JPS6036537Y2 - アイドラ支持機構 - Google Patents

アイドラ支持機構

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JPS6036537Y2
JPS6036537Y2 JP884779U JP884779U JPS6036537Y2 JP S6036537 Y2 JPS6036537 Y2 JP S6036537Y2 JP 884779 U JP884779 U JP 884779U JP 884779 U JP884779 U JP 884779U JP S6036537 Y2 JPS6036537 Y2 JP S6036537Y2
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JP
Japan
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idler
members
pair
piece
support mechanism
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Expired
Application number
JP884779U
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English (en)
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JPS55109087U (ja
Inventor
知之 高橋
富司真路 山本
英一 村本
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は装軌車両のアイドラをトラックフレームに支持
する機構に関するものである。
従来、この種のアイドラはトラックフレームに長手方向
移動自在に支持されているのみであって上下方向には固
定されている。
このために、作業中に装軌車両が大きな障害物を乗り越
えた場合には通常負荷荷重よりも大きな負荷が作用する
ので、それだけ大きな強度が必要であり履帯機構(アッ
センブリ)も高強度とする必要があり足廻りが大型化、
重量大となるために装軌車両の走行抵抗が犬となって走
行用動力が大となると共に、大きな障害物乗り越え時に
車体に衝撃力が作用し乗り心ちが悪くなるとの不具合を
有する。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的はアイドラをトラックフレームに長手方向移動自在で
かつ上下方向の大荷重が作用した時には上方に移動でき
るように支持したアイドラ支持機構を提供することであ
る。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
トラックフレーム1の前端側は第1・第2部材2t =
22に分岐し、第1・第2部材2□、2゜の上面3に
は固定プレート4が長手方向に固設され、該各固定プレ
ート4には左右一対の受体5が摺動プレート6を介して
長手方向に移動自在にそれぞれ載置してあり、左右一対
の受体5,5の孔7.7に亘って軸8が横架支承しであ
る。
該軸8にはアイドラ9がブツシュ10を介して回転自在
に設けてあり、ブツシュ10の端面10aと受体5の端
面5aとの間にはフローテングシ−ル11が設けである
各受体5の外端面5bには側部サポート12がボルト1
3でそれぞれ締付固定され、各側部サポート12の下部
内側面12aは第1・第2部材21.2□の外側面14
に固設した固定プレート15にそれぞれ摺接している。
16は左右一対の上下サポートで、前記アイドラボス部
9aに遊嵌された本体17の上部に取付片18を一体形
成し、下部に押え片19を一体形成した形状であり、取
付片18は受体上面5cにシム20を介してボルト21
で締付固定され、押え片19は第1・第2部材2□、2
□内に設けた緩衝体22に固設した固定プレート23に
摺動自在に当接している。
前記緩衝体22はゴム体24の上下にプレート25.2
6を焼結固定し、その上プレート25を部材内部上面2
7に固定すると共に、下プレート26を部材下向開口2
8より下方に突出させかつ部材下端面29に締付けた一
対の予圧プレート30.30を下プレート26の長手方
向両端部に押しつけてゴム体24を圧縮変形させ、下プ
レート26の長手方向中間部に固定プレート23を部材
下向開口28より下方に突出するように固設した構造と
なっている。
前記各受体5は図示しないアイドラ緩衝機構に連結しで
ある。
本考案は以上の様に構成したので、左右一対の受体5,
5が第1・第2部材21,2゜の上面3に沿って長手方
向に移動できることによってアイドラ9はトラックフレ
ーム1の長手方向に移動できると共に、左右一対の側部
サポート12.12と第1・第2部材21,2゜の外側
面14,14とによって左右一対の受体5,5の左右方
向の移動を規制できるので、アイドラ9は左右に動くこ
となしにトラックフレーム1の長手方向に沿って移動で
きる。
また、装軌車両が大きな障害物を乗り越えた時アイドラ
9に上向の大荷重(衝撃力)F□が作用すると軸8、受
体5を介して上下サポート16に上向の移動力が作用し
、押え片19が緩衝体22を圧縮変形してその大荷重を
吸収緩和するからトラックフレーム1に大荷重が伝播し
ない。
したがって、各部の強度を著しく強くする必要がなくア
イドラアラシイを小型、軽量化できると共に、履帯アラ
シイに作用する負荷も軽減され小型軽量化できるから足
廻りを小型・軽量として走行抵抗を軽減して走行用動力
を小とでき、さらには車体に衝撃力が作用しないから乗
り心地を向上できる。
また、緩衝体22はトラックフレーム1の分岐した第1
・第2部材21,2゜の中空部内に設けられているから
、緩衝体22の設置スペースを必要としないと共に、従
来のアイドラ支持機構を僅かに変更するだけで良いから
経済的で、しかも緩衝体22に土砂や岩石が当ることが
なくて緩衝体22を保護できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図はその■−■線断面図、第3図は第2図の■−■
線断面図である。 1はトラックフレーム、5は受体、9はアイドラ、16
は上下サポート、22は緩衝体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラックフレーム1の前端側を下部が開口した中空形状
    の第1・第2部材21,2□に分岐し、その第1・第2
    部材2□、2□の上面3には左右一対の受体5を長手方
    向に移動自在にそれぞれ載置すると共に、その左右一対
    の受体5,5の孔7.7間に軸8を横架支承し、この軸
    8の軸方向中間部にアイドラ9を回転自在に設けると共
    に、前記各受体5の外端面5bに側部サポート12をそ
    れぞれ固定し、その各側部サポート12を第1・第2部
    材2□、2゜の外側面14にそれぞれ摺接すると共に、
    本体17の上下部に取付片18と押え片19とを一体形
    成して左右一対の上下サポート16.16とし、この各
    上下サポート16の本体17をアイドラボス部9aの両
    側にそれぞれ遊嵌し、かつ各取付片18を各受体5の上
    面5Cに固定すると共に、各押え片19を第1・第2部
    材2□、2□の中空部内にそれぞれ設けた緩衝体22の
    下面に長手方向に摺動自在にそれぞれ当接したことを特
    徴とするアイドラ支持機構。
JP884779U 1979-01-29 1979-01-29 アイドラ支持機構 Expired JPS6036537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP884779U JPS6036537Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 アイドラ支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP884779U JPS6036537Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 アイドラ支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55109087U JPS55109087U (ja) 1980-07-30
JPS6036537Y2 true JPS6036537Y2 (ja) 1985-10-30

Family

ID=28818558

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JP884779U Expired JPS6036537Y2 (ja) 1979-01-29 1979-01-29 アイドラ支持機構

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JPS55109087U (ja) 1980-07-30

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