JPS6036598Y2 - 連続溶融めつき装置における鋼帯の振れ防止装置 - Google Patents

連続溶融めつき装置における鋼帯の振れ防止装置

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Publication number
JPS6036598Y2
JPS6036598Y2 JP13330680U JP13330680U JPS6036598Y2 JP S6036598 Y2 JPS6036598 Y2 JP S6036598Y2 JP 13330680 U JP13330680 U JP 13330680U JP 13330680 U JP13330680 U JP 13330680U JP S6036598 Y2 JPS6036598 Y2 JP S6036598Y2
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JP
Japan
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copper strip
gas wiping
continuous hot
magnetic force
steel strip
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Application number
JP13330680U
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JPS5756758U (ja
Inventor
和美 西村
健二 田伏
忠 西野
智明 木村
充 久保
Original Assignee
日新製鋼株式会社
株式会社日立製作所
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Publication date
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  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスワイピング装置を備えた連続溶融めっき装
置のガスワイピング位置における銅帯の振れ、湾曲等の
防止をはかった銅帯の振れ防止装置に関する。
銅帯を前処理帯にて連続的に加熱還元した後溶融金属浴
に導き、その後該浴より上昇する部分にてガスワイピン
グ(気体絞り)装置よりワイピングガスを吹付けてめっ
き厚みを制御する連続溶融めっき装置においては、銅帯
のめっき厚みはワイピングガスを吹付けるガスワイピン
グノズルと銅帯との間隔の影響を著しく受け、一般に銅
帯に振れ、湾曲等が生じると、銅帯の巾方向および表裏
のめつき厚みは不均一となり、めっき厚みにはバラツキ
が生じる。
一方近年連続溶融めっき装置はますます高速化されるに
至り、これにつれて、溶融金属浴よりトップロールに至
る銅帯のフリーパス区間も著しく長くなるにおよんでい
る。
このためめっき厚みを制御するガスワイピング位置にお
いては、銅帯に振れ、湾曲等が著しく発生するようにな
り、ガスワイピング装置の特徴である均一なめっき厚み
の制御が困難となっている。
ところで近年このようなフリーパス区間における銅帯の
振れ、湾曲等を非接触的に防止する銅帯の振れ防止装置
が開発され、実用に供されている。
この装置は永久磁石、電磁石等の磁力手段を銅帯の少く
とも一側のエッヂに近接して配置し、該手段により銅帯
に巾方向外向きの張力を非接触的に付与するようにした
ものである。
しかしてこのような装置を連続溶融めっき装置に適用す
るにあたっては磁力手段をガスワイピング位置、具体的
には銅帯の両面側に対向して配置された1対のガスワイ
ピングノズルの間に銅帯のエッヂに近接して配置するの
が最も効果的である。
しかしこのような配置はガスワイピングノズルの大きさ
、配置等の関係で極めて困難である。
これはガスワイピングノズルとして種々の鋼帯巾および
パスラインの変動に対応できるよう通板可能な銅帯の最
大巾より長いものを使用しており、磁力手段をガスワイ
ピングノズルの間に配置すると、これが障害となって、
めっき厚みを薄くする場合ガスワイピングノズルを銅帯
に接近させることができなくなる場合があるからである
このため従来磁力手段は保守管理が容易なガスワイピン
グノズル上側のみに配置して銅帯の振れ防止をはかつて
きたが、まだ銅帯には微小な振れ、湾曲等が発生すると
いう問題があった。
本考案はかかる問題を解決するため、ガスワイピングノ
ズルの上側のほか、下側(溶融金属浴側)にも磁力手段
を配置し、ガスワイピングノズルの下側のところにても
銅帯に張力を付与できるようにしたのである。
しかし磁力手段をガスワイピングノズルの下側に配置し
た場合磁力手段は高温の雰囲気にさらされることになり
、磁力手段が永久磁石の場合などはその磁力が低下する
ものである。
またスプラッシュ金属が付着し、これが銅帯と接触して
、未凝固状態にあるめっき層に傷を与えることにもなる
又磁力手段には通常移動装置を取付けて銅帯の巾および
パスラインの変動に追従できるようにする必要があるが
、この場合下側の磁力手段にも別に移動装置を設けるこ
とは構造を複雑にするきらいがある。
これらのため各磁力手段はともにガスワイピングノズル
の部分を迂回する1体のケースに収容し、かつ該ケース
を冷却構造にするのが好ましいものである。
以下図面により本考案を具体的に説明しよう。
第1〜3図は連続溶融めっき装置に本考案の銅帯の振れ
防止装置が取付けられた状態を示すもので、11はガス
ワイピング装置のガスワイピングノズルであって、通常
溶融金属浴12の直上に1対相対向して配置されている
鋼帯13は溶融金属浴12でめっきされた後押えロール
14を経て、前記ガスワイピングノズル11の間を通過
してゆくのであるが、その通過の際ガスワイピングノズ
ル11より吹付けられるワイピングガスにより吹拭され
、そのめっき厚みが制御される。
ガスワイピングノズル11が配置されている近傍の銅帯
の巾方向両側には鋼帯13のエッヂに近接して、ガスワ
イピングノズル11を迂回するケース15が配置されて
いる。
このケース15は非磁性材よりなる肉薄の二重管で、そ
の下端は溶融金属浴12の上に位置し、かつガスワイピ
ングノズル11の上側、下側の部分は鋼帯13のエッヂ
と平行になっている。
このケース15には冷却媒体注入口16と排出口17と
が設けられていて、その内部が冷却できるようになって
いるとともに、その一部には腕18が固着され、移動装
置(図示せず)に連結支承されて、鋼帯13の巾方向に
移動できるようになっている。
上記のケース15のうち、鋼帯13のエッヂと平行な部
分であるガスワイピングノズル11の上側、下側の部分
には永久磁石19および19aが収容され、鋼帯13に
対して巾方向外向きの張力を非接触的に付与できるよう
になっている。
これらの永久磁石19,19aはともにケース15内に
おいて、支持部材20に取付けられ、ケース15内に固
定されている。
さて上記装置においては永久磁石19.19aがガスワ
イピングノズル11の上側、下側に配置されているので
、鋼帯13はガスワイピングノズル11を通過する際、
その上下にて巾方向外向きの張力を付与されることにな
り、銅帯13の振れ、湾曲等はその上側にのみ配置して
いた従来の場合より一層小さくなるものである。
また下側の永久磁石19aは高温のワイピングガスや溶
融金属浴12の熱影響やスプラッシュ金属の影響を受け
やすい部分に配置されているが、冷却構造のケース15
内に収容されているので、それらの影響を受けることが
ない。
さらに上下の永久磁石19.19aは1体のケース内に
収容されているので、銅帯13のエッヂとの間隔調整は
同時に行うことができるものである。
なお上記実施例においては、下側の永久磁石19aはガ
スワイピングノズル11と溶融金属浴12との間に配置
されているが、本考案の場合、ケース15の下側を溶融
金属浴12の中にまで浸漬して、永久磁石19aが溶融
金属浴12内で鋼帯13に張力を付与するようにしても
よい。
この場合、溶融金属浴12内に浸漬され、従来鋼帯13
の振れを防止していた押えロール14と同等の機能を果
すことになるので、押えロール14を省略することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は連続溶融めっき装置に本考案の銅帯の振れ防止
装置を取付けた場合の断面図、第2図はその正面図であ
る。 また第3図は永久磁石の取付は状態を示す側面図である
。 11・・・・・・ガスワイピングノズル、12・・・・
・・溶融金属浴、13・・・・・・鋼帯、14・・・・
・・押えロール、15・・・・・・ケース、16・・・
・・・冷却媒体注入口、17・・・・・・冷却媒体排出
口、18・・・・・・腕、19,19a・・・・・・永
久磁石、20・・・・・・支持部材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ガスワイピング装置を備えた連続溶融めっき装置
    において、銅帯に巾方向外向きの張力を非接触的に付与
    するための磁力手段が銅帯のエッヂに近接した状態で、
    前記ガスワイピング装置のワイピングノズル上下両側に
    配置されていることを特徴とする連続溶融めっき装置に
    おける銅帯の振れ防止装置。
  2. (2)磁力手段が永久磁石であって、ガスワイピングノ
    ズル上下両側に配置された該永久磁石は冷却構造となっ
    た1体の非磁性ケース内に収容されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の連続溶融めっ
    き装置における銅帯の振れ防止装置。
  3. (3)上下に配置された磁力手段は上下とも共通の移動
    装置に連結され、銅帯の巾方向に一体的に移動されるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の連
    続溶融めっき装置における銅帯の振れ防止装置。
JP13330680U 1980-09-19 1980-09-19 連続溶融めつき装置における鋼帯の振れ防止装置 Expired JPS6036598Y2 (ja)

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JPS5756758U JPS5756758U (ja) 1982-04-02
JPS6036598Y2 true JPS6036598Y2 (ja) 1985-10-30

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JPH035321Y2 (ja) * 1985-04-30 1991-02-12

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