８は回転方向に相応して押出され若しくは引込め
られる。案内管１１を回転させるためにウオーム歯車装
置が適しており、ウオーム歯車装置はウオーム歯車１２
及びウオームＩ３から成っており、ウオーム歯車及びウ
オームはゴム胴１の端面に配置されている。この場合、
案内管ＩＩは案内ｔｎ；の延長部で以ってゴム胴１の長
さを越えて突出しており、ゴム胴の端面につＡ−ム爾車
１２が適当な形式で数句けられる。

案内管１１は通常の形式でゴム胴１内に支承ぎれている
。補強条片４．５を緊定スピン−ルア内に導入した後に
緊定スピンドル７が少なくとも部分的に回動させられ、
次いで充填片８が第１図に示す位置に押出される。次い
で充填片８の軸線方向移動が行われ、このために第１２
図に示す充填片８の軸ビン２９と偏心体２８とから成る
偏心駆動装置が用いられ、偏心駆動装置は同じくゴム胴
１の端面に配ｌｉｄされる。充填片の軸線方向の移動に
よって充填片８のフィンガ】４は対応する不動のフィン
ガＩ５の上側に達し、その結果フィンガ１４はフィンｉ
ｆ　ｌ　５に支持される。充填片８は運転状態ではザム
胴自体内に支持されているので、押出し及び偏心駆動装
置に負荷がかかることはなく、さらに充填片８０曲変形
をおそれる必要はない。それというのは胴溝２の全長に
わたってフィンが１５及び１４が配置されており、均一
な支持が保証されるからである。第１図及び第２図がら
明らかなように充填片８をゴム胴の胴溝壁に沿って案内
することによって充填片８の傾倒が確実に避けられる。

第３図及び第４図に充填片８の軸線方向移動運動が２重
矢印”ｐ／’で示しである。

第５図から第８図に示した変化実施例においては、ゴム
ブランケット３のもっばら一方のｉ７１■部の補強条片
４が緊定スピンドル】８内に配置されているのに対して
、ゴムブランケット３の他方の端部の補強条片５は胴溝
的自体に固定されている。充填片８の第５図に示す位置
ではゴムブランケット３の端部の補強条片５は胴溝内へ
容易に導入される。この補強条片５を固定するために胴
溝２の底部に保持条片１６が設けられており、この保持
条片は軸線方向に延びる切欠き１７を有している。緊定
スピンドル１８をわずかに回動させる際に補強条片５は
緊定スピンドル１８の扁平部１９に続く外周区分によっ
て切欠き１７内へ押込まれる（第６図参照）。

第７図には充填片８を押出してゴムブランケット３を緊
定した位置が示しである。

第８図から明らかなように、緊定スピン１ル１８に例え
ばマグネット２０が配置されており、このマグネットは
所定の回動位置で補強条片５と向き合う。補強条片５は
磁化材料から成っているので、前記所定の回動位置では
補強条片５はマグネット２０によって切欠き１７内から
引き出される。次いで緊定スピン１２ル１８を逆時計口
りにわずかに回動さぜると、ゴムブランケット３の補強
条片５を備えた端部が胴溝から容易に抜き出される。：
ｆｆ′ムブランケット３の補強条片５を備えた端部を抜
き出す前に補強条片４を備えた端部が緊定スピンドル１
８の第６図に示す位置で緊定スピンドル１８から簡単に
扱き出される。第１図から第４図に示す実施例とは逆に
、第５図から第８図においてはゴムブランケット３の緊
張はゴムブランケットの補強条片４を備え緊定スピンド
ル１８内に導入された端部を介して行われる。

本発明は、オフセット輪転印刷機のザム胴への使用にも
、オフセット輪転印刷機の版胴への使用並びに版胴に巻
付けるいわゆるラップランド版を緊定するグラビア印刷
胴への使用にも適している。第９図及び第１０図に示す
ように版板２２若しくはラップランド版の折曲げられた
端部２５及び巻曲げられた端部２４が充填片８の押出し
に際して胴溝２３を備えた版胴２１に緊定される。版板
２２若しくはラップランド版の巻曲げられた端部２４は
緊定スピンドル２６の切欠き２７内にそう人され、この
ことは第１０図に示しである。次いで緊定スピンｒル２
６が適当に回動せしめられ、充填片８が押出され第９図
に示す外側の位置を古め、胴溝２３が閉じられ、すなわ
ちおおわれる。充填片８の軸線方向移動によってすでに
述べたように充填片８がそのフィンガＩ４で以って胴溝
２３のフィンガニ５に支持される。この実施例において
は充填片８は図面で見て右側で直接に緊定スピンドル２
６によって案内されており、その結果充填片８が案内管
１１のスリットからすべり落ちることはない。

第１図から第８図の実施例に対するゴムブランケットの
特に有利な実施例が第１１図に示しである。ゴムブラン
ケット３０はゴム外被３１と織布から成っており、織布
は両端部を符号３２．３３で示しである。ゴム外被３１
は有利には両端を・切除されており、その結果もっばら
織布だけが残されている。補強のために織布の端部３２
，３３には補強条片３４．３５が取付けられている。ゴ
ム外被３１の長さは、有利にはゴムブランケット３０の
固有の伸びを考えに入れてゴムプランケラ）３０をザム
胴に緊定した状態でゴム外被の端面３６，３７が残され
た溝開口上で互いに突き当てられ、これによっていわば
継ぎ目のない若しくは平滑な段差のない移行が行われ、
ザム胴の全周にわたって一貫したゴム外被の印象が得ら
れるように規定されている。このような寸法のゴムブラ
ンケット若しくはゴム外被の利点は、もっばらゴムブラ
ンケット３０の薄い端部、すなわち織布端部３２，３３
だけしか溝内に導入されず、これによって充填片８の押
出された際の溝の残留すき間が小さく設定され、ザム胴
の転勤に際して胴振動の原因となるような衝撃が発生し
ないことにある。

前述のような衝撃若しくは胴振動は周知のように印刷物
に不都合なしま模様を生ぜしめる。はぼ６００　ａｍｍ
内円周おいては溝の臨界的な幅はほげ２朋である。公知
の若しくはオフセット技術で用いられるゴムブランケッ
トは１．９ｍｒｎの厚さを有しているのに応じて、半分
はおおよそ織布にかつ半分はゴム外被に分配され、それ
は胴溝の臨界的なは＃ｔ　２　ａｍＯ幅以下で充填片８
の相応する設計によって可能である。別の利点としてゴ
ム外被は端面３６．３７をかるく創めに切除され、その
結果突き合わせ継目が胴溝２上で斜めに位置し若しくは
延びる。

すでに述べたように、充填片８は例えば偏心駆動装置を
用いて軸線方向に移動させられる。

第１２図から明らかなように、ゴム胴１の右側に充填片
８の軸ピン２９内に係合した偏心体２８が設けられてお
り、この偏心体によって充填片８が矢印Ｂで示すように
軸線方向に移動可能である。偏心体を回転させるために
は六角部３８が用いられる。第１２図には案内管１１を
回転するためのウオーム駆動装置ｉ’ｊ１２　、１３並
ヒに緊定スピンドル８を回転させるためのウオーム駆動
装置も示しである。

発明の効果 本発明に基づく装置においては、単一の充填片が胴溝内
で、ゴムブランケット若しくは版板の緊張若しくは緊定
のために引込み可能であってかつゴムブランケット若し
くは版板の端部を導入若しくは固定した後に簡単に押出
され、次いで軸線方向に移動させられて胴溝を完全に閉
鎖可能になっており、その結果胴振動を生ぜしめるよう
な不都合な胴溝衝撃が実質的に避けられる。さらに充填
片が、引込められることに基づきゴムブランケット若し
くは版板の緊張過程のじゃまにならない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図はゴ
ム胴の胴溝内に配置された第１実施例の充填片を押出し
位置で示す横断面図、第２図は第１実施例を引込み位置
で示す横断面図、第３図は第１図の■−■線に沿った断
面図、第４図は第１図の矢印■の方向で見た部分平面図
、第５図は第２実施例の充填片をゴムブランケットの一
方の端部を導入並びに固定する状態で示す横断面図、第
６図は第２実施例をゴムブランケットの他方の端部を導
入する状態で示す横断面図、第７図は第２実施例をゴム
ブランケットの緊定状態で示す横断面図、第８図は第２
実ｆｌ＋ｌｌをゴムブランケットの一方の端部を抜き出
す状態で示す横断面図、第９図は第３実施例の充填片を
オフセット版板若しくはグラビア印刷ラップランド版の
緊定状態で示す横断面図、第１０図は第３実施例をオフ
セット版板若しくはグラビア印刷ラツゾラン１−″版の
一端を胴溝内に導入する状態で示す横断面図、第１１図
はゴムブランケットの変化実施例の側面図、第１２図は
充填片を軸線方向移動させるための装置の平面図である
。 １・・・ゴム胴、２・・・胴溝、３・・・ゴムブランケ
ット、４及び５・・・補強条片、６・・・スリット、７
・・・緊定スピンドル、８・・・充填片、９・・・表面
、１０・・・押出し条片、１１・・・案内管、Ｉ２・・
・ウオーム（ｈ　車、１３・・・ウオーム、１４及び１
５・・・フィンガ、１６・・・保持条片、１７・・・９
Ｊ欠き、１８・・・緊定スピンドル、１９・・扁平部、
２０・・・マクネット、２１・・・版胴、２２・・・版
板、２３・・・胴溝、２４及び２５・・・端部、２６・
・・緊定スピンドル、２７・・・切欠き、２８・・・偏
心体、２９・・・軸ピン、３０・・・ゴムブランケット
、３１・・・ゴム外被、３２及び３３・・・端部、３４
及び３５・・・補強条片、３６及び３７・・・端面、３
８・・・六角部（ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　輪転印刷機用の胴であって、少なくとも１つの胴
   溝を備えており、胴溝内にゴムブランケット若しくは版
   板の端部を受容するための固定機構及びゴムブランケッ
   ト若しくは版板の端部を胴溝内に導入した後に胴溝をお
   おうための軸線方向に延びた充填片が設けられている形
   式のものにおいて、胴溝（２）内に引込み可能な充填片
   （８）が面出された櫛状のフィンｆｆ（１４）を有して
   おり、フィンガ（１４）が充填片（８）の軸線方向の第
   １の位置で、胴溝（２）内に配置された対応するフィン
   が（１５）間を半径方向に運動可能になっており、充填
   片（８）が軸線方向調節装置によって軸線方向の第２の
   位置へ連動可能になっており、この第２の位置で充填片
   （８）の上側に位置しこのフィンガ（１５）に支持され
   るようになっており、充填片に押出し条片（１０）が設
   けられており、この押出し条片が軸線方向に延びる回転
   可能な案内管（１゜１）内に係合しており、案内管によ
   って充填片（ｓ）がノムブランケツ）（３，３０）若し
   くは版板の端部を胴溝（２）内に導入する前に軸線方向
   の第１の位置で胴溝内に引込み可能になっていてかつ端
   部の導入の後にほぼ半径方向に押出し可能になっており
   、次いで充填片（８）が軸線方向調節装置によって軸線
   方向の第２の位置へ移動可能になっており、この軸線方
   向の第２の位置で充填片（８）が胴溝をおおうようにな
   っていることを特徴とする輪転印刷機用の胴。 ２、：／′ムブランケット（３）の両方の端部（４，５
   ）が唯一の緊定スピンドル（７）を用いて緊定可能にな
   っている特許請求の範囲第１項記載の胴。 が緊定スピンドル（１８）内に配ｌｉｔされかつ他方の
   端部（５）が胴溝（２）内に設けられた軸線方向に延び
   る切欠き（１７）内に配置されており、この切欠き内か
   ら他方の端部（５）が緊定スピン１：ル（１８）に配置
   された引張装置によって引出されるようになっている特
   許請求の範囲第１項記載の胴。 ４、　引張装置がマグネツ）（２０）である特許請求の
   範囲第３項記載の胴。 ５　案内管（１１）が端面側のウオーム駆動装置によっ
   て回転させられるようになっており、充填片（８）が端
   面側の偏心駆動装置によって軸線方向に移動させられる
   ようになっている特許請求の範囲第１項から第４項のい
   ずれか１項記載の胴。 ６　緊定スピンドル（１８）が所定の位置で切欠き（１
   ７）内へのゴムブランケット（３）の一方の端部の導入
   を許す扁平部（１９）を有している特許請求の範囲第４
   項記載の胴。 ７　ゴムブランケット（３）の端部が厚さを減少させら
   れており、ゴムブランケットの厚さの減少させられた薄
   い区分だけが胴溝内に引込まれており、ゴムブランケッ
   トの厚さの減少に基づく段部を成す端面（３６，３７）
   がゴムＩＪ１．ｉｌ　（１）上にゴムブランケットを緊
   定した状態で互いに当接している特許請求の範囲第１項
   から第６項までのいずれか１項記載の胴。 ８　薄い区分がわずかに斜めに延びており、形成される
   突合わせ箇所が胴溝（２）上でわずかに斜めに延びてい
   る特許請求の範Ｕｆｉ第７項記載の胴。